信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

農地整備事業関係の現地調査

2015年10月05日 | 生坂村の報告
 今日は午前中雲が広がりましたが、午後から日が差してきて穏やかな過ごしやすい一日でした。

 今日の午後は、松本地方事務所農地整備課の酒井課長さんをはじめ職員の皆さんが、9名もお越しいただき、当村の「県営中山間総合整備事業」「6月23日の災害箇所」「地区・PTAからの要望箇所」を現地調査していただきました。
 1箇所以外は、すべて担当の職員の皆さんに把握していただいており、特に今年度着手していただいた「県営中山間総合整備事業」の箇所を視察していただき、来年度から圃場整備等の事業実施に向けて、国・県のご支援、ご協力を切にお願いしました。

▽ 6月23日の災害箇所、草尾庄の上地区の現地調査と今後対応について説明していただきました。




▽ 「県営中山間総合整備事業」の草尾上野ぶどう園の灌がい施設の更新について視察していただきました。




▽ PTAからの要望箇所、大日向南平村道1級1号線崩落箇所を調査していただきました。




▽ 「県営中山間総合整備事業」の大日向南平地区の圃場整備箇所と根域制限栽培のハウスの状況を視察していただきました。




▽ 宇留賀地区の揚水場の配管漏水箇所の改修方法について検討していただきました。


▽ 小立野地区の歴史的な用水路の改修現場と多面的機能支払交付金をいただいて大豆を栽培している畑を視察していただきました。




▽ 下生野地区の2つの揚水場を1つにして、パイプライン化する整備事業の説明をさせていただきました。


 また、村工事入札は、平成27年度 社会資本整備総合交付金事業避難施設耐震改修工事2件、社会資本整備総合交付金事業法面修繕に伴う路面測量・道路詳細設計業務1件、社会資本整備総合交付金事業道路改築工事1件・道路舗装工事1件、27災公共施設災害復旧工事1件の入札で、設計業務以外は、村内業者が落札いたしました。

▽ 今朝撮影した昭津橋からの風景です。




 その他生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で給食試食会・外遊びの日、公民館でアウトドアクラブ、上生坂の皆さんの元気塾、食改第2回伝達講習会等が行われした。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

安曇野市 市制施行10周年記念式典に出席

2015年10月04日 | 私の活動報告
 今日も日差しが届いて穏やかな陽気でしたが、昼間でも涼しく朝晩はグッと冷え込み、紅葉が里に下りてくる秋の深まりを感じる一日でした。
 今日私は、平田議長さんと一緒に、安曇野市 市制施行10周年記念式典に出席させていただきました。

 平成17年10月1日に南安曇郡豊科町、穂高町、三郷村、堀金村、東筑摩郡明科町の3町2村が、県下でも類をみない新設合併を果たし、ここに、市制施行10周年の記念すべき節目の年を迎えられました。
 記念式典では、安曇野市10年の歩みが上映され、安曇野市の誕生から、市商工会発足、デマンド交通あづみん運行開始、安曇野インターチェンジに名称変更、地下水保全に向けて条例施行、市役所新本庁舎・防災広場竣工など、合併から着実に一体感を醸成されてきたと感じました。
 宮澤市長さんの式辞、宮下市議会議長さんの挨拶、市功労者表彰、受賞者代表謝辞と続き、来賓祝辞では、太田副知事、務台衆議院議員と私の高校時代の同級生が1,2番で祝辞を述べられ、同じく来賓として壇上にいた私としては誇らしく思いました。

▽ 来賓の皆さんが壇上から降りてから、いよいよ安曇野市歌「水と緑と光の郷」が発表されるところです。




 祝電披露まで壇上にいましたので、写真は撮れませんでしたが、安曇野市歌「水と緑と光の郷」の発表は、作詞 保岡直樹氏、作曲 飯沼信義氏が表彰され、市歌斉唱として、バリトン 太田直樹氏とピアノ 中島加恵さんが、素晴らしい声と演奏で披露していただきました。

▽ 作詞 保岡直樹氏、作曲 飯沼信義氏が表彰されているところです。


▽ バリトン 太田直樹氏とピアノ 中島加恵さんの市歌斉唱の模様です。


▽ 6小学校の合唱部と8合唱団・コーラスグループの総勢200名以上の皆さんで、息の合った市歌のコーラスを披露していただき、とても素敵な市歌と皆さんの歌声に感動しました。






▽ 平林副議長さんが、万歳三唱の発声の前に挨拶をされているところです。


 結びに、平林副議長さんの発声により万歳三唱で閉会となりました。今後の安曇野市の益々のご発展をご祈念申し上げます。

▽ 今朝撮影した生坂ダム湖の風景です。




 今日生坂村では、下生野五社宮秋季祭典昼祭りなどが行われました。皆さん、今日も一日お疲れ様でした。

第46回 生坂中学校「かしわ祭」

2015年10月03日 | 生坂村の催し
 3日(土)午前8時35分から、原田生徒会長の挨拶と私の祝辞から開祭式が始まり、今年はみんなで力を合わせて、一人ひとりが活躍できる「かしわ祭」の意気込みや内容を知っていただく、テレビコマーシャルをパロディにしたユニークな開祭式ビデオが我々を楽しませてくれました。


△ みんなで力を合わせて作り上げた、いつも素敵な「かしわ祭」の横断幕です。

 今年のスローガンは、「煌星(きらめき)~彩れ 大空のキャンバス」です。「人には、それぞれ色があります。そして一人ひとりが活躍のできる場が、このかしわ祭の中にあります。だから今日は、広い大空(かしわ祭)を全校生徒の色で(個性)で彩りたいという思いが込められています。


△ かしわ祭の面白かった「開祭式ビデオ」のワンシーンです。

 総合の時間発表①では、1学年が「こま打ちから始めたしいたけ栽培」や上生坂夢の里山の会の皆さんとの交流作業を通し、村の産業について学んだこと、2学年は「ぶどう作り」と指導していただいた瀧澤さんと関わることを通して、「働く」とはどういうことか考えることができたこと、3学年は元気塾の方々との交流、お宅訪問などを通して、福祉学習をしてきて、私達にできる福祉について考えたことなどを発表していただきました。

▽ 1年生は「しいたけ栽培」等についての発表でした。




▽ 2年生は「巨峰栽培」と「働く」ことについての発表でした。




▽ 3学年は元気塾の方々との交流、お宅訪問などを通しての福祉学習についての発表でした。




 総合の時間発表②では、「表現グループ」が「生中堂」というグループ名で、ブラックシアターや紙芝居などの5つに分かれて活動してきて、今日はプロジェクターを使って読み聞かせをしていただき、「太鼓グループ」は休み時間も使って練習し、各学年での試練を乗り越え頑張って取り組んできた、「生坂」と「龍翔」をリズムに乗ってしっかり演奏をしていただきました。それぞれの発表は、4月から取り組んできた成果が分かり、素晴らしい内容に感銘いたしました。

▽ 「表現グループ」は、プロジェクターを使って絵本の読み聞かせの実演をしました。





▽ 「太鼓グループ」が、リズムに乗って「生坂」を叩き、力強く「龍翔」を演奏してくれました。














△ 生徒達が描いた力作揃いの「かしわ祭のポスター」です。

 その後、各学年の勉強や研究の各種展示を拝見してから、午前中で失礼しましたが、生中King、吹奏楽部の演奏と生徒、先生、PTAの合唱が発表された「音楽会」などのプログラムも楽しかったことと思います。

▽ 1年生は、「しいたけ栽培」の研究発表などが多く展示してありました。




▽ 2年生は、詳しく「巨峰栽培」の学習について展示されていました。




▽ 3学年は、福祉学習や修学旅行先の京都で製作した作品等も展示してありました。






 今年度もポスターでPRをし、ご家族の皆さん、村民の皆さんに多く来ていただき、生徒達が力を合わせ、責任感を持って役割をこなし、中学校時代の良い思い出になる「かしわ祭」になったことと思います。かしわ祭の準備、運営などの努力や学びを生かし、笑顔を忘れずに、これからも中学校生活を楽しく過ごしていただきたいと感じました。
 素敵なかしわ祭を開催していただいた生徒達とご指導をいただいた先生方、関係の皆さんに感謝を申し上げます。

東筑摩郡村長会の視察研修

2015年10月01日 | 私の活動報告
 東筑摩郡5村で構成する「東筑摩郡村長会」で今年度の視察研修を行いました。
 信州まつもと空港の利用促進を考え、FDAで北海道へ視察研修に行くことにしました。初日は、出発時刻が12時30分ですので、役場で2時間ほど仕事をしてから、予定通り出発して新千歳空港に着きましたが、宿泊先が洞爺湖ですのでそのまま宿泊先のホテルに向かいました。


△ 洞爺湖をバックに宿泊先のホテルで記念撮影です。

 二日目は、有珠山災害対策視察として、北海道胆振総合振興局 室蘭建設管理部 事業室 治水課 奥平治水課長さんと伊藤主査さんに、数か所の施設を見せていただきながら詳しく説明していただきました。

▽まず、西山火口群展望台に行き、2000年に発生した状況と15,000人程が避難して一人も犠牲者が無かったなどの説明を受け、今も静かに白い噴煙を上げている様子を見ました。




▽ 次に、2000年噴火遺構・西山川砂防施設に行き、2000年の噴火の際に、熱泥水の被害を受けた「町営桜ケ丘団地」「町営浴場やすらぎの家」などの災害遺構や、西山川砂防えん堤や導流堤等の多くの砂防施設を視察し、温泉街を守っている砂防事業の概要を研修することができました。






▽ 次に、洞爺湖町のご厚意により、火山科学館を見学させていただきました。2000年有珠山噴火の貴重な映像を中心に、3面マルチビジョンによる迫力のある映像で、有珠山の噴火の歴史と科学を多角的に紹介していました。また、1977年噴火体感や噴火の生々しい被害の跡を見られる展示もあり、有珠山噴火災害の恐ろしさを痛感いたしました。




▽ 併設されている洞爺湖ビジターセンターは、環境省が設置する国立公園のガイダンス施設で、洞爺湖の巨大空撮写真を中心に、洞爺湖と有珠山の自然情報を提供していました。




▽ その後、小有珠川・小有珠右の川砂防施設、1977年噴火遺構・源太川砂防施設を視察して、それぞれに施工方法や被害状況等について説明をしていただきました。




▽ 最後は、1944年の噴火で現れた昭和新山に行き、地元の郵便局長であった三松正夫氏が、新山が成長していく詳細な観察記録を作成し、後に「ミマツダイヤグラム」と命名され貴重な資料として評価され、三松氏はこの世界的に貴重な火山の保護と家や農場を失った住民の生活の支援のために、山になってしまった土地を買われました。そのため昭和新山は三松家の私有地であり、世界でも珍しい私有地にある火山となっているとのことでした。




▽ また、山形村と交流のある小樽市に行き、4月の統一選挙で初当選された43歳の若い森井市長さんと横田市議会議長さんを表敬訪問しました。定例議会中の大変お忙しい中、1時間ほど小樽市の紹介や我が5村のそれぞれの村政運営などについて意見交換をさせていただきました。


▽ 小樽市役所の庁舎は、昭和8年に建設され、外壁はタイル張りで、正面入口の車寄せ部分とその周辺を茨城産花崗岩積みとした近代建築でした。正面上部に彫刻を施した6本の柱を配し、内部中央階段の正面はステンドグラスで彩られ、重厚な歴史ある市庁舎でした。




▽ 市役所訪問の前後に、1時間半ほど市街地を視察しましたが、往時の繁栄をしのばせる近代建築が市街のいたるところで散見され、観光資源となっていました。小樽運河は全国的に知名度が高く、映画やテレビドラマの舞台として頻繁に登場することから、中国、韓国、台湾など近隣諸国からの観光客が沢山お出でになりました。




▽ 最終日は、札幌市で有名な大通り公園、時計台、北海道旧道庁、さっぽろ羊ケ丘展望台、サケのふるさと館を見学して、北海道の視察研修がほぼ予定通り終了しました。視察対応していただきました皆さんに御礼を申し上げますとともに、東筑摩郡村長会の皆さんはじめ事務局の中村さん、大変お疲れ様でした。