性格改善の心理療法ハッピーライフ 1998年開業 認知療法、よむだけでも役に立つ内容を提供しています。。

対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

頑固な人は怖がっているから頑固

2007年09月29日 | 心理療法ハッピーライフ
頑固な人は怖がっているから頑固


2007年9月29日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


怖いから症状が出る等の話を書いて来ましたが、

今日は、怖いから頑固になる、という話です。


まずは、おさらい、をしましょう。

多くの人達が怖がらないのに怖がる人達は、心の目がよく見えていないからです。

心の目を言い換えれば、洞察力です。

例えば、あなたの家の前の道は何千回も何万回も歩いていますよね。

しかし、真っ暗でしたら、数え切れない程歩いた経験があっても怖いですよね。

しかし、初めて歩く山道でも太陽の明るい下でしたら全く怖いとは思いませんよね。

心も同じなのです。

見えないから怖いのです。

見えないから、怖くなって、結果、頑固になります。

明らかに間違いだと分かっても中々新しい事を受け入れない人は、受け入れて大丈夫かどうかが良く見えないから、怖いから頑固になるのです。

私の所の療法は、

多くの困っていない人の考え方を受け入れれば、多くの困っていない人と同じになれる。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病にならない人の考え方を受け入れれば、結果として、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病はなくなる。

A君B君のB君のような考え方をA君が受け入れれば、結果として部長に怒られても胃痛は出なくなる。

という方法です。

ですから、自分を辛くさせている間違った考え方に、私と一緒に、気付いて、納得して、間違った考え方を変えて頂く必要があります。

勇気を出して気付いて納得して頂かなければなりません。

『怖いものは怖いの!』

『嫌なものは嫌!』

ではこのままなのです。


結論、今の自分を変えたいのでしたら、勇気を出して洞察をして、間違った考え方を意識的に修正しに行きましょう。

心理療法ハッピーライフのセラピーを考えている方へ

2007年09月28日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法ハッピーライフのセラピーを考えている方へ


2007年9月28日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


本日は、私の所のセラピーを受けたいと考えている方に念の為の話です。


1.私のホームページとブログは量が多いので大変でしょうが全て読まれて下さい。
理由、
ハッピーライフのセラピーの目的は効果を出す事です。
ですから、私の私のホームページとブログは全て読まれて下さい。
私のホームページやブログは基礎知識を付けて頂く為に書いています。
広告と考えられている方がたまにいますが、広告という目的も多少はありますが、私の所と他の心理療法や医療との違いなどを読み取って頂きたいのです。
既に私のホームページやブログを読む段階からセラピーが始まっているのです。
例えば、理解して頂かなければいけない最も重要な事柄の一つ、「私は治せません!」という事柄は私のホームページとブログを十分に読まれなければ理解出来ないと思います。

結論、私のホームページやブログは広告ではありません。申し込みを考えている方は全てを読まれて下さい。

2.無料の資料請求をして頂く
理由、
私のホームページとブログを読まれて、納得されましたら実際のセラピーで使用する教科書など重要な資料をお送り致します。
実際に使用する教科書などをご覧になられて自分の望んでいたものかどうかを見て頂きます。
たまに、無料の資料は申し込みますから不要ですよ、という趣旨の発言をされる方がいますが、こういう方は追加の広告のように思われていたり病院のように治してもらう所だと思われているのではと推測しています。
学校に入学する前にどんな教科書を使うのか等、色々検討をして入学を決めると思います。
ブログで私は予備校の先生に近いと書いていますが、私の所は、病院ではなく学校に近いのです。

結論、無料の資料を請求して効果を出す準備を始めて頂きます。


3.申し込みは本人からお願いします。
理由、
心理療法ですから、ましてやハッピーライフは学校のようなものですから、本人の意思がなければ効果が出ません。

結論、本人から電話を頂き、申し込みをお受けします。


4.その他。
家族の方が一緒に来られてセラピーを受けられる場合は、一緒に来られる方も私のホームページとブログ、資料を本人と同様に読んで下さい。
私の所は病院ではなく、学校ですから一緒に来られるのでしたら本人と一緒に考えて悩んで頂きます。
本人と一緒に考えて悩んで頂かなければ、一緒に来られているのに結果として効果を出す邪魔をする事になったりします。
例、本日、父親から娘の件で申し込みたいという電話がありました。資料請求をされているかと聞きますと、していないけれども、申し込むのだから資料は不要、という内容の電話がありました。一緒に来られるという事、私のホームページとブログは本人はよく読んでいるとの事でしたから、お父さんも娘さんと同様よく読まれて資料請求をして下さい。そうしないと娘さんの足を引っ張る形になります、とお願いをしました。

結論、私の所は皆さんが似ていると思っている、病院や接骨院、商店などとは違います。何故なのかという事を聞いて頂ければ理由をしっかりとお答えしますが、全ては効果を出す事が理由になります。
ハッピーライフでは効果を出さなければならないのですから、この事を理解して、ハッピーライフの方法に合わせて頂く事をお願い致します。



何故、詐欺被害者は何度も詐欺に遭うのか?

2007年09月27日 | 心理療法ハッピーライフ
何故、詐欺被害者は何度も詐欺に遭うのか?


2007年9月27日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今朝のニュースで、約30年前に原野商法の詐欺に遭った人達が又詐欺に遭っている、

詐欺に遭った人の名簿が売買されていて一度詐欺に引っ掛かった人を再び騙そうとしている詐欺師たちがいる、などと報道されていました。

又、昨夕のニュースでは出資金に対して年利30%以上の金利を謳って資金を集めた会社が集団訴訟される報道がありました。


以前から言われている事ですが、詐欺に騙される人は何度も騙されるのです。

また、世の中こんなに良い話が有る分けがないと、ちょっと鳥瞰(ちょうかん)するだけで分かりそうなものなのに、と思うような詐欺に騙される人達が後を絶ちません。


通常の考え方ですと、
「一度騙されれば学習をして二度も同じように騙されないのではないだろうか。」
と考える人が多いと思いますが、実際はそうではないようです。

また、ねずみ講のような詐欺は何十年も前からたくさん報道されているのに、
「過去にこのような詐欺があったのだから過去から学習しそうなものではないか。」
と考える人も多いと思いますが、このような詐欺はなくなりません。


では、何故騙される人は騙されるのでしょうか?

「人が良いから騙されるのではないか?」

「人を疑わない人だから騙されるのではないか?」

などと言う人もいますが、答えは洞察力不足が原因です。

洞察は一方向からだけですと間違った判断をする可能性が高いのです。

自分から洞察する。
相手になって洞察する
鳥瞰する
過去、現在、未来から洞察する
取材(人に聞いてみる)

などと多方面から数多く洞察するとおかしい事にすぐに気付くはずです。

例えば、出資金に年利30%以上の金利を付けてくれるという話を自分から洞察すると、
『とても良い話』
に思えるかも知れませんが、相手になりきって洞察すると、
『絶対に安全で元金保障もして、尚且つ年利30%以上の金利もくれるという話をわざわざ会場を借り切って話しているけれども、相手の立場になって洞察すると、この話が本当ならば銀行から何故お金を借りないのだろうか? 銀行から借りた方が絶対に得なのに、何故わざわざこんな大きな会場を借りてお土産までくれてこんなに得な話しを勧めてくれるのだろうか? 絶対におかしい!』
となるはずなのですが、

洞察力を向上しようと努力しないと中々向上しないのです。

重要な点ですからもう一度書きますが、
洞察力は意識して向上しようと努力をしなければ向上しないのです。

ですから、何年何十年経っても、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人達の多くは治らないのです。

洞察力を高める事で、現状が良く把握できますから、

現状把握が出来ていない為に発生している、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も被害妄想も詐欺にも遭わなくなります。

他に現状把握が良く出来ますと、ストレスを感じにくくなる、余り考え込まなくなる、不安が少なくなる、など良い事がたくさんあります。

洞察力の重要性を考えてみて下さい。

被害妄想 それは間違った洞察の結果

2007年09月25日 | 心理療法ハッピーライフ
被害妄想 それは間違った洞察の結果


2007年9月25日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今回は、被害妄想 という事を考えてみましょう。


よく考えたら、対人緊張症も神経症も被害妄想なのです。

対人緊張症は対人の被害妄想、神経症の場合は対人ではない被害妄想も含まれます。

例えば、電車のドアが閉まるという事は閉じ込められてもう降りられないという感じです。

そして性格由来のうつ病は被害妄想をしていれば、辛いですから、うつが出て来るのが当たり前です。


では、何故、被害妄想が発生するのかというと、正しくない洞察が行われているからなのです。

先日、このブログで書かさせて頂きました、桂ざこば師匠のテレビ番組での発言も、正しくない洞察が行われた結果なのです。

自分がドアを開けて入ったらわいわいやっていた人達が急に静かになった。

自分がドアを開けて出て行ったら皆はまたわいわい始めた。

「自分は嫌われているんじゃないか!」

「自分は悪い事をしたのではないか!」

「そのように思えてきたら、何だかわけの分からない感情が出て来て怖くなって‥」

注、記憶で書かさせて頂きましたので、私の受け取ったニュアンスで書きました事をお許しください。


客観的に見たら誤認知、勘違い、間違った洞察ですよね。

対人緊張症の赤面症の人も、自分が赤面をしたら馬鹿にされて嫌われると誤認知、勘違い、間違った洞察をして怖くなって、被害妄想になっているのです。

他人からすると、顔が赤くなろうが青くなろうがほとんど関係ないのですけれどもね。


神経症のパニック症の人も、電車の中でドアが閉まっても他の乗客は安心して本を読んでいたり寝ていたり携帯電話を見ていたりしているという事は、自分の誤認知、勘違い、間違った洞察をしているのではと気付けば良いのですが‥。


さて、今日のお話は分かりましたでしょうか?

分かる人は私の所で比較的早く効果が出る人です。

今日の話がよく分からない人は家族や友人に聞かれて、分かる努力をする事が楽になる第一歩になりますよ。

言える事は、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などは、原因から見たら病気ではなく、誤認知、勘違い、間違った洞察ですから、大丈夫ですよ。

大丈夫。

元に戻ろうとする力 の法則

2007年09月24日 | 心理療法ハッピーライフ
元に戻ろうとする力 の法則


2007年9月24日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


まずはこの5日間のおさらいからです。

原因と結果の法則、を納得して頂き、洞察力を付けて頂き、見えないから→怖い、という現状から心の中が明るくなり始めたら、怖くなくなりますから、怖い から 症状が出る という法則が怖くなくなって来たら症状がなくなります。


今日は、症状がなくなって来て、楽になって来た時の話です。


体も心も元に戻ろうとする力、があります。

例えば、酷い風邪を引いた時を想像して下さい。
とても辛いですから病院に行きますよね。
そして、辛い時は医師の言う事をとても素直にあなたは聞きますよね。
「会社を3日は休みなさい。」
「お風呂とかシャワーは絶対にダメ。」
「栄養のある物を食べて良く寝て下さい。」
など、辛い時はとても素直に医師の言う事をあなたは聞くと思います。


しかし、大分楽になったらどうでしょうか?


風邪が7割ほど治ったら、医師の言う事を聞かなくなって、会社に行ったり、気持ちが悪いからお風呂やシャワーを浴びたりしそうですよね。

風邪の場合はこれでもほぼ大丈夫です。

理由は、7割も良くなったら、元の『元気な状態』に戻ろうとする力が働きますから、ほとんどはこのまま放って置いても治ります。


しかし、心のトラブルは逆なのです。

対人緊張症のクライアントさんを例にしましょう。

心のトラブルの人も風邪と同じく最初はとても辛いですから私の言う事をとても素直に良く聞きます。

しかし、中には風邪と同じく、対人緊張症が7割ほど治ったら、もう放っておいても風邪と同じように自然に治るだろうと独自に判断をして、私の言う事を聞かなくなり来なくなる人がいます。

しかし、心のトラブルは風邪とは全く逆なのです。

風邪を引く前の元の状態は『元気』な状態ですが、

心のトラブルを修正する前は、『誤認知から人を必要以上に気にして怖がっている状態』なのです。

個人差がありますが、これ以上良くなる事はなく、いつのまにか元に戻って行きます。

もちろん症状も復活します。


結論です。

元に戻ろうとする力 の法則 を良く理解して頂き、元に戻らない為の方法 名残の時期の話 を聞かれて終了にしなければいけません。


見えないから → 怖い という法則

2007年09月23日 | 心理療法ハッピーライフ
見えないから → 怖い という法則


2007年9月23日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


一昨日、昨日に引き続き、法則、シリーズです(笑)。


『怖い から 症状が出る』

と昨日書きましたが、では、何故怖いと感じるのでしょうか?

答えは、見えないからです。

想像して下さい。

あなたの自宅の前の道を想像して下さい。
あなたの自宅の前の道ですから、何千回も何万回も過去に歩いているでしょう。
しかし、真っ暗だったらどうでしょうか?
街灯も消え、月も星も出ていない真っ暗闇です。

何千回も何万回も過去に歩いている自宅の前の道でも怖く感じるでしょう。

しかし、初めての山道も昼間の明るさでしたら全く怖くないですよね。


心もこれと同じなのです。

新入社員のA君B君の話を、昨日に引き続き引用しますね。

失敗をして、A君とB君が一緒に部長に怒られています。

A君は心の目(洞察力)が余り見えませんから、部長に怒られる = 怖い となっているだけで何が怖いのかを見に行きませんから怖くて怖くて仕方がありません。
心が暗闇のようなものです。
そして、怒られた後も怖いままですから、ストレス性の胃痛になっているのです。

B君は、心の目(洞察力)が良く見えますから、相手の立場になって見たり鳥瞰して見たり過去の経験から判断したりしていますから、部長はどういう考えで怒っているのかが良く見えます。
首にしたいから怒っているのではない、脅しを含めて怒っているのだろう、などと客観的に判断しているのです。
心が昼間の明るさ程ではありませんが、十分見えますから怖くは感じないのです。
ですから、怒られるのは嫌ですが嫌のまま、怖くはありません。
だから、怒られた後、A君のように胃痛は全く感じません。
そして、コーヒーを美味しく感じるのです。


結論です。

心の目(洞察力)が見えていないから、本当の暗闇と同じシステムで怖いと感じているのです。

逆に、心の目(洞察力)を身に付ければ怖くなくなります。

対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、心の目(洞察力)が見えていないから、A君B君のA君のように、人一倍怖がって、自作自演で、症状を出しているのが、原因から見ると、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の正体なのです。

怖い から 症状が出る という法則

2007年09月22日 | 心理療法ハッピーライフ
怖い から 症状が出る という法則


2007年9月22日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


昨日に引き続き、法則、シリーズです(笑)。


『怖い から 症状が出る』

厳密に言うと、症状は自分自身で作っているのですから、怖いから症状を作る、という方がより正確です。

精神から来る症状は多岐に渡ります。

例えば、ストレス性の胃潰瘍、ストレス性の心臓病のようなものから、赤面症、吃音(きつおん)、多汗、動悸、過換気症候群、不安、憂鬱、など多岐に渡ります。

これらは、嫌だ、とか、恥ずかしい等を通り越して、怖いという感情になった時に出て来ます。

例えば、新入社員のA君B君の話を思い出して下さい。

二人揃って、部長に怒られているから二人とも嫌だと感じています。

そして、A君は、嫌だ、を通り越して、怖い、に考え方が変わっているから、部長に怒られた後自分の席で胃が痛くなっているのです。
(自分で症状を出しているのです。)

B君も怒られているのですから、怒られるのは嫌です。
しかし、嫌だ、のままです。
嫌だのままですから、症状は何も出ないのです。

皆さんの人生経験の中に、このような事例は必ず有るはずです。


ところで、困っている人の中には、「自分は絶対に怖いと思っていない」、と怖がっている事を認めない人がいます。

元々不安がる考え方を持っていますから、自分が怖がっている事を認めたくないのですが、

嫌だ、では症状は出ないのです。

怖いになっているから症状が出るのです。

そして、B君のような考え方を受け入れて、嫌だを怖いにしなくなれば、症状はなくなります。

勇気を出して、素直に怖がっている自分を認めましょう。

これが第一歩です。

このシステムは一部の統合失調症などの症状を除いた、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などの症状の出るシステム、法則なのです。

原因と結果の法則

2007年09月21日 | 心理療法ハッピーライフ
原因と結果の法則


2007年9月21日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


前々回に書きました、水道の蛇口と水の関係、覚えていますでしょうか?

言い換えると、これが、原因と結果の法則、なのです。

結果には必ず原因が有り、原因が変化すると結果も同様に変化する、という事なのです。

この原因と結果の法則を理解、納得して頂けないと心理療法ハッピーライフでは効果を期待できません。

逆に言うと、この原因と結果の法則を理解、納得して頂けると、今まであきらめていた、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病などが結果として治ってしまうのです。

それも、受け取って頂ければ、何年も何十年も病院に通っていた悩みが数ヶ月でなくなる可能性があるのです。

しかし、受け取って頂かなければなりません。

私は治せないのです。

私は医師ではなく予備校の教師に近いのです。

予備校の教師は、大学自体に受からせる事は出来ませんが、受け取ってくれれば大学の入学試験に合格する学力を付けるお手伝いをする事が出来るのと同じように、

私は、原因の考え方を病院に通う必要の無い困らない考え方にするお手伝いをする事が出来るのです。

ですから、私の所のクライアントさんは、病院の患者ではなく、予備校に通う予備校生に近いのです。

ですから、私の話を聞いていれば良いのでは決してありません。

予備校生ですから、予備校の教師(私)と一緒に考えて、分からない所を悩んで納得して頂かなければなりません。

セラピー以外の時間も、セラピーの内容をまとめて頂いたり整理して頂かなければいけません。(予習、復習のようなもの。)

心構えを、患者ではなく学生になって頂かなければいけません。


では、最初に受け取って頂く内容は、怖いという感情と他のマイナスの感情の分離です。

15.恐い          → → →          本当に恐いのだろうか?
(今までは恐いと思ったらよく見ないで逃げ回っていたようなものでしたが、これからは本当に恐いのかどうか見に行きましょう。本当に恐い事は何もないはずですよ。ちなみに、恐いと 嫌だ 恐いと 恥ずかしい 等の感情は違いますよ。)

上記は私の所で使用している教科書の一文です。

原因  → → →  結果

例えば、緊張症の人で説明をすると、原因の考え方は、
「人前で緊張する事は恥ずかしくて怖い」
となっていますから、結果として色々な症状が出て、更に、結果の結果という風につながって行きますから、症状が出ると怖いとなって逃げ回り、自作自演で人生がめちゃくちゃになるのです。

しかし、人前で緊張するとどんな怖い事があるのかと私と一緒に洞察して頂ければ、恥ずかしい事や嫌な事はありますが、怖い事は何もない事に気付きます。

ですから、原因の考え方が、
「人前で緊張する事は恥ずかしいだけ。」
「人前で緊張の症状が出ても恥ずかしいだけで怖い事ではない。」

と原因の考え方が変わると、結果も同様に変化します。

結果は原因の考え方が怖くなくなったのですから、症状はなくなります。
怖いと考えていたから症状を自作自演で出していたのです。

お化け屋敷と同じですよね。

怖いと思っているから例えば体が震えるのですが、従業員のように怖いと思わなくなったら、自作自演をしなくなりますから震えなくなりますよね。

水道の蛇口と水の関係なのです。

水を怖いという感情に例えると、水(怖いという感情)は蛇口を閉めなければ止まらないのです。

先日も書きましたが、私は蛇口を閉めるお手伝いは専門家ですから、私の言葉を素直に受け入れて頂く事が条件ですが、簡単に閉めるお手伝いは出来ます。

しかし、私の前や電話で、
「この怖いという感情を何とかして下さい。」
と言うだけで泣き続けて私に状況の説明もしない、私の言葉を聞こうとしない人には残念ですが全くお手伝いは出来ないのです。

常識と洞察力の違い

2007年09月20日 | 心理療法ハッピーライフ
常識と洞察力の違い


2007年9月20日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


「常識と洞察力はどう違うのでしょうか?」
というご質問がありました。

常識 = 洞察力 ではありませんが、

洞察力で常識を作っている部分があります。

常識とは、岩波国語辞典によると、
「健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮の分別」
とあります。

思慮の分別の部分を洞察力で全てではありませんが作っていますから、常識と洞察力が近い存在に感じるのです。
(過去の洞察した結果は知識になって、似たような状況の判断材料になります。)


例えば、振込み詐欺を例に取りましょう。

まず、振込み詐欺に騙されたニュースが数多く放送されていますが、振込み詐欺の電話が掛って来ても騙される人は極一部だという事を鳥瞰(ちょうかん)して下さい。
客観的に見て下さい。
振り込み詐欺に騙された人の報道がほとんどですが、騙されたからニュースになるので騙されなかったら重要なニュースにはならないのです。
ほとんどは失敗のはずです。
しかし、分別がなかったり周りが見えなくなって分別が発揮できなかった結果、騙されているという事を洞察して下さい。
これが、常識であり洞察力です。


さて、私の所にいらっしゃる方の多くが、
「仕事が辛い」
「仕事場の人間関係が辛い」
などと言います。

しかし、同じ職場で同じ仕事をしているのに、仕事ですから多少は辛いでしょうが、私の所や病院に行く必要のない人もいます。

そして、どちらが多いかというと、当然ですが、私の所や病院に行く必要のない人の方が圧倒的に多いのです。

肉体的な疲れは同じようなものでしょうから、この辛さの違いは心の疲れ方の違いなのです。


今日のテーマの常識と洞察をキーワードを使って説明をして行こうと思います。

結論を先に言うと、前者の仕事や仕事場の人間関係などが辛くて私の所や病院に行かなければいけない人は、洞察力が劣っている為に常識「健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、普通の知識や思慮の分別」が足りないのが原因なのです。

多くの人は程度の差がありますが、困らない程度の洞察力があり結果、常識を持っていますから、

例えば、上司に怒られたら嫌ですが翌日無断欠勤をするほど怖がりません。

理由は、洞察力で上司の考え方が或る程度理解出来ているからです。

しかし、十分な洞察が出来ないと怖くて怖くて仕方がありません。

すると、同じ所で同じ仕事をしていても精神的にとても疲れます。

怖い事だらけになります。


今日のお話、分かりましたでしょうか?


桂さこば師匠

2007年09月19日 | 心理療法ハッピーライフ
桂さこば師匠


2007年9月19日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


9月16日(日)のテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」にて、桂ざこば師匠がご自身の精神疾患に関しておっしゃられました。

記憶で書かさせて頂く事をお許し下さい。

ざこば師匠がお話になられたのは、
「自分がドアを開けて中に入ると今までわいわい話していたのが急に静かになり、自分は嫌がられているのかと思い、自分が出て行くと再びわいわい話し声が聞こえるとやはり自分は嫌われているんだ。」
と思った事や抗精神薬を10年以上飲み続けている事などを話されました。

勇気のある発言だと心から思います。


考え方 → 感情

しばらく、話を変えますが、皆さんは感情だけが存在すると思いますか?

答えは、感情だけでは存在しません。

考え方が有って感情があるのです。

例えば、このブログに書いている「お化け屋敷の話」です。
お化け屋敷に客として行くと、お化け屋敷は作り物ですからお化けはいないと思っていても心の何処かにお化けがいるかも知れないという考え方があるから怖いのです。
しかし、この人が縁があって、このお化け屋敷の従業員になったらどうでしょうか?
最初は怖いという感情はあるでしょうが、お化け屋敷で毎日仕事をするのですから、数え切れないくらいお化け屋敷に出入りをして、隅々まで見てしまうと、いつの間にか、考え方が、このお化け屋敷にお化けは絶対にいない、という考え方になっていますから、お化け屋敷に入っても全く怖いという感情が出なくなるのです。


私の所に感情を何とかして下さい、と言って来る方がいますが、感情は何とも出来ません。

水道の蛇口に例えると、考え方が蛇口で感情は流れている水なのです。

水道の水を止めようとして流れている水に何をしても止める事は出来ません。

蛇口を閉めれば、考え方を変えれば簡単に水は出なくなるのです。

私の所で感情を何とかして欲しいと泣かれても困ります。

この仕組みを良く理解して蛇口を閉める、考え方を変える方向を見て頂かないと、さすがの私も何も出来ません。


ざこば師匠の話に戻りますが、おそらく、

嫌われている → 怖い

になって自分自身のコントロールを失ったのではないかと思います。

しかし、洞察力を付けていれば、

嫌われる事は心地の悪い事ではあるが怖い事ではない事。

その場を鳥瞰(ちょうかん、高い所から見下ろす事)すれば、師匠に敬意を払って雑談を止めたのかも知れないとか、色々な事が見えて来るはずです。

洞察力を付ける事で、今まで見えなかった事が見え始めて怖くなくなりますから、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病なとは結果としてなくなるのです。

失礼ですが、桂ざこば師匠がこのブログをご覧になられて興味がありましたらぜひご連絡を下さい。

怖くないと認知できれば、結果、対人緊張症や色々な神経症、性格由来のうつ病などは、治るというよりも無くなるのです。

そして、洞察力を磨く事は、将来特殊な環境になっても精神的な疾患にならない予防になります。

大丈夫です。

仕事って何?

2007年09月16日 | 心理療法ハッピーライフ
仕事って何?


2007年9月16日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


私の所にいらっしゃる方の多くが、
「仕事が辛い」
「仕事場の人間関係が辛い」
などと言います。

しかし、同じ職場で同じ仕事をしているのに、仕事ですから多少は辛いでしょうが、私の所や病院に行く必要のない人もいます。

そして、どちらが多いかというと、当然ですが、私の所や病院に行く必要のない人の方が圧倒的に多いのです。

肉体的な疲れは同じようなものでしょうから、この辛さの違いは心の疲れ方の違いなのです。


今日も洞察力というキーワードを使って説明をして行こうと思います。

結論を先に言うと、前者の仕事や仕事場の人間関係などが辛くて私の所や病院に行かなければいけない人は、洞察力が劣っているのが原因なのです。

だから、精神的にとてもとても疲れるのです。


では、仕事という事を洞察して行きましょう。


最初に、仕事とあなたの関係を洞察して行きましょう。

あなたは仕事をする為に生まれて来たのではなく、より良い人生を生きる為に、お金が必要だから仕事をしているのですよね。

あなたはボランティアではありませんから、明日からお金をもらえないと分かっていたら仕事はしませんよね。

あなたの人生の優先順位は、あなたの人生をより良く生きる事が大事で、より良い人生を生きる為に仕事をしているのです。


次に、あなたの仕事場の人達とあなたの関係を洞察してみましょう。

仕事場の人達とは長い時間会っていますが、あなたの人生の価値から見てどれ位大切な人でしょうか?

通常でしたら、あなたの人生で1番大切なのはあなたです。
2番目は家族。
3番目は友人という感じになります。

では、会社の人達はあなたの知人ですよね。

念の為に書きますが、会社で知り合って結婚したのでしたら、大切な家族に昇格しているのです。

会社で知り合って親友になっているのでしたらあなたの大切な友人に昇格をしているのです。

しかし、そうでなければ、ただの知人です。


想像して下さい。

あなたが会社を辞めて1年くらい経ったら、元の会社の人と出会ってもお互いに気付かないかも知れませんよね。

それに、仕事自体がより良い人生を生きる為にお金が必要だからしているのですから、よく考えたら長い時間一緒にいてもあなたの人生としては会社の人達はそんなに大事な人達ではないのです。

その通りだと深く受け入れて頂ければ必要以上に仕事や仕事場の人達を考えたり気を使う必要がなくなりますから楽になります。

これだけでは楽になれない人はもっと多方面から洞察して行く必要がありますが、必要な洞察が出来れば、仕事や仕事場の人達の価値が下がりますから楽になります。

お分かり頂けましたでしょうか?

このように、必要な洞察をして、正しい認知、正しい考え方になって頂いたら、結果として会社は楽しい所ではありませんが、そんなに辛い所でもなくなります。

何故ならば、大勢の人は、私の所や病院に行かなくても大丈夫なのですから。


この話はあくまでも要点です。
私の所は必要な整理を私と一緒にして、洞察して行く事で、正しい認知、正しい考え方になって頂く事で楽になるのです。
そして、結果として、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病が治るのです。

心理療法のカウンセラーやセラピストは医師ではなく予備校の講師に近い

2007年09月15日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法のカウンセラーやセラピストは医師ではなく予備校の講師に近い


2007年9月15日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


以前もこのブログで書きましたが、心理療法のカウンセラーやセラピストは医師ではなく予備校の講師に近いのです。

という事は、クライアントさんは予備校の生徒、に近いのです。


医師は薬効で強制的に効果を出す事が出来ますが、全ての心理療法には強制力は全くありません。

心理療法の種類によっては心理療法自体に力が有るように見せていますが、全く力はありません。
(例として催眠療法が上げられます。催眠に力は全くありません。理由は私のHPやこのブログに記載しています。)

全ての心理療法はクライアントさんが、何らかの形で受け入れてくれる事で効果が出るのです。


原因 → 結果

結果に焦点を当てる心理療法は開き直りや気をそらす、騙す、あきらめる、等を受け入れて頂く事で結果の症状を緩和するのです。

原因に焦点を当てる心理療法は間違った認知や間違った状況判断を正しいものに修正して頂く事で結果の症状が無くなります。

ハッピーライフでは洞察力を身に付けて頂く事で正しい認知や正しい状況判断をするようになって頂く事で結果の症状が無くなります。

しかし、どちらにしても心理療法に力はありません。

受け入れて頂く事で効果が出るのです。


ちなみに、うつ病の原因はセロトニン神経の機能障害によって起こると聞いています。

私は医師ではありませんが、身体的に見たらそうなのでしょう。

しかし、よく考えて下さい。

体だけを見たらセロトニンが原因なのでしょうが、心が有るのです。

日本人は、梅干を見たら、唾液腺が活発に働きますよね。

しかし、梅干を知らない外国人は、梅干がとてもすっぱい物、という認識が無いですから梅干を見ても唾液腺は活発化しません。

分かりますよね。


セロトニン神経の機能障害はストレスによって引き起こされているのだろうと研究者も言っています。

では、このストレスは何でしょうか?

新入社員のA君B君のように同時に部長に怒られてもストレスの受け方が違います。

以前書いている通り、ストレスは感じ方でしかありません。

そして、B君のように洞察力の強い人は心で色々なものが見えますから、嫌な事などは有っても怖い事は有りませんからストレスをほとんど感じません。

まるで、梅干を知らない外国人が唾液腺を心が刺激しないように、ストレスをほとんど感じませんからセロトニン神経を刺激しないと考えます。

ですから、私の所で、うつ病と診断されて何年も何十年も通院を続けていた人が、予備校の生徒のように洞察力を身に付けて頂く事で、病院に通う必要も無くなる人が沢山出ています。

しかし、予備校の生徒のように素直に自分の洞察力を磨かなければいけない事とそれなりの努力をして頂かなければいけません。


本日、残念な事に、50代の女性 看護師 うつ病にて約5年間の休職中の方が本人の意思で終了しました。
通院(3時間)コースで2度来られて、症状は大分楽になったとの事でしたが、楽になったのと看護師という職業が原因だと思われますが、洞察力をもっと付ける事を、
「難しい、面倒だ。」
とおっしゃって終了されました。
症状が辛い時はマイナスのエネルギー(辛いエネルギー)が大きい時はとても素直で面倒がったりは絶対にしません。
この女性には看護師という事もありましたので最初から、
「病気の患者さんは辛い時は医師や看護師さんの言う事を素直に聞きますが、楽になってくると聞かなくなりますよね。あなたもそうなると困りますからこの話を覚えておいて下さい。」
という話をしていたのですが、残念でした。
それと、看護師は医療の方ですから、うつ病は洞察力を身に付ける事で治る、という事が自分も楽になったのですから分かっているはずですが受け入れられなかったのだと思われます。

とても残念です。

洞察力(物事を見通す事。見抜く事。見抜く力)

2007年09月12日 | 心理療法ハッピーライフ
洞察力(物事を見通す事。見抜く事。見抜く力)


2007年9月12日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日の安倍総理大臣の突然の辞任発表にはビックリしましたね(驚)。
世の中、思わぬ事が起きるから面白いのですよね(笑)。


さて、前回書きました、心の目 心の視野 心の眼力を鍛える、の中で使いました『洞察力』という表現は評判が良いし、私も気に入っていますから今後この言葉をよく使う事になると思います。
しかし、私の主張は全く変わっていません。
今までの言い方、勘違い、誤認知、を洞察力と言い換えているだけです。
正しい洞察力が無いから勘違いをして誤認知をして、対人緊張症や神経症、うつ病になるのです。
ですから、認知行動療法は正しい洞察力を身に付けて頂くお手伝いをしていると言って正しいのです。


では、今日は最近頂きました質問を洞察力というキーワードでお答えさせて頂きます。


1.近々に就職の面接が有るからそれまでに対人緊張を治したい。

こういう質問は1年に何件か頂きます。
代表的なものは、数年前、会社の社長と名乗られる方が、「明日、会合で大勢の人の前でしゃべらなければいけない。今から行くから対人緊張症を今日中に治して欲しい。」といくら無理だと説明をしても毎月定期的に電話を掛けて来られた方がいました。

私の所の療法は、他人と自分は同じ人間だとか、緊張しても怖い事は無い、などの洞察力を付けて頂く事で、対人緊張症や神経症、うつ病を結果的に治して頂く方法ですから、一日や数日では無理です。
ただし、受け取れた洞察力の分だけは楽にはなりますからその分だけは面接でも楽にはなりますが、対人緊張症や神経症、うつ病を治すには名残の時期まで入れると早くても半年は掛ると思って下さい。
また、私のホームページに書いている3回でという方は、私の所は通院コースの3時間コースが基本ですから、9時間は掛っています。
そして、ゴールはクライアントさんがこれで良いというのがゴールですから、この3回の方は受け入れがとても良くて困らなくなれば良いというゴールの方です。
しかし、名残の時期はこれからセルフコントロールをして乗り切って頂かなければなりません。

答え、名残の時期まで入れるとどんなに早くても半年以上の時間は掛ります。しかし、今まで悩んで来た時間と比べるととても短い時間のはずです。


2.資料は全部読んでいませんが申し込みます。

私の資料はブログを含めて、洞察力を付ける事で楽になる療法の基礎知識を付けて頂く目的で書いています。
ですから、基本的に全てを読まれた方をお受けしています。
理由は、当たり前ですが、心理療法なのですから、効果、を出さなければいけないからです。
過去に、「私の資料を全て読んで下さい」と言うと、
「読むのは面倒だから」と言われたり中には、
「資料はほとんど読んでいないけれども、申し込むのだから良いでしょう」というように、私の資料を広告だと思っている人もいました。

答え、まずは全て読まれて下さい。これから、洞察力を身に付けに行くのですから、労力を惜しまないで、自分のこれからの人生を賭けて下さい。また、予約日時を先に決めないと不安という方は相談に乗っています。


3.納得するという事は言い聞かせをする事ですね。

言い聞かせで洞察力は身に付きません。
この方は、以前このブログで書きました、原因 → 結果 の結果(症状)に焦点を当てる心理療法と混同していると思われましたが、結果(症状)は場合によっては言い聞かせでも若干の効果は出ます。
しかし、私の所は原因(正しい洞察力)を身に付ける事で勘違い、誤認知、例えば笑われたら理由も何も考えないで怖い、と思う人が結構いますが正しい洞察力を身に付けていないから勘違い、誤認知で症状が出ているのですから、原因(正しい洞察力)を身に付ける事で楽になって頂くのです。

答え、言い聞かせでは洞察力は身に付きません。深い納得が必要です。


では、今日はこの当たりで。矢野裕洋でした(笑)。

体の目 と 心の目

2007年09月09日 | 心理療法ハッピーライフ
体の目 と 心の目


2007年9月9日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日はすぐに本題です(笑)。


心の目 心の視野 心の眼力を鍛える

このような事を突然言われても「何が言いたいのだろう?」と思われていると思います。

まずは、私のブログの話、新入社員のA君B君の話 を思い出して、下記の話を想像して下さい。

新入社員のA君とB君が、新入社員がよくする失敗を一緒にしてしまいました。
すると、部長がA君とB君を呼びつけて激しく叱責しているのです。

ここでA君B君ともに体の目で見えている物は同じような情景です。

しかし、心の目で見えている物が全然違うのです。
A君は怒られた後、胃が痛いと自分の席で苦しんでいます。
B君はケロッとして社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいます。

一緒に怒られても、A君とB君の心の状況認識が大きく違うのです。

A君は、心の視野が狭いですから、心の眼力が弱いですから、部長に怒られて怖いと感じるだけで、何が怖いのか? とか 部長はどんな目的で怒っているのか? など全く感じようとしないで怖がっているのです。

しかし、B君は、心の視野、心の眼力が強いですから、何が怖いのかを見に行ったり、客観的に自分や部長を見に行ったり、部長になったつもりで考えてみたりして、自動的に多方面から自分や部長を観察して客観的に見る心の力を持っているのです。
すると、これ位の失敗で首に出来ない事、おそらく最初だから脅す意味も含めて大げさに怒っているのだろうという事、部長の立場からすると部長の仕事は新入社員を辞めさせる事ではなく育てる事、などが心の目で見えて来るとほとんど怖くなくなります。


対人緊張症の人も多種の神経症の人も性格由来の鬱病(うつ病)の人も、今まで勘違いとか誤認知が原因と書いていますが、今回はこれを言い換えただけです。
同じ事です。

言い方を変えると、洞察力(どうさつりょく)の問題なのです。

例えば、赤面症や吃音(きつおん、どもる事)など、緊張症の人は自分を見ている人達はどんな事を考えているかという心の眼力、洞察力が弱いのです。

自分を見ている人になったつもりで自分を客観的に見れば、自分は有名な歌手でも俳優でもないのだから、自分が緊張して赤面しても吃音しても、赤面しているのだな、吃音している、と思うくらいでそれ以上の事は何も無いと分かります。
何も無いと深く納得すれば、赤面しても赤面しなくても、吃音しても吃音しなくても、どちらでも同じようなものですから、どうでも良くなります。
どうでも良いような事では緊張しませんから、結果として赤面も吃音もしません。

システムは神経症の人も鬱病の人も同じです。


また、緊張症や神経症、鬱病でない人も、この心の眼力、洞察力を付ける事は、プライベートや仕事など、人に関する事、人に関しない事を含めて、心の眼力、洞察力を付ける事はより良い人生を生きる為の必須の道具です。
もっともっと鍛えなければなりません。

まずは、怖いと思ったら何が怖いのか見に行く習慣を付けましょう。
そして、自分を色々な人になったつもりで観察して自分を客観的に見ましょう。

A君B君のB君のように、今まで見えなかった事がどんどん見えて来ます。

すると、人生は怖い事など何も無い事、楽で面白い事も結構有る事が心の目で見えて来ます。

心の目 心の視野 心の眼力を鍛える、分かりましたでしょうか?

大丈夫です(笑)。

NHK の番組  「ETVワイド ともに生きる」の うつ病 の掲示板に投稿しました

2007年09月06日 | 心理療法ハッピーライフ
NHK の番組  「ETVワイド ともに生きる」の うつ病 の掲示板に投稿しました 内容です。


2007年9月6日(木)
心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋


前書

今日の内容は、NHK教育で放送されました、30代のうつ病、の番組で紹介していたNHKの掲示板に私が2007年8月16日に書いた内容です。

掲示板は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/
私の投稿は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/00011/00011_1575.html

私はこういう物に投稿する事は過去にほとんど無かったのですが、
余りにも、うつ病は病気 辛い辛いと言うだけ 医師にお願いするだけ 治せるという発想が無い などが常識のような内容でしたので、投稿致しました。
この掲示板をご覧の方からのアンサーを期待していますが、現時点ではありません。

皆さん、宜しければ、うつ病で悩まれている方の生の声の掲示板ですから、ご覧になるのも参考になると思います。

しかし、うつ病は私の投稿にあります通り、B君のような考え方に修正すれば簡単に治るのです。
(簡単と言っても治るまでは数ヶ月は掛ります。何年も何十年も悩まれて来た事と比較して簡単と言っています。また、B君のような考え方を受け入れれば受け入れた分だけ楽になりますから、症状が軽くなるという事でしたら直ぐに効果が出ます。)
もっと考え方を修正する事で楽になれるという事を広めて行きたいと思います。

最後に、この掲示板に投稿して10日ほど経っても私の投稿が掲載されていませんでしたので、数人の方に、
「私のNHKへの投稿は掲載されなかった」
と話したのですが、先ほどチェックしましたら載っていました。
私の心の小ささを改めて感じました。
反省です。



題名 もう一つの考え方です。

投稿名 矢野さん(愛媛県)

投稿日時 2007/8/16 00時 06分


内容

うつ病で悩んできた僕と妻を拝見させて頂きました。

私は認知行動療法的な心理療法でうつ病の方のケアのお手伝いをしています。こういう考え方も有るのだという気持ちで読んでみて下さい。

新入社員のA君B君の話
  
新卒の新入社員の、A君とB君が新入社員にありがちな失敗を一緒にして、一緒に部長に強く叱責されました。
叱責された直後、A君は自分の席で胃を押さえて、「部長に怒られて胃が痛いですよ。部長からストレスが一杯飛んで来ましたよ」と言って辛がっているのに、B君は、全く平気で社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいるのです。

余りにも差が有り過ぎるので、先輩がB君に、「B、お前もAと一緒に部長に怒られたんだろう。Aは自分の席で胃が痛いと苦しがっているぞ」と言うと、B君は、「新入社員の僕らが失敗して当たり前じゃないですか!知らなかったのですから、しょうがないと思いますよ。それよりも先輩、ここの缶コーヒーはうまいですね!」と笑っているのです。

さて、A君に本当にストレスが飛んできたのでしょうか?
また、B君はA君と一緒に失敗をして一緒に怒られたのに何故平気なのでしょうか?

当たり前ですが、ストレスは物質ではありません。
物質ではないのですから、飛んでくるわけがないのです。
欝も同じです。
ストレスや欝は、感じる心、なのです。
ストレスや欝はその人の考え方、思想が感じるか感じないか、強く恐怖を感じるか余り感じないかの違いなのです。

A君がB君に、「B、何でお前は部長に怒られて胃が痛くならないのか?」と聞くと、B君は、「俺は逆に何でお前の胃が痛くなるのかが不思議に思える。A、お前は部長に怒られて何が恐いんだ?具体的に何が恐いんだ?」「何がと言われてもそんな事今まで考えてもいなかったけれども、例えば、クビになるかも知れないしゃないか!」「A、よ~く考えてみろ。あの失敗でクビになると本気で思うか? 新入社員なら誰でも知らないからやりそうな失敗じゃないか! あれ位でクビにしてたらこの会社の社員はみんな辞めなきゃいけないだろう。また、本当に部長に辞めろと言われたら労働組合に行こうぜ。」このような話をA君が聞いて、A君が本当にその通りだなあと思えば思うほど、部長が恐くなくなり、部長に怒られても胃が痛くなる事もなくなって行きます。