信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

平成27年第1回生坂村議会定例会の開会の挨拶

2015年03月10日 | 議会の挨拶


 皆さんおはようございます。平成27年第1回議会3月定例会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。
 3月に入り二十四節気の啓蟄が過ぎまして、穏やかな日が続き春の訪れを感じる今日この頃でございます。
 議員各位に於かれましては、何かとご繁忙の折、ご参集を賜り、誠にありがとうございます。日頃は、村政運営に対しまして、ご指導・ご鞭撻をいただいていますことに感謝申し上げる次第でございます。
 それでは、3月定例会は、来年度の事業、予算の審議が中心の議会でありまして、私が先月20日から3期目に入りまして初めての定例会ですので、私の公約に沿った来年度に対する施政方針について、村民の皆さんにもお聞きいただき、引き続き村政運営にご理解とご協力をお願いする次第でございます。
 さて、来年度の国の予算編成では、まち・ひと・しごと創生法による地方創生への取り組みを強力に推進することとしており、人口減少に歯止めをかける各施策や財政措置等が予定されております。当村においても新たな起点となる27年度は、村の地方創生として、「子育て支援」や「福祉の村づくり」等の社会保障の充実や農業振興事業による産業振興、また定住促進対策や環境対策、防災強化等の地域活性化対策を進め、人口維持・人口減少の抑制につながる各施策を幅広い分野から展開する次第でございます。
 来年度も、4つの重点事業として「子育て支援事業」、「福祉の村づくり事業」、「産業振興事業」及び「地域活性化対策等事業」を柱に、新たな施策や事業拡充を行い、最大限の効果が発揮できますように努めてまいります。
 一般会計の歳入は、地方交付税では「まち・ひと・しごと創生事業費」として、1兆円の財政措置等が見込まれているものの、当村の公債費の大幅な減額要因等から前年度比で3千万円の減収を見込んでおります。また村税は、171万円の減収見込みとなっており、地方税や地方交付税、税交付金による村の一般財源総額も減収見込みとなっております。
 村債は、過疎対策事業債のうちハード分で、村道改良事業や定住促進住宅の整備等3つの継続事業を実施し、新規事業は中山間地域総合整備事業や公民館耐震改修等、4つの新規事業を予定しており、合計7事業で1億3,350万円の発行を予定しております。また、ソフト事業は限度額の3,500万円を計上し、臨時財政対策債を含む、村債の総額は2億1,850万円で、前年度比3.990万円の増額となりました。基金の繰入金は、1億13万円で、前年度より921万円の減となっております。
 
 歳出における新規事業では、福祉関係事業で社会福祉士の配置や安曇総合病院の改築負担金を新たに計上しております。また、子育て支援事業は、保育料の3歳児以上、第3子以降の無料化や子育て支援係の設置等を予定しており、産業関係は、中山間地域総合整備事業の開始に伴う負担金の計上、防災関係では公民館耐震改修事業、環境対策においては、教育施設のLED化対応等、各分野からの幅広い施策展開を計画しております。
 投資的事業は、社会資本整備総合交付金による村道改良事業で実施箇所の増により、1億5,570万円となっているほか、新規事業では公民館の耐震改修2,468万円や継続事業の村単道路工事で1,000万円、定住促進住宅建設で4,393万円などの事業を計画しております。
一般会計の予算総額は、18億1,100万円で、前年度比で5,900万円の増(+3.4%)となりました。また、特別会計は例年通り7つの会計で予算編成を実施いたしました。

 それでは、重点事業の「子育て支援事業」としましては、水道料金の軽減と3歳児以上の保育料の半額を交付いたします「健やかに産み育む子育て支援金」に加え、3歳児以上、第3子以降の保育料を無料にいたします。
 村単福祉医療費の18歳までの無料化、インフルエンザ予防接種など各種ワクチンの接種の全額助成も18歳まで実施してまいります。
 児童館・生涯学習施設「たんぽぽ」では、来年度から子ども子育て支援事業「いくっこ 子育て支援」により、子育て支援係を設置し新生児から18歳まで全ての子どもと親や家族を対象に、保健師や保育士による育児相談・支援を主にした総合的な子育て支援を行ってまいります。
 また、司書、学習支援員、指導員、コーディネーターと多くのボランティアの皆さんのご協力をいただき、さらに松本大学との域学連携も進める中で、子ども達が児童館で勉強やスポーツができる環境を充実させ、学力・運動力の向上に努めてまいります。
 それらに加え、出産祝金・入学祝金・奨学金制度、給食費の補助等の子育て支援事業により、安心して健やかに産み育てられ、次代を担う子ども達が個性豊かに育まれる環境づくりと教育の充実強化に努めてまいります。

 次に「福祉の村づくり事業」では、今年度から健康福祉課に保健師3名体制にして、積極的に保健指導に力を注いでいる効果もあり、当村の医療費の伸びが抑えられ、基金が増えている状況から、国保税の国保の医療費分、後期高齢者医療への支援金、介護保険への納付金の国保税の税率を約12%引き下げる条例改正を上程させていただきました。
 しかし、病気が重篤化した方が増えますと、直ぐに支払額に不足が生じて、基金の取り崩しが想定以上になってしまうと危惧されるところでもございます。
 また、高齢者となっても安心して住み続けられることのできる地域づくりと生活支援サービスを目指して、第6期介護保険事業を来年度から実施してまいります。介護保険料は、全国的な傾向として値上げする保険者が殆どであり、当村も保険料基準額で月4,700円と県下の平均より700円程安い介護保険料を運営協議会で決めていただき、今定例会に議案を上程させていただきました。現状の介護保険制度の状況下では、今後も介護保険料の値上げが心配されるところでございます。
 やはりそれらの対応には、村民の皆さんに健康管理の意識を高めていただき、健康保持や介護予防に努めていただきますとともに、保健師による健康指導や特定健診・特定保健指導の受診をしていただき、健康寿命を伸ばしていただきますようお願いする次第でございます。
 また、社会福祉協議会が介護認定者に合わせた介護サービスを、デイサービスセンター「かしわ荘」と地域密着型デイサービスセンター「はるかぜ」の両施設で、安心して介護が受けられる体制を維持していただきたいと考えております。
 そして、社会福祉法人としてより一層、介護サービス、高齢者生活福祉センターの運営、軽度生活支援、配食サービス、居宅介護支援、福祉有償運送サービス等の充実強化に努めていただきたいと考える次第でございます。
 それらによりまして、健康な暮らしの継続と福祉の充実により、高齢者の生活の安定に努めるために、引き続き「福祉の村づくり事業」を重点事業として取り組んでまいります。
 
 次に「産業振興事業」としましては、今年度も全10区に出向き、農業懇談会を実施しまして、「地域農業の今後の振興及び農地保全」、「人・農地プラン」「農業・農村政策の4つの改革」を加味した中で「生坂農業未来創りプロジェクト会議」で検討協議をした内容で、各地区で具体的に取り組んでいただいているところでございます。
 また、村民の皆さんから要望をいただきました、農業用用排水施設整備などの農業基盤整備事業や、農業集落道整備などの農村生活環境整備事業、直売施設及び加工施設の建設によります6次産業化等が総合的に行えます、「県営中山間地域総合整備事業」を来年度から着手できるようになり、事業費60,000千円の負担金を計上させていただきました。
 また、ラフティング・パラグライダーなどのアウトドアツアー、農業体験ツアー、大城・京ヶ倉トレッキングツアーなどの体験型観光を振興し、村の活性化とやまなみ荘の誘客につなげてまいります。
 村内商工業者に対しましては、商工会への経営指導の補助、生坂マル得商品券の発行補助、個人住宅リフォーム補助、薪ステーション運営事業も実施して商工業者の育成を行ってまいります。
 以上の農業、商工業の振興、6次産業化等による「産業振興事業」で当村の経済の活性化を目指したいと考えております。

 次ぎに「地域活性化対策等事業」としましては、来年度も新築2棟の定住促進住宅の建設と、いくさか大好き隊の増員に併せ、引き続き環境保全・農地保全等の作業、地区の行事・伝統文化の継承、村の観光や情報発信、高齢者の見守り、農業支援等を「地区担当職員」と連携をして、地域・村の活性化につなげていくために、引き続き活動してまいります。
 全10区に自主防災組織と自主防災倉庫の整備が完了し、「自主避難ルール」と「緊急避難地図」も作成できましたので、その体制強化のための防災訓練を行い、来年度は小立野区・日岐区の公民館を改修して、耐震性を確保した避難所に整備し、さらに地域防災力の強化と防災・減災対策に取り組み、「災害に強い村づくり」を進めてまいります。
 また、防犯灯、やまなみ荘等のLED化が済み、来年度はさらに教育施設のLED化を進め、今後も省エネやCO2排出削減と電気料の軽減を図ってまいります。
 社会資本整備総合交付金による村道改良事業では、村道1級1号線等の生活道路の改築工事に併せ、老朽化した橋梁等の道路施設の修繕も実施してまいります。
 これらの事業により人口維持対策及び安全安心な生活の確保と地域・村の活性化に努めてまいります。
以上の4つの重点事業をそれぞれに実施することで、それによる相乗効果を引き出し、第5次総合計画の課題解決や方向付けをしてまいりたいと考えているところでございます。
 村営バス「いくりん」につきましては、今年度も「地域公共交通確保維持事業」により、犀川線と周回デマンドバスを「地域内フィーダー系統」として位置付け、永続的に維持していくこととして進めていますが、市町村ごとに算定される国庫補助上限額が決められており、来年度も単価の減額により今年度対比115千円減の4,469千円を見込んでおります。
 また利用者の皆さんのご意見、ご要望をなるべく反映し、明科駅でのJRとあづみんの接続を考慮して来年度もダイヤ改正をせず、村民の生活の足の確保と利便性の向上、効率的な運行による財政負担の軽減など、持続可能な運行を進めるために、引き続き村民の皆さんのご利用をよろしくお願いいたします。
 やまなみ荘につきましては、残念なことに今年度も赤字を計上してしまいます。これは、地方の景気低迷による利用者の減少、客単価の減額等が要因であります。また、やまなみ荘運営委員会で協議をしていただき、来年度は、年末年始の営業やベリーポイントカードの導入、入浴定期券の発行、アウトドアツアー等による誘客に努めていく所存でございます。
 村民の皆さんが集う憩いの場、観光・交流の中核施設として、また、就労の場として村には必要な施設でありますので、来年度も引き続き地元食材を使ったお料理、各種プランの企画や展示などを提供させていただき、おもてなしの心を大切に頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。




 次ぎに、17日に上程させていただきます3月補正予算につきましては、42,000千円程の留保額がございましたので、年度当初の基金取り崩し分の94,000千円は、今月の特別交付税を見込みますと全額基金に戻せると考えております。しかしここ数年は、さらに過疎債ソフト分も基金に積み立ててきましたが、今年度は事業量の増加により、ソフト分54,000千円の一部しか積み立てられない状況だと考えております。今後専決でお願いします特別交付税の予算計上と合わせまして、来年度以降も将来負担の軽減施策などの有効的な財源活用を図っていき、引き続き財政健全化を維持しつつ、将来に対する必要な投資は進めてまいりたいと考えております。
 来年度も「村政懇談会」を5月の連休明けから10区に出向き開催させていただく予定であります。村づくり研究会で協議をしてきました内容を議員各位に本日お渡しして、そのご指摘事項等に対処しましての「いくさか村づくり計画」や来年度の事業と予算、様々な課題対応等について説明させていただき、村民の皆さんのご意見、ご要望を把握したいと思っております。
 村民の皆さんとの対話を重視して、村民主役の村政運営を心掛けておりますので、多くの皆さんにご出席いただき、忌憚のないご意見・ご要望をお聞かせいただきますようお願いいたします。
 今回上程させていただきました平成27年度予算案は、限られた財源の中で、村民の皆さんのことを第一に思い、ご意見・ご要望と議会からのご提言も反映させ、当村の課題解決に向けて「選択と集中」で事業費を付けさせていただいたものでございます。
 来年度は第5次総合計画の後期に入りますとともに、地方創生として生坂村の人材・文化・資源を活かし創意工夫をして、将来ビジョンの作成と地域全体の維持・活性化を図る総合戦略を策定し、生坂創生のための事業も実施してまいります。
 そして、「犀川の朝霧のように村民の希望が翔け昇る郷 いくさか」に愛着と誇りを持っていただき、地域の絆を大切に、支え合い守り育てていこうという責任感を共有して、さらなる村民の皆さんとの協働による村づくりによりまして、第5次総合計画の将来の姿「やまなみに抱かれ いつまでも楽しく暮らせる未来を創り出す村」の実現に向けて、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。私も職員各位も知恵を出し切磋琢磨をし、誠心誠意働く所存でございます。どうか、村民の皆さんが安全で安心して暮らしていけるために、議員各位をはじめ、村民の皆さんのご指導、ご支援を切にお願いする次第でございます。
 それでは、今議会定例会に上程をさせていただきました議案は、事件案3件、条例案16件、予算案8件の計27件であります。
・議案第1号 生坂村若者コミュニティセンター他9施設の指定管理者の指定について
この議案は、指定管理施設の期間満了に伴い、10施設の指定管理者の指定を行う議案であります。

・議案第2号 村道路線の認定及び廃止について
この議案は、道路台帳の精査に伴う村道路線の認定及び廃止を行う議案であります。

・議案第3号 長野県町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について
この議案は、長野県町村公平委員会に加入する団体の名称変更と、加入団体数を55から56団体に改正するための議案であります。

・議案第4号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例案
この議案は、教育長は特別職となり一般職から削除し、新教育長の職務専念義務が規定され、首長が議会の同意を得て任命することとする条例案であります。

・議案第5号 生坂村指定介護支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例案
この議案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において、介護保険法の改正がされたため、同基準について条例で定める条例案であります。

議案第6号 生坂村地域包括支援センターの人員及び運営に関する基準を定める条例案
この議案は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律において、介護保険法の改正がされたため、同基準について条例で定める条例案であります。

・議案第7号 生坂村行政手続条例の一部を改正する条例案
この議案は、行政不服審査法の改正に伴い、生坂村行政手続条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第8号 生坂村特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、村の非常勤職員の年額で支給する報酬の中の消防団の報酬の改正と、月額で支給する報酬の中の教育委員長を削除する条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第9号 教育委員会教育長の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の根拠法律が教育公務員特例法では、なくなったことに伴う条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第10号 生坂村保育所条例の一部を改正する条例案
この議案は子ども子育て支援法の施行により、生坂村保育所条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第11号 生坂村保育の実施に関する条例を廃止する条例案
この議案は、児童福祉法の改正により、市町村が条例で定めていた保育の実施基準が子ども子育て支援法施行規則の定める事由により、保育を実施することになったため廃止する条例案であります。

・議案第12号 生坂村国民健康保険条例の一部を改正する条例案
この議案は、国民健康保険運営協議会の委員について、各種団体からの委員の人数を同じにする一部改正であります。

・議案第13号 生坂村国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
この議案は、国民健康保険税率の引き下げ及び課税限度額の引き上げをし、低所得者の負担軽減措置の見直しを行うための一部改正であります。

・議案第14号 生坂村介護保険条例の一部を改正する条例案
この議案は、介護保険料の改定を行う一部改正と新たな介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置を追加し、介護保険料の軽減措置の特例に関する一部改正であります。

・議案第15号 生坂村指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準が改正されたための一部改正であります。

・議案第16号 生坂村指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案
この議案は、国の指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準が改正されたための一部改正であります。

・議案第17号 生坂村火入れに関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、を常会に改正したことに伴う関係条例の一部を改正する条例案であります。

・議案第18号 生坂村消防団員の定数、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例案
この議案は、消防団の定数を155人から120人に減員し、団員の資格に区域内に勤務する者を追加する一部改正であります。

・議案第19号 生坂村消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例案
この議案は、非常勤消防団員の公務災害補償条例の附則の一部を改正する条例案であります。

・議案第20号 平成27年度生坂村一般会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を1,811,000千円とする予算であります。
 主な事業は今まで申し上げた内容でございますが、「いくっこ 子育て支援」、村単福祉医療費等の「子育て支援事業」に36,197千円。社会福祉事業、高齢者医療環境対策等の「福祉の村づくり事業」に41,650千円。農業振興事業、農業公社運営等の「産業振興事業」に97,220千円。定住促進対策、防災・減災事業、いくさか大好き隊・集落支援員による地域支援等の「地域活性化対策等事業」に312,719千円などの予算案であります。

・議案第21号 平成27年度生坂村営バス特別会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を33,400千円とする予算であります。
 歳入では、路線バス料金収入を微増の4,400千円と運行費国庫補助金4,469千円を見込み、一般会計から24,381千円の繰り入れなどで運行を維持します予算案であります。

・議案第22号 平成27年度生坂村福祉センター特別会計予算
この議案は、歳入歳出の総額を118,600千円とする予算であります。
歳入の使用料収入は、前年度とほぼ同額の117,365千円を見込み、一般会計からの繰り入れに頼らない経営を目指します予算案であります。

・議案第23号 平成27年度生坂村簡易水道特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を60,900千円とする予算であります。
歳入では、使用料収入を前年度とほぼ同額の38,401千円を見込み、一般会計からの繰入金は22,398千円を見込みました。
歳出では、受水料金を前年度とほぼ同額の20,009千円を見込むなどの予算案であります。

・議案第24号 平成27年度生坂村国民健康保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を292,000千円とする予算であります。
歳入では、税収入は税率の改正により前年度より7,565千円減額し45,662千円を見込み、基金からの繰入金を5,977千円増額し、12,313千円などとしました。
歳出では、保険給付費は3,197千円を減額し184,014千円に、後期高齢者支援金等は1,120千円増額し31,295千円に、共同事業拠出金は19,565千円を増額し53,957千円などの予算案であります。

・議案第25号 平成27年度生坂村農業集落排水特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を87,500千円とする予算であります。
歳入の使用料収入は、前年度とほぼ同額の23,390千円を見込み、一般会計からの繰入金も前年度とほぼ同額の63,610千円などの予算案であります。

・議案第26号 平成27年度生坂村介護保険特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を248,500千円とする予算であります。
歳入では、介護保険料を8,561千円増額し40,776千円を見込み、国庫支出金は6,966千円増額し66,974千円を見込み、県支出金は2,059千円増額し34,558千円を見込みました。
歳出では、保険給付費が15,635千円増額し235,730千円とするなどの予算案であります。

・議案第27号 平成27年度生坂村後期高齢者医療特別会計予算
 この議案は、歳入歳出の総額を28,000千円とする予算であります。
歳入では、後期高齢者医療保険料を、前年とほぼ同じ16,613千円を見込み、一般会計繰入金は前年とほぼ同額の11,269千円を見込みました。
歳出では、後期高齢者医療広域連合納付金を前年とほぼ同額の26,891千円とするなどの予算案であります。
 
以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶並びに議案の説明といたします。よろしくお願いいたします。

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