信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

議会総務建経常任委員会

2020年03月09日 | 生坂村の会議
 9日(月)の朝は深い霧が立ち込めていましたが、段々と晴れて昼間は過ごしやすい体感でした。
▽ 議会総務建経常任委員会で総務課関係の説明をさせていただき、ご意見・ご提言等を承っているところです。


 午前9時からの総務建経常任委員会は、勤務時間等で人事院勧告に沿ってないものは何かあるのかについては、東筑摩郡総務課長会議で協議し、国や県から働き方改革に沿うようにと言われていること、公民館長は特別職で教育委員会の規則で決まっているが報償費で良いのかについては、法で福祉委員と公民館長は会計年度任用職員の給与でなく報償費にするように指導があったことと、公民館長は各町村の実状で違いがあり、当村は勤務時間を定めてなくボランティア要素が強いので報償費とし、今回の報償費への移行は、福祉委員と公民館長だけで他にはないとのこと、体育協会は任意団体なので補助金だけであること、報償費ですから活動の実績によって支払うことは可能であること、若コミの清掃の他に周辺の管理については、シルバーに頼んで行うこと、公共施設等個別施設計画策定委託料の減額の原因については、個別計画策定業務の委託料の減額であること、総合行政システムの概要と財源内訳については、主なものは会計関係・住民票など、電算共同化の基幹系の委託料、LGWAN回線、クラウドのスクリーン等々であり、財源は一般財源であること、積立金の財政調整基金と減債基金積立金については、利息分を見込んでいて、基金条例で定めてあり、利息を計上していること、田舎体験ハウスについては、原の建物が田舎体験ハウスであり、中学校前は下生野と同じように村営住宅として整備したことなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 会計年度任用職員の給与の差額については、830万円ほどの増額になり、今まで以上の給料にしなければいけないことと、普通交付税で国が手当てすると言われているが、現状では分からなく、国は必要経費として算定して、総額では確保しているといっていること、CATVの文字放送のLアラートと3地点の降水量の放映の他に、河川の水位計の放映については、水位計は県の施設で連携できないこと、文字放送の間に行政情報のTwitterや災害時にはLアラートが字幕で流れ、ICNは生坂村の関係だけであること、河川のライブカメラなどの画像放映については、今回はサーバーへのリンクは考えていないこと、公民館の受信料は減免しているが、避難所の工事費は減免できるか検討すること、交通災害共済は大人の掛金は300円を200円に値下げしたこと、いくさか大好き隊関係については、給料を4月から月々2万円アップし、令和2年度から40万円増額し、周辺の町村と合わせたことと、国は人件費と経費込みで400万から480万円に段階的に上げていくこと、国勢調査の報酬の計算方法については、調査員分は国で示されず前回の総額で計上して、調査員は農林業センサスでもお願いできたので大丈夫だと考えていること、防災士の人数については、20名分であり、人選は区長会でお願いするが、少ないと役場職員をお願いすること、消防団応援商品券の金額については、2万円であり、70%以上の出動率で一律交付し、役場の職員も対象にして、分団長会議で協議し、班長以上と未満団員で出動対象の行事、訓練等を決めていくこと、村営バスの国庫補助金が増えたことについては、国の地域公共交通関係の会議で各自治体の収入減を鑑み、定額交付金が200万円から460万円になり増えたこと、安曇野市会議員の質問の安曇野市と池田町と生坂村の公共交通の連携の結果については、新聞で読んだ程度であり、県が今後、広域化が必要として地域公共交通最適化サポート事業により進めていくこと、新型コロナウイルス感染症の拡大防止が続くと通学費の収入については、高校生は定期が多いのでそんなに減額にならないと考えていることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


▽ 議会総務建経常任委員会での振興課関係の説明に対して、ご意見・ご提言をいただいているところです。


 次に振興課関係の説明に対しては、村道路線の認定については、道路の拡幅で面積が変わったためであること、修繕料については、加工施設の機械が故障した時と、商工会の照明LED化であること、加工施設は村民から加工料をいただいている中で、農業公社からの修繕費については、小さな修繕や農機具も修繕していて、受益者負担はしてもらっていること、土壌検査委託料では、広範囲で検査すべきであることについては、検査結果やハウス内の温度などのデータ化を進めること、農業改良普及センターに指導していただき、田んぼの土壌検査は、表土や深さ何10センチなどの検査をすること、プレハブ冷蔵庫の場所については、公社の農機具倉庫の前であり、収穫した農産物の米・大豆を26㎡ほどの冷蔵庫に保管すること、農業費負担金については、野生獣防止柵の地元負担金をいただくこと、農地費の原材料費については、農道のおてんまの原材料費であり、農地の修繕については、災害や村単の対応では受益者負担12%をいただいていること、いくさかの郷の運営は地方創生の良い仕事であるが、赤字をならないようにすること、パイプハウスについては、6棟を設置し、1棟100㎡で100万円弱であるが、施設にお金を掛けすぎであること、農業振興交付金の青年就農給付金については、7名で1名が半年であり、一人1年間150万円であることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 商工会の補助金については、571,000円の増額であり、県からの補助金の減額、人件費の増額の影響であり、マル得商品券の2%の手数料は含めるようにしたこと、林業振興の補助金については、狩猟免許の取得7件、更新6件の見込みの手数料の補助金であり、猟友会に加入している方もしくは加入する方を対象とすること、マル得商品券の販売については、なかなか売れない年もあったが、一回追加放送で売れているとのことと、使用先は商工会員でお願いしていること、期間は手続きが難しく6ヶ月にしていること、林業の委託料については、シルバーにお願いしての林道の側溝清掃などであること、高津屋森林公園管理組合の山菜まつり、椎茸の駒打ち体験については、組合員の皆さんの高齢化や人数が少なくなってきて、役員会で今後どの様にしていくか検討すること、イベントをなくさないようにして欲しいこと、赤とんぼフェスティバルの補助金については、今年度同様に有名人をお願いし、打ち上げ花火もする予定であること、土木費の工事請負費の減額については、繰越分と除雪費の残りなども繰り越して地区要望に対応した工事を行うこと、奈尾橋の予定については、来年度設計し工事着手することや、舗装場所は上生坂小舟を予定しているが、社資の内示額で何処までできるか分からないこと、若者定住促進住宅については、基本は変わりなく2棟建設すること、中村団地の工事については、今年度着手し、令和2~3年度において1億円で工事をし、負担金10%が掛かること、大日向橋の橋脚が洗掘されていて、3判定は改修するように指導を受けていること、水位計の設置場所については、県にお願いして4箇所をお願いしていること、新農業基本法について、家族農業を主体にして、絆を深め色んな農業振興をすることなどを調べることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 経営戦略については、現状の把握と分析をし、計画を策定して中長期的な計画にし、管路の修繕、財源等について業者に委託して実施すること、宇留賀区の漏水については、法面がズっているので、上部の道を回して敷設すること、農集の委託料については、県の補助金100%で機能診断、最適整備計画を作成し、劣化の箇所を緊急度、重要度で修繕するなど、長土連にお願いして、国の機能改善の助金を使えること、工事請負費については、一基のつなぎ込みであり、定住住宅の上下水道は造成工事に含まれていること、経営管理費について、農集と個人合併浄化槽ではどの様に掛かるかについては、農集290戸、個人合併浄化槽243戸、未設置108戸で、農集は、加入率草尾86.2%、下生野90.5%、上生坂91.1%であるが、維持管理は農集の方が掛かることなどについてご質問・ご提言をいただきお答えをさせていただきました。


 議会総務建経常任委員会は、付託された事件案3件、条例案2件、予算案4件について慎重審議をしていただき、多くのご提言を賜りまして、原案の通り承認していただきました。

▽ 朝の写真は宇留賀上空からの風景です。







 その他生坂村では、食生活改善推進協議会総会、商工会で決算申告個別相談会、やまなみ荘村内無料入浴日、母子アプリ使用説明、一般質問打合会などが行われました。