性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

拒食症(ザ!世界仰天ニュース、11月26日(水)放送、危険なダイエットスペシャルを見て)

2008年11月28日 | 心理療法ハッピーライフ
拒食症(ザ!世界仰天ニュース、11月26日(水)放送、危険なダイエットスペシャルを見て)


2008年11月28日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日のブログはお休みさせて頂こうと思っていたのですが、昨日放送されました
「ザ!世界仰天ニュース、危険なダイエットスペシャル」
の中で医師が摂食障害は
「本気で取り組んでも最低5年はかかる」
と言われた事に関して簡単なコメントを書きますね。
連載しているパニック障害の続きは次回書きます。

私はこの番組を見て、良く知らない人が摂食障害は大変な病気だと思われたり、特に摂食障害で今苦しんでいる人が5年も掛かるのかと落胆されては困ると思いました。

ここではっきりお断りをしますが、私は医学や医療を否定したり医師を攻撃しているのではありません。
医療ではなく心理療法の側から見ると違う意見と現実がある事を伝えたいだけです。

摂食障害(この番組では拒食症)はこの番組をじっくり見て頂いた方は覚えているはずですが、大学病院に入院をしても摂食障害を治す薬はないということです。
もちろんこのケースですと命の危機ですから絶対に入院をさせ危機に備えなければいけません。
(痩せ過ぎると少し前までは元気そうに見えても突然に体調が急変して命の危機になる事があります。)

番組全体を通じて摂食障害が治って行くのは人と接する事で彼女の考え方が変わって行く事で摂食障害が治って行くという事が見られたと思います。

私のHPやブログに何度も書いていますが、対人緊張症(社会不安障害)や神経症、脳に異常のないうつ病などの原因はウイルスや病原菌、老化、生活習慣、遺伝、薬物などの通常の病気の原因ではなく、「おかしな考え方」なのです。
(摂食障害は神経症の一つです。)
摂食障害もこの「おかしな考え方」を「多くの困っていない人たちと同じような考え方」に修正して頂ければ簡単に治ります。
クライエントさんが自分の「おかしな考え方」に気付いて「多くの困っていない人たちと同じような考え方」を受け入れて行くのですから個人差は大きいですが概ね数ヶ月で良くなります。

摂食障害も対人緊張症(社会不安障害)も現在連載しているパニック障害も結果を見ると皆さんは全く違った病気と思えるでしょうが、原因を見ると同じ「おかしな考え方」なのです。

「おかしな考え方」を具体的に書くと、よくある例ですが、「太ると嫌われる」「痩せなければ自分は価値がない」「痩せれば全てがうまく行く」「うまく行かないのはまだ太っているせいだ」など回しの人が見ると極端に痩せていても本人は太っていると認識している場合もあります。
太る事は罪悪で恐怖そのものなのです。
ですから、本人の考え方が多くの困っていない人たちとは違いますから強制的に体重計に乗せたり痩せ細った顔を鏡で見せたりしても「私はまだ太っている」などと言ったりします。

5年は掛かる、という事は医師は原因の「おかしな考え方」を修正しに行かないで自然に任せているからそうなのです。

原因の「おかしな考え方」に焦点を当てて積極的に修正しに行けば、番組内と同じく本人が気付き「おかしくない考え方」を受け取る必要がありますが、番組の中のように偶然に任せて気付き「おかしくない考え方」を受け取るのでは時間が掛かりますし紆余曲折もありますし、場合によっては戻る事もあります。

ここが医学と心理療法の違いです。
特に心理療法ハッピーライフでは偶然に任せるのでは合理的に計算された内容で意識的に「おかしな考え方」に気付いて頂き多くの困っていない人たちの考え方「おかしくない考え方」を受け取って頂きますから早いのです。

安心して下さい。

「おかしな考え方」を修正して「おかしくない考え方」「多くの困っていない人たちの考え方」を受け入れて頂ければ数ヶ月で楽になれます。

大丈夫です。


摂食障害は必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は医学に代わるものではありません。
医学と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
片方だけではうまく走りません。
必ず病院に通ってください。



パニック障害のお話は次回書きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

パニック障害を自分で治す方法(5)

2008年11月27日 | 心理療法ハッピーライフ
パニック障害を自分で治す方法(5)


2008年11月27日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


パニック障害を自分で治す方法の5回目です。


今日の課題は「治し方、その1」です。


パニック障害の原因は、前回も書きましたが、ウイルスや病原菌、生活習慣、老化、遺伝、薬物などの本当の病気の原因ではなく「おかしな考え方」が原因です。

ですから、パニック障害を治すのは「おかしな考え方」が原因ですからこの「おかしな考え方」を修正すれば自動的に治ります。

前回に引き続き、電車に乗れないパニック障害の人を例にすると、電車に乗れないパニック症の人の心の中には
「電車に乗る事=怖い」
という太陽が東から昇って西に沈むのと同じくらい間違いのない絶対的な自然の摂理のように確かなものと思っている信念があります。
しかし、客観的に見れば全くおかしな考え方でしかありません。
「一人お化け屋敷状態」
電車に一緒に乗っている人たちはくつろいでいます。
中には眠っている人までいます。
しかし、「電車に乗る事=怖い」となっているパニック症の人が無理して電車に乗ったら、一人だけが緊張と恐怖を感じて動悸がして手足が震えて顔面蒼白になり叫び出しそうな気持ち(個人差は大きい)になります。
ここで重要なのは電車に100人乗っているとしましょう。
100人の内、何人が「電車に乗る事=怖い」と感じているかという事です。
自分自身のパニック障害を治す第一歩は、
「自分の考え方は正しいのか? 他の99人が正しいのか?」
と今まで疑う事無く太陽が東から昇って西に沈むのと同じように絶対に正しいと思い込んでいた「電車に乗る事=怖い」を疑う事が第一歩です。
自分自身を客観視する事がここから始まります。

何度も書きましたがパニック障害の人の原因はウイルスや病原菌、生活習慣、老化、遺伝、薬物などではありません。
本当の体の病気とは違うのです。
本人は絶対に正しいと思い込んでいるのですが、客観視すると「おかしな考え方」「誤認知」が原因なのです。

結果に焦点を当てるとパニック障害の人が100人いれば100通りの症状(結果)がありますが原因は同じ「おかしな考え方」「誤認知」です。
対人緊張症(社会不安障害)を例にすると、原因は「人の事を気にし過ぎる考え方」で全ての対人緊張症(社会不安障害)の人は同じ原因ですが、結果の症状は赤面症、吃音、手足の震え、多汗など無数に分かれます。
しかし、どのような症状を持った対人緊張症(社会不安障害)も全て原因の「人の事を気にし過ぎる考え方」を「人の事を丁度良く気にする考え方」に修正すれば症状はなくなり、治ります。
これと同じです。

ですから、電車に乗れない以外のパニック障害の人は原因の「おかしな考え方」「誤認知」は同じですから自分の症状を結果に当てはめて考えて下さい。


ここで注意しなければいけない事が二点あります。
一点目は結果に焦点を当ててはいけないという事です。
ほとんどの人は症状が辛いですから症状が出なくなれば良いと考えます。
例えば、軽症の人でしたら電車に乗ったら開き直ったり気をそらしたりします。
(投薬治療も気持ちをぼんやりさせたりして気をそらすような効果です。)
しかし、これでは一生パニック障害のまま治りません。
また、開き直りや気をそらす事がうまく出来ない時はしっかりと症状が出ます。
そもそもこの考え方は「治す」という考え方ではなく「一生自分のパニック障害は治らない」という考え方なのです。
分かりますでしょうか?
結果の症状に焦点を当てるのではなく原因の「おかしな考え方」に焦点を当てて多くの困っていない人たち(電車の中でくつろいでいる99人の人たち)と同じような考え方に修正すれば結果の症状も自動的になくなります。
パニック障害は治ります。


二つ目は、主訴(ここではパニック障害の克服)に焦点を当て続けることです。

以前、原因と要因のお話を書きました。
例えば、お腹を出して寝たから風邪を引いたという人は、お腹を出して寝たというのは要因であくまでも原因は風邪のウイルスに冒されたのが原因という事です。
お腹を出さないで眠るようにしても風邪はお腹を出して寝ないようにするこの行為の修正で治る事はありません。
あくまでも風邪の原因のウイルスを体から除去する事で風邪が治るのです。
思い出して頂けましたでしょうか。

この話と同じような事なのですが、パニック障害の原因は「おかしな考え方」です。
この「おかしな考え方」を作った要因を強く持たれている人がいます。
例えば、考え方が子供のようで依頼心が強い、という考え方からパニック障害を起こす「おかしな考え方」を発生させているという人がいます。
大小合わせればほとんどの人はパニック障害を起こす「おかしな考え方」以外に「おかしな考え方」を発生させる要因を持っています。

心理療法ハッピーライフのセラピーを受けられる場合はこの要因のケアもしますが、自分で治すという事からすると要因のケアは難しいです。
ですから、要因は傍らに置いて原因の「おかしな考え方」に焦点を当てて下さい。
風邪のウイルスの除去と同時にお腹を出して寝る習慣を修正した方が良いですがお腹を出して寝る習慣を直さないでも風邪のウイルスを除去すれば風邪は治ります。
パニック障害を治すという事に焦点を意識して当てて下さい。



毎回書いていますが、パニック障害は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は医学に代わるものではありません。
医学の投薬治療と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
片方だけではうまく走りません。
必ず病院に通ってください。



最後に、
本の出版を考えていますと何度か書きましたが、企画書の段階で中々うまく通りません。
このブログを読まれている出版社の人や出版に詳しい方、宜しかったら、アドバイスをお願い致します。
よろしくお願い致します。


パニック障害のお話は次回に続きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

パニック障害を自分で治す方法(4)

2008年11月24日 | 心理療法ハッピーライフ
パニック障害を自分で治す方法(4)


2008年11月24日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


パニック障害を自分で治す方法の4回目です。


今日の課題は「治るとは?」という内容です。


まず、ここまでのおさらいをしますと、

パニック障害は通常の病気ではなく考え方(認知)がおかしいのが原因です。
理由は、電車に乗れないというパニック障害の人を例にすると、このパニック障害以外の普通の人は電車に乗れるしパニックもパニックが起こるのではないかという恐怖も全く感じないでリラックスして電車に乗っていられているという事です。
「一人お化け屋敷状態」大勢の人の中にいるのに、一人だけ勘違いからの妄想をしてお化け屋敷にいるように錯覚している常態なのです。
という事は多くの電車の中でリラックスしている人たちと同じような気持ち(認知)をする事ができればパニック障害は治る。
「一人お化け屋敷状態」は解消できるという事です。

分かりますでしょうか?

そして、本当にその通りだと思えますか?

パニック障害を治すという結果を達成する為には、今までの所が『本当にその通りだ』となっていなければ、次のステップに進んでもうまく行きません。

再度書きますが、
「パニック障害は病気」というのが今の日本の常識ですが、よくよく考える事が必要です。
パニック障害の原因はウイルスでも病原菌でも生活習慣でも老化でも薬物でもない。
通常の病気の原因ではなくあなたの考え方(認知)がおかしいのが原因なのです。
この事が深く納得できればパニック障害を治す道程の半分は来たようなものです。
この事を分かろうとしないと一生、本当の意味でのパニック障害は治らないのです。


さて、「治るとは?」ですが、
心理療法ハッピーライフでの「治る」という概念は、精神科、神経科、診療内科に行く必要がなくなり、当然、薬も不要になる事です。
言い換えれば、一生、精神科や神経科、診療内科に行く必要のない多くの困っていない人たちの仲間入りをする事です。

以前も書きましたが「寛解(かんかい、本当に治っているのではないが治っているのと同じような状態を言う)」は治っているのではなく薬などで症状を抑えて症状が出なくなっている状態で、原因のおかしな考え方(認知)はそのままですから会社に復帰をしたりすると簡単に症状が復活します。

パニック障害の人の多くは、症状が出なくなれば良い、という風に症状に焦点を当てます。

また、結果に焦点を当てる心理療法なども症状がなくなれば治ったと教えたりします。

しかし、それで本当に良いのでしょうか?

このブログを読んでいる人の中には「治る」という概念などどうでもいいじゃないですか、楽になりさえすれば良いじゃないですか、などと考えている人がいるはずです。

しかし、それではうまく行きません。

例えば、旅行に行く時、目的地がはっきりしていなかったり、どういう経路で行くのかがはっきりしていなかったら、満足した旅行になるでしょうか?
(こういう事を言うと必ず例外的な屁理屈のような事を言う人がいますが屁理屈ではなくパニック障害で困っているのですから素直に真剣に考えて下さい。)

「治る」という目的地がはっきりしないと努力の仕方や真剣さの度合いなど大きく違ってきます。

心理療法ハッピーライフの「治る」は
精神科、神経科、診療内科に行く必要がなくなり、当然、薬も不要になる事です。
言い換えれば、一生、精神科や神経科、診療内科に行く必要のない多くの困っていない人たちの仲間入りをする事です。

この「治る」のゴールに向かって人生を賭ける真剣さを持って多くの困っていない人たちの考え方を受け取りに行けば必ずうまく行きます。

今日は「治る」の概念を真剣に考えて頂く事。
そして、心理療法ハッピーライフの「治る」の概念を受け入れられるかどうか、真剣に考えて下さい。


毎回書いていますが、
最後に、前回まで10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)の人と違ってパニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。


パニック障害のお話は次回に続きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

パニック障害を自分で治す方法(3)

2008年11月20日 | 心理療法ハッピーライフ
パニック障害を自分で治す方法(3)


2008年11月19日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


パニック障害を自分で治す方法の3回目です。


今日はパニック障害を自分で治すに当たっての『心構え』のお話です。


まず、パニック障害も前回10回シリーズで書きました対人緊張症と同じく通常の病気ではないという事をしっかりと心構えとして納得できていなければいけません。

この内容は色々な所で何度も書いていますので簡単に書きますが、パニック障害の原因はウイルスでも病原菌でも老化でも生活習慣でもタバコやアルコールのような薬物でもありません。
この私のブログに書いています「新入社員のA君B君のお話」を読んで頂ければ具体的によく分かると思いますが、読まれていない人用にダイジェストで内容を書くと、

新入社員のA君とB君が一緒に会社に入って一緒に仕事をして一緒に失敗をして一緒に部長に叱責されました。
A君は部長に怒られて胃が痛くなり怒られた後も苦しんでいます。
しかし、B君はまったく平気で「部長の小言が終わった」と言いながら社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを飲んでいるのです。
A君はその後会社に行くのが辛くなり、病院に行けば何らかの薬を出され何らかの精神的な病名や症名を付けられます。
さて、A君の精神的な病名や症名の原因は何でしょうか?
当たり前ですが、考え方ですよね。


余談ですが、薬のやめ方の質問をされた方がいますので書きますと、
A君の考え方のままですといつまで経っても薬をやめたら再発の可能性があります。
しかし、B君の考え方の中の必要な所を受け取ればB君がおそらく一生精神関係の病院に行く必要がないのと同じく、B君の考え方の必要な所を受け取ったA君の再発の可能性はなくなります。
そこで初めて薬をやめられます。
お分かり頂けますでしょうか?
調子が良くなって来たから薬が必要なくなるのではなく、根本原因の考え方を変えて初めて薬は必要なくなります。


まず、最初の『心構え』はパニック障害の原因は通常の病気とは違って考え方が原因で、B君のような人の考え方を受け入れれば治るという事です。


二つ目は、原因と要因をしっかりと区別する事です。

例えば、風邪を引きました。
原因はウイルスに感染したことです。
要因は色々ありますが、例えば、お腹を出して寝た事です。
お分かり頂けると思いますが、お腹を出したから風邪を引いたのではなくお腹を出して寝た事は風邪を引く要因にはなりましたがあくまでも風邪の原因はウイルスに感染した事なのです。

上記の区別が付いていないカウンセラーやセラピストも実際いるのですが、
パニック障害の原因はあくまでも考え方です。
原因の考え方をもう少し詳しく書くと洞察力不足や不安の処理の仕方が下手なのです。

例えば、育てられ方に原因があると思えるパニック障害の人がいるとしましょう。
しかし、育てられ方はあくまでも要因であって原因ではないのです。
パニック障害を治したければ原因の考え方を修正しなければ治りません。
育てられ方は要因ですから、育てられ方が悪いからパニック障害になるような考え方になったという事でしかないのです。

自分の育てられ方を何とかしなければいけないと思い込んでいる人や「癒し」と称して育てられ方に焦点を当ててのカウンセリングやセラピーをする心理療法家もいますが、育てられたのは終わっていますから、風邪を引いてしまった後からお腹を出さないようにカウンセリングやセラピーを受けているようなものです。
可笑しい(おかしい)でしょう。

若しかしたらこのブログを読まれている人の中にもそのようなカウンセリングやセラピーを長い期間受け続けている人がいるかもしれません。
いましたら、毎回嫌な過去を思い出しますから辛いでしょう。
しかし、いつまで経ってもパニック障害は治らないでしょう。
原因と要因を間違えているからです。
親子問題の解決などが目的でしたら上記のようなカウンセリングやセラピーも有効な結果を出す可能性はありますがパニック障害を治す為には方向が違っています。


二つ目の心構えは原因と要因の区別です。

お分かり頂けましたでしょうか。


最後に、前回まで10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)の人と違ってパニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は両輪の車だと思ってください。
医師の薬物療法と心理療法を合わせる事で両輪の車は初めて走ります。
心理療法だけで特に一人だけで治そうと思わないで下さい。
パニック障害の人は対人緊張症(社会不安障害)の人と比べて一人で考え方を修正する事は個人差が大きいですが難しいです。
しかし、パニック障害の人の中には医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事の出来る人もいます。
(こういう人の為にこのブログは書いています)
一人で誤認知の修正が出来そうにない人は心理療法を受ける事を考えて下さい。
認知行動療法か森田療法をお勧め致します。
尚、ハッピーライフの無料資料は下記のメールアドレスにご請求ください。

パニック障害のお話は次回に続きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

東京出張から帰って来ました

2008年11月18日 | 心理療法ハッピーライフ
東京出張から帰って来ました

2008年11月18日(火)

ご連絡をしておりませんで申し訳ございませんでした。

11月14日(金)から11月18日(火)まで東京に出張をしていました。

出張を予めブログに書くかどうか悩んだのですが防犯上書かない方が良いと判断をしました。

ブログの更新を楽しみにされている方に申し訳なく思っています。

明日より、パニック症、の続きを書く予定ですので宜しくお願い致します。

取り急ぎ、ご連絡まで。

心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋でした。

パニック障害を自分で治す方法(2)

2008年11月13日 | 心理療法ハッピーライフ
パニック障害を自分で治す方法(2)


2008年11月14日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


パニック障害を自分で治す方法の2回目です。


今日はパニック障害を自分で治すに当たっての「基礎知識」のお話です。


まず、前回も書きましたが、パニック障害の人は必ず、精神科、神経科、診療内科に行かれてお薬を飲んで下さい。
頭が痛い時、頭痛を抑えなければ何も出来ません。
パニック障害を自分で治す方法はありますが、不安などで冷静に考えられない状態で、あなたの考え方を整理してパニック障害でない人たちの考え方を受け取る事は出来ません。
まずは医師に掛かって投薬治療を受けて出来るだけ楽になってからこの方法を試みて下さい。


突然ですが、医師のお薬でパニック障害は治りません。
お薬は不安がり過ぎる考え方を修正するお薬ではなく、余計な事を考えなくするような、症状を抑える効能しかありません。
ですから、医師の言い方は「治る」ではなく「寛解」なのです。
(寛解とは治っているのではないのですが治っている状態とほとんど同じ状態を言います。)

原因(考え方) → 結果(症状) (原因と結果の法則、原因が変われば結果は自動的に変わるという意味、今回のケースでは原因の考え方を余り不安がらない考え方に修正すれば結果の症状はなくなりパニック障害も結果として治りますという事。)
原因の考え方から修正しているのでしたら結果は変わってきますが、病院の薬は
原因(考え方) → 結果(症状) ← 薬(お医者さんの薬) 
という関係になります。

原因の不安がり過ぎる考え方は全く変わらないままで、結果の症状を投薬する事によって変えようとしています。
例えば、お酒がそうです。
人前で緊張しやすい人が緊張したくないのでお酒を飲んで来ると緊張が減りますよね。
原因(考え方) → 結果(緊張) ← お酒(ここではお医者さんの薬と同じ)
という上記と同じ関係になります。
(お酒は人類の歴史と一緒にありますから 抗精神薬 だという認識はないでしょうが、お酒の効果で精神が変わる(酔う)わけですからお酒は立派な 抗精神薬 なのです。)

当たり前の質問ですが、上記の人前で緊張しやすい人はお酒を飲み続けている事で対人緊張症は治るでしょうか?
治るわけがありませんよね。

パニック障害とお薬の関係はこういう関係なのです。

あなたが原因の考え方を修正しなければ(うまくするとお薬を飲み続ける事で症状は抑えられるかも知れませんが)本当に治る事はありません。
症状が出ないだけで不安がり過ぎる考え方をしたままですから ポジティブ にはなれません。
心のどこかで、若しくは心の大きな部分で、いつもパニックの事を考えているというような生活が続きます。


「お医者さんの薬でパニック障害は治らないという事は本当なのだろうか?」
と思われている方には、直接医師に聞く事をお勧めします。
例えば、「私はお薬を飲み続けて5年経ちましたが治りません。いつになったらパニック障害は治るのでしょうか?」
とか、「先生はどういう考え方で私のパニック障害を治そうと計画を立てられているのでしょうか?」
という風に聞かれて下さい。
多くのクライエントさんは医師に聞かないのです。
疑問に思った事は聞かなければ前に進みません。


今日のお話は、パニック障害はあなたの不安がり過ぎる考え方が原因で薬は症状を抑えているだけですから薬を飲み続けてもパニック障害は治りませんという事です。
どう思われましたでしょうか?


疑問、質問がありましたらぜひ下記のメールアドレスに送って下さい。
なお、良い質問はこのブログなどで誰が書いたか分からない状態に加工して使用する場合があります。


パニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法は両輪の車だと思ってください。
医師の薬物療法と心理療法を合わせる事で両輪の車は初めて走ります。
心理療法だけで特に一人だけで治そうと思わないで下さい。
パニック障害の人は対人緊張症(社会不安障害)の人と比べて一人で考え方を修正する事は個人差が大きいですが難しいです。
しかし、パニック障害の人の中には医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事の出来る人もいます。
(こういう人の為にこのブログは書いています)
一人で誤認知の修正が出来そうにない人は心理療法を受ける事を考えて下さい。
認知行動療法か森田療法をお勧め致します。
尚、ハッピーライフの無料資料は下記のメールアドレスにご請求ください。

パニック障害のお話は次回に続きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

パニック障害を自分で治す方法(1)

2008年11月11日 | 心理療法ハッピーライフ
パニック障害を自分で治す方法(1)


2008年11月11日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
今回からはパニック障害を自分で治すという内容をシリーズで何回か書きます。


最初に、パニック障害のケアは認知行動療法が得意とする一つです。
(心理療法ハッピーライフは認知行動療法です。)
何故ならば、パニック障害は前回10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)と同じく、誤認知、勘違い、間違った思い込みの結果がパニック障害だからです。
認知行動療法は認知と付いているのでお分かり頂けると思いますが、間違った認知を修正する事で結果として症状もなくなるという心理療法です。
ちなみに、認知行動療法は対人緊張症(社会不安障害)、神経症(パニック障害は神経症に含まれます)、うつ病などのケアに世界で最も使用されている心理療法と言われています。

パニック障害で困られている方は多いです。
心理療法ハッピーライフにも結構いらっしゃいます。
症状は心のトラブルですから多岐に渡りますが原因に焦点を当てると不安の処理がうまく出来ない為に、誤認知、勘違い、間違った思い込みを起こして『一人お化け屋敷状態』になっています。
(私が書いている『一人お化け屋敷状態』とは多くの人は安心しているような場所なのに誤認知、勘違い、間違った思い込みから一人だけ恐怖を感じている状態を言っています。私のブログの中では何回か使用しています。)


例えば、電車に関係するパニック障害を例にしましょう。
今までは電車に乗っても全く問題なかった人が或る日電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じて
「自分はこのまま死んでしまうのではないか」
などの不安を感じ、場合によっては電車の中で失神してしまう事もあります。
それ以来、電車に乗るのが怖くなり会社に行かなければいけないので無理して電車に乗っていたのに動悸や息苦しさ、気分の悪さなどはだんだん酷くなり、予期不安が強くなりやがて電車に乗れなくなり他の交通機関にも乗れなくなり会社を辞めなければならなくなるという感じです。
症状は前回の対人緊張症(社会不安障害)の所でも書きましたが、本当の病気のようにウイルスや病原菌などの作用ではなく自分自身の誤認知、勘違い、間違った思い込みから来ていますから千差万別、100人いたら100人とも症状は違って来ます。
上記の例は比較的多いケースです。

ここで、自分の症状と比べて違うと思わないで下さい。
結果の症状を比べたらあなたの誤認知が原因ですから、あなたと全く同じ症例は厳密に言うとありません。
しかし、症状が違っても原因は同じなのです。

結果の症状に焦点を当て続けて症状をなくそうとしてもなくなりません。

では、原因は電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じた事でしょうか?
確かにそれも原因ですが『きっかけ』という原因で本当の原因ではありません。

例えば、あなたがお腹を出して寝ていたら風邪を引きました。
お腹を出して寝たという事は確かに風邪を引いた原因です。
では、お腹を出して寝なかったら風邪は絶対に引かないのでしょうか?
そんな事はありませんよね。
風邪は皆さん一年に1~2回は引きますよね。

上記の例のパニック障害の人は(よく有るケースで特定の人間をイメージしていません)電車に乗らなければ絶対にパニック障害にはならなかったのでしょうか?
分かりません。
分かりませんが、風邪を引きやすい人と引きにくい人がいるようにパニック障害を含めた精神的なトラブルになりやすい素質を持っている事は確かなのです。

長い人生、誰でも一度や二度は電車の中で動悸がしたり息苦しくなったり気分が悪くなったりします。
しかし、多くの人たちはパニック障害にはなりません。

という事は多くの困っていない人たちの考え方を受け入れればあなたのパニック障害もなくなるという事です。


最後に、前回まで10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)の人と違ってパニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法と薬物療法は両輪の車だと思ってください。
医師の薬物療法と心理療法を合わせる事で両輪の車は初めて走ります。
心理療法だけで特に一人だけで治そうと思わないで下さい。
パニック障害の人は対人緊張症(社会不安障害)の人と比べて医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事は個人差が大きいですが難しいです。
しかし、パニック障害の人の中には医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事の出来る人もいます。
(こういう人の為にこのブログは書いています)
一人で誤認知の修正が出来そうにない人は心理療法を受ける事を考えて下さい。
認知行動療法か森田療法をお勧め致します。
尚、ハッピーライフの無料資料は下記のメールアドレスにご請求ください。

パニック障害のお話は次回に続きます。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(10)

2008年11月08日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(10)


2008年11月8日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、矢野裕洋です(笑)。
自分で治す対人緊張症シリーズの10回目です。
今回でこのシリーズは一応終了させて頂こうと思います。
今回はまとめです。



今まで何回も書いて来ましたが、対人緊張症(赤面症、どもり、手足の震え、人前でうまくしゃべれないなどのあがり、多汗、頭が真っ白になる、等の対人緊張、対人恐怖)は病気ではなく洞察力不足から来る、間違った考え方が原因です。

例えると、「一人お化け屋敷状態」と私はクライエントさんによく言うのですが、あなた以外は人の中で「それなりに安心」しているのですが、あなたは人の中で回りの人との「大人同士の対等意識」がない為に「全ての人に良く思われたい、誰か一人にでも変だと思われたら大変な事になる、怖い」という大間違いな考え方をしているのが原因です。


治し方に関して、今までの知識は「開き直り、言い聞かせ、気をそらす、逃げる」など症状をごまかして症状を押さえ込もうという事でした。
症状さえ出なければ良いと思っていたはずですが、この方法は中々うまくはいきません。
大間違いな考え方をしているままなのですから。
そして、うまく症状を押さえ込めても毎回々々大変な労力が要ります。
その緊張する場面だけではなく緊張する場面の何日も前から「どうしよう、どうしよう」と大切な人生の時間を無駄に浪費していたはずです。
開き直りなどで症状を押さえ込むのにうまく行ったとしてもこの「どうしよう、どうしよう」と考えてしまう事で人生の貴重な時間の浪費を一生続ける事になります。
そして、緊張症のあなたにとっては緊張する場面の何日も場合によっては何ヶ月も何年も前から「どうしよう、どうしよう」と考えるのは当たり前と思っているでしょうが、多くの困っていない人たちはほとんど考えていないのです。
人生が楽ですよ。
そして、人生の貴重な時間を有意義に使えますから人生が豊かに楽しくなります。


対人緊張症を治すには、大間違いをしている考え方を修正する必要があります。
自分を客観視する事です。
自分を客観視すると、例えば、「赤面=怖い」という絶対に正しいと思い込んでいた考え方が間違いだという事に気付き、間違いだと納得をして行けば赤面しても怖くなくなりますから赤面自体をしなくなります。


言える事は、あなたは特別な人ではなく自分を客観視する事が下手な人だから大間違いの妄想のような考え方に振り回されていただけです。
ただし、「自分を客観視出来なかったからか、考え方が幼いから自分の客観視が出来なかったのか」は二つのケースがありますが、幼い子供のような考え方が残っている場合は(例えば、依頼心がとても強いなど)その幼い考え方も修正して大人にならなければいけません。


最後に、
緊張症(社会不安障害)は病気ではなく大勘違いしているだけです。
ですから自分自身で自分自身を客観視して、この大勘違いをなくせば簡単に治ります。
しかし、必要な努力と必要な時間は掛かります。
多くの困っていない人たちは小学校低学年当たりから自分や自分の回りを客観視する人生勉強を始めています。
あなたはこの人生勉強をすることを忘れていたのです。
少なくても一ヶ月以上は客観視を続けなければいけないと思って下さい。
しかし、あなたが悩んで来た期間と比べるととても短い期間と夜も眠れなかった悩みに比べるととても小さな努力です。
多くの人が出来ている事です。
大丈夫です。

どうしても一人で出来そうもない、早く治したいという方は心理療法ハッピーライフでお手伝いをします。
料金のご質問を頂きましたので書きます。
例えば、一般の人は弁護士に依頼するとどれ位のお金が掛かるか分からないのと同じく、心理療法も分からないのが当たり前です。
心理療法ハッピーライフでの費用は対人緊張症ですと総額で5~6万円くらいを考えて下さい。
支払方法は毎回一回づつ(4500円づつ、通院セラピーも通信セラピーも同、2008年11月8日現在)
この費用が安いか高いかはあなた次第ですがあなたの人生が大きく変わるのですから私は安いと思います。
そして、多くの困っていない人たちの考え方を受け入れてくれれば対人緊張症は元々病気ではなく大きな勘違いですから100%治ります。
大丈夫です(笑)。

私はメンタルヘルスを広める事で、対人緊張症や神経症、うつ病、がなくなる事を目指しています。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(9)

2008年11月07日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(9)


2008年11月7日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


シリーズ9回目です。


今日のテーマは「分かったと納得の違い」です。


このブログの『対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法』の8回目まで熟読して頂き、自分を客観視してみた、という人は多いと思います。

例えば、赤面症の人でしたら、『赤面=怖い』という事の怖い理由を紙に箇条書きしてみたらこんな事を怖がっていたのかと思われた方は多いと思います。

しかし、中には、こんな事を怖がっていたのかと思えるのだけれども赤面は怖いまま、という人もいると思います。

まず、最初の、こんな事を怖がっていたのか、と思えない人は客観視が不足していますから続けて何が怖いのかを紙に箇条書きを続けて下さい。
もうこれ以上書く事はないと思えるまで書き出して下さい。

次に、こんな事を怖がっていたのかと思えるのだけれども赤面は怖いまま、という人には『分かったと納得の違い』を勉強して頂かなければいけません。

分かったと納得の違いを考えた事はありますか?

『分かっているけれども出来ない。』
という事はあっても
『納得しているけれども出来ない』
という事はありませんよね。

例えば、学生時代、勉強しなければいけないという事は分かっているけれども出来ない、しかし、受験が近づき
『勉強しなければ大変な事になる』
という納得をしたら真剣に勉強をしていたはずです。

『分からない → 分かった → 納得』
という事になります。

自分ごとは納得しなければ結果が変わりません。

例えば、あなたがお化け屋敷に行ったとしましょう。
あなたは、お化け屋敷に本当にお化けがいる、とは思っていないでしょう。
お化け屋敷にお化けはいないと分かっていますよね。
しかし、お化け屋敷に絶対にお化けはいないというまでに納得はしていないのです。
ですから、お化け屋敷に入ると怖く思い動悸が起こり手足が震えたりします。

そのあなたが縁があってそのお化け屋敷でメンテナンスの仕事をする事になったとしましょう。
最初の数日は怖いと思うかも知れませんが仕事ですから毎日何十回と出入りしお化け屋敷の裏側まで全部見たあなたはいつの間にか
『このお化け屋敷に絶対にお化けはいない』
という納得をするでしょう。

するとこのお化け屋敷の中で昼寝までできる人になっているのです。


自分自身が本当にその通りだと納得するまで多方面から自分自身を客観的に紙に書きながら見続ける事が必要なのです。


以前も書きましたが個別の質問は
a@hapylife.jp
に題名は質問としてメールで送って下さい。
お答えをします。
尚、良い質問は質問者が特定できない形でこのブログに使用する場合があります。


結論は
『対人緊張症(社会不安障害)は病気ではなく勘違いの産物』
という事です。
そして、あなた自身が自分自身を客観視する方法を手に入れればもう病院に行く必要も前日から人前で話をする事を悩む事もなくなるのです。

楽になりますよ(笑)。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。

次回も対人緊張症(社会不安障害)に関して書きますね(笑)。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(8)

2008年11月05日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(8)


2008年11月5日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今回で対人緊張症シリーズの8回目です。

今日は「たかが対人緊張症、されど対人緊張症」というテーマで書きますね。


対人緊張症(社会不安障害)は本当の病気ではないと書いて来ました。

ですから、本当の病気のように大した事ではありません。
本当の病気でしたら何年も何十年も病院に行かなかったら中々治らなくなっていたり大変な事になっている場合もありますが、対人緊張症は何年、何十年悩んでいても本当の病気ではありませんから、例えば症状がとても酷くなっても(だいたい症状は酷くなります)多くの困っていない人たちの考え方を受け取ってくれれば悩んでいる期間が短くても長くても症状が軽くても酷くてもこの違いで早く治る、治りにくいの違いはありません。

しかし、対人緊張症の人は自分を客観的に見えていない等からの勘違いが原因ですが、強いストレスを感じています。
この状態を私はよくクライエントさんに『一人お化け屋敷状態』などと言います。
同じ環境にいるのに対人緊張症でない人は人に対して或る程度の仲間意識を持っていますからそれなりに安心しています。
しかし、対人緊張症の人は人に対して仲間意識をほとんど持っていませんから、同じ環境にいても極端に言うと、まるでお化け屋敷の中にいるように緊張しています。
勘違いが原因といっても強いストレスを感じています。

赤面症や吃音、手足の震え、多汗、動悸、など一連の緊張状態に出る症状はストレス反応なのです。
長期間過度なストレスを感じ続けると、皆さんご存知だと思いますが、肩こり、倦怠感、疲労感、頭痛、不眠などの不調感から 胃、十二指腸などの潰瘍など内臓の病気、免疫低下からあらゆる病気につながる可能性があります。

「たかが対人緊張症、されど対人緊張症」
何とかやって行けるという人もメンタルヘルスの予防という面からこの機会に勘違いの修正をお勧め致します。


また、対人緊張症は環境に悪影響を与えます。
一例として『いじめ』の原因にもなります。
対人緊張症の人の中にはいじめられていると訴える人がある程度います。
まず、当人の受け取り方の違いがあります。
人に対して仲間意識がない若しくは少ないですから対人緊張症ではない人はいじめと思わない事柄でも過度に反応していじめと認識してしまう事があります。
また、回りの人たちは同じ空間の中に仲間意識のない若しくは少ない人がいると違和感を感じストレスを感じ仲間意識を持たない人を排除しようと動き始めたりします。
このストレス以外のストレスも学校や職場内にたくさんあります。
ストレス発散の手段として、対人緊張症の人は元々人を怖がっていますから抵抗しないだろうと、対人緊張症の人にいじめが向いたりもします。
そして、対人緊張症の人は人が気になりますから仕事の出来が悪く回りに迷惑を掛けていたり、対人緊張症の人の中には自分を客観視出来ないわけですから精神的に幼い子供的な甘い考え方をしている人も或る程度います。
いじめはいじめる側のみが悪いと言う人もいますが、対人緊張症の人たちは自分自身でいじめられる環境を作っているようなところもあるのです。
一例として書きましたが、いじめで困っている方、回りのせいだけにしないで自分にも非がないかを考えましょう。

『敵は本能寺にあり』
いじめなどの環境を嘆く前に悪い環境はあなた自身が作っている可能性が大きいのです。

自分自身を客観的に見る方法を手に入れましょう。

客観的に見て自分自身の考え方が幼いと思えたら精神的に成長もしなければいけません。



次回は分かったと納得のお話を書こうと思います。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
 a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(7)

2008年11月02日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(7)


2008年11月2日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


7回目です。

前回からの正しい考え方を作る客観視のお話の続きです。

これまで対人緊張症(社会不安障害)は病気ではなく自分を客観的に見ていない事が原因で自分を客観的に見られるようになれば自動的に治ると書いて来ました。
しかし、対人緊張症(社会不安障害)の人たちは頭が固い人たちです。
逆に言うと柔らか頭をしていたら対人緊張症(社会不安障害)になっていないと思います。
ですから、これだけ書いて来ても
「書いている内容は分かるけれども自分は病気のような気がする。」
「その通りだと思うのだけれども自分は特別で自分だけは治らないと思う。」
「やはり自分は生まれ付きの性格のせいだと思う。」
など頭の固い人たちが一杯いると思います。
あなたの納得できない疑問を直接私にメールで問い合わせて下さい。
メールアドレスは a@happylife.jp です。
題名は必ず『質問』として下さい。
お答えをして行きます。
良い質問の場合はこのブログで誰の質問か分からない形で使う場合があります。
自分だけ楽になるのではなく同じ悩みの人たち皆で楽になろうと考えて下さいね。


さて、前回は『紙に書く事』を書きました。
頭の中だけで考えていると論理的に理路整然と考えているつもりでも全くおかしな発想をしている事が多くあります。
特に対人緊張症(社会不安障害)の人たちは
『赤面=怖い』『吃音=怖い』『震え=怖い』『多汗=怖い』
など書き続けたらきりがありませんが頭の中では太陽が東から昇るのと同じように絶対に論理的に正しいと思っています。
しかし、『赤面=怖い』『吃音=怖い』『震え=怖い』『多汗=怖い』などの理由を紙に箇条書きして頂くと中々書けません。
書いてもおかしな内容だったりします。
という事を書きました。
実践して頂けましたでしょうか?

今日も同じく紙に書きながら考えて欲しいのですがあなたが緊張して『赤面=怖い』『吃音=怖い』『震え=怖い』『多汗=怖い』などの症状を出している時、あなたを見ている人たちはどう思っているでしょうか?
イメージ力(想像力)をあなたを見ている人になったつもりで使って下さい。
イメージした内容を前回と同様に紙に箇条書きして下さい。
ここで注意して頂きたいのはあなたを見ている人たちの『立場』をしっかりと認識しなければなりません。
例えば、赤面症の人が自分の赤面の話を会社の上司や同僚、部下になったつもりでイメージしたら
「毎日、家族そろって夜が明けるまで私の赤面の話で笑い続けている」
となったら駄目です。
何故ならば、上司や同僚、部下、その家族の立場を全く認識していないからです。
あなたの上司や同僚、部下、その家族は毎日、夜が明けるまで起きていて日常生活は出来るのでしょうか?
また、同じ話題を毎日話して飽きないのでしょうか?
他にも色々おかしな所があります。
相手の立場をしっかりと認識して尊重しなければ正しい客観視は出来ません。
相手の立場をしっかりと認識して尊重しなければ出てくるイメージは妄想でしかありません。

人はあなたと同じ人間なのです。
相手の立場をしっかりと認識して尊重して自分が相手の人だったらとイメージすれば、同じ人間ですから、ほぼ正しい客観視が出来ます。

すると、あなたの思っているほどあなたの事を人は見ていないし見る事自体も出来ない事がよく分かるはずです。



皆さん、せっかく生まれて来たのですから「生まれて来て良かった!」という人生にして行きましょう。
対人緊張症(社会不安障害)という程ではないという人もより良い人生のために客観視を練習しましょう。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。

対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(6)

2008年11月01日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(6)


2008年11月1日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
疲れが出ていました。
中3日空けてしまいましてご免なさいね。


今回から正しい考え方を作る客観視のお話を書きます。


よくある事なのですが、対人緊張症(社会不安障害)の人同士なのに、自分の症状は客観視出来ないのに人の症状は客観視できるのです。

例えば、赤面症=怖い となっている赤面症の人を吃音(どもり)の人が見ると、
「顔が赤くなったって何も怖い事などないのに変な人だ。」
こんな事を言うのです。
しかし、自分の吃音に関しては、
「吃音する事はとても怖い事だ。吃音すれば話す事でのコミュニケーションができなくなる。しかし、赤面は顔が赤いだけでコミュニケーションは取れるのだから怖い事ではない。」
などと言うのです。
赤面症の人が吃音の人を見ても同じような事を言ったりします。

対人緊張症(社会不安障害)の人は客観視する能力がないのではなく自分自身を客観視するのが下手なだけなのです。

では、具体的にどうすれば良いかですが、
『頭の中だけで考えていたのでは自分自身の客観視は出来ない。』
という事を理解、納得をして欲しいのです。

頭の中だけで考えている時、とても客観的に具体的に考えているように思えている時があります。
しかし、その客観的に具体的に考えている事を文章化してみようとすると全然出来なかったりするのです。

例えば、『赤面=怖い』となっている人でしたら、紙に箇条書きで怖い理由を書いてみることです。
早速、トライしてみて下さい。
頭の中では理路整然としている『赤面=怖い』という理由がいざ紙に書こうとすると中々書けないのです。
書けた項目も自分が思っていたものよりも全然少ないのです。

まず、最初に、悩みの件に関しては頭の中だけで考える事は止める事です。
考える事自体を止めるのではなく、紙に理由を箇条書きしながら考える事を始めてみて下さい。
おそらく、とてもとても怖い怖いと思っていたのに紙に書いてみると「たったこれだけか!」とか「これだけしか書けない!」とか「自分はこんな事で怖がっていたのか!」などと思え始めてくるはずです。

紙に書くという事自体が相当な客観視をする方法になるのです。


ちなみに、心理療法ハッピーライフでは『5つのキーワード』という資料を使って客観視を含む洞察力や他人と自分の正しい関係作り、不安の対処方などを詳しく耳にたこが出来るほど致しますが、この『5つのキーワード』という資料は心理療法ハッピーライフで最も重要な書類ですからこの公開は控えさせて頂きます。
理由は最も重要な書類ですから公開する事で変な形で一人歩きをする事が嫌なのです。


では、紙に書きながら考える方法、ぜひトライしてみて下さい。


次回も正しい考え方を作る客観視のお話を書く予定です。


皆さん、せっかく生まれて来たのですから「生まれて来て良かった!」という人生にして行きましょう。

大丈夫(笑)。大丈夫(笑)。



心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて a@happylife.jp に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。