闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

アクセラ 左右ドアミラー リコール完了

2021-01-31 01:49:30 | 日記

やっとの休日。

コロナ禍で世の中が大変な事になっており、今の職場も影響を受けている。

売り上げは激減するも、減ったマンパワーの負荷は残った人間に容赦なく降りかかる。

これ、「貧乏暇なし」とはちょっと違うかな?

 

午前中に病院を済ませ、早々にオートザムマツダへ。

予約してたアクセラのドアミラー リコールです。

防水機構が弱いのか、洗車や雨で開閉機構が壊れるというもの。

既に保証期間は終了してますが、リコール対象となったのが比較的最近だったためか期間延長になってます。

なので、それを超過しないうちにと対策を実施です。

 

左右とも開閉に支障が出ているので、両側とも対処します。

オートザムへ車を預け、いつもお世話になってる営業さんと雑談。

そして、前回は台風直撃の中での試乗となった「MX-30」の再試乗をお願いしましたw

 

ちょっと夕日っぽいですが、日の光の下で見るポリメタルグレーのMX-30はぐっと存在感があって良いですね。

 

個人的に、最初こそ奇異に見えたDピラーからテールランプへ続く造形が最近は気になってます。

世界的に流行の兆しが囁かれる、SUVなんだけどクーペルックなフォルムに通ずるようにも見えます。

 

マツダ車のテール周りは国産車っぽくない個性がある印象かなぁ。

その中で、MX-30は丸っこくてほのぼのした印象を受けます。

個人的に、マフラーをバンパー下に隠すデザインは好きになれませんが、この全体の中でドーンとマフラーを出したら違和感ありそうですね。

これはコレで良しw

 

賛否、というか批判があちこちから聞こえるフリースタイルドア。

正直な話、前のドアを安全な角度まで開かないと後ろ側のドアが開けられないのは不便だと思う。

普段から3名以上で使う方にはオススメできない。

が、2名までなら話は真逆です。

真横から見ると分かるのですが、構造・デザイン上 前のドアが短めなんです。

2ドアとかの長いドア車に乗ると分かりますが、ドアが長いと隣に障害物(壁や車等)があると大きく開けられない。

ロードスターが小さな車体なのに、意外とドアを大きく開け難いのがコレです。

MX-30の前ドアは意外と大きく開きやすい。

つまり乗り降りが楽なんです。

もっとも、ドア長が短めのためBピラーが前寄りにくるからシートポジションによっては真横が見難い事も。

私のように小柄な輩にとってはメリットが少なくないフリースタイルドア。

勿論、小柄な女性にも恩恵は大だと思います。

後席への乗降となると、前述の通り 手順に沿った儀式が必要。

手順を間違えると自損する危険性がある。

普通の後ドアと考えると使い難い印象があるが、2ドアクーペと考えると 結構アクセスのし易い後席となってメリットが見えてくる。

2000年以前、3ドアハッチバックが全盛を極めた時代の車を知る人には、コレ結構優れものですよね。

乗り込む時は 「潜り込む」ような感じになりますが、慣れの問題ですね。

逆に降りる時はすごく自然に出られます。

人は足から乗降します。

腰から乗降する人は、まぁそういないと思うw

フリースタイルドアの後席からの降車は、斜め前に足を出せるので一般的なドアより楽に行える。

前側にヒンジのある一般的なドアでは、身体を捻って足をできるだけ横に出す必要があるが、その手間が無いのです。

随分昔、スバルの360(てんとう虫)に乗る方に、「前開きのほうが乗り降りが全然楽だ」と聞いたことがあります。

少々慣れは必要でしょうが、慣れたら普通のドアの方が不便に感じる可能性はあると思いました。

 

営業さんを乗せ、ショートですが試乗に出発。

やっぱりシート、座った印象がとてもイイ。

サポートがうんぬんとかではなく、肩肘張らずにリラックスして収まる。

表皮の感触も絶妙で、Lパケを含む最近のマツダ車はいろいろ試乗させてもらいましたがトップクラスの贅沢さだと思います。

インパネ周りは最近のマツダ車とは全然違う直線基調で立体感のあるデザイン。

悪く言えばマツダっぽくない。

ただ、北欧の家具デザインに包まれるような独特の癒し空間感は悪く無いかな。

ハンドルの手応え、やっぱりスッキリしてる。

操舵力は少なく、シットリしてスムーズに反応する。

ペダルで既存車種と大きく異なるのがブレーキフィール。

踏むとグっと押し返され、そこから力を込めて押し込んで止まる既存モデルと違い、踏力に正比例してリニアに効くため誰でも安心して止まれる。

悪く言えば安っぽい国産車のチープなブレーキに似てるけど、癖がなく正確に減速できる点で好感度が高い。

 

乗車フィールは相変わらず リラックスできる優しいものですね。

ただ、芯はシッカリとあるからフワフワな走りとも違う。

かといってスポーツカーみたいにシャープに走るというのとも全然違う。

素直に運転を楽しみ、リラックスしたい向きには極上の味だと思います。

あと、ボンネットが運転席から見えるデザインなので車両感覚を容易に得られるのも嬉しいです。

 

いやぁ、久しぶりにMX-30を運転してみましたが、ジワジワと良さが効いてくる良い車です。

つい先日、EVのMX-30が発売開始となりましたが、この店舗では販売しないそうです。

充電設備は備わってますが、EVモデルは限られた店舗だけのデリバリーが決まってるとか。

近くにある関東マツダ、湘南マツダでも全店舗で扱うワケでは無いのだとか。

まぁ、内燃機関の鼓動に魅力を感じるので私にはEVは関係ないか。

それに、現在の国内電力事情を考えれば、EVは内燃機関の車より環境負荷が大きいと言えます。

製造時に出るCO2、火力発電で使うLPG等の消費と排気、使用してるバッテリーの廃棄(技術が完全に確立されてない)による汚染問題と、見えない部分でリスクが大きい事が見逃せない。

それでもEVは環境に優しいなんてイメージ作戦で浮かれて手を出すのは、正直理解に苦しむ。

インフラを含め、EVが大手を振って走れるにはまだまだ長い時間が必要、これが私が現段階で出してる答えです。

 

MX-30の試乗を終え、お願いしてた代車を借りて時間つぶし。

フレアワゴンって書いてあります。

何か普通の軽自動車?

代車なので文句は言えませんw

 

走り出すと、意外とシッカリと走る事に驚きです。

普段、乗る事がある軽といえば職場の古い軽トラと、これまた古いスズキの1boxバン。

どちらも足回りがフラフラするし、ハンドルはチープだし、前輪を避けるためペダルが左にオフセットされてる。

下半身を左に捻じって運転する姿勢を強いられるので、長時間どころか短時間でも苦痛です。

その意味ではこのフレアワゴン、多少寄ってるけど普通に運転できた。

背が高いのでロールするかと思いきや、意外とロールしないので不安感は少ないです。

困ったのはシート。

完全なベンチシートなのはともかく、表面が平らで硬く、ほとんど沈まないので腰や背中がホールドされない。

近くの山にある人造湖を眺めに行ったのだが、山道では自分で踏ん張る必要があって以外と疲れた。

あと疲れたのがアクセルペダル。

吊り下げ式で反力がほとんど無いので、ずっと空中でつま先を止める状態になるので足がつりそうになる💦

この点「だけ」は社のスズキ1BOXの固目なペダルの方が2点で支えられて圧倒的に楽です、私は馴染めない。

最近の軽自動車を見直すものの、掛けるコストの制限でしょうか。

やっぱり残念な点は多かった。

ハンドル、ペダル、足回りの精度というか、シッカリ感がどうしても甘い。

悪く言えば安っぽいとなるのかな、残念です。

4ナンバーなら仕方ないねとなるのですが。

 

小一時間ちょっとドライブを楽しみ、営業所に帰着。

が、「すみません、まだ終わってなくて。あと20分もらえませんか。」と言われた。

別に待つのはかまわない。

何たって、店内にあるマツダ車を眺めたり撮影したりしてればアッと言う間ですw

 

以前試乗させていただいた、100周年記念の6MTロードスターとマツダ2。

無駄に大きくないサイズ感、ちょうどよさがやっぱり素敵です。

実際に運転すると、独特の世界観があって魅了されたのを思い出しました。

MAZDA2は運転したことありませんが、デミオは何度も試乗したっけ。

強烈な個性こそ無いものの、全体の良いモノ感がいいですよね。

 

MAZDA3、この独特なDピラーの造形はゾクゾクしますw

夕日の中の赤は様々な陰影を得て美しさを感じます。

 

CX-30。

これもとても気になってる1台。

先日の発表で、XDモデルのエンジンがパワーアップされることがアナウンスされてる。

まだ正式なデリバリーは開始されておらず、試乗車がいつ入るかも不明との事。

是非とも試乗してみたいものです。

 

なんて思いながら見てたら営業さんが戻ってきた。

「まだ時間あるし、また試乗しますか?」。

ラッキー、即答で「お願いします♪」。

 

何度も試乗してるCX-30。

MX-30を試乗した直後だと、全然別の車なのに驚くばかり。

ほぼ同じ2Lのガソリンエンジンのフィーリングは似てるのだが…。

乗り心地がガシっと引き締まり、ほとんど無駄が無く芯が太い。

シートは固目でキッチリとホールドされる。

ハンドリングは重厚感があり、自分で運転してる感がとても強い。

インパネ周りは閉塞感があり、MX-30のような解放感は無い。

気軽に運転というより、気持を引き締めて「さぁ運転するぞ!」って感じが必要です。

ちょっと疲れるかな。

 

凄く両極端なキャラクターを持つ MX-30とCX-30を堪能できて楽しかった。

どちらか片方を選べばと考えたが、結局答えは出なかった。

方向性が全く違うし、どちらにも素晴らしい魅力がある。

ここまでキャラが被らないなら、似たサイズのSUVが併売されてても住み分けは心配無いですね。

硬派なCX-30、癒しのMX-30、そんな印象が残りました。

 

修理の終わったアクセラを受け取り、バックミラーの角度調整して帰路へ。

と、うちのアクセラの乗り心地がややCX-30に近い事を発見、なるほどなるほど。

我が家のアクセラは足回りにリジカラとAutoExeのスポーツダンパー(スプリングはノーマル)を入れてます。

なのでノーマルよりは少し締まった印象です。

 

まだまだアクセラ、お世話になります。



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