信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

一日だけのいくさか笑学校

2016年11月20日 | 生坂村の催し
 20日(日)午前10時30分から村民会館で、しあわせingサークルの皆さんの主催で初めて開催されました。
 私は校長先生ということで、開会の挨拶をさせていただき、1時限目の「89(ぱく)ちゃんのおたのしみ劇場」の授業を受けました。



『笑うことで 楽しくなる 笑うことで 人も笑顔にできる
 泣いても笑っても 人生は一度きり
 それなら 笑っていきましょや』
という、キャッチフレーズの塚原成幸さんは、長野大学卒業後、アメリカやオーストラリアで道化師芸の基本を学び、全国でクラウン(道化師)として活躍するとともに、体験講座やあそび塾を開催し、笑い・愛情・ユーモアを医療や福祉の分野にも取り入れるケアクラウンやクリニクラウンを日本に広めた第一人者です。

▽ 「思わず笑顔になっちゃう紙芝居とパフォーマンスを楽しもう」ということで、3つの紙芝居と色々なパフォーマンスで笑いっぱなしの笑顔いっぱいの授業の模様です。






▽ 見ていた赤羽くん、子どもさん、最後は私も参加させていただき、パフォーマンスを盛り上げました。私は午後用事がありましたので、午前中で失礼しましたが、2時限目が「かみしばいの楽しみ方演じ方」、3時間目が「ユーモア・コミュニケーションの体験」の授業をしていただきました。






 しあわせingサークルの皆さんには、楽しく素敵な企画をしていただきありがとうございました。見ている方々から「楽しい企画だからもっと多くの皆さんに見ていただけたらいいのに」というご意見をお聞きしましたので、次回は開催の通知等でお手伝いできればと思いました。塚原先生には遠路お越しいただきユーモア一杯で笑いの良さを感じる授業をしていただき御礼を申し上げます。

▽ 紅葉と落葉で黄金色の小立野の乳房イチョウの風景です。





大町ダム完成30周年記念シンポジウム

2016年11月19日 | 私の活動報告
 19日(土)午後1時10分から大町市のサン・アルプス大町2階大会議室で行われました。
▽ 最初に国土交通省 北陸地方整備局 伊藤河川部長さんから、当シンポジウムと大町ダムの紹介と、大規模氾濫に対する減災のための治水対策のあり方について、施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大洪水は必ず発生するものと意識を変革し、社会全体で洪水に備える必要があるとして「水防災意識社会」の再構築に向けて等について挨拶をされました。


▽ 地元大町市の牛越市長さんからは、大町ダムが流量調整により下流全域の安全で安心な生活を守るために取り組まれていている現状、平成18年の豪雨災害時の大町ダム等の特例的な操作によって災害が免れたこと、大町ダムの30年後・50年後のダムとの関わり、地域との関わりがどうなっているかなどとご挨拶をいただきました。


▽ 北陸地方整備局 大町ダム管理所 渡部所長さんから「大町ダムの歩みと現在の状況」として、流域の概要、大町ダムの概要・目的・しくみ・管理・役割、豪雨・渇水時等の対応等について、詳しく説明されました。


▽ 第1部「大町ダムと防災」と題して、コーディネーター NHK解説主幹 大町出身の山崎登さん、パネリスト 昭和44年水害体験者の相模一男さん、昭和58年水害体験者の小山邦武さん、河川部長の伊藤和久さん達が、「ダム整備や治水対策のきっかけとなった災害の体験談を紹介しながら、国のダムや河川整備の解説をふまえ、上流から下流までを見据えた広い視野で水害対策について自分たちでできることは何かを考えます」として、当時の大災害の体験談や、大町ダムが出来て安全安心の生活の状況、大町ダム等再編事業の取組状況等について話し合われました。


▽ 第2部は、「私たちの暮らしと共創するダム~その様々な顔を探り未来に活かす術を探る~」と題して、「文明の発展とともに誕生し、様々な顔を有するダム。その様々な顔を私たちの暮らしとの関わりという視点で見つめ直し、その未来図について、専門家の知恵、河川管理者、流域自治体の取り組み等をもとに考えます。」として、写真の長野市 加藤久雄市長さん、大町市 牛越徹市長さん、千曲川河川事務所 堤達也所長さん達が話し合われました。


 第2部では、防災減災対策・危機管理上のダムの効果、自助・共助・公助の必要性、信濃川水系河川整備計画、平成18年7月豪雨災害の時において、大町ダム等の特例的操作の効果として、観測史上2番目の水位であったが、流入量230㎥/sを 50㎥/s にし、水位を約60cm下げられ越水が免れたこと、大町ダム等再編事業により、新たに洪水調節機能を確保すること、ダムの観光資源化では、高瀬渓谷、ダムカレー、龍神湖の魅力等々の多岐にわたる話し合いが行われました。

 当村にとりましても、平成18年7月18日の夕方以降に集中的な降雨がみられ、記録的な大雨になり、犀川の陸郷地点において水位が避難判断水位を超える状況となり、大町ダムを含む6ダムで、可能な限り放流量を抑えるという特例的操作を行っていただき、小立野などの堤防越水を防ぐことができました。
 実際に平成18年の災害現場にいたものとして、昨今の異常気象による災害発生を鑑みますと「大町ダム等再編事業」の早期の着工を望むものであります。

▽ 午後6時30分からの平成28年度 ソフトボールリーグ戦閉幕式では、下生野チームが優勝され、多くの商品をいただきました。それぞれの賞に輝きました皆さん、おめでとうございました。また、春から長丁場でしたが、丸山体協会長さんをはじめ役員の皆さん、選手の皆さんお疲れ様でした。




▽ 今朝は雨が昨夜から降り続き、朝霧が生坂ダム湖の風景です。




 今日生坂村では、中学校でバドミントン中南信新人大会、公民館で絵手紙教室・サッカー・バレーボール教室、生坂龍翔太鼓慰労会等が行われました。

松本人権擁護委員協議会 東筑部会・北部三村合同研修会

2016年11月18日 | 私の活動報告
 今年度生坂村の当番ということで、18日(金)やまなみ荘において、午前10時からの委員間研修が済み、11時から私も出席し歓迎の挨拶をさせていただいた後、長野地方法務局 松本支局 栗岩支局長さんから「職場におけるパワーハラスメントについて」と題して講演をしていただきました。
 先月・今月と新聞報道されました、松川町役場におけて元課長が当時同じ部署にいた部下の男性職員に対し業務に不備があるとして、理由を追及したり人格を否定する暴言を繰り返したりしたという件と、伊那消防組合の高遠消防署に勤務していた男性が2014年5月に自殺した問題で、不適切な指導などで職員間の信頼関係を大きく損ない、職場内秩序を乱したなどの件の2事案等々について説明していただきました。
 それらの事案を参考にして、精神的・身体的苦痛を与えるまたは職場環境を悪化させる行為等のパワーハラスメントの定義や、勤労意欲や職場の活性化が損なわれるなどの職場へ与える影響が大きいこと、ハラスメントを受けた場合の相談窓口等の説明もあり、パワハラ加害者にならないためのポイントもお聞きし、私も気を付けなければと感じました。
 人権擁護委員の皆さんは、ボランティアで地域の皆さんから人権相談を受け,問題解決のお手伝いをしたり,法務局の職員と協力して人権侵害による被害者の救済をしたり,地域の皆さんに人権について関心を持ってもらえるような啓発活動を行っていまして、日頃の活動に敬意を表する次第です。そして、本日はやまなみ荘をご利用いただきありがとうございました。

▽ 朝は霧が深く立ち込めていて、バス通勤でもありましたので役場庁舎からの風景です。






 本日生坂村では、小学校で秋期歯科検診、児童館でおはなしひろば、健康管理センターですくすく相談会、のらのら青空塾、図書ボランティア会議、下生野A班の皆さんの元気塾、健康応援隊in小立野、かあさん家でふれあい新鮮市、職員労働組合総会等が行われました。

国保制度改善強化全国大会

2016年11月17日 | 私の活動報告

△ 17日(木)午後1時30分から明治神宮会館で開催されました。長野県の席は2階席で写真が綺麗に撮れませんでした。

▽ 高知市長 岡崎大会会長から、国民健康保険は地域医療の確保や地域住民の健康の保持増進に貢献してきたが、中高年齢者が多く加入し医療費の増加は年々著しい一方、経済の低迷や低所得者層の増加などにより被保険者の所得水準が低く、保険料の(税)の負担率が著しく高いといった構造的な問題を抱えている。
 国民健康保険の制度創設以来の大改革に当たり、平成29年度からの毎年3,400億円の公費投入は遅滞なく確実に実施するとともに、引き続き財政基盤の強化に向けた策を講じるべきである。併せて、平成30年度からの新たな財政運営の仕組みに円滑に移行できるよう、標準保険料率等の設定に向けた支援や保険料の激変緩和のための措置を講ずるべきであるなどと挨拶されました。


▽ 千葉県東庄町の岩田町長が、国民健康保険は制度創設以来、我が国の国民皆保険体制の中核を担い、地域医療の確保や地域住民の健康の保持増進に貢献してきた。しかしながら、中高年齢者が多く加入し医療費の増加は年々著しく、医療費等の市町村間の格差も大きい。
 また、子どもの医療費助成等の地方単独事業実施に係る国庫負担金・調整交付金の減額措置は直ちに廃止すべきである。
なお、平成30年度からの新たな国保制度を都道府県、市町村が一体となって円滑に運営するため、保険者が共同して設立した国保連合会の積極的な活用を図るべきである。
 我々国保関係者は、ここに「国保制度改善強化全国大会」を開催し、組織の総意を結集して、本大会の決議の実現に向け、断固邁進することを誓うものであるなどと大会宣言をしました。


▽ 二川厚生労働事務次官が、塩崎厚生労働大臣の祝辞を代読され、昨年5月に成立した「国民健康保険法等の一部を改正する法律」を受け、都道府県・市町村の代表者と適切な役割分担をされるよう十分協議をし、世界に誇れる国民皆保険体制を持続可能なものにしてまいりますなどの祝辞をいただきました。


▽ 池田官房審議官が、高市総務大臣の祝辞を代読され、国民健康保険は一般会計から大幅な公費投入をしている中、都道府県と市町村がきめ細かな連携をしていただき、国は地方との協議において国保の財政基盤を強化し、安定した国保制度を構築してまいりたいなどと祝辞をいただきました。


▽ 自由民主党幹事長代理 岡田参議院議員が、国保の健全な運営を安定的に継続するには、平成30年度から、財政運営が都道府県で行う新たな国保制度の円滑な実施に向け必要な準備を行い、次世代につなげていく国保制度を堅持していかなければならないなどと挨拶されました。


▽ 民進党厚生労働委員 岡本衆議院議員が、根本的な課題として、被保険者の所得が低く、医療費の高額化が著しい中、3,400億円の公費投入では足りないため、財政基盤の強化に向けた策を講じるなど社会保障に対して党を挙げて取り組んでまいりますなどと挨拶をされました。


▽ 熊本県嘉島町荒木町長達が議長になり、島根県雲南市速水市長が、「医療保険制度の一本化を早期に実現すること」「平成29年度からの毎年3,400億円の公費投入は遅滞なく確実に実施するとともに、引き続き財政基盤の強化に向けた策を講じること。」「子どもの医療費助成等の地方単独事業実施に係る国庫負担金・調整交付金の減額措置を直ちに廃止すること」「保険者及び国保連合会が行う国保データベースシステム等を活用したデータヘルス事業について、所要の人材確保や財政措置を講じること」などの決議文を読まれ、全国の国民健康保険関係者が一堂に会し、国民健康保険が直面する諸問題の改善を期して、満場一致で決議して閉会しました。



全国町村長大会

2016年11月16日 | 私の活動報告

△ 16日(水)正午から、NHKホールで開催され、全員で国歌斉唱をしているところです。

▽ 開会に当たり我が長野県町村会長の藤原忠彦川上村長が全国町村会長として、町村の多くは農山漁村地域にあり、文化・伝統の継承はもとより、食料の供給、水源かん養、自然環境の保全等、国民生活にとって極めて大きな役割を果たしてきた。
しかしながら、町村を取り巻く環境は、急速な少子高齢化や人口減少、基幹産業である農林水産業の衰退など極めて厳しく、また、中山間地域や離島など条件不利地域を多く抱える町村においては、総じて税源に乏しく厳しい財政運営を余儀なくされている。
また、町村が自主性・自立性を発揮し様々な施策を着実に実施していくためには、継続的に安定した自主財源の確保が必要であり、特に地方交付税総額の安定的確保が不可欠である。そのため、「まち・ひと・しごと創生事業費」を拡充するとともに、「歳出特別枠」を堅持し、地方交付税等の一般財源の総額を確実に確保することなどと力強く挨拶をされました。




▽ 安倍晋三内閣総理大臣が、町村が進める地方創生は個性豊かな取組をされていて、政府としては、「希望を生み出す強い経済」「夢をつむぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」を掲げ、一億総活躍社会の実現につながるものであり、その取組の更なる推進に向け、制度的にも財政的にも支援を行ってまいりますなどと祝辞を述べれました。




▽ 大島理森衆議院議長から、住民に身近な町村が、地域の福祉・医療・保健・教育等のサービスを行っている中、地方創生の財源確保、人材確保・育成等により魅力ある村づくりを推進するために、町村長とともに地方の活性化を図ってまいりましょうなどの挨拶をいただきました。


▽ 伊達忠一参議院議長から、少子高齢化・グローバル化の進行など、町村を取り巻く環境は依然として厳しい状況であるが、地方創生で活力ある地域社会にするために、創意工夫した事業に積極的に取り組み、国と地方が両輪となって努力しましょうなどと挨拶されました。


▽ 高市早苗総務大臣が、今後起こりうる大規模災害に対応するために緊急防災・減災事業債の恒久化・拡充などの財政措置を講じることや、臨時財政特例債の発行抑制と地方交付税総額の確保に最大限の努力をし、町村長と総務省職員と意思疎通をして地方再生をしてまいりましょうなどと挨拶されました。


▽ 山本幸三まち・ひと・しごと創生担当大臣が、地方創生の交付金は使い勝手の良いものにし、情報支援・人的支援・財政支援をして、地域のコミュニティ、地域資源、伝統文化等を支えてきた集落を維持するための「小さな拠点」づくりの推進等により、地方創生を一層進めるなどと挨拶されました。


▽ 二階俊博自由民主党幹事長が、今夏の参議院選挙での御礼を言われ、政治の原点は地方にあり、町村の要望・要請は実行に移すようにし、国土の均等ある発展と地方活性化のために、インフラ整備等は経済効果が大きいし、地方の産物を売り出すことで地方発展のヒントがあるなど本気で地方創生を行い、町村長のお蔭で政権を担っているので、手をつないで日本の政治が間違わないように進めてまいりましょうなどと挨拶されました。


▽ 飯田徳昭全国町村議会議長会長が、東日本大震災、熊本地震等からの復旧・復興が一日も早く果たせるように新たな補助制度の創設、地方負担分に対する十分な財政措置を要請され、町村と日本を守る気持ちは共通であるから、結束を強固にして取り組んでまいりましょうなどと挨拶されました。


▽ 神野直彦東京大学名誉教授が、全国町村会は歴史的な役割を担ってきているが、現在は人の結びつきが弱くなり、自然環境の破壊や人的環境の破壊などで社会が疲弊してきているが、町村には豊かな自然環境があり、温かい手と手とをつないでコミュニティを作っていただき、昔の様な良い社会を築くために町村長には頑張ってもらいたいなどと檄を飛ばされました。


▽ 奈良県 更谷慈禧十津川村長が議長を務められ、下記の10項目と特別決議を満場の拍手により決議されました。




一、東日本大震災及び平成28年熊本地震からの復興の加速化をはかるとともに、全国的な防災・減災対策を強力に推進すること。
一、一億総活躍社会の実現に向け、地方創生を推進すること。
一、地方分権改革を推進すること。
一、道州制は導入しないこと。
一、「まち・ひと・しごと創生事業費」を拡充するとともに、歳出特別枠を堅持し、地方交付税等の一般財源の総額を確保すること。
一、ゴルフ場利用税を堅持するとともに、全国森林環境税を早期に導入すること。
一、農林漁業の振興による農山漁村の再生・活性化をはかること。
一、田園回帰の時代を拓き、都市と農山漁村の共生社会を実現すること。
一、農林漁業者の将来に希望を持てるよう、TPP対策に万全を期すこと。
一、領土・外交問題に毅然とした姿勢で臨むこと。
また、「参議院の合区の早期解消に関する特別決議」も採択し、実行運動方法を決めて閉会しました。

▽ 開会の前に、NHKホール前で東筑摩郡5村長の記念撮影です。


▽ 午後3時からは、「全国町村長大会の要望、平成29年度税制改正等に向けた地方財源の充実確保に関する要請、森林環境税(仮称)の創設要請、地方創生拠点整備交付金の指導要請等について」東筑摩郡5村の村長達で、務台俊介内閣府大臣政務官に要請活動を行いました。



全国治水砂防促進大会

2016年11月15日 | 私の活動報告

△ 平成28年度 全国治水砂防促進大会の模様です。

 15日(火)午前10時30分から『常在危機』を胸に災害対策に取り組むと題して、宮崎県河野俊嗣知事の特別講演で始まりました。宮崎県は快晴日数・日照時間・平均気温がトップクラスであり、「ひなた指数」総合1位から「日本のひなた宮崎県」としてプロモーションをされていました。河野氏が知事になられたころは、「口蹄疫」「鳥インフルエンザ」「新燃岳噴火」の三重苦であり、就任日に「常在危機」について県職員に指示を出されたということです。
 宮崎県の中山間地域の現状と課題については、住民主体の元気な集落づくりに取り組む集落を募集し「いきいき集落」として認定し、頑張る集落の「輝き」を県内に発信したり、中山間地域でボランティア活動を行う「中山間盛り上げ隊」を組織し、依頼に応じて集落などで単独で行うことが困難となった各種作業などの支援活動を実施し交流を深めているとのことでした。

▽ 宮崎県河野俊嗣知事の特別講演の模様です。


 宮崎県が直面する危機事象の自然災害は、大雨・台風等による風水害、竜巻の発生、霧島山火山等があり、近い将来に発生が危惧されている「南海トラフ巨大地震への対応」について、30億円の大規模災害対策基金により、避難場所・耐震化の確保や広域連携体制の充実・強化を行い、更なる被害の軽減を図っているとのことでした。
 新燃岳の噴火や台風被害、土砂災害発生等の状況について話され、早期避難により人的被害を防いだ事例や要配慮者利用施設の管理者向け説明会の実施、土砂災害防止講座・避難訓練の実施など、土砂災害対策の推進についてなど、詳しくご講演をされました。

▽ 大会の開会に当たり綿貫民輔会長から、今年は熊本地震や台風等により1,400件以上の土砂災害が発生している状況であり、熊本地震の被災地にお見舞いに行った時、それぞれの市町村長さんは一層懸命に災害対応に取り組んでおられ、今後の復旧・復興には国の直轄事業要望が多いとのことでした。また、中越地震の旧山古志村の復興状況や湯沢砂防事務所の事業を視察し、その状況こそが地方創生の要であると感じ、総力を挙げて砂防事業の促進に邁進してまいりますなどと挨拶をされました。


▽ 来賓を代表して末松信介国土交通副大臣から、自然災害が激甚化して、大規模地震も発生し、台風によっても北海道・岩手県なども大災害に見舞われ、土砂災害が1,446件、死者18名となる中で、人命を守る砂防堰堤の整備等の砂防事業を促進し、ハード・ソフト両面からの対応を一層強化することに全力で取り組むなどと祝辞を述べられました。


▽ 国土交通省西山幸治砂防部長には、「強靭な国土へ、これからの砂防」と題して、日本初のコンクリート砂防堰堤、100前の大正5年の芦安堰堤から始まった色々なコンクリート堰堤や50年前の山梨県西湖災害により、本格的な土砂災害対応をされてきたこと、25年前の雲仙普賢岳噴火災害の無人化施工が始まった経過、砂防施設により被害が軽減された効果などのお話から、平成31年度末まで土砂災害警戒区域の指定を完了する目標、ハード・ソフト一体となった総合的な土砂災害対策、紀伊山地における直轄砂防事業、阿蘇地域における直轄砂防事業調査の来年度新規要求の概要及び制度拡充要求の概要、国家・社会の重要な機能が致命的な障害を受けずに維持されるなどの国土強靭化基本計画の目標、土砂災害に対する強靭な国土づくりのためなどについて分かりやすく講演していただきました。


▽ 意見発表では、「熊本地震への対応」と題して、熊本県阿蘇市長 佐藤義興氏が、今年4月14日、16日に発生した熊本地震において、早期に住民向けに発信した対応や阿蘇神社など各所に大きな傷跡を残した状況、住家被害、公共土木施設の被害概要、水道・下水道施設関係被害状況等を説明され、復旧工事を進めたくても業者がいないことが大変であるとのことでした。また、土砂災害の状況による治山・砂防事業の計画、36年ぶりの阿蘇山の噴火の被害状況と災害対応、平成24年の九州北部豪雨災害の状況と災害対応工事のスリットダムの重要性や砂防事業の推進等について発表されました。


▽ 次に和歌山県 那須勝浦町長 寺本眞一氏からは、「土砂災害による犠牲者をゼロにする取り組み」と題して、平成23年台風12号豪雨災害から5年が経ち、1,000mmを越えた記録的な大雨によって、那智川の8支流をはじめ町内各地で土砂災害や河川氾濫が発生した甚大な被害の状況を詳しく話され、発災後1~2ヶ月で監視体制、情報伝達手段の整備の対応をされたこと、避難勧告等の判断・伝達マニュアルや土砂災害に関する防災訓練に対し、地域の自主防災の重要性等を話されました。


▽ 副会長の村上英人蔵王町長が「提言(案)」を朗読され、「土砂災害防止施設の強力な整備促進」「大規模土砂災害対策の国による推進」「大規模地震が発生した地域における土砂災害対策の推進」「砂防施設長寿命化計画等に基づく老朽化対策の推進」など7項目の「提言」を大会決議とし、全国治水砂防促進大会は終了しました。


 要望活動は、長野県治水砂防協会の会長として、初めて全国治水砂防協会の要望に同行し、石井啓一国土交通大臣はじめ副大臣、政務官、事務次官、技監、審議官等に、他県の治水砂防協会の役員の皆さんと一緒に要望書をお渡ししました。

▽ その後長野県治水砂防協会の要望班と合流し、国交省西山幸治砂防部長に要望書をお渡し、長野県の砂防事業関係の推進と予算確保等の要望と、犀川・姫川・土尻川の3砂防事務所の要望もさせていただきました。




 長野県内77市町村から86名もの多くの首長さんはじめ関係各位のご参加をいただき誠にありがとうございました。引き続き長野県治水砂防協会に対してご支援・ご協力をお願いいたします。そして、皆さんお疲れ様でした。

第55回農林水産祭表彰行事の関東農政局長賞を受賞

2016年11月14日 | 生坂村の報告
 草尾柿組合が今月8日(火)に、埼玉県の関東農政局で、第55回農林水産祭表彰行事のむらづくり部門において優良と認められ、関東農政局長賞を授与されました報告に、竹内会長さんと山本副会長さんにお越しいただきました。

▽ 関東農政局長賞の賞状と記念品を持って一緒に記念撮影をしました。


 豊かなむらづくり全国表彰事業は、農林水産祭の表彰行事7部門(農産、園芸、畜産、蚕糸・地域特産、林業、水産、むらづくり)の一部門として、農林水産業の振興を中心に、生活、文化等を含む幅広い地域活動を展開し、地域の活性化を図っている優良事例の表彰を行い、その業績発表等を行うことによって、むらづくりの全国的な展開を推進し、農林漁業及び農山漁村の発展に資することを目的として、昭和54年から実施しています。
 草尾柿組合は、荒廃農地を借り受け、低樹木栽培方式による柿園の造成を行い、乾燥施設を設置し、安定したころ柿の出荷を目指す「川霧にはぐくまれる柿・めじろの里づくり事業」として、長野県の「地域発 元気づくり支援金」と当村の「絆づくり支援金」を活用しながら、地域農業の推進、地域の活性化等に取り組まれた実績が認められて今回の受賞となりました。
 今年は柿の生り年で大きな柿が6,000個ほど収穫でき、今干して乾燥しているところでして、今年も美味しいころ柿ができることを願っております。草尾柿組合の皆さん誠におめでとうございました。

 午後1時30分からの生坂村過疎地有償運送運営協議会は、運営協議会及び生坂村公共交通会議設置要綱等について説明させていただき、社会福祉協議会から有償運送の許可期間の更新申請等を説明し、当村の地勢、公共交通、医療機関等の状況から、過疎地有償運送の必要性を鑑み、委員各位全員の賛成で、許可更新を申請することが認められました。

▽ 今朝は朝霧が立ち込めていた大日向橋からの風景です。








 今日生坂村では、保育園で園庭開放、小学校でたてわり清掃、中学校で保育園実習、村工事入札等が行われました。

上生坂区 赤とんぼフェスティバル 慰労会

2016年11月13日 | 私の活動報告
 13日(日)午後6時から若者コミュニティセンターで、赤とんぼフェスティバルの役員、合唱団、夢の里山の会と合同で行われました。
 今回も大鍋のあきあじ鍋、おにぎり、トン汁を作られた方々、合唱団に参加された方々、夢の里山の関係の方々が多く参加されて盛大に慰労会ができました。
 合唱団をご指導していただいた牛越先生と松本先生にも同席いただき、晴天に恵まれた赤とんぼフェスティバルの話などで歓談しながら楽しい時間を過ごしました。
 上生坂区の役員の皆さんには、準備から片付けまでお世話になりありがとうございました。

▽ 私が37歳から2年間長野県商工会青年部連合会の副会長を務めた時の、会長と副会長2名の4名で毎年行っているOB会を、私が当番でしたので、前日の晩大町温泉郷で行い、翌日は朝から雲一つない快晴でしたから、有志で大町黒部アルペンルートの大観峰まで行ってきた時の写真です。











JA松本ハイランド川手地区収穫祭 太鼓演奏

2016年11月12日 | 私の活動報告
 12日(土)午後1時30分から、あぐり資材センター川手で平成28年JA松本ハイランド川手地区の収穫祭で生坂龍翔太鼓の演奏をしました。
 私は午前中にお客様がお越しになりましたので、こなもん工房のピザを食べて、1時頃駆け付けました。JA松本ハイランドさんには、生坂農業未来創りプロジェクト会議等にご出席いただき、色々とご指導・ご支援などお世話になっていますので、自ら太鼓演奏をして収穫祭が盛り上がれば思い参加しました。

▽ 最初に私から収穫祭のお祝いと生坂龍翔太鼓と演奏する「まつり」「岩つつじ」「龍翔」の紹介をさせていただき、30分近くの演奏をしました。












▽ 朝は川霧が深く立ち込めていた生坂ダム上からの風景です。




 本日生坂村では、公民館でサッカー・バレーボール教室、府中市の光と風の地域交流フェスティバルに出展等でした。

長野県町村会役員会・県に対する提案・要望

2016年11月11日 | 私の活動報告
 11日(金)午後2時20分から長野市ホテル犀北館で開催されました。私は先月17日の定期総会において理事に選任され、初めての役員会でしたので一言ご挨拶をさせていただきました。
 役員会の主な協議事項は、知事への要望について、平成28年度長野県町村会特別会計補正予算(第1号)について、町村長会議について、各役員・理事の選任について、12月役員会等日程について協議し、原案通り承認されました。
 私は、町村会の基準等により、長野県市町村自治振興組合議員に選任され、ダム・発電関係市町村全国協議会理事に推薦されました。
 報告事項としましては、「地域発 元気づくり支援金」について、平成29年度税制改正等に向けた共同要請等について報告がありました。



 午後4時からの知事への提案・要望は、県町村会 藤原会長さんと県町村議長会 久保田会長さんから阿部知事さんに要望書を手渡してから始まりました。





▽ 最初に県町村会 藤原会長さんから、知事さんとベトナムへ行き、今後はグローバル展開NAGANOの取組での販路開拓を支援し輸出の増加を図ることや、東京オリンピックの事前合宿での県内誘致に力を注いでいただくことなどをお願いし、町村会で協議して提案する22項目の内、重点提案7項目の「一億総活躍社会の実現に向けた地方創生の更なる推進」「情報化施策の推進」「地域医療・保健体制の充実」「野生鳥獣被害対策の推進」の4項目に対して説明されながら要望いたしました。


▽ 次に、県町村議長会 久保田会長さんからは、この提案・要望については、地方議会活性化に向けて、町村会と車の両輪の如く、同じく要望しますと「観光振興対策の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川の整備促進」の3項目に対して説明され要望しました。


▽ 阿部知事さんからは、県内77市町村には、それぞれに財産、資源があり、それらを地域の皆さんと活かしていくためなど、「地域振興局」の無限化のために協議中であるとともに、市町村とは対等、協力の関係であり、市町村の補完もしていきたいと考えているのでご支援をお願いしたいと言われ、長野県総合5か年計画「しあわせ信州創造プラン」は、残り1年になり、総合計画審議会等で県民一丸となって取り組んで、農業・観光・交流・友好等が活性化するなどの次期総合5か年計画を策定してまいりたいなどとご挨拶されました。


▽ 藤原会長さんと久保田会長さんから説明されました重点提案・要望書について、それぞれ担当の部長さん方から詳しく回答をしていただきました。


▽ 重点提案・要望やそれ以外の要望項目についての意見交換では、町村会の羽田副会長さんや平林副会長さんなどから、観光や田舎の良さを守るための河川整備の必要性、農産物の輸出対策の強化等々のご意見が出され、それぞれご回答をいただきました。
 町村会は4つの部会で時間を掛けて協議をし、22項目の提案・要望をしていますので、今後とも長野県庁の知事さんはじめ関係の皆さんのご指導・ご支援の程よろしくお願いいたします。


 11時からの議会全員協議会は、台風16号で決壊した村道2級4号線の早期の復旧を図り、白日集落の皆さんの不便さをなるべく早く解消するために、設計内容の説明と工事の早期着工等をお願いし、ご理解を頂戴しました。また、県道55号線の通行止めの状況と地方創生拠点整備交付金の申請予定内容の報告をさせていただきました。

▽ 今朝はバス通勤でしたので小舟バス停からの風景です。






 本日生坂村では、保育園で避難訓練・保育行政事務指導、小学校で授業参観日・性教育講演会・給食試食会、中学校で中信大会壮行会・歯科検診、児童館で子育て相談会・学用品おさがり会、昭津・大日向・宇留賀の皆さんの元気塾、特定健診・胸部レントゲン、生坂ウォーキング教室、かあさん家でふれあい新鮮市、財務状況診断説明等が行われました。