信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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生坂小学校 令和4年度 卒業証書授与式

2023年03月16日 | 生坂村の行事

 今年度の卒業証書授与式も、新型コロナウイルス感染防止対策のため、規模を縮小し、出席者は卒業生、在校生、教職員、保護者、教育長、教育次長、来賓は私と太田議長、教育委員が参列し時間を短縮して開催されました。

▽ 在校生、先生、保護者の皆さんから、温かい拍手で迎えられた卒業生たちです。

 午前9時から小学校体育館で令和4年度卒業証書授与式が挙行されました。今年度は、男子7名、女子5名の12名が晴れて卒業されました。

▽ 召田教頭先生の開式の辞で卒業式が始まり、参列者全員で国歌を斉唱しました。

▽ 上條教育長が、皆さんは、ここ生坂小学校で、多くのことを学び成長したことと思います。勉強はもちろんのこと、運動会、修学旅行、音楽会など数々の学校行事からは、人を思いやることや友だちの大切さ、何かを成し遂げることの達成感や大変さなど、きっと多くのことを思い出されていることと思います。

 4月からは中学校での新しい生活が始まります。皆さんには、大きな期待とともに、わずかばかりの不安もあることと思います。でも、大丈夫です。この生坂小学校で学び、友だちや先生と過ごした日々を礎にして、自信をもって、元気よく中学校に進んでください。

 保護者の皆さま、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。日夜温かい愛情を注がれ、今日のこの日をお迎えになられた保護者の皆さまのお喜びは、ひとしおかと存じます。お子様は、この先心身ともに大きく成長する時期を迎えます。一方で、今まで以上に悩むことも増えてくることでしょう。これら悩みを一つ一つ乗り越えていくことが、大人への成長に必ずつながりますので、これからもお子様と強く絆を結び、励ましをお願いいたします。

 これまで陰になり日向になり教育活動を支え、子どもたちを温かく、熱心にご指導いただきました校長先生始め、生坂小学校の教職員の皆さま、また、日々の子どもたちの成長を願い、温かく支えていただきました地域の皆さまに感謝申し上げます。今後も、今まで同様に、子どもたちにお力添えをお願いいたします。

 本日、門出の日を迎えた卒業生の皆さんが、中学校で大きく飛躍することを期待し、教育委員会からの告示としました。

▽ 卒業生が担任の藤原先生に呼ばれ壇上に上がり、宮沢校長先生が、卒業生一人一人に卒業証書を授与しているところです。

▽ 宮沢校長先生が、さて、卒業生の皆さんが、今、手にした卒業証書には、ここ生坂小学校で過ごした今日までの思い出がいっぱい詰まっています。皆さん一人一人の努力はもちろん家族の方々、先生方、そして地域の方々の温かな励ましがあったことを決して忘れることなく、感謝の気持ちを胸に刻んでおいてください。

 皆さんは、児童会スローガン「ニコニコ笑顔・モリモリ元気・ホワホワ安心、みんなで協力して楽しい学校にしよう」の中心となって活躍してくれました。皆さんは友だち思いで それぞれの違いや事情を受け止め、優しい気配りのある言葉や接し方ができ、安心できる雰囲気で包み込める最上級生でした。

 児童会長が 修学旅行で訪れた国会議事堂で、お隣り池田町の会染小学校に学校紹介をする場面がありました。急に指名されたにもかかわらず、はっきりと胸を張って「全校児童が仲よしの坂の上にある小学校です」と紹介しました。その実感の通りに皆さんの力で楽しい学校にする大事な道しるべを示してくれたことに感謝しています。

 これから中学校へ進学する皆さんに「自分の持ち味をいかせよ」という言葉を贈ります。

 長野県出身の御嶽海関が大関昇進の伝達式でお礼のあいさつ「口上」で述べた言葉です。「感謝の気持ちを大切に、自分の持ち味を生かし、相撲道に邁進してまいります・・・」「感謝の気持ちを大切に」は、中学校相撲部の先生から学んだ言葉でした。

 「自分の持ち味を生かし」は 中学校の玄関にある石碑に刻まれた第28代木村庄之助の言葉でした どちらも故郷木曽で子どものころ学んだことを29歳になっても忘れずに大事にしていました。

 皆さん一人ひとりが生坂小学校でそうだったように、それぞれの場所でベストを尽くし、 自分の持ち味を生かして輝いてください。

 最後になりましたが卒業生の保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。一年生に入学した頃のお子様の姿を想いかえすと感慨もひとしおであろうかと思います。保護者の皆様には、これまでお子さまをいつくしみ、大きな愛情をもって育ててこられたことに敬意を表します。この六年間、本校のためにお寄せいただきました温かなご支援、ご協力に謹んで感謝と御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。

 卒業生の皆さん、いよいよ旅立ちの時が来ました。将来、ふるさと・生坂村を愛し、自分の未来をたくましく拓いていく大人に成長することを心より願っています。

 ご来賓の皆様、地域の皆様、心に夢と希望があふれる12名を今後とも温かく見守り、ご指導賜りますよう心からお願い申し上げるなどの式辞を述べられました。

▽ 私から、皆さんはこの6年間、友だちとたくさん勉強したり、運動したり、助け合ったり、競い合ったりと、ともに過ごし楽しかった日々の思い出がいっぱいあると思います。

 一生懸命に積み重ねた6年間は、皆さんがたくましく、大きく成長し、 頼もしい姿となりました。

 それはご家族、先生方、地域の皆様のお力添えがあったことを忘れてはいけません。誰もが周囲の人達に支えられ成長していくのです。そして、その周りの人達にいただいた力を生かすのは自分自身なのであります。

 この一年間も、新型コロナウイルス感染症の影響により、行事・イベント等の縮小や中止など、引き続き制約のある学校生活を過ごすこととなりました。

 その様な中でも皆さんは、最上級生として、児童会活動、運動会、音楽会などで、下級生の良きお手本となるように、前向きに頑張ってくださいました。

 これから皆さんは、生坂小学校で学んだことを基礎にして、中学校で今よりも難しいことを勉強したり、部活動でがんばったりと大変忙しくなります。

 中学校生活は、皆さんの人間形成にとってとても大切な充電期間であります。将来の夢や目標に向かって色々なことを吸収してください。一生懸命努力して、身についた財産は、決して無駄にはなりません。皆さんの中学校での健闘を祈っております。

 さて、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今日まで愛情を持って育んでこられた我が子の晴れ姿を前に、色々なことが思い出され、お慶びもひとしおのことと思います。

 これからお子様が中学生になり、楽しみが多い反面、心を悩ませることも多々あろうかと思いますが、しっかり向き合って、お子様の悩みや思い、喜びを共有しながら、温かく見守っていただきますようお願いいたします。

 また、校長先生をはじめ諸先生方には、昼夜を分かたずご熱心に温かくご指導くださり、ここまで立派にお導きいただき、そのご労苦とご努力に対しまして、深く敬意を表し感謝を申し上げる次第でございます。

 卒業生の皆さん、4月から始まる中学校の三年間は、きっと皆さんの人生の中でも、かけがえのない貴重な時間になると思います。一人ひとりが秘めた大きな可能性が花開くことを願うなどの祝辞を申し上げました。

▽ お別れのうたは、全校で元気よく歌われた後、卒業生がみんなで素敵な声で歌っていただきました。

▽ 保護者代表の山口さんから、本日は卒業生12名に対してこの様に素晴らしい式を執り行っていただきありがとうございました。また、先ほどはご来賓の方々、校長先生からとても心温まるお話をいただき厚く御礼申し上げます。

 藤原先生、授業参観の時に親子で一緒に討議をする場がありました。その時与えてくださったテーマ「教師がもっと厳しくあるべきだ」。このテーマに対して卒業生みんなが、「いやだ、もうこれ以上厳しくしないでくれ」と、そういうに言わしめた教育の指導が、この卒業生を導き、ここまで成長させてくださったのです。心より感謝し、あなたの指導と教育に敬意を表します。きっと、私が言ったようなことの感謝の気持ちがいっぱいあると思います。

 卒業生の皆さん、私は今、地域のおじいさん、おばあさん方とお話をする仕事に携わっています。その方達が沢山話をしてくださることは、小学校時代、中学校時代の楽しい思い出のお話です。もう時間が尽きることなくいっぱいお話をしてくださいます。そして、私が「もう一度人生をやり直したいとしたら何時が良いですか?」と聞くと、皆さんが口を揃えて言います「小学校時代、中学校時代の頃に戻って、勉強、運動、色んな楽しかったことをやりたい」と言われます。それで、皆さんに言いたいことは、思い出は本当に大事なもの、宝物、かけがいのないものなのです。でも皆さん方にこの話をしても分からないと思います。皆さんがその歳にならないと分からない話ですが、思い出はかけがいのないもので、小学校の思い出は手に入れることができました。これは大事にしていってください。そして、この思い出をこれからずっと胸の中に入れて、決してなくなりません。その思い出が歳を取ってから楽しかったことなどの思い出が出てきますから待ち続けてください。

 児童達にその素晴らしい思い出、宝物を授けたくださったこの環境、仕組み、来賓の方々、そして思い出をいっぱい作ってくださった先生方、保護者の皆様方にもう一度御礼を申し上げますなどの挨拶を述べられました。

▽ 出席者全員で「校歌」を歌って、召田教頭先生の閉式の辞で終了しました。

▽ 卒業生は下級生から花束をいただき巣立っていきました。

 そして、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、縮小しての卒業式でしたが、出席できなかった来賓の皆さんをはじめ、生坂村民の皆さんが、本日の卒業をお祝いしております。



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