信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

セカンドブック贈呈&簡易水道有収率対策プロジェクト会議&昭津上空からの風景

2024年02月20日 | 生坂村の取組
 2月20日(火)は雲が多い空で時々雨が降りましたが、昼間は比較的過ごしやすい陽気でした。

 午前10時からは「ブックスタート事業」の「セカンドブック贈呈」が保育園で開催されました。ブックスタートとは、赤ちゃんと保護者が絵本を通して、心ふれあうひと時になるためのきっかけを作る活動でして、1992年にイギリスで始まり、2000年から日本に広がり、今では全国の各市町村で取り組まれているとのことです。

  当村は、1歳ごろの子供さんにブックスタート、保育園年少児にセカンドブック、小学校1年生にサードブックと3回本をプレゼントして、本に親しんでいただこうと進めております。

 私から、絵本を通して文字や絵に親しんでいただき、お母さんやお父さんから絵本を読んでいただき、色々なことを学んだり感じていただきたいと思いますし、親子や家族のふれあいを大切にして、ビデオを見る時間を少なくして、絵本を読んだり、友達の仲良く遊んだりして、楽しい時間を過ごしてくださいなどと挨拶をしました。

 上條教育長からからは、ブックスタートの意義と1歳頃の幼児にはブックスタート、保育園年少児にはセカンドブック、小学校1年生には生坂の民話のサードブックとして、3回プレゼントしているブックスタートの取組などについて説明してもらいました。

 丸山司書からブックスタートの意義と図書室のこと、絵本の読み聞かせなどについて説明があり、「お月さまってどんなあじ?」の読み聞かせをしていただきました。

 今回のセカンドブックは保育園年少児の子供さんに、丸山司書が選んだ「くれよんのくろくん」をプレゼントさせていただきました。


  本日は参加していただいた12名の可愛い園児たちに、私から「絵本を読んでもらってね!」などと言って、一人一人に絵本と名前入りの袋をお渡ししました。


 この絵本は、同級生みんなが持っている共通の思い出となる絵本ですから大切にしていただきたいと思います。


 そして、名前入りの袋に子ども達は好きなスタンプを選んで押印しはじめました。また、スタンプの色を交換したり、慎重に一つずつしっかり押す子やリズミカルにドンドン押す子など楽しそうに押印していました。


 世界でたった一つの袋ですから大切に使っていただき、ご家族の皆さんと一緒にその袋を持って絵本を借りに図書室に来てくださいね。


 子ども達が絵本を通して、お母さんをはじめご家族と触れ合うことで、健やかにたくましく成長することを願う次第です。ご参加いただいた子ども達と園長先生や先生方、お忙しい中ありがとうございました。

 午後1時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、前回会議からの対応状況として、下の田送水管の修繕工事SPφ40、坂森送水管の破裂VPφ100、大岩給水管の移設PEφ20、菅の窪ラインで漏水調査、古坂宅内漏水確認、菅の窪ラインで漏水調査、上生坂霊園のメーター二次側で漏水、上生坂梅月の配水管破裂VPφ100で、翌日修繕工事などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月1月は有収率が76.10%となり、以前高い有収率を維持しており、担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 上生坂第1配水池の流量が一時的に跳ね上がっているのはB&Gプールで使ったようであること、ここ最近の漏水トラブルは、全体的に漏水が少なく管圧が上がってきているため、管の弱い箇所が破裂する突発的な漏水が多いこと、セメントのガラ等を入れてある施工の悪いところが見受けられること、古坂区宅内の凍結防止の水出しっぱなしは、広報や東京電力との協定で止めてもらうようになっているので注意をしたことなどを協議しました。

 次回の会議までは、現状のポンプの回転数から池沢地区を確認したいこと、菅の窪ラインは、超音波の流量計により調査したいこと、今は発見するのが早いのは異常数値で迅速に漏水調査をしていることと、根気良く調査をしているが、漏水などの事案は土日が多く、担当職員は苦労していること、集中監視は現在、アプリケーションをスマホに入れて、インターネットで監視できるようになっていること、今までのテレメーターは5年ほどで見直されること、

来年度の布設替え箇所については、牛沢送配水管、大久保から高津屋森林公園、鳥原ちく、南平や北平地区など、今は畑など農地、家の下に管路がある箇所があり、徐々に道路の下など維持管理しやすい場所へ布設替えをするべきなど、今後も当会議でライフラインである上水道関係施設の老朽化・耐震化対策は計画的に進め、漏水対策は迅速・的確に対応することなどを協議してまいります。

昭津上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が少し残って雲が多めの昭津上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でセカンドブック贈呈(年少)、中学校で1,2年期末テスト①、なのはなでお裁縫Sowing、申告相談、やまなみ荘運営委員会、コミュニティスクール運営委員会、消防団分団長会議、6班の皆さんの元気塾などが行われました。


令和5年度第3回 生坂村福祉センター運営委員会

2024年02月20日 | 生坂村の会議
 2月20日(火)午後4時からは、今年度第3回のやまなみ荘運営委員会を開催しました。
 最初に丸山会長が、お忙しい中ご出席を頂きありがとうございます。まずは元旦の日に、能登半島地震で犠牲ななられた方々に心からお悔やみを申し上げます。元旦からの地震や羽田空港での事故等ありまして、先行き不安な1年の始まりとなりましたが、また生坂村にとってみても能登半島地震のような大きな自然災害が発生した場合、孤立集落が多分発生するのではないかと思います。

 そうした場合にこのやまなみ荘を避難所として使用される場所ではないかと思います。そうした場合に思うのですが、こういうところにも非常食とかを備蓄されていれば、皆さんがここに来た時に助かると思いますし、能登半島地震のテレビなどを見ていますと、被災された方々がお風呂に入りたいという要望が強く、自衛隊の支援でお風呂に入ったりしていますので、やまなみ荘でも災害があったときにそういう事が行われたら良いのではないかと思います。では今年最後の運営委員会になると思いますのでご協議をよろしくお願い致しますなどの挨拶で始まりました。

 私からは、今年度最後となります、やまなみ荘の運営委員会にご出席を頂きまして、ありがとうございます。日頃はやまなみ荘の運営等に関しましても、お力添えを頂いています事に御礼を申し上げます。これから縷々説明をさせて頂きますが、先日のやまなみ荘の定例会では、3月の使用料によっては、3月最終補正で一般会計からの繰り入れをしなくて済むのではないかという明るいお話も聞いておりますが、
 まだちょっと精査をしなければいけない部分もありますが、3月に皆さんから多くご利用を頂かないと、また議会にお願いし繰り入れという様な事もあり得る訳でございます。是非ここにおられる皆さんからも、お声がけをして頂いて、3月は役員の切り替え等もございますので、やまなみ荘をご利用いただければと思います。

 また、脱炭素先行地域づくり事業では令和6年度の4月からはお風呂の関係の木質チップボイラーを導入することはほぼ決まっておりますが、まだ調査をして頂いている会社から細かい見積もりが出ておりませんので、今後お示しできればと思っております。
 それから計画では7年度にこのやまなみ荘の改修を進めて行きたいという事でどの事業が脱炭素先行地域づくり事業で認めて頂けるかという事を環境省とも調整をしながら、照明のLED化とか、エアコンの省エネ化の機器に更新し、ZEB化というのですが、断熱の関係も認めて頂けるという事でサッシの交換や、隙間の空いている壁を改修できるのかも微妙なところでございます。

 今後も環境省と協議をしながら、また設計会社にも入って頂いて、どこまで脱炭素先行地域づくり事業で出来るか、その他も改修しなければなりませんので、その他は過疎債で対応をしていきたいと考えておりますので、また運営委員の皆さんにもご協議を頂いて、どのように改修していく事が大きな課題でありますとともに、来年度の当初予算も若干説明させて頂きますが、売り上げも伸ばしながら皆さんからご心配頂いた、仲居さんの体制も整いつつありますのでそういう中で、コロナ禍前の運営に戻していきたいという事で職員一丸となり取り組んでまいりますので引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げるなどの挨拶をさせていただきました。

 協議事項として
 令和5年度の運営状況について
令和5年度やまなみ荘の月別事業実施状況について、4月から現在までの、各月の企画内容、期間限定プラン、その他の事業等について、また、村内無料入浴日、風呂の日、刺身皿、オードブルの状況、広告、宣伝内容について説明しました。
 次に令和5年度の収支状況(1月末)について、令和5年度1月末までの収入状況は76,542,003円でコロナ禍前の令和元年度に比較し87.8%で、支出については86,331,500円で令和元年に比較して89.9%となっている。また、月別の宿泊者数の推移、日帰り宴会者数の推移、入浴者数の推移、年度別主要収入額内訳について説明を行いました。

 主な意見と質問の概要については、
・お風呂のシャワーを直して頂いて利用者の中では好評だと意見がありました。
・レンタサイクルの利用者数及びバーベキュー、入浴定期券の使用実績について質問があり、レンタサイクルが5組15名、バーベキュー20件、入浴定期券が30人の利用実績があったと説明しました。
・それぞれのフェアの目標について質問があり、食堂売り上げとして250万を目指していると説明しました。また、成果をまとめて示して欲しいと意見がありました。

・仲居さんの状況について質問があり、仲居さんの募集をしても応募者がなくて11月は予約対応に苦慮したが、それ以後は人材派遣会社にお願いして対応した。現在は新たに2人の仲居さんが業務について対応している。人材派遣は委託料として派遣会社に支払うため割高になると説明しました。
・寝具のクリーニング代の支出科目について質問があり、クリーニング代は手数料で、布団等のリースは賃借料で支払いをしていると説明しました。

  • 令和6年度の運営について
やまなみ荘の運営方針、集客プランの企画、年末年始について、広告方法について、サービス改善、経費の削減、安全衛生管理等について説明しました。また、令和6年度の福祉センター特別会計予算の内容について説明し、令和6年年度については、道の駅いくさかの郷との連携を強化し、運営面についても反映していくと説明しました。

主な意見と質問の概要については、
・来年度予算の使用料等の歳入額は今年度より増額しているが、毎週の水曜日の定休日にしても達成できるか、また宴会等で集客が増える時期は定休日を減らしてはどうかとの質問があり、職員の勤務状況で定休日を減らすのは難しいが、PR等及び営業を強化して収入を増やしていくように対応したい。また、宴会等集客が増える時期についての定休日は、定例会等で職員としっかり話し合いを行い改善できるか検討していきたいと説明しました。
・ディナーコンサートを計画してはどうか意見があり、宣伝効果があると思うので検討していくと説明しました。

・雲根の創造の森で東京から料理人が来て森のレストランを行った。今後やまなみ荘も連携して欲しいと意見があり、来年度までは、農泊推進型の事業でやまなみ荘と道の駅いくさかの郷と連携した事業を行っていく。また、他の事業も考慮し、創造の森とやまなみ荘を連携し県外からの集客に繋がるように取り組んでいきたいと説明しました。

3.その他
 住民課長から、村長が挨拶で言われた様に、脱炭素先行地域づくり事業と併せて改修を計画している。来年度はお風呂の熱源の木質チップボイラーを予定し、7年度にこのやまなみ荘の改修を進めていきたい。脱炭素先行地域づくり事業で環境省と協議しながら、照明のLED化、エアコンの省エネ化機器に更新、断熱の関係でサッシの交換等を計画している。また、脱炭素先行地域づくり事業の対象にならない箇所については、過疎債を財源として考えていきたいと説明しました。
 また、令和6年度 やまなみ荘の営業カレンダーについて説明しました。

 会議後に有志による意見交換会でのお料理です。やまなみ荘の運営や料理などの話をしながら、楽しいひとときを過ごしました。