元農水事務次官、長男刺殺事件から。いじめ、引きこもりを含めて、人生を変えるには認知を変える方法しかない。頑張ってもやがて元に戻ります。
皆さん、ご存知だと思う悲惨な事件ですが、本人が向上心をなくしていなければお手伝いが出来ます。
認知行動療法、人生勉強療法ですから、本人が聞く耳を持たないようだと無理なのですが、人生を変えるお手伝いが出来ます。
ほとんどの失敗ケースは頑張れば何とかなると思っている人たちのケースです。
実は頑張っても出来ないものは出来ないのです。
私たち人間は、認知行動療法の専門用語ですが、認知に支配されていると言っても良いです。
認知行動療法でいう認知は、簡単に言うと、信じ切っている事、となります。
更に、簡単に言うと、出来ないという認知があったら、どんなに頑張っても出来ないのです。
認知行動療法は認知を修正する事が専門の心理療法です。
また、引きこもりの人たちの多くは、多くの人たちからしたら出来ているのが当たり前
(注、親御さんは出来ているから、まさか、こんな事が出来ていないという事に気付いていない場合が多くあります)
というような人生勉強
(例えば、相手の立場に立って考えてみる等の客観視や不安の処理の仕方など)
がほとんど出来ていないという人たちが多くいますから、そういう人たちに必要な人生勉強をお教えするのが人生勉強療法です。
元農水事務次官の方と息子さんが、もしも、心理療法ハッピーライフ相談をされていたら、全く違う未来になっていたかも知れないと思います。
遠慮しないで、とりあえず、困っている事は何でも良いですから相談して下さい。
15分までの電話は無料でお受けします。
メールは必ずご返事をしますから、遠慮なく聞いて下さい。
このような不幸をなくして行きたいと思います。
下記は週間朝日オンラインからの引用です。
元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が東京都練馬区の自宅で長男の英一郎さん(44)を刺殺した事件で、動機の一つには壮絶な家庭内暴力あったことがわかった。
英一郎さんが実家に戻りたいと電話してたのは5月25日だった。その翌日26日から、家庭内暴力がはじまっていた。
「熊沢容疑者や母親は、アザができるほど殴られた。その際、『俺の人生何だったんだ、どうなってんだ』となどと言っていたといい、二階の部屋に閉じこもるようになった。英一郎さんは一階でパソコンやゲームをして過ごしていた。その後も断続的に家庭内暴力が続き、ライターの火を押し付けるほどエスカレート。ついに熊沢容疑者は『今度暴力を振るったら、こちらがやられてしまう。もう刺すしかない』などと妻に話していたようだ。そこへ川崎の事件もあって凶行に及んだようだ」(捜査関係者)
熊沢容疑者が農水省時代、英一郎さんを含めて都内の公務員宿舎に住んでいた。
「子供さんが小さい時は何度か、顔を合わせましたよ。子煩悩でごく普通のご家庭に見えました。英一郎さんは勉強がよくできて、駒場東邦に中学から行っていたと聞きました」と農水省時代の同僚は話す。
進学後も成績は優秀だったという英一郎さん。だが、中学2年生ころから、イジメが激しくなり、クラスでは孤立していたという。そのイジメは壮絶だったと同級生はこう話す。
「筆箱で頭を叩かれたり、シャーペンで背中や手を刺されたり、塩を鼻に押し付けられたりされていた。やられても、ほとんどやり返すことはなかった。消しゴムを顔面にすごい勢いで投げつけられ、目のあたりに命中したときはブチ切れて、体操服だったかな、振り回してクラスのヤツに飛びかかることがあった。けど、ケンカが弱いのですぐにボコボコにされていた。常にイジメの対象だったように思う。高校でもそんな感じでしたね」
どうしてそこまでイジメられたのか。先の同級生はこう話す。
「確か、親を亡くしたばかりの同級生の前で父親が役人でえらいとか、言い出したことがあった。社交性がない、空気が読めないというのかな。クラスでいろいろ雑談していても、英一郎さんがくると、みんな散らばってしまうって感じだった。大学に進学したものの、中退したと聞いた。卒業後はまったく知らない。ただ、今回の事件で思い出すのは、英一郎さんは確かにゲームには詳しかった。その頃はファミコンの時代で、すごく上手でハマっていた。あと人気キャラのイラストもうまかった。母親に大事にしていたプラモデルを、勉強しないからと壊されて家で大暴れしたという話はけっこう知られていた。その頃から、学校のイジメのうっぷんを家庭内暴力で晴らしていたのかもしれません」
英一郎さんが開設していたホームページにはオンラインゲームのキャラクターが多数、描かれていた。ネット上でも「うまい」と評価する声もあった。英一郎さんはツイッターで過去のいじめをこう綴っていた。
<小学生から高校生までイジメられて育った。壮絶な人生だから味方には優しいが敵は徹底的に痛めつけるんだ>
実家に戻ってから始まった家庭内暴力。熊沢容疑者や母親に殴られたような、アザがあったことが確認されている。ツイッターでも、英一郎さんは母親に対しては辛辣な書き込みばかりが目立ち、<愚母を殺したい>とまでツイートしている。
英一郎さんが毎日、ほとんどの時間を費やしていたオンラインゲームドラクエ10。つながっていた仲間とは、ゲーム上で会話することもあったという。ゲーム仲間の一人は、こう話す。
「ゲームの中で注目してほしいのか事務次官の息子だとさかんにアピールしていた。お金もあったようでオンラインゲームの課金されるキャラクターなどもバンバン買っているようでした。逆に仲良くなると、課金されるのにキャラクターをプレゼントすることもあった。ただ、複数でチャットや会話していると、すぐに自分の世界に入り、好き勝手に話している印象ですね。人の話はまったく聞かない。日々、ゲームが基本になって生活しているような人。現実とゲームの区別がついていないような気がした」
社会から逃避してゲームの世界に入り浸って現実離れしていたとみられる英一郎さん。だが、最後となった6月1日12時20分のツイートにはこうある。
<誰も一人では生きられない>
5月末に英一郎さんは実家の両親の元に戻ったが、ツイートの3時間後、悲劇が起こってしまった。(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事
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