信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

最適土地利用総合対策事業視察研修&日岐と小舟上空からの風景

2025年02月15日 | 生坂村の取組
 2月15日(土)は晴れて穏やかな空になり、日向では暖かく感じられました。
 今回の最適土地利用総合対策事業視察研修は、生坂村を午前8時頃出発して、山梨県と神奈川県方面に向かいました。

 最初に、山梨県南都留郡道志村にある「道の駅どうし」の視察を行いました。
 「道の駅どうし」は、国道413号沿いに建つ道志村の情報発信拠点であり、観光、イベント、特産品など村内の様々な情報を手軽に得ることができる道の駅でした。

 また、村で採れた新鮮な素材を中心に使ったオリジナル料理が味わえるレストラン「手づくりキッチン」や特産品直売所もあり、道志村の魅力が一堂に会していて、土曜日でしたので都内や横浜の方から家族連れやライダーで賑わっていました。




 店内の一角を生産物直売所として、日本有数の生産出荷を誇るクレソンをはじめ、地元農家の朝採り野菜や山菜、川魚、漬物、七里味噌、さしみこんにゃく、木工品や花卉など特産品が勢揃いし、この道の駅でなければ手に入らない品物を多数お取り扱っていて、道志村村内の観光に関わる情報、道志村近隣の情報も提供していました。


 施設内のレストラン「手づくりキッチン」では、クレソンを生かしたメニューなど、村で収穫されたばかりの素材を使用した創作料理も楽しめるとのことです。
 地元の主婦らが手作りした道志の旬が味わえる場所で、クレソンケーキやクレソンジュースの他、ソフトクリームやコーヒーなどカフェメニューも充実していました。
 私は、香ばしく焼いた鮎を炊き込んだ「鮎飯」を食べました。450円とお値打ちですから、量は少なめでしたが美味しく頂戴しました。



 次に、神奈川県愛甲郡清川村にある「道の駅清川」の視察をしました。


 「道の駅清川」は、平成27年11月に開所し、清川村の特産である清川茶や丹沢味噌、清川恵水ポークなどの人気商品も多く取り揃えていて、手作りのぼたもちや漬物なども人気があります。


 中でも清川村の豊かな自然の中で育まれた新鮮な野菜がとても人気があるとのことで、他にも野菜に合うドレッシングやお土産品など所狭しと並んでいて、品揃えが豊富でした。


 2階にある恵水キッチンでは、清川恵水ポークを使った豚丼と季節の恵水サンデーが人気で、豚丼は恵水ポークの肉の旨味、柔らかさ、脂身のさっぱりとした甘みが感じられ、季節の恵水サンデーは、旬の食材を使った手作りジャムを使ったサンデーで、ゆずや甘夏、梅など訪れる度に旬のデザートが楽しめ、ここでしか味わえない料理ばかりとのことです。


 初日の最後は、海上保安資料館横浜館を視察しました。

 日本の周辺海域の現状と、海上警備の重要性を学べる資料館で入場は無料でした。館内には、海上保安庁の業務や巡視船艇・航空機を紹介したパネルの展示と、平成13年(2001年)12月22日に発生した、九州南西海域工作船事件において、「自爆・沈没した工作船、小型舟艇、武器」等を水深90mの海底から引き揚げ、保存・展示してありました。


 九州南西海域における工作船事件の概要は、平成13年12月22日、海上保安庁は九州南西海域における不審船情報を防衛庁から入手し、直ちに巡視船・航空機を急行させ同船を捕捉すべく追尾を開始しました。
 同船は巡視船・航空機による度重なる停船命令を無視し、ジグザグ航行をするなどして逃走を続けたため、射撃警告の後、20ミリ機関砲による上空・海面への威嚇射撃及び威嚇のための船体射撃を行いました。
 しかしながら、同船は引き続き逃走し、巡視船に対し自動小銃、ロケットランチャーによる攻撃を行ったため、巡視船による正当防衛射撃を実施し、その後同船は自爆用爆発物によるものと思われる爆発を起こして沈没しました。

 海上保安庁の仕事は、海上の治安と安全の維持、環境保全、災害対応、海洋調査、海上交通の安全確保などとのことで、日本は海に囲まれていて、中国、ロシア、北朝鮮などと接していることから、海上の犯罪を取り締まる(麻薬や拳銃などの密輸入、密航者の流入を阻止するなど)、領海を警備する、国際機関との連携・協力などを行うことは重要であると感じました。

 本日視察した両道の駅の直売所や食堂は、それぞれの道の駅でなければ食することができないお料理や地元の名産品があり、それらを目当てに来られる方が多いと感じました。また、共通点は地元で採れた新鮮野菜を多く活用したり販売していることであり、オンリーワンの道の駅を目指すには、特色あるお料理や名産品、地元の農産物は欠かせないと改めて痛感しました。


日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の撮影は、我が家からフライトさせ、朝霧と薄雲に覆われた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。



 その他生坂村では、女性のための人権なんでも相談所開設、道の駅いくさかの郷特産市、居場所みーつけた!、地域未来塾などが行われました。