信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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平成28年第1回生坂村議会3月定例会の閉会の挨拶他

2016年03月18日 | 私の挨拶

△ 18日(金)午前9時から始まった7名の議員各位の一般質問、委員長報告・追加議案上程・採決等の議事日程がすべて終わり、私が閉会の挨拶をしているところです。

 それでは、平成28年第1回生坂村議会3月定例会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。
 8日から始まりました3月定例会でしたが、上程しました議案を慎重にご審議をいただきまして、全議案を原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。
 さて、生坂村教育大綱と農村集落活性化支援事業の将来ビジョンを協議していただく中で、その検討事項を反映させていただき、23日の「第4回生坂村総合戦略策定審議会」において「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の改定版を策定していただきます。
 その内容も含め、お認めをいただいた来年度の予算により、生坂創生に向けて新事業を含む4つの重点事業をしっかり遂行してまいりたいと考えております。
 毎年度、3月定例会の最終日までには決定通知がありました、3月分の特別交付税ですが、現段階ではまだ通知がない状況でございます。しかし、今定例会の補正予算でお認めいただきました留保額が、81,631千円ございますので、年度当初の基金取り崩し分の93,000千円は、今月の特別交付税を見込みますと全額基金に戻せる状況でございます。また過疎債ソフト分35,000千円も全額基金に積み立てられ、さらに50,000千円程を基金に積み立てられる状況だと考えております。今後は臨時財政対策債でお借りした起債を繰上償還するために、減債基金に積み立てたいと考えております。
 来年度以降も、お認めをいただきました予算の他に必要な事業には補正予算をお願いしていく中で、引き続き将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図りながら、財政健全化に向けても取り組んでまいります。
 そして、4月より市川新教育長をお願いしまして、新たな教育委員会制度の基、25日に策定します生坂村教育大綱に沿いまして、保育園、小・中学校の園児、児童生徒達が、子育て支援と生坂教育により、健やかにたくましく個性豊かに育まれる環境づくり、村民の皆さんのための生涯学習と社会教育の充実、健康保持に繋がるスポーツ振興、児童館・生涯学習施設の充実強化に取り組んでいただくことになります。また、子育て支援センターの建設と「いくっこ 子育て支援」の「ぴよぴよひろば」の未満児対応の充実強化と、新生児から18歳まで全ての子どもと家族を対象に、保健師や保育士の常駐によります育児相談・支援を主にした総合的な子育て支援を行っていただくことにもなります。
 教育委員会は、今申し上げました通り、子育て支援と福祉の面でも重要な役割を担っていると考えております。どうか、生坂村の教育行政のためにより一層のご尽力をお願いする次第でございます。


△ 私から市川新教育長へ生坂村の教育行政のトップとしてのお力添えをお願いし、今年度末で勇退される藤澤教育長には、私を支えていただきました多くのご功績に対し、感謝の言葉を申し上げました。

 そして、藤澤教育長に於かれましては、一昨年の4月1日からは教育長として当村の教育行政のトップとして、私を支えていただき心より感謝申し上げる次第でございます。
 思い返せば、やまなみ荘の増改築事業からリニューアルオープン後のやまなみ荘の運営では、大変ご尽力いただき黒字を計上して良いスタートを切っていただきました。
 教育長の就任後は、松本大学との域学連携、いくっこ 子育て支援「ぴよぴよひろば」の未就園児対応の充実と啓発、子育て支援センターの建設の検討、総合教育会議で教育行政の大綱や重点的に講ずべき施策・方針等を総合戦略改訂版に反映していただき、生坂村教育大綱の策定協議など、村の課題に対して、村民の皆さんとの協働による取り組みと児童館・生涯学習施設と教育環境の充実、学習支援等に努めていただくなど、大変多くのご貢献に対しまして心より感謝を申し上げます。
 ご退任後も、健康にご留意なさり、引き続き生坂村の協働による村づくりのためにも、ご支援、ご協力を賜りますよう、お願いする次第でございます。
 それでは、議員各位に於かれましても健康にご留意をされ、引き続き各課題に対して検討協議をお願いしますとともに、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略に沿いましての、実行初年度の来年度は更なるご支援をお願いし「生坂村人口ビジョン」の実現を目指すために、ご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。


△ 藤澤教育長が、4月1日からは新たな教育長が就任することが望ましいと考えられ、今年度をもって退任し、後進に道を譲る決意をされました。また、新たな教育委員会制度においては新教育長が速やかに選任され、その責任において教育委員会が運営されることが、生坂村の教育行政にとって一番望ましいと考えられ、今年度をもって勇退したい旨の辞職願によりまして、今定例会において退任の挨拶をされているところです。

 平成28年第1回生坂村議会3月定例会追加議案の説明

 一般質問、委員長報告等でお疲れのところ、申し訳ございませんが、追加議案のご審議をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
 議案の説明に付きましては、
 議案第32号  教育委員会教育長の任命について
 この議案は、藤澤教育長が後進に道を譲りたいということなどで、3月31日をもって辞任されるため、後任の教育長の任命の同意を求めるものでありまして、任期は、平成28年4月1日~平成31年3月31日迄であります。
 以上の議案でございます。よろしくご同意を賜りますようお願い申し上げまして、議案の説明とさせていただきます。

 本会議終了後の夕方5時前に、3月分の特別交付税決定額の通知が来ました。当村は、112,372千円で12月の特別交付税19,033千円と合わせて、131,405千円になり、前年度対比1,408千円、1.1%の増となりました。今後の税交付金等を合わせますと1億円程基金に積立ができそうですので更に財政の健全化につながっていくと安堵しました。

▽ 今日はノーマイカーデーでしたので、小舟バス停からの風景です。




 その他生坂村では、健康管理センターで足ツボ講座、図書ボランティア会議、上生坂B班の皆さんの元気塾、かあさん家でふれあい新鮮市等が行われました。また、公立高校後期合格発表があり、3年生全員が志望校へ合格されたとのことです。