25日(金)は晴れて穏やかな天気で、日なたでは日差しの温もりを感じられました。
午前7時30分からの県関係国会議員10名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する24項目の中、重点提案9項目の内「災害に備えた公共事業の推進」「地域公共交通対策の推進」「情報化施策の推進」「医療・福祉人材のい確保」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」「地域経済活性化対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。
次に、県町村議長会 渡邊会長さんからは、町村議会の関係の要望「議会の機能強化」「議員のなり手確保」と「農業・農村対策の推進」「道路等交通網の整備促進」「河川・砂防施設の整備促進」の5項目に対して説明され要望しました。
それぞれの県関係国会議員10名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答の概要は、東京一極集中の是正、安全・安心の確保のための国土強靱化対策の財源確保と時期5年間の計画策定、地方のデジタル化(DX)とグリーン化(GX)の推進、新型コロナウイルス対策等のための地域医療を担う人材確保、10増10減により地方の声の反映減、遊水池の有効利用、新規就農者の育成、小水力発電の推進、物価高騰対策、少子化対策、豪雪による除排雪の担い手確保、地域経済の活性化、観光振興の対策、部活動の地域指導者の育成、地域公共交通対策の推進、道路整備の推進、流域治水対策、ベーシックサービス、マイナ保険証の対応、地方自治法の改正、兼業禁止の緩和、地方公務員を含む復職制度、農業の担い手確保、地方創生の推進、サイバーセキュリティの強化、オンライン診療、若者の就業の場の確保等々についてお話を伺いました。
その他我々からは、森林環境譲与税の譲与割合の見直しについて、子供・子育て支援事業の市町村負担金などについて意見交換をさせていただきました。
県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、羽田会長さん、富井理事さん、山村監事さん達と一緒に、国土交通省へ要望に行きました。今年度も新型コロナウイルス感染防止対応で、4班に分けて人数を絞り、それぞれ1箇所だけの要望活動になりました。
▽ 国土交通省 技術審議官 佐藤寿延氏に「道路等交通網の整備促進」の要望として、「道路は、産業基盤の発展や国民生活の利便性の向上、災害時における緊急輸送や救急医療など、欠くことのできない重要な社会基盤ですが、長野県内の道路網や未改良区間も多く存在し、そのネットワーク機能が十分発揮されるには至っていません。
また、社会資本整備総合交付金や防災・安全交付金の配当額が要望額に満たない状況にあり、道路建設に当たっての用地買収や橋梁の架設が計画通りに進まない状況となっています。
道路網の整備を「費用対効果」で画一的に捉えることなく、地域の実情を十分考慮し、遅れている町村の道路整備を一層推進していく必要がありますので、国によるより一層推進していく必要がありますので、国によるより一層の財政支援をよろしくお願いします。」などと要望させていただきました。
今年度もコロナ禍の影響で例年通りの要望活動はできませんでしたが、要望の実現に向け、それぞれの立場で要望内容に沿った活動を出来る範囲で行っていかなければと感じました。今後も町村等で防災・減災、災害に強い地域づくりにより、住民の安全・安心な生活を守るために頑張ってまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。
▽ 毎朝恒例の写真は、小舟集落から青空が広がってきた上空からの風景の写真です。
小舟集落上空からの風景
その他生坂村では、小学校でALT、中学校で学期末テスト(1,2年)、定期監査、農業委員会・農地パトロールなどが行われました。