信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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令和6年度生坂村消防委員会&上生坂上空からの風景

2025年01月28日 | 生坂村の会議
 1月28日(火)は日差しが届いても、昼間はこの時期らしい冬の体感でした。
 午前10時からは、令和6年度生坂村消防委員会を開催しました。

 最初に、小山委員長から、本日は消防委員会の開催につきまして、お忙しい中ご出席を頂き誠にありがとうございます。ただ今ご案内頂きました通り、消防委員長を務めさせて頂いております小山です。何分にも若輩者でありますが宜しくお願い致します。
 日頃より、消防団の皆さんをはじめ村当局、また関係の皆様方におかれましては、昼夜問わず地域の安心安全のため、ご尽力を頂いております事に改めまして敬意を表し感謝申し上げます。近年におきましては火災に限らず、大規模地震や気候変動による、大規模豪雨災害等が懸念され、また、団員の定数確保などが憂慮されるところです。消防団の活動も多岐にわたる中で、それぞれ対応しながら、システムの改善、地域の安心安全を守る為に、組織の改善や装備及び消防団員の拡充や待遇の向上といったような事について皆様からご意見いただきながら、本委員会が実のある委員会になるようにお願いしますなどの挨拶をいただきました。

 続いて私からは、何かとお忙しい中、消防委員会の会議にご出席を頂きましてありがとうございます。日頃は消防行政はじめ、それぞれの立場で村政運営にお力添えを頂いておりますことに感謝申し上げる次第でございます。今お話がありました通り、昨今は地球温暖化の影響で、災害が激甚化・頻発化しておりますし、昨年は元旦から能登半島地震が発生するなど大規模地震が数多く発生しているところでございます。そういう中で、村民の皆さんの生命財産を守るという中で、消防団は防災面で中核的な活動して頂いてところでございます。
 そういう点からも行政としましても、出動率が70%以上の団員の皆さんには商品券20,000円分をお配りしたり、団員報酬などの処遇改善も進めております。

 そして、今年度から防災行政無線のデジタル化の大きな事業も進めているところでございます。また、機能別消防団員も役場の職員中心に組織させて頂いて昼間の団員の手薄な時に火災等が発生したら迅速に対応できるように取り組んでいるところでもございます。そういう中で団員の確保という事で大変苦慮されているところですが、12月の区長会議では区長さん方に各区の区長さん、常会長さんで若い方が住んでいたら是非消防団員になって頂きたいと、お願いをさせて頂きました。中山団長にもその話をさせて頂き、団長や分団長等で区長さん、常会長さん等と話をしながら新しい団員の確保をお願いしたところでございます。

色々と課題はございますが、災害に強い生坂村を目指すために、ここにいる皆さんは中核的に活躍をされている方々ですので、引き続きご理解とご協力をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。


協議事項
1,本年度事業報告並びに新年度事業計画(案)について
令和6年度に行った生坂村消防団の事業について、4月7日の辞令交付式・新入団員等説明会他35件の事業及びその他事業について説明がありました。また、消防防災事業として実施している、防災行政無線デジタル同報系QPSK方式改修業務、消防詰所屋根塗装工事の内容について説明がありました。
次に令和7年度に計画している事業23件及びその他の事業について説明がありました。

主な意見・質問とその回答概要は、
・第3ブロック春季・秋季合同訓練について、今年から春季だけの訓練になることが予想されると団長から説明がありました。
・令和7年度辞令交付式が協議の結果、4月6日(日)に行う事になりました。

・総合防災訓練の実施時期について意見を頂いたところ、3市5村の医療救護訓練の日程に合わせた方が良い。最近は気候変動で豪雨の時期が分からなくなっている。9月1日が防災の日になっているので、今までと同じでどうか意見があり検討の結果、防災の日近くの8月31日(日)に実施する様に調整する事になりました。
・令和7年度出初式が協議の結果、令和8年1月11日(日)に行うことになりました。

2.消防設備整備等の要望について
 第1分団、第2分団から要望のありました、修繕箇所等4箇所について説明がありました。
・第一分団の下生野詰所について、かなり老朽化しているので対応をお願いしたいと意見がありました。

・消火関係の設備を優先して考えて、その後に詰所を検討すればどうか意見がありました。
・搭載車を運転する際の免許取得か搭載車の小型化について検討して欲しいと意見がありました。
・消火栓の修繕を速く行う様に意見がありました。

その他
村消防団と消防力の現状について説明を行い、消防団の確保について意見を頂きました。
・最近、縦社会や飲み会を嫌がる方が増えている。区長さん常会長さんに団員の確保について協力して頂くように依頼した。また、各分団長からも各区長さんにお願いする様に依頼している。地域ぐるみで消防団員の必要性を理解するような取り組みが必要ではないか意見がありました。

・女性団員の加入も推進していけばどうか意見がありました。
・消防に入れない家庭は負担金を出すような事も検討すればどうか意見がありました。
・防災に対する意識を啓発していけばどうか。防災士、消防団に入っている事で特権を与える検討すればどうか意見がありました。

・勧誘ポスターの掲示、啓発番組をICNに流す等行えばどうか。各種大会の状況、団員の活動内容、消防の活動を録画しICNで紹介すればどうか意見がありました。
・地方創生の観点で国の財源で報酬を増やすことを検討すればどうか意見がありました。


上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝日が差してきた上生坂上空からの風景を撮影しました。
 その他生坂村では、小学校で3年三校交流会、中学校で粘土釉薬付け、ヘルスアップ教室、総務課関係工事開札、消防委員会などが行われました。




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