先日、やっと作った時間を利用してカーオーディオの相談にショップへ足を向けた。
実は我が家に 「アクセラ」 が来た約2年前から、何度かお世話になっている。
大概の「アクセラ」 は純正オプションの 「BOSE」 がチョイスされるが、私は何度か試乗車に音源を持ち込んで聞き込んだ結果、魅力を見い出せなかった。
なので、未だに純正(ショボイ)のスピーカーのままだ。
音源が「マツコネ」なので、二の足を踏んでいたというのもあるw
それでも最近、カプラーオンでマツコネの配線に割り込めるオーディオデバイスが増えてきた。
鮮度の高い音源が持ち込める環境が、やっとこさマツダ車にも整いつつある。
家でも車でも音楽を聴くのが大好きな当方にとっては、とても嬉しい事ですw
取り敢えず、前々から気になっていた、もっともチープな部分から手を入れていくことに。
「スピーカー」です。
「アクセラ」 に付いてくるソレは、とてもチープで、原価千円しないのではという見るからにお粗末なモノです。
今回はアンプ(DSP)を入れず、音の出口だけシッカリと固めてみる事に。
当然、台座(バッフル)も既製品ではなくワンオフでお願いする事になりました。
BOSE装着車でも気になった、ドアの内張りの共振は明らかにマイナスポイントなので、今回はデットニングもショップの経験に頼り、費用の上限を決めてお願いします。
肝心のスピーカーは、ドイツの 「GROUND ZERO」 がコスパ良く、前々から気になってました。
ショップ曰く、日本のメーカーのような どこかに残る安っぽさみたいな部分が無いので人気あるとの事。
以前の試聴で、ロックフォード と キッカー は自分の希望と鳴り方が違うのでパス。
DIATONE(日本ですが)は余計な色付けが無く自然な鳴り方が魅力ですが、ソレが逆に物足りなさのような感じがして今回はパス。
悪く無いのだけど。
モレルがいいらしいけど、試聴機が無く今回はパス。
DLSも同様の理由でパス。
結局、店内の試聴ボードにあった、FOCAL と JL、GROUND ZERO が 魅力的な鳴り方をしてたので、その中から選ぶ事に。
FOCALはさすが、女性ボーカルを魅力的に鳴らすと噂されるだけあり、滑らかな鳴り方がステキ。
国内メーカーのように、不自然に帯域を広げてないので 「音楽」 がとてもよく纏まるみたい。
JL はFOCAL と似た傾向みたいだけど、より中音域に厚みや奥行があると感じた。
定位もFOCALより少しイイ感じかな。
どちらも艶やかに厚みを持って音楽を鳴らすのが好印象。
GROUND ZERO は新しいメーカーですが、人気急上昇中なの判ります。
エントリー機でこれだけ鳴ってくれるのは、貧乏な当方には嬉しい価格設定ですw
その上に行けば、輪郭のはっきりした音像が全域に表れます。
前出の2メーカーより滑らかさは控え目なようですが、音楽の迫力を重視するならこちらが魅力かなぁ。
フランス、アメリカ、ドイツとそれぞれ特徴ある鳴り方が面白いです。
で、私はその中から JL を選びました。
どこまでも美しく鳴る FOCAL、全体のパワー感が魅力の GROUND ZERO に対し、自分の好みをより広く鳴らしてくれそうに感じたので。
正直、効き比べするまでJLは眼中に無かっただけに、自分でも意外です。
時期的に、ユニットの取り寄せと、取り付けするドックの混雑度から、実際に取り付けできるのは年が明けてからになります。
スピーカーはそう高価なものは選べませんでしたが、デットニングその他をしっかりやるので出費は想定より多め(涙
頑張っただけの満足度を、車内で感じられると良いのですが。
正月も元日以外は全て出勤。
ステキな音楽を聞ける日が来るのを楽しみに、繁忙期を乗り切りますw