△ まち対策部会、ひと対策部会、しごと対策部会の専門部会と生坂農業未来創りプロジェクト会議のそれぞれの委員さんに出席していただきました。
7日(月)午後3時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議専門部会は、今年度から始まりました「農村集落活性化支援事業」の取組として、3つ専門部会で「女性の社会参加等の活動支援」「新規就農者定着化等の支援」「地域特産品の開発等6次産業化の促進」など、多くの協議事項に対してのワークショップや、先進地の視察研修、相模女子大学との地域協働活動、交流活動、販売活動等多くの事業を実施していただき、委員の皆さんからお出しいただいたご意見、課題やレポート等を反映して、将来ビジョン(案)を提示させていただきました。
△ 私から、今までのワークショップでの内容や視察研修でのレポートの内容を反映させるなどした「地域の課題解決に向けた具体的な取組」を総合戦略の改定に反映していくことなどを話させていただきました。
△ 相模女子大学の湧口清隆教授からは、相模女子大学の教育の特徴と地域貢献、産学官連携の紹介をされ、地域連携活動により、地域が元気になり、交流人口の拡大、特産品の販路拡大等につながっているお話などをしていただきました。
△ 東京都 府中市 Loveふちゅう 賑わい創出委員会 チェアマン 宮 雄次先生からは、「流通・消費の現場では 何が起きているか」と題して講演をしていただきました。
人(消費者)が店・団体・地域・企業などを選択する理由として、「ブランドで選ぶ」「どこも真似出来ない 独自商品が有る」など4つの事柄と、求める価値、評価価値、ブランド野菜の取り組み実例、食材の背景に共感する事などを説明され、「将来、生坂村はどのカテゴリーで生きていくのか」を決めることの提案をいただきました。
また、生坂村の「小さな価値」を村民は気づいているのかということで、生坂村の「強み」と「弱み・課題」は何かを見出す事、活動人口と交流人口を増やす事などが大切とのお話も伺いました。
商品づくりとは、独自性・稀少性・限定性を企画しようということで「今だけ ここだけ あなただけ」をコンセプトにして、6次産業化の促進のためには「太い軸になる、継続的な販路を開拓する」ことだと教えていただきました。
また、目標を達成するためには、生坂村のチーム力を向上させることが重要であるとのことでした。宮先生には、私のブログや新規就農者のホームページなどを見て、生坂村の色々な事を勉強されて来られ、今回の取組の要点を掴んだ内容で分かりやすく講演をいただき御礼を申し上げます。
△ 枝元先生からは、村民の皆さんと一緒に料理の取組を多く行いたいことと、人と共に生きることの大切さを感じながら地域貢献につなげていき、生きがい、やる気、楽しさ、一緒にできることで目標に向かっていきましょうなどとご意見をいただきました。
△ 楠本先生からは、村づくりに村民が何をすべきか、現状を維持するにはどうすべきか、などの課題から、都会に住む40代以下の半分は農村に興味があるので、人的支援・伝統文化・自然の豊かさで移住してもらうように取り組むべきなどとご意見を頂戴しました。
将来ビジョンについては、「地域の課題解決に向けた具体的な取組」の中に、リーダーの育成について明記し、「地域の強み(よいところ)・弱み(かだい)」については、現状に即したものに訂正し、また、地域の将来ビジョンの目標をしっかり示していくことのご意見をいただきまして、24日の「生坂農業未来創り 将来ビジョン報告会」に提案させていただくことになりました。
▽ 今朝は今にも降り出しそうな天気で雲っていましたので、東山の大城の山々と下生坂方面の風景です。
その他生坂村では、小学校でSC来校、中学校で春の本祭り、公民館でバドミントン教室、社協でお達者教室、山口医師訪問診療、生坂コミュニティスクール運営委員会、申告相談等が行われました。