信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

村営バス運営協議会&消防委員会

2022年01月30日 | 生坂村の会議

 28日(金)午前10時からの村営バス運営協議会は、私の挨拶の後、正副会長選出が行われ、会長が山﨑区長会長に決まり、副会長には高野副区長会長を指名され、続いて令和3年度の村営バスの利用状況、村営バス特別会計予算、村営バスのダイヤなどについて協議をしていただきました。

 利用状況は、令和3年度12月末現在で新型コロナウイルス感染症の影響もあり、犀川線が一日平均利用者数は約64.3人であり、実証運行を開始した平成21年度以降、平成28年度が最も多い利用者数でしたが、今年度は昨年度対比約7.0%減でして、周回デマンドバスは、一日平均約2人であり、昨年度の同時期と比較して半減し、26便最終デマンドバスに関しては、昨年度の新型コロナウイルス感染症の影響による休校があり、増減の月がありましたがほぼ横ばいの状況でした。

 次ぎに令和3年度村営バス特別会計予算及び令和4年度予算(案)については、使用料は利用者数の減少に伴い減収を見込んでいること、来年度はバスの更新を見込んでいるなどの内容を説明しました。

 主な質問や意見に対しての回答の概要は、バスの更新については、既存のタイプと環境配慮型バスでは、今の三菱ふそうが1,200万円位で、タウンスニーカータイプの日野ポンチョは1,500万円位であること、バスの更新基準については、指定管理者の安曇観光タクシーからの指摘や故障が多いバスの更新を考えていること、更新するバスは何人乗りかについては、今の小型29人乗りを考えていて、小さくすると10人~15人乗りになるが、朝の通学時間帯は補助席を使っているので今のタイプで更新したいこと、予算書繰入金の500万円については、バス更新の全額は過疎債を充てられないため、過疎債で3分の2、一般会計から3分の1を計上しているが、まだ当初予算の査定前であり、バスの車種など流動性があること、一般会計からの令和元年・2年の繰入状況については、前年度の当会議では2,400万円ほどになっていることなどの協議をしました。

 JR篠ノ井線の3月12日(土)のダイヤ改正によって、村営バス犀川線と周回デマンドバスのダイヤ改正は行う必要はないとのこと、始発を古坂発の要望については、やまなみ荘から北部の中学生は4名であり、雲根の駐車場でUターンの雲根始発が大日向橋を渡っての始発かは指定管理者と詰めること、大日向の停留所は歩道が狭く危険であるため、大日向橋を渡ったところの停留所は、運輸局ではA地点からB地点に変えてバス路線に戻るので、変更申請は必要なく、安曇観光タクシーと調整すること、池坂線のバスを新田停留所に止められないかについては、池田町の協議会で検討し、国道占用申請と運輸支局は問題がなく、設置が良いとして池田町の担当にお願いすること、地域の皆さんは池田町に通院や買物に行っているのでバス停に止まっていただきたいと全員賛成であったこと、議会談話室の要望で低ステップ型の高齢者の乗りやすいバスについては、低床型のノンステップ型も選択するか参考にしたいこと、池坂線の運営母体については、池田町の町営バスであり、やまなみ荘などでデマンドバスと接続するようにして、村からは負担金を出していることなども話し合われました。

 村民の皆さんの通学、通院、買物、通勤等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますので、永続的に維持していかなければと考えるところでございますので、引き続きのご利用とご理解をお願いいたします。

 

 午後2時からの生坂村消防委員会は、竹内消防委員長と私の挨拶の後、竹内委員長の議事進行で本年度事業内容並びに新年度事業計画(案)について、団員報酬及び出動報酬並びに分団運営交付金について、消防設備整備等の要望について協議をしていただきました。

 令和3年度は、消防団員出動報酬の個人支給を開始し、今年度の消防・防災事業は、「自らの命は自らが守る」災害リスクマネジメント事業、緊急排水エンジンポンプ格納庫新設、消防施設等整備事業として、消火栓取替工事、安全装備品(救命胴衣)整備事業、消防団活性化事業 高機能性防寒衣の整備事業を行いました。

 また、令和4年度辞令交付式は4月3日(日)、出初式は令和5年1月8日(日)に決めていただきました。

 生坂村消防団員の処遇改善については、消防庁が示している団員報酬は年額36,500円が標準であるため、当村は団員階級ごとに13,500円をアップすることを提案し、出動報酬は1日当たり8,000円を標準とするなどの改正案を示し、分団運営交付金については、一般管理費と一般経費の2種類の性質をもって交付する案を説明しました。

 幽霊団員は、2020年4月以降の活動実績がなく、今後の消防活動が見込まれない者であり、本部と各分団で調整しているとのことでした。

 消防設備整備検討箇所については、消火栓の修理、防火水槽の新設希望、デジタル移動系防災行政無線の新スプリアスへの対応を承認していただきました。

 主な意見や要望の概要は、保育園近くの消火栓が不具合で回転部が不調だったことがあったので、大日向南平と北平などの消火栓は早急に修繕すること、8月お盆の大雨の時に土嚢を積んだが、砂利等を詰めたので砂を用意して欲しいこと、北安陸送さんは常時砂があるので、災害協定などの締結については、検討して災害協定の話をさせていただきたいこと、幽霊団員について、一定期間出動実績の無いことのみをもっては不適当の見解は理解できることについては、次回の分団長会議で報告すること、小立野の消火栓は新しいから、メーカーに立ち会って調査してもらうこと、梅月の防火水槽の場所は清水家の近くの要望であること、ホース格納箱が錆び等のメンテナンスについては、格納箱は要望があれば在庫を渡して交換しているので、格納箱の件は各分団に伝えること、昭和電工の消火用水の取水訓練や作業手順については、昭和電工の皆さんと協議をして、災害があった時立ち会いの元で取水ができるのことと場所などは確認していることなど協議をさせていただきました。



最新の画像もっと見る