8月28日(水)は雨の降りやすい天気で、時より雨の降り、昼間は蒸し暑さが続きました。
議会行政視察の同行3日目は、前日の「フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里」について、吉野ヶ里町役場に伺いました。
最初に馬場議長から、平成の合併、産業振興、観光振興、新庁舎建設などの吉野ヶ里町の紹介、議会改革の内容などの歓迎の挨拶をいただきました。
次に太田議長からは行政視察の対応に御礼を申し上げ、議会改革の状況、今回の視察を生坂村の活性化にどう結び付けるか行政と協議していきたいなどの御礼の挨拶をしました。
私からは、視察の対応に感謝し、生坂村の紹介、脱炭素先行地域づくり事業の取組、豊かな自然を活かしたアウトドアアクティビティの可能性などの御礼の挨拶をさせていただきました。
そして、商工観光課の山本課長から、「海鮮丼屋」「山茶花の湯」「道の駅吉野ヶ里」「アドベンチャーバレーSAGA(施設の全体数)」「フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里(各コース)」のそれぞれの施設のオープン当初から令和6年度7月までの来客数、売上、対前年比などの説明を受けました。
アドベンチャーバレーSAGAは、平成30年11月まで「トム・ソーヤの森」(キャンプ場)として運用し、「トム・ソーヤの森」をリニューアルして「吉野ヶ里町森林体験施設」となりました。
令和元年5月に「フォレストアドベンチャー吉野ヶ里」がオープンし、広大な自然を活用し「人気アクティビティ「ジップライン」をメインとして「ジップトリップツアー」が九州では初めてオープンし、日本では3パーク目となる多目的フロートレイル「トレイルアドベンチャー・吉野ヶ里」が新コンテンツとして登場し、令和3年3月12日にグランドオープンしました。
トレイルアドベンチャーは、山の傾斜を利用してアップダウンやコーナーなどを配置したオフロードコースをマウンテンバイクや電動アシスト付きマウンテンバイクなどで走り抜ける爽快感あふれるアクティビティです。
フォレストアドベンチャーとは、大自然の中で思いっきり体を動かし、大人も子どもも本気で遊ぶことのできる「自然共生型アウトドアパーク」です。
北海道から沖縄まで40以上あるパークは、ひとつとして同じではなく、我が長野県内には3つ(長野・蓼科・松川)のパークがあります。
フォレストアドベンチャーの運営会社は株式会社フォレストアドベンチャーで、代表取締役は志村辰也氏です。アドベンチャーバレーSAGAは、フォレストアドベンチャーに令和2年4月から5年契約で指定管理をお願いしており、お客さんのけが等の保険代は料金に含まれていました。
そして、日々の点検は指定管理者にお任せしていて、今まで重大な事故は無いとのことでした。運営をしてきてのメリットは町内の他施設への周遊や若年世代の来町があり、デメリットとしては、施設の改修費用や5年ごとの管理者公募とのことですが、オープン以来ずっと黒字であり、運営は順調とのことでした。
アドベンチャーバレーSAGAの事業費は、地方創生拠点整備交付金(国庫)、基金、一般財源で賄われており、オープンから3年で5万人を達成し、利用者はおよそ50~55%が福岡県、40%が佐賀県、8%が長崎県、3%が熊本県、残りがその他の県で、年齢層は40代が一番多く、10代が次に多いとのことでした。
アドベンチャーバレーSAGAの「フォレストアドベンチャー」の施設は佐賀県に一つですが、長野県内には既に3箇所あり、新規に施設を整備するには、(株)フォレストアドベンチャーの志村社長に熱意を持って相談に行き、事業着手までスムーズに運ぶことが大事など、多くの内容を包み隠さずご説明いただきました。
最後は藤澤副議長から、台風10号が近づいてきて大変お忙しい中、馬場議長、山本課長、福井副課長、香月議会事務局長には、我々の視察にご対応いただき、詳細に且つ親切丁寧にご説明いただき感謝申し上げますとともに、吉野ヶ里町のご発展とアドベンチャーバレーSAGAのご繁盛をご祈念申し上げますなどの謝辞を述べられ終了しました。
そして、台風10号が近づくなか、福岡空港を予定より40分ほど遅れて、FDAが離陸して信州まつもと空港に向かいました。最初は離陸してから10数分で雲の中に入り、時より揺れも大きくて台風の影響を感じました。
しかし、信州が近づくにつれ青空が広がり、雲が多めながらも北アルプス、安曇野平、松本平が一望でき、揺れも無く着陸できたときには安堵しました。
今回の議会行政視察の同行は、東峰村の第2のふるさとづくりプロジェクト事業、那珂川市の五ケ山クロス、吉野ヶ里町のアドベンチャーバレーSAGA、それぞれの道の駅の視察でしたが、観光振興やアウトドアアクティビティ等による活性化と持続可能な行政運営の取組などの視察研修ができましたことに感謝を申し上げます。そして、お疲れ様でした。
信濃十名勝「山清路」の風景②
△▽ 毎朝恒例の写真、先日朝日が差してきた大きな奇岩や犀川の清き流れの山清路の風景を撮影したものです。
その他生坂村では、保育園でプール自由参観、小学校で避難訓練、中学校で避難訓練(小中合同引き渡し訓練)・2,3年合同体育日課開始、児童館でしょうぎ教室・スポッちょお、夜のサップ体験会、集団健康診査、歯科検診、大腸がん・前立腺がん検診、相模女子大学いくさか農泊ふれあい&体験プログラムなどが行われました。