1月29日(水)午後1時30分からは、国民健康保険運営協議会を開催しました。
最初に安坂会長から、皆さんお忙しい中、お寒い中ご出席頂きまして誠にありがとうございます。何分不慣れなものですので、スムーズなご協議をお願いしますなどの挨拶をいただきました。
次に私から、お忙しい中会議のご出席ありがとうございます。国民健康保険の令和6年度の運営状況等についてと、令和7年度の運営計画等についてご審議を頂くわけでございます。国民健康保険は、日本の国民皆保険制度のしっかりした中で、国民健康保険があるから国民皆保険制度は成り立っているところでございまして、社会保険や共済保険などありますが、仕事を定年退職した高齢者が国民健康保険に加入したり、農業や自営業の皆さんが加入したりするわけですから、当村としてはしっかり運営をしていかなければならないと思っております。
特定健康診断、特定保健指導等も的確に行いながら、国保の医療費を抑えていきたい事や、健康で長生きをして頂きたいという事で、様々な事業を行っているところでございます。今日は皆さんから忌憚のないご意見等を頂き、当村の国民健康保険の運営が順調にいきますようにお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。
議事録署名人は、吉澤明彦副会長、字引文威氏を指名しました。
協議事項
1,令和6年度生坂村国民健康保険運営状況及び保険事業実施状況について
国民健康保険の運営状況で、国民健康保険加入者の推移、年齢階層別加入状況、1人当たりの医療費の推移、対年度12月末現在医療費比較、決算額及び決算見込み額、令和6年度国民健康保険特別会計予算書(決算見込)について資料により説明がありました。
次に、令和6年度生坂村国民健康保険険事業の実施状況で、第3期データーヘルス計画について、特定検診で検診種類別受診者状況及び受診率について、未受診者対策について、保健指導について、保健指導で、対象者と実施率の推移について、実施方法について、評価について、次にその他の事業について説明がありました。
主な意見・質問と、その回答内容の概要は、
・1人あたりの医療費の推移について質問があり、大きな手術や抗がん剤治療があり、令和5年度は医療費が伸びたと説明がありました。
・生坂村のメタボ対象者について質問があり、メタボ対象者は糖尿病 高血圧、高脂血症が懸念されるので改善しなければいけないと説明しました。
・人間ドックを受けている若い世代の検診について質問があり、30代の方は少なく、60代70代が多いと説明しました。
・特定検診を受けている方と受けていない方の医療費の状況について質問があり、検診を受けている方の方が医療費は抑えられていると説明がありました。
- 令和7年度生坂村国民健康保険事業計画及び運営について
事業目的、重点施策、具体的な対応策及び令和7年度国民健康保険特別会計予算書(案)について資料により説明がありました。
主な意見・質問とその回答内容の概要は、
・6年度の決算見込みと7年度予算について質問があり、6年度は決算見込みで7年度については予算として計上していると説明しました。
3.令和7年度国民健康保険制度改正について
令和7年度から国民健康保険制度が一部改正され、国民健康保険課税制度額の引き上げ、国民健康保険税の軽減判定所得額の引き上げについて資料により説明しました。
主な意見・質問とその回答内容の概要は、
・この改正で予算に関係があるか質問があり、軽減した保険料は補助金で対応となると説明しました。
全体を通しての意見質問の概要は、
・心臓病の既往歴について質問があり、この数値は心臓疾患者とは限らないと説明しました。
最後に協議事項の3件について採決の結果、挙手全員で賛成して頂きました。
午後3時30分からは、介護保険運営協議会を開催しました。
最初に大澤会長から、大変お疲れ様です。昨日から天候の方が大分荒れ模様の様で、風が吹いておりましたけれども、風がやんだら雪が降ってきたという様な事で、帰るときに積もっていないように願っています。今年の3カ月予報では、2月は平年並みではないかという事ですが、3月は一転大分温度が上がるのではないかと言われています。春が早く来るという事のようです。桜の花が早く見られるかもしれませんが、あまり早く春が来ても植物にとっては良くないですが、人間の方も中々体調が追い付かない様な事になりかねないので、皆さん充分注意して過ごして頂きたいと思います。今日はこれから生坂村介護保険運営協議会を開催しますのでよろしくお願いいたしますなどの挨拶をいただきました。
次に私から、会議のご出席お忙しい中ありがとうございます。介護保険運営協議会という事で関係の皆さんにお集まり頂きました。今年度から第9期の介護保険事業がスタートいたしまして、これから事務局から説明がありますが、要介護2から要支援1までの軽度の方が認定者として増えているようでございますが、要介護3から要介護5は若干減っているお話を聞いております。
また、施設介護は一番多かった月が44人という時期がありましたが、今は32名ほどに減ってきていまして、居宅サービスの方が増えている状況だとお聞きしております。居宅介護サービスで自分の家に居ながらサービスを受けられるという事は、生坂村で生まれ育って、なるべく生坂村で住んでいたいという方が多いと思いますので、少しは良い傾向ではないかと思っております。
なかなか健康寿命を延ばしてPPKといけば良いわけでございますが、現状は施設介護や居宅介護を受ける方も多くなっている現状でございますので、なるべく皆さんは健康管理をしながら、予防介護もしながら、生坂村で住んでいって頂ければと思います。そういう事で健康福祉課、社会福祉協議会から色々とご活動頂いて地域包括支援センター等の事業も行っているところでございますので、今日は皆さんから介護保険について、忌憚のないご意見を頂いて、生坂村で安心安全で長寿を全うして頂く様なそんな生活スタイルになれば良いと思っておりますので、よろしくお願い申し上げますなどの挨拶をさせていただきました。
協議事項
1,令和6年度保険等事業・介護保険会計報告について
介護認定等の状況として、人口・高齢化率・世帯数、年度別・年齢別介護認定者数、介護度別認定者数、年度別申請・認定者数、各種サービスの状況及び、介護給付費対前年度比較について説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・施設介護サービス利用者の平均数について質問があり、32.2人と説明しました。
採決の結果全員賛成でお認め頂きました。
- 令和7年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について
令和7年度介護保険特別会計特別会計当初予算(案)及び内容について説明がありました。
意見質問はありませんでした。
採決の結果、全員賛成でお認め頂きました。
- 令和6年度地域包括支援センター事業報告について
介護予防・日常生活支援総合事業について、一般介護予防事業、包括的支援事業の総合相談支援事業、権利擁護事業について、包括的・継続的ケアマネジメント事業の地域支え合い推進会議の取組について、いどばたキャラバンの実施内容について、もりびとの実施状況について、認知症総合支援事業で認知症初期集中支援チームについて、認知症サポーター養成講座について、令和6年度重点施策評価について説明がありました。
主な意見・質問とその回答の概要は、
・人権についての対応している内容に質問があり基本的に利用者を第一に考えて取り組んでいると説明しました。
全員賛成でお認め頂きました。
- 令和7年度地域包括支援センター事業計画(案)について
令和7年に取り組んでいく重点施策について(第9期介護保険事業計画より抜粋〉について説明がありました。
意見質問はありませんでした。
全員賛成でお認め頂きました。
- その他
・高齢者の見守り訪問の内容を社協に共有して欲しいと要望がありました。
・重層的支援事業に向けて検討会を行っていくと報告がありました。
午後5時30分からは、職員向けの「認知症サポーター養成講座」が、私をはじめ職員有志が出席して行われました。
認知症の人への対応の心得 “3つの「ない」”
1.驚かせない、2,急がせない、3,自尊心を傷つけない
具体的な対応の7つのポイント
「まずは見守る」「余裕をもって対応する」「声をかけるときは1人で」「後ろから声をかけない」「やさしい口調で」「おだやかに、はっきりした話し方で」「相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する」とのことで、色々と勉強になりました。
皆さんも「認知症サポーター養成講座」を受けてみては如何ですか。