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信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成28年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2016年03月08日 | 私の挨拶

△ 毎定例会ごとに行われています、議員各位と理事者側で生坂村民憲章を唱和しているところです。

 皆さんおはようございます。平成28年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 3月に入り二十四節気の啓蟄が過ぎまして、穏やかな暖かな日が続き春の訪れを感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、全員のご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 それでは、3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありますので、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 さて、来年度の国の予算編成では、まち・ひと・しごと創生事業費の継続確保により、地方公共団体が自主的・主体性を最大限発揮して、地域の実情に応じたきめ細かな施策の実現に加えて、地方創生の深化のための新型交付金によります各施策や財政措置が予定されております。
 当村においても4つの重点事業として「子育て支援事業」「福祉の村づくり事業」「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を柱に、これまでの事業を引き継ぎ推進していくとともに、今年度に策定しました「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「生坂村人口ビジョン」で掲げられた「福祉の村づくり」や「子育て支援」等の社会保障の充実や農業振興事業によります産業振興、定住促進対策や環境対策、防災強化等の地域活性化対策を進め、人口維持・人口減少の抑制につながる各施策を幅広い分野で最大限の効果が発揮できます様、努めていかなければと考えている次第でございます。
 一般会計の歳入は、地方交付税での人口減少と公債費の減少によります減額要素に対しまして、村税の減収が見込まれるなど村の態様に合わせた地方交付税算定基礎の見直しと、国の予算として「まち・ひと・しごと創生事業費」で前年度同額の1兆円の財政措置等が見込まれている状況などを勘案しまして、前年度比で3,400万円の増収を見込んでおります。また、村税は267万円の減収となるものの、地方税や税交付金等の一般財源総額では増収見込みとなっております。
 村債は、過疎対策事業債のうち、ハード事業で村道改良事業や県営中山間総合整備事業等の4つの事業の継続と、子育て支援センター整備事業と歯科診療業務システム整備の新規2事業を予定しております。また、緊急防災・減災事業債を活用して消防詰所建替え整備事業や県衛星系防災行政無線整備の更新事業を行います。よってハード事業として2億1,970万円の発行を予定しております。
 またソフト事業は限度額の3,500万円を計上し、臨時財政対策債を含む村債の総額は3億470万円で、前年度比8,620万円の増額となりました。基金の繰入金は、6,330万円で、前年度より3,683万円の減となりました。
 歳出における新規事業では、人口減少対策として結婚祝金の新設と学校給食における安心・安全な食育対策補助を拡充し、給食費の半額補助を新たに計上しております。また、子育て支援事業では、新たに建設される子育て支援センターの備品の整備、防災関係では公民館耐震改修事業、水道水源調査費の計上を行い、水道水源として実現化に向けた取り組みなど各分野からの幅広い施策展開を計画しております。
 投資的事業では、社会資本整備総合交付金によります村道改良事業により1億4,630万円となっているほか、新規事業では子育て支援センターの建設事業1億2,674万円や継続事業で、定住促進住宅2,406万円等の事業を計画しております。
 一般会計の予算総額は19億4,400万円で、前年度比で1億3,300万円、7.3%の増となりました。
 また、7つの特別会計の前年度比は、利用料の引き上げ改定によります福祉センター特別会計で1,000万円、8.4%の増、医療費の伸びによります国民健康保険特別会計で3,100万円、10,6%の増、介護サービス給付費の伸びによります介護保険特別会計で1,180万円、4.7%の増などとなり、特別会計全体で、4,750万円、5.5%の増となりました。


△ 3月定例議会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありますので、議員各位は勿論ですが、村民の皆さんにもご理解いただくために、今回も9,000字以上の冒頭の挨拶になりましたが、宜しかったらご覧ください。

 それでは、重点事業の「子育て支援事業」としましては、水道料金の軽減と3歳児以上の保育料の半額を交付いたします「健やかに産み育む子育て支援金」に加え、3歳児以上、第3子以降の保育料を無料にしております。
 また、村単福祉医療費の18歳までの無料化、インフルエンザ予防接種など各種ワクチンの接種の全額助成も18歳まで継続してまいります。
 児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」で行っていました「いくっこ 子育て支援」の「ぴよぴよひろば」の未満児対応の充実強化と、新生児から18歳まで全ての子どもと家族を対象に、保健師や保育士の常駐によります育児相談・支援を主にした総合的な子育て支援を行うために「子育て支援センター整備事業」を実施いたします。
 また、児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、引き続き司書、学習支援員、指導員、コーディネーターと多くのボランティアの皆さんのご協力をいただき、子ども達が児童館で勉強やスポーツができる環境を充実させ、学力・運動力の向上に努めてまいります。
 結婚、出産、育児、教育が安全・安心に一貫して行えますように、結婚祝金を新設し、給食費の半分補助のため、「安心・安全な食育につながる補助」を400万円に増額いたしました。
 それらによりまして、今までの出産祝金・入学祝金・奨学金貸付制度、給食費の補助等の子育て支援事業により、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。
 次に「福祉の村づくり事業」では、新年度から健康福祉課に保健師3名と教育委員会の子育て支援係に保健師1名の体制にして、引き続き保健指導と相談・支援に取り組んでまいります。
 また今年度は、当村の医療費の伸びが抑えられ、基金が増えている状況から、国保税の税率を約12%引き下げましたが、病気が重篤化した方が増えまして、医療費が伸びている状況ですので、引き続き保健師によります健康指導によって、健康増進、健康保持に努めていただきますよう啓発強化をしてまいります。
 また、高齢者となっても安心して住み続けられることのできる地域づくりと生活支援サービスを目指して、第6期介護保険事業を今年度から実施しておりまして、当村の介護保険料は、基準額で月4,700円と県下の平均より700円安い介護保険料で運営をしております。しかし、今年度は介護保険特別会計に2回も補正予算を上程して、一般会計からの繰り出し金、基金の全額取り崩しをお願いしている状況であり、第6期介護保険計画通りに運営できない現状に苦慮しているところでございます。このままの状況が続きますと、第7期介護保険料は大幅な値上げが危惧されるところございます。
 やはりそれらの対応には、村民の皆さんに健康管理の意識を高めていただき、健康保持や介護予防に努めていただきますとともに、保健師によります健康指導や特定健診・特定保健指導の受診をしていただき、健康寿命を伸ばしていただきますようお願いする次第でございます。
 また、社会福祉協議会が介護認定者に合わせた介護サービスを、デイサービスセンター「かしわ荘」と地域密着型デイサービスセンター「はるかぜ」の両施設で、安心して介護が受けられる体制を維持されておりまして、さらに介護サービス、高齢者生活福祉センターの運営、軽度生活支援、配食サービス、居宅介護支援、福祉有償運送サービス等の充実に努めていただいていますことに感謝する次第でございます。
 それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。



 次に「産業振興事業」としましては、村民の皆さんから要望をいただきました、圃場整備、農業用用排水施設整備などの農業基盤整備事業や、農業集落道整備などの農村生活環境整備事業、直売施設及び加工施設の建設によります6次産業化等が総合的に行えます「県営中山間総合整備事業」は、今年度換地業務が進み、来年度から3億円規模の圃場整備等の事業に着手できますように、負担金45,000千円を計上させていただきました。
 また今年度は、農村集落活性化支援事業の初年度であり、10,000千円の交付金により、生坂農業未来創りプロジェクト会議に「まち対策部会」「ひと対策部会」「しごと対策部会」の専門部会を置き、「女性の社会参加等の活動支援」「新規就農者定着化等の支援」「地域特産品の開発等6次産業化の促進」「地域特産品の販売活動・市場の評価調査」など、多くの協議事項に対してワークショップを行っていただきました。 
 また、先進地の視察研修、相模女子大学との地域協働活動、交流活動、販売活動等多くの事業を実施していただき、昨日7日の生坂農業未来創りプロジェクト会議専門部会で、来年度からの具体的な取組内容を盛り込んだ将来ビジョン(案)に対し、ご意見・ご提言をいただきましたので、その内容を反映し作成させていただき、来年度は4,000千円の事業費で取り組んでまいりたいと考えております。
 また、ラフティング・パラグライダー・マウンテンバイクなどのアウトドアツアー、農業体験ツアー、大城・京ヶ倉トレッキングツアーなどの体験型観光を振興し、村の活性化とやまなみ荘の誘客につなげてまいります。
 村内商工業者に対しましては、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助、個人住宅リフォーム補助、薪ステーション運営事業も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
以上の農業、商工業の振興、6次産業化等によります「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。
 次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、来年度は新築1棟の定住促進住宅の建設を行い、いくさか大好き隊の増員により、引き続き環境保全・農地保全等の作業、地区の行事・伝統文化の継承、村の観光や情報発信、高齢者の見守り、農業支援、6次産業化、移住者田舎体験ハウスの運営等を「地区担当職員」と連携をして、地域・村の活性化につなげていくために、引き続き活動してまいります。
全10区に自主防災組織と自主防災倉庫の整備が完了し、今年度は地区懇談会で各区の「自主避難計画」の「防災マップ」に加え、地域防災計画によります「家庭用防災マニュアル」の活用の周知徹底に努めました。また、体制強化のための防災訓練を行い、来年度は宇留賀区の公民館を改修し、小立野部、大日向部の消防詰所を建替えて、耐震性を確保するために整備いたします。
 また、個人住宅の精密耐震診断並びに三世代以上と移住者に対し、補助の増額をしました耐震改修補助とリフォーム補助によります耐震化改修の啓発に努め、地域防災力の強化と防災・減災対策に取り組み、「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
 社会資本整備総合交付金によります村道改良事業では、村道1級1号線、村道西398号線等の生活道路の改築工事に併せ、老朽化した舗装、法面、橋梁の道路施設の修繕も実施してまいります。
これらの事業によります人口維持対策及び安全安心な生活の確保、地域・村の活性化に努めてまいります。
 以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによります相乗効果を引き出し、第5次総合計画の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
 村営バス「いくりん」につきましては、今年度も「地域公共交通確保維持事業」により、犀川線と周回デマンドバスを「地域内フィーダー系統」として位置付け、永続的に維持していくこととして進めていますが、市町村ごとに算定される国庫補助上限額が決められており、来年度も単価の減額により今年度対比1,079千円の大幅な減額の3,390千円を見込んでおります。
 また利用者の皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映し、明科駅でのJRとあづみんと池田町営バスとの接続を考慮して、来年度は「下り21便」をダイヤ改正させていただき、座れない方がいます「上り2便」は、15人乗りのいくりんを追走させるように考えております。そして、村民の生活の足の確保と利便性の向上、効率的な運行によります財政負担の軽減など、持続可能な運行を進めるために、引き続き村民の皆さんのご利用をよろしくお願いいたします。
 やまなみ荘につきましては、残念なことに今年度も赤字を計上してしまいます。今年度は、リニューアルオープン後最高の売上高になりそうですが、消費税の増額、原材料費の高騰などにより、利益確保が困難な状況であるためでございます。そこで1月の福祉センター運営委員会で協議をしていただき、来月より宿泊、宴会、食堂等の利用料を引き上げさせていただくことになりましたので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
 来年度も北海道標津町直送の海産物を使ったお料理の提供、年末年始の通常営業やアウトドアツアー等によります誘客に努めていく所存でございます。
 村民の皆さんが集う憩いの場、観光・交流の中核施設として、また、就労の場として村には欠かせない施設でありますので、来年度も引き続き地元食材を使ったお料理、各種プランの企画や展示なども提供させていただき、おもてなしの心を大切に頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
 次ぎに、15日に上程させていただきます3月補正予算につきましては、81,000千円程の留保額がございましたので、年度当初の基金取り崩し分の93,000千円は、今月の特別交付税を見込みますと全額基金に戻せる状況でございます。また過疎債ソフト分35,000千円も全額基金に積み立てられ、さらに50,000千円程を基金に積み立てられる状況だと考えております。
今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
 来年度も「村政懇談会」を5月の連休明けから10区に出向き開催させていただく予定でございます。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に今定例会中にお渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や、今月改定します「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」、来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
 村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんにご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をお聞かせいただきますようお願いいたします。
 今回上程させていただきました平成28年度予算案は、限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を付けさせていただいたものでございます。
 来年度は「生坂村人口ビジョン」と「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」に沿って、生坂村と各地区の活性化や人口減少の抑制を図るなどの生坂創生のための実行初年度であり、それぞれの新施策も遂行してまいります。
 そして、「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有して、さらなる村民の皆さんとの協働による村づくりの継続によりまして、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨をし、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援を切にお願いする次第でございます。



 それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、事件案2件・条例案11件・予算案8件の計21件であります。
・議案第3号 生坂村過疎地域自立促進計画について
 この議案は、過疎地域自立促進特別措置法の延長により平成32年度までの計画を策定するものであります。
・議案第4号 生坂村小舟コミュニティセンター他13施設の指定管理者の指定について
 この議案は、指定管理施設の期間満了に伴い、14施設の指定管理者の指定を行うものであります。
・議案第5号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案
 この議案は、国における行政不服審査法の施行に伴い、関係条例の整備を行うものであります。
・議案第6号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案
 この議案は、国における地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律に伴い、関係条例の改正を行うものであります。
・議案第7号 生坂村移住者田舎体験ハウスの設置及び管理に関する条例案
 この議案は、移住希望者の田舎体験を目的とした体験ハウスを整備するに当たり設置及び管理について条例で定めるものであります。
・議案第8号 生坂村人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例案
 この議案は、国における行政不服審査法と地方公務員法及び地方独立行政法人法の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。
・議案第9号 職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例案
 この議案は、国における地方公務員法及び地方独立行政法人法と学校教育法の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。
・議案第10号 生坂村税条例の一部を改正する条例案
 この議案は、地方税法の改正に伴う条例の一部を改正するものであります。
・議案第11号 生坂村固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例案
 この議案は、行政不服審査法並びに行政不服審査法施行令の公布及び施行に伴い、条例の一部を改正するものであります。
・議案第12号 生坂村放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
 この議案は、学校教育法等の一部を改正する法律の公布により条例の一部を改正するものであります。
・議案第13号 生坂村指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
 この議案は、地域密着型サービス等の事業実施基準について、国の基準が改正されたことに併せ条例の一部を改正するものであります。
・議案第14号 生坂村指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
 この議案は、地域密着型介護予防サービス等の事業実施基準について、国の基準が改正されたことに併せ条例の一部を改正するものであります。
・議案第15号 生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案
 この議案は、非常勤消防団員等の損害補償の改正に伴う条例の一部を改正するものであります。
・議案第16号 平成28年度生坂村一般会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を1,944,000千円とする予算であります。
 主な事業は今まで申し上げた内容でございますが、「子育て支援センター整備事業」、奨学金貸付などの「教育振興事業」、安心・安全な食育対策補助などの「学校給食事業」等の「子育て支援事業」に171,200千円。
 社会福祉協議会の運営や社会福祉士の配置などの「社会福祉事業」、介護予防一般高齢者支援などの「生活支援等サービス事業」等の「福祉の村づくり事業」に33,294千円。
 県営中山間総合整備事業などの「農業振興事業」、新規就農者支援などの「農業公社運営」等の「産業振興事業」に125,060千円。
 定住促進対策、防災・減災事業、いくさか大好き隊・集落支援員による地域支援等の「地域活性化対策等事業」に291,361千円などの予算案であります。
・議案第17号 平成28年度生坂村営バス特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を32,400千円とする予算であります。
路線バス料金収入は微増の4,600千円を見込み、運行費国庫補助金は1,079千円減額の3,390千円を見込みました。
 また、28年度は一般会計から24,260千円の繰入で運行を維持してまいります。
・議案第18号 平成28年度生坂村福祉センター特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を128,600千円とする予算であります。
使用料収入は料金引き上げにより9,956千円増額の127,321千円を見込み、一般会計からの繰り入れに頼らない経営を目指してまいります。
・議案第19号 平成28年度生坂村簡易水道特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を56,600千円とする予算であります。
 歳入では、使用料収入で、前年度とほぼ同額の38,491千円を見込み、一般会計からの繰入金は4,390千円減額の18,008千円を見込みました。
 歳出では、受水料金は前年度と同額の20,009千円を見込みました。
・議案第20号 平成28年度生坂村国民健康保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を323,000千円とする予算であります。
 歳入では、税収入で2,446千円減額の43,216千円を見込み、国庫支出金は3,938千円贈額の61,474千円を見込み、繰入金は一般会計から3,662千円、基金から14,784千円をそれぞれ増額し46,309千円としました。
 歳出では、保険給付費は23,587千円増額の207,601千円に、後期高齢者支援金等は1,025千円増額し32,320千円に、共同事業拠出金は6,103千円増額し60,060千円としました。
・議案第21号 平成28年度生坂村農業集落排水特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を87,300千円とする予算であります。
使用料収入は、前年度とほぼ同額の23,571千円を見込み、一般会計からの繰入金は381千円減額の63,229千円としました。
・議案第22号 平成28年度生坂村介護保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を260,300千円とする予算であります。
 歳入では、介護保険料483千円減額の40,293千円を見込み、国庫支出金は3,798千円増額し70,772千円を見込み、繰入金は一般会計から5,701千円増額し41,357千円を見込みました。
 歳出では、保険給付費を12,190千円増額し247,920千円としました。
・議案第23号 平成28年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を28,200千円とする予算であります。
 歳入では、後期高齢者医療保険料は303千円減額の16,310千円を見込み、一般会計繰入金は495千円増額し11,764千円を見込みました。
 歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金は前年とほぼ同額の27,000千円としました。
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶並びに議案の説明といたします。

▽ 今朝は濃い霧が立ち込めていましたので、生坂村民憲章が刻まれている石碑がある役場前庭の風景を撮影しました。




 その他生坂村では、小学校で6年生を送る会・ALT、児童館で一緒に歌いましょ、下生野A班の皆さんの元気塾、申告相談等が行われました。