信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

空き家除却促進に係る連携協定締結式&消防団分団長会議&上生坂上空からの風景

2024年12月06日 | 生坂村の取組
 12月6日(金)は日差しの届くこともありましたが雲が優勢の空で、冷たい風が吹いて昼間も防寒必須の寒さでした。
 午後2時からは、株式会社クラッソーネと当村が「空き家除却促進に係る連携協定締結式」を藤澤総務課長の進行で行いました。

 最初に主催代表者の私、(株)クラッソーネ執行役員 山田浩平様、同じく事務局 小山茜様が紹介され、藤澤総務課長から、協定内容の説明をしていただきました。

 協定締結の経緯は、株式会社クラッソーネは、『「街」の循環再生文化を育む』をビジョンに掲げ、未来につながる豊かな暮らしを持続させていくため、解体工事を「住まい」の循環の始まりと捉え、建物の解体が適正に、安心して行われるためのプラットホーム「クラッソーネ」を運営するなど、地域の安心のため、そして、社会問題を解決するため、取組みを進めております。 生坂村においては、多岐に渡る空き家の課題の解決に取り組んでおり、株式会社クラッソーネとの連携により、空き家の除却や活用が促進されることを期待し、12月6日の連携協定に至ったところです。

 協定内容は、解体費用の概算を算出できる「解体費用シミュレーター」を生坂村内で提供していただくなかで、クラッソーネ様が住民や空き家所有者の相談に対応すること、空き家処分の進め方がわかる冊子を空き家所有者に提供することなどの内容になっています。
 この度、クラッソーネ様と詳細な協議を経て、管理不全な状態にある空き家所有者に解体の支援をすることを目的に、お互いの強みを活かした持続可能な「官民協働」を目指し、本日の連携協定の運びとなったものです。

 次に、(株)クラッソーネ 小山様から「解体費用シミュレーター」について、下記の内容を説明していただきました。
 AIによる生坂村 解体費用シミュレーター
 空き家の解体工事の費用概算がわかります。
※離島、傾斜地、前面道路の高低差など重機搬入が困難な接道状況や べた基礎や茅葺や火事やアスベスト除去必の物件等は解体費用が大幅に高くなります。
 現地調査による正式な見積もり費用とは差異が発生します。 ご注意ください。
 本概算結果は解体費用を保証するものではありません。

 続いて私から、当村は人口減少により空き家等が増えており「生坂村空家等対策計画」を策定し、パンフレットにありますように、老朽空き家対策事業、空き家跡地活用事業、空き家バンク制度などに取り組んできまして、解体をした空き家もありますし、程度の良い空き家は直ぐに売れるような状況であり、今後は、不在所有者に送ります固定資産税の納税通知にクラッソーネ様の冊子を同封して、空き家の利活用を更に進めてまいりたいことと、クラッソーネ様が長野県で初めて当村と連携協定を締結していただきましたことに御礼を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

 (株)クラッソーネ 執行役員 山田様からもクラッソーネ様の紹介や全国の取組内容などの挨拶をいただきました。

 続いて、「空き家除却促進に係る連携協定」の締結を行いました。今回は事前に押印をいただいていましたので、協定書の確認をして締結とさせていただきました。

 そして、記念写真の撮影をして、報道関係の皆さんから今回の連携協定について質疑応答をして終了しました。
 株式会社クラッソーネ様には、遠路お越しをいただき「空き家除却促進に係る連携協定」が締結できましたことに感謝申し上げますとともに、今後も当村の空き家問題等にご指導、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。


 午後4時30分からの消防団分団長会議は、最初に中山団長から、本日は師走の忙しい中、分団長会議にご出席頂きまして誠にありがとうございます。また、本日出席して頂いております、藤澤村長はじめ牛越副村長、藤澤総務課長におかれましては平素から生坂消防団に対し多大なるご協力を頂き誠にありがとうございます。
 今年の4月から私が団長となりまして、新たな体制として生坂村消防団がスタートした訳でございますが、今年は今のところ、大きな自然災害もなく、建物火災もありませんでした。ですがこれからの冬季間は火災に関して充分注意しないといけない時期となります。

 能登半島では1月1日に大きな地震があり、9月には豪雨で大変な被害が出ましたが、国内外でも豪雨による災害が起きており、いつどこで大きな災害があるか分からない状態であります。
 私達生坂村消防団も、万が一の事態に備え、村民の生命財産を守るため、日頃から団員への訓練、防災活動等引き続きよろしくお願いします。本日の協議事項にありますが1月12日には生坂村消防団にとって重要な式典である出初式も挙行されます。これからも皆さんのご協力をよろしくお願い致します。最後になりますがこれからの時期寒くなりますが、ここにおる皆様におかれましては健康に充分留意していただき、皆様のご健康を祈念いたしますなどの挨拶をされました。

 次に私から、生坂村消防団第5回分団長会議ということで。お忙しい中ご出席頂きありがとうございます。日頃は中山団長を筆頭に団員の皆さんが、生坂村の村民の皆さんの生命財産の安全確保にご尽力頂いていますことに、心より感謝を申し上げる次第でございます。
 年末年始は消防団の年末警戒や重要な行事の出初式もございます。本当に消防団員の皆さんには、日頃家庭や仕事をお持ちの中で、ご苦労を頂いていますことに御礼を申し上げます。
 能登半島地震の発生から今年は始まりまして、これ以上の災害のない年を願っておりましたが、9月にも豪雨災害と、能登半島だけが大きな災害に見舞われているような1年でありました。

 気候変動により災害が激甚化・頻発化していますので、消防団員の皆さんには、火災をはじめ災害の対応など多岐にわたりご活動をして頂かなければならないとことでございます。
 今年度は大きな火災や災害が村内ではなく、ほっとしているところですので、このまま平穏に令和6年度を過ごせれば良いなと思います。日頃から消防活動にご尽力頂いていますこと感謝を申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。
 
協議事項
1,年末警戒について
令和6年 生坂村消防団年末警戒の実施についての目的、日時(12月25日(水)~30日(月))、注意事項、巡視激励会(12月25日(水))の内容について説明がありました。
意見と質問、
団長から、当日の服装等について確認を行いました。

  1. 令和7年生坂村消防団出初式について
  実施日時は、令和7年1月12日(日)、場所は観閲式が 生坂中学校正門前、式典は中学校体育館で行うこと。次に当日の次第について、服装について、退職者の感謝状を受ける退職者について、団員表彰で、消防庁長官表彰、日本消防協会長表彰、長野県消防協会長表彰、松本消防協会長表彰、生坂村消防団長表彰を受賞する団員について説明がありました。

意見と質問、
団長から、団員で表彰を受ける団員はなるべく出席する様に依頼し、服装についての確認を行いました。

  1. その他
要望個所についての依頼及び無線訓練を実施について説明がありました。
全体を通しての意見と質問、
私から、活動服の新デザインへの更新を計画的に行う様に事務局で対応していくように依頼しました。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、薄雲が多い空から朝日が差してきた上生坂上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園で地震体験車避難訓練、小学校で保護者懇談会、中学校で保護者懇談会(45分短縮日課)・アルミ缶回収日、一般質問打合せ会議、2班の皆さんの元気塾などが行われました。