信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

小舟常会の三九郎&下生野上空からの風景

2025年01月12日 | 生坂村の行事
 1月12日(日)は雲が目立つものの、日差しの温もりよりも寒さに軍配が上がり、万全な防寒でお過ごしました。
 午前9時からは、我が小舟常会の三九郎の準備をしました。今年は下生坂で初めてカヤを刈って運んで来る班と、近くの竹林から切り出した竹を組んで立てる班に分かれて準備をしました。

 今年も私は息子達と一緒に刈った下生坂のカヤは、大きくて切りやすい畑でしたので、いつもの面積より少なくても今までで一番カヤを刈ることができました。

 トラックに山のようにカヤを刈ってくると、立てた竹にだるまをのせ、門松で門をつくるなどの準備ができていました。
 今年は小さめにつくる予定でしたので、例年より少し小さく立てた感じでした。

 合流してからカヤを立てかけて、しめ縄や松飾り、それぞれの家や会社を見守ってくれたダルマなどは飾りつけが済んできて、最後は竹で覆って縄で縛りつけました。

 もう一つはその4分の1ほどの三九郎を竹とカヤで作り、子ども達も手伝ってくれて、しめ縄や松飾り、ダルマなどを飾りつけてあり、両方とも見事に完成しました。

 今年も早めの午後4時に子どもから大人まで、我が常会の7割ほどが集まって、私の息子が年男ですので、最初に小さい三九郎から火を付けました。

 続いて大きな三九郎にも息子が火を付けて、竹の燃える音が響き、大きな炎が立ち上がり素晴らしい三九郎になりました。

小舟常会の三九郎
△ 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくのだと感じた、小舟常会の三九郎の模様です。 #生坂村 #三九郎 #小舟常会


 私の孫たちは、両親と燃え上がる三九郎を見たり、おやつを食べたり、常会の人たちやお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んだりして楽しんでいました。


 燃え残った「おき」でお餅や米粉の団子、さつまいもを焼き、その場で美味しいと言いながら食べる家族や家に持ち帰る家族がいて、我が家も帰って食べましたが、今年は丁度良く焼けていて美味しく食べました。

 今年は災害のない平穏な年になり、小舟常会の皆さんが無病息災で過ごせる幸せ多き年になることを心から願っております。


 子ども達と一緒に三九郎という歴史ある行事を次代まで引き継ぐことが、その地区の人々の絆を深め風土を育んでいくことと感じました。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、下生野の高台に行き、青空が広がっていた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、生坂村消防団出初式、いくっこ消防団分列行進などが行われました。





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