10月18日(金)は雲の目立つスッキリしない空で、昼間の暑さは和らぎ、過ごしやすい一日になりました。
午前9時からは、先月19日の9月定例議会最終日に池田町議会と生坂村議会が「上生坂信濃松川停車場線のトンネルの建設を県に求める決議」をされ、その対応として、宮澤県議会議員、大町建設事務所竹内所長はじめ職員の皆さんが、池田町、松川村、生坂村の関係者と要望箇所の現地調査をしていただきました。
今回の決議は、両町村議会が足並みを揃えて提出し、池田町は9人連名で提出し全員が賛成しました。
生坂村議会は、議員7人の連名で提出し、質疑で島議員が環境への影響や費用対効果などを疑問視したものの、最終的に全員が賛成しました。
現地調査は各町村単位で行い、当村はトンネル化の関係、町村境の様な道幅が狭い箇所などの現地調査をしていただき、続いてやまなみ荘で意見交換会を開催していただきました。
上生坂信濃松川停車場線整備期成同盟会の副会長 須沢松川村長の開会のことばで始まり、会長 矢口池田町長、宮澤県議会議員からご挨拶をいただきました。
その後9月定例議会で決議された「上生坂信濃松川停車場線のトンネルの建設を県に求める決議」の対応として、池田町議会と生坂村議会から宮澤県議会議員に「上生坂信濃松川停車場線のトンネル整備を求める要望」をされました。
その後松川村、池田町、生坂村の順番で3町村の要望箇所について、宮澤県議会議員、大町建設事務所竹内所長から、現状の対応や今後の方針などの説明を受けました。
そして、四人峠から生坂村に向かっての狭隘なカーブ、法道下のグレーチング設置箇所などについて、まずはできる箇所から拡幅や線形改修の対応を実施していただける説明をいただきました。
また、町村境の要望箇所は、保安林の解除ができ、今後補正予算が付けば工事実施の予定とのことでした。
トンネル化については、検討いただいていて、ルート案として長短のトンネルのコースと現道拡幅の3案の説明を受け、交通量が1日500~600台と少なく、B by Cが1に達しないため、国の社会資本整備総合対策交付金が厳しいとの見解でした。
引き続き3町村からの要望事項が多く、またここ数年は、本道路において災害による通行止めが続いていることから、安全で安心に通行できる道路になるための対策工事をお願いしました。
特に当村としては、B by Cだけで判断するのではなく、あづみ病院に緊急搬送される「命をつなぐ道」として、救急車が通行できるために「県道上生坂信濃松川停車場線のトンネル化」を強く要望しました。
最後は当同盟会副会長の私が、「今朝、当路線のトンネル化が事業着手になり、ここからトンネルになるのか」という夢を見ました。是非、正夢になる様にこの意見交換会が切っ掛けに、一歩でも二歩でも前に進むようにお願いしますと閉会のことばを述べました。
本日は、大変お忙しい中、宮澤県議会議員、大町建設事務所 竹内所長はじめ職員の皆さん、3町村の町村長はじめ議会議員各位、関係の皆さんにはそれぞれご対応いただき感謝申し上げます。
雲根集落周辺からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲根集落の犀川対岸から新しい橋周辺や上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、保育園で年長児招待小学校音楽会、生坂小学校音楽会、中学校でIkusaka学まとめ・朝ふれあい企画、脱炭素先行地域づくり事業視察対応、赤とんぼフェスティバル準備などが行われました。