23日(木)は晴れて穏やかな空が広がりましたが、昼間もヒンヤリとして防寒が欠かせない陽気でした。
▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、万平集落に行き、朝霧が晴れてきた上空からの風景を撮影しました。
万平集落上空からの風景
午前10時からは、令和4年度生坂村商工会商工業振興事業の予算化について要望がありました。瀧澤商工会長から、商工業指導事業補助金の予算化、いくさかマル得商品券事業の継続、商工業振興対策事業、経営安定化利子補給事業などについて要望がありました。
また、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経営支援給付金、商工会を取り巻く環境変化と「マスタープラン」、商工感謝祭の開催、農村資料館の照明設備及び換気設備の更新、「生坂村小規模企業振興基本条例」の制定などの要望もいただきました。
新型コロナウイルス感染症の対策、商工会員の加入促進などのために、今年度のようなプレミアム率の高いマル得商品券の発行や商工会の活動等の啓発、条例制定などを協議し、商工業指導事業補助金については、事務局レベルで「地域総合振興事業費」「管理費等」の詳細な内容を詰めていただくことにしました。
午後1時30分からは、松本山雅FCと当村との脱炭素社会に向けた実証実験を開始するために、災害に強い体験型のオフグリッドハウスを建築することなどの打合せを行いました。
オフグリッドハウスとは『公共のエネルギー』を一切使用しない自然エネルギーハウスの総称で、長野県産の天然資源や廃材を利用し、自発的に発電、集水(水を集め)貯水、下水処理を行い、食料までも屋内で生産できる建築物であり、土壁を取り入れることでエアコンを使用せずとも年間を通じて室内温度を21℃前後に保つことを目標としています。
つまり使用するエネルギーは地球に負荷のかからない自然エネルギーでありながら、通常の快適な暮らしを送ることができる仕組みで、脱炭素型社会を実現するためにはライフスタイルの見直しが欠かせないと考えます。
この究極のオフグリッドハウスを体験してもらうことで地域住民に脱炭素型ライフスタイルの理解を深めていただき、循環型社会を身近に感じてもらうことで意識改革や行動変容に繋げていきたいと考えています。
現在は、当事業が実行可能か否かを検証するため、実施する場所の候補地や周辺の調査を行っており、令和4年度にむけて環境省の「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」の申請を検討して方向性を見出すことなどを協議しました。
その他生坂村では、小学校で金管練習、なのはなでフェイスマッサージ、児童館でスポっちゃおう、いくっ子プレママ交流会、農業委員会、少年少女サッカー教室などが行われました。