信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

生坂農業未来創りプロジェクト会議&議会運営協議会&下生野上空からの風景

2024年08月30日 | 生坂村の会議
 8月30日(金)は雲が多く一時雨が降り、昼間は蒸し暑くなりました。

 午前9時30分からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、台風10号の影響が心配されますが、今のところ迷走台風という事でどのような影響が当村にあるのか危惧しているところです。ぶどうもしっかり実っておりますので、風による影響がなければ良いなと思っているところです。
道の駅いくさかの郷もぶどうの出荷が増えてきまして、8月はお盆も売り上げが順調に推移し農産物直売所、かあさん家も8月の売り上げは前年度を上回っているという事で感謝を申し上げます。これから9月・10月とぶどうの出荷が最盛期を迎えます。また、皆さんには色んな面でご協力を頂ければと思います。

 また今、松本係長中心に農地の地域ぐるみの話し合いを進めて頂いておりまして、今年中には計画をお示しして、今年度中に策定という事でございます。人・農地プランから地域計画という事で、当村の農業の現状が分かって来て、今後5年後10年後をどうするかについて地域でしっかり話をして頂いております。
 農業が基幹産業の当村ですので、ご先祖様から受け継いだ田畑を継承していければと考えているところですが、現状は厳しい地域もあるという事を聞いております。

 また、秋に向けてイベントも数多くございます。秋のいくさか農泊体験ツアーや北海道標津町のあきあじ祭り、10月19日には生坂村最大のイベント赤とんぼフェスティバルINいくさかと毎週のように色々なイベントがありますので、こちらの方も引き続きご協力を頂ければと思います。その後視察もありますし、生坂農業についても皆さんでしっかり協議をしながら進めていきたいと思いますので、引き続きのご理解とご協力をお願いしますなどの挨拶とさせて頂きました。

協議事項
道の駅いくさかの郷について
直売所
 6月の収支について、歳入6,107,492円、歳出5,446,447円で収支が661,045円のプラスとなった。 前年度と比較し粗利率増えている。良い形で6月は終わった。
7月の売り上げは4,252,107円で昨年度対比88.7%、集客数は4710人で昨年度対比94.2%だった。これは生産者組合の出荷が少なく売り上げが伸びなかった。
 8月は28日までの売り上げが7,954,554円となり昨年度を上回っている。生産者組合の出荷量が増え、農産物の売り上げが伸びている。8月として過去最高の売上になる見込みとなっている。今後8月、9月、10月の売り上げが伸びるように、ぶどう部屋、ぶどうカード等で取り組んでいる。
9月の営業カレンダーの説明で、直売所の休業は9月2日のみとし営業していくと説明を行いました。

かあさん家
 7月の食堂売り上げ1,095,564円、来客者数1271人、おやき販売、1,312,680円、来客者数1155人、直売所2,033,540円で合計4,441,784円となった。おやきの販売が伸びなかったが他の売り上げは伸びている。また、7月9日で食堂来客数10万人になった。公社全体では梅の販売が遅れ売り上げが減少したと説明を行いました。

主な意見・質問とその回答の概要については、
・道の駅の販売で8月の伸びた品目について質問があり、全体的に伸びている。夏野菜、トウモロコシ等が増えている。また、にんにくの売上も伸びていると説明しました。
・米不足と報道されているが、道の駅の状況について質問があり、2週間くらい前から問い合わせがあるが、新米が出るまでは品不足になっていると説明しました。
・ぶどうカードのイベントの企画について質問があり、ラジオ、テレビで紹介していくのでその状況で検討したいと説明しました。

・出荷量を維持する為に、同じ品目が集中するので対応策を検討して欲しい。また、客寄せする施設等を検討して欲しいと意見があり、同じ品種が重なる事の対応は、品種の違う野菜等PRしていきたいと説明しました。
・関連意見として今井の道の駅は収穫体験を行っているので研究して欲しい。他に出荷を早めるか遅くして栽培する事についても検討して欲しいと意見がありました。
・のらのら青空塾の収穫に苦慮しているので、のらのら青空塾の農園で収穫体験ができないか検討して欲しいと意見があり、畑までの距離が離れているので無理ではないか、収穫については塾で塾生を増やす等検討してほしいと説明しました。

 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
 秋の農泊体験ツアー、標津町あきあじ祭りの出店について、先進地の視察内容についての説明を行いました。
主な意見・質問とその回答の概要については、
・体験ツアーの参加者の状況について質問があり、首都圏の参加者や、家族ずれが多い。リピーター率も多いと説明を行いました。

  • 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
 地域ぐるみの話し合いの状況について、4月9日(火)から8月18日(日)まで33カ所行った内容及び今後予定している地区について、また、地域計画のまとまった地区12カ所についての説明と、新たにまとまった地区、宇留賀区南会、大日向区南平、上生坂区万平、上生坂区小舟、宇留賀区本村太郎・宇留賀1、宇留賀区宇留賀2、草尾区牛沢、草尾区袖山・長谷久保の地域における農業の将来のあり方について説明を行いました。

主な意見・質問とその回答の概要については、
・農地バンクについて質問があり、令和7年4月以降又は地域計画が策定された地域について、農地バンクによる農地の貸し借りを行う様になる内容について説明を行いました。

その他
 JA松本ハイランドから米不足について、コロナ禍の解消後消費が増えた事等により消費量が伸び、品不足になった。新米が出れば解消されるが、新米については値上がりが予想されている。また、ぶどうは順調に推移していると説明がありました。
 生坂支所営農関連スケジュールで9月2日(月)の川手ライスセンター米出荷開始から、9月26日(木)青年部食育活動保育園農産物寄贈について、ぶどう部川手支部、山清路®ぶどうファンクラブスケジュールについて説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要については、
・ぶどう即売会の出荷量を増やして欲しいと意見があり、農家に呼びかけて対応していくと説明を行いました。


 午前11時からは議会運営委員会を開催し、平田議会運営委員長、太田議長、私の挨拶で始まりました。

 協議内容は、第3回議会9月定例会の提出議案の概要説明をした後、9月定例会の日程等を決めていただきました。

 9月10日(火)午前10時開会、12日(木)午前9時から総務建経常任委員会、13日(金)午前9時から社会文教常任委員会、一般質問は一日とし、11日(水)午前9時からとなり、19日(木)は委員長報告・質疑・討論・採決などを行う最終日としました。

 通告締切は9月2日(月)正午迄、答弁書の提出は9月9日(月)正午迄で、全員協議会は、9月5日(木)、19日(火)に開催するなどの日程を決めていただきました。

 新型コロナウイルス感染防止対策として、マスク着用は個人判断とし、反省会は実施することになり、やまなみ荘で9月19日(火)午後6時から、参集者は課長以上にすることなどを話し合いました。

 決算の認定の議案説明は常任委員会で詳細に説明しているので、本会議では主な款項の読み上げで良いかについては、
 常任委員会で詳細に款項目を説明しているので2回も同じ項目を読み上げないことは、職員の仕事軽減や議員の負担軽減になることで、予算と決算の差が大きく違う款項を読み上げていただければ良いとの意見が多くありました。
しかし、常任委員会と本会議は違い、読み上げを省略することは、知る権利を省略することであり、常任委員会も傍聴を認めるべきという意見になり、6月定例議会の全員協議会で協議し、認めないと決まったので、見直す場合は再度議会で決めていただき、その内容を行政が議会と協議したいと申し上げました。

 また、反問権について、議員の質問時間と別にして欲しいという意見があり、議長の許可を得て行使しているので問題ないこと、また一般質問の通告に対して、答弁書をお返ししているのに、3回連続時間切れで通告通りの一般質問をしていないことは、職員各位で協議して答弁書を作成しているのに、単に仕事を増やしていて芳しくなく、自分の意見を弁論大会のように長々と話すのでなく、簡潔に質問して欲しいと申し上げました。
 兎に角、常任委員会の傍聴や一般質問の反問権と答弁書の対応について、一議員の意見ではなく、議会の総意を決めていただき、その内容について我々行政が協議をさせていただきたいと申し上げました。
下生野上空からの風景


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込め雲が多めの下生野上空からの風景を撮影しました。



その他生坂村では、保育園でプール終了、小学校で教育懇談会、中学校でアルミ缶回収日・SC来校日、児童館で避難訓練、アクア運動教室、地域支え合い推進会議、例月出納検査などが行われました。


2024相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プログラム5日目

2024年08月30日 | 生坂村の取組
 8月30日(金)、相模女子大学 いくさか農泊ふれあい&体験プログラム5日目は、午前9時から上野において、すももとぶどうの収穫体験を行いました。

▽ 協力いただいた小澤さんに、栽培されているすももの品種や収穫の方法などを教わりながら、「太陽」を収穫しました。


▽ 収穫後、選別及びパック詰めを行いました。

▽ すももの収穫後は、上野にあるぶどう畑に移動し巨峰の収穫体験を行いました。

▽ 午後からは、やまなみ荘にて料理長の指導のもと、生坂産ぶどうを活用したメニュー開発を行いました。


 今回の商品開発では、ナガノパープル、クイーンルージュ、シャインマスカット、紅バラードを活用し、「フルーツポンチ」「クレープ」「甘酒のババロア」「焼き芋プリン」4種のデザートの盛り合わせを作っていただきました。


 皆さんは完成してから村長室に持ってきていただき、私と副村長で試食させていただきました。

 私が一つずつ材料や作り方などを質問しましたら、それぞれ2人くらいで手分けして作られて、生坂村で収穫した多くのぶどうを使って作っていただきました。

 また、沢山のぶどうの他に甘酒、巨峰ジュース、白玉だんご、炭酸水、クリームなども使い、見た目が良く、味も素晴らしいデザートを作っていただきました。

 今後やまなみ荘で、ぶどうプレートとして四品で提供できるか、一品ずつ宴席料理のデザートとしてお出しするかなど検討したいと思います。