信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

いくさか未来スクール&上生坂上空からの風景

2022年06月04日 | 生坂村の取組

 4日(土)は晴れて青空が広がり、昼間は汗ばむ暑さになりました。

 午後2時からは、今年度の新企画の「いくさか未来スクール」第2回が開催されました。

 今回は、株式会社Alps coffee  lAb. 代表取締役 斉藤博久さんに講師をしてもらいました。

 斉藤さんは、松本の地にて50年の歴史を持つ老舗喫茶店「翁堂茶房」跡地を引き継ぎ、「珈琲茶房かめのや」とし、手網焙煎の喫茶店を始め、スペシャリティーコーヒーを中心としたコーヒー豆の卸売事業を始められるなど、ご当地お土産商品の開発、飲食業のフードプロディースなどで活躍されております。

 斉藤さんは、前回からお越しいただいていまして、その流れから選ばれた5つの商品・サービス「田舎体験ツアー」「地元産の木・竹の利用」「丸山牧場アドベンチャー」「高級葉タバコブランド(生タバコ)」「犀龍小太郎」について、各グループに分かれ、その5つの商品・サービスにあたって考えるマンダラートでそれぞれ具体的な事柄などを記載してもらいました。

 次に、事業計画として、事業名、商品(サービス)内容の説明、商品完成、目標数字達成までのやる事及び問題点とその解決方法、自らを経営者として書いてみようということで、各テーブルで話し合っていただきました。

 その後、テーブルごとに発表していただき、「地元産の木・竹の利用」のグループは、事業名「生坂産木竹を使ったツリーハウス」でSDGsや若者が地元に戻って来ることを考え、ツリーハウスを整備して、ハチクを使った美味しい物などを提供し、竹炭も使用し、3年後には毎週末に2家族で1ヶ月25人位を目標にし、課題は場所と良質なサービスの提供、料金の設定、造るための技術者などをどう養成するかなどの発表をしていただきました。

 「丸山牧場アドベンチャー」のグループは、事業名「ファミリーパック丸山」で、ツリーハウスを林の中に造り、マウンテンバイクのコースや釣り堀、ふれあい牧場、カフェを営み、再生可能エネルギーの太陽光やバイオマスを使い、他のツリーハウスとの差別化し、3年後の利用者の目標は300人とし、イベント、山菜料理、リーフの販売などもし、インフラ整備により年間営業を目指したいなどの発表をされました。 

 「高級葉タバコブランド」のグループは、事業名「アップサイドダウンタバコ大作戦」で、タバコのオリジナル商品を作ることはハードルが高いので、タバコ特区を取っていただき、健康なタバコを開発し、依存性がなく子どもから大人まで楽しめるタバコで、2年間は構想と計画を立てたいなどと発表されましたが、斉藤さんが、タバコの歴史を話すことは良いが、この頃禁煙する方が多く、タバコは儲からないのでJTは減産している状況ですので、商売としてメリットがなく、他の取り組みと掛け合わせて、良い効果が出れば面白いなどと付け加えました。

 「犀龍小太郎」グループは、事業名「犀龍小太郎ツアー」で、歴史ある伝説をツアーで語り継がれていかなければならないので、この伝説の生き字引のガイド育成により、より濃いツアーにして、金戸山百体観音や山清路を組み合わせることと、犀龍小太郎のグッズやキャラクターのデザイン公募し、アニメを作成して分かり易くストーリーを皆さんに知っていただくようにし、また、安曇平ができた経緯を多くに人に広げていきたいなどと発表しました。

 「田舎体験ツアー」グループは、事業名も「田舎体験ツアー」で、色々な体験をしていただきたく、古民家修復体験、星空の観察、ジビエ料理の体験などで、田舎体験ハウスや高津屋森林公園、古民家などに宿泊していただき、個人やツアーのお客様は、家族旅行や移住を見据えた長期の滞在であり、たき火で調理したりして、自然の素晴らしい生坂のファンを増やすことと、農産物が売れるようにするなどの発表があり、やりたいことが多いので、会社を作るなど一つの軸を決めることなどのアドバイスをいただきました。

 最後に斉藤さんから、2~3にまとめたいということで、私に振られましたが、斉藤さんのアドバイスから、発表から共通点が多いことから「田舎体験ツアー」「地元産の木・竹の利用」「丸山牧場アドベンチャー」を一つにまとめて進めることと、「犀龍小太郎」の2つの方向性に決めていただき、次回は更に詰めていくことになりました。

 講師をされた斉藤さん、参加された皆さん、関係の皆さんには、5つの商品・サービスのことを、斉藤さんからアドバイスをいただき、みんなで和気藹々と楽しくワークショップをしていただき、大きく2つの方向性を決めていただきありがとうございました。

▽ 毎朝恒例の撮影は、雲が優勢の空に少し青空が見えた上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、生坂小学校運動会、地域未来塾などが行われました。



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