信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

万平集落上空からの風景&農業公社評議員会

2020年03月25日 | 生坂村の風景
 25日(水)は朝と昼間の寒暖差が大きかったですが、晴れて穏やかな天気でした。
 午後1時30分からの農業公社評議員会は、岩間理事長が、昨年遅霜と長雨でぶどうの生産量は少なかったが、価格が良かったので新規就農者は全員、前年度より売上が良かったこと、今月末で研修生3名が卒業するが、大日向のぶどう畑がまだ幼木なので、上野のぶどう畑と両方を栽培していくこと、4月1日から農業女子2名と現在の大好き隊1名が、ぶどう栽培と野菜栽培の研修に取り組むこと、かあさん家はお昼の食堂やおやきなどの特産品の販売は順調であることなどの報告をいただき始まりました。


 議会総務建経常任委員長の字引議員が議長に選出され協議事項を進めました。
 令和2年度事業計画(案)は、農地の賃借・管理、農作業受託、農業技術研修、特産品の製造、加工施設維持・管理等の例年の事業計画でした。
 農地確保については、現在、大日向のぶどうは幼木だが、2年くらい経つと上野のぶどう畑を栽培する新規就農者をお願いすることになることと、野菜栽培だけでは生計が立てられないので、果樹園に整備していくには、農業懇談会等で地区から要望があれば、農地中間管理機構などの事業で整備していきたいこと、管理耕作については、借り手、研修生により変動することと稲作から大豆栽培に変更したことなどを説明されました。


 令和2年度予算書(案)は、特産品販売と食堂販売等の増額を見込み、雇用増による人件費と消耗品費等の増額が見込まれていました。
 3月定例議会で承認いただいた田植機の購入では、直ぐに見積り入札して購入したいこと、冷蔵庫の設置では、大豆・小麦を貯蔵すること、地産地消で取り組んでいるが、地元産小麦は高く付いてしまうこと、ぬかるんだ田んぼの稲刈りをするのでコンバインが故障しやすいこと、元気づくり支援金を活用して糖度計を購入し、いくさかの郷に出荷するぶどうの品質向上を目指したいことなどの説明もありました。
 両議案とも原案の通り承認され、今年度の農業公社の事業状況として、台風19号被災地でのボランティ活動の模様、元気づくり支援金を活用してパッケージをリニューアルした内容等の説明を受け閉会しました。


 午後4時30分からの固定資産評価審査委員会は、最初に任期満了による委員長の選出を行いました。協議事項は、3月23日現在の村民税の収納率92.28%、固定資産税98.81%等の令和元年度村税収納状況、平均の変動率94.9%等の固定資産提示平均価格・基準宅地、4月1日から6月1日までの令和2年度固定資産課税台帳の縦覧期間等について審議をしました。


▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。





 今日生坂村では、保育園で卒園式準備、こころの相談会、固定資産評価審査委員会などが行われました