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性格は変えられる その1 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病、明るくなりたい人に

2007年06月30日 | 心理療法ハッピーライフ
性格は変えられる その1 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病、明るくなりたい人に


2007年6月30日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病は人を気にし過ぎる性格(考え方)や不安がり過ぎる性格(考え方)が原因です。
医学は、性格を考える学問ではないので、症状をなくす事を念頭に体(脳)へのアプローチをしています。
しかし、現在の日本は、先進国の中で最も医学偏重の国になっているのではないかと私は思います。
医師が言うから病気なんだ。
これが常識になっていますが、対人緊張症の赤面症や吃音(どもり)などは、全ての人が過去に体験した事が有るはずです。
当たり前ですが、神経症やうつ病は、ウィルスや細菌などが原因で発症するのではありません。
例えば、同じ、環境で同じように働いているのに、ある人は神経症やうつ病になり、他の人はならない、という事はどういう事でしょうか?
職場環境の問題も有るでしょうが、本人の資質、性格、考え方の問題が大きく作用しているのは明らかでしょう。
同じ仕事をさせても、失敗したらどうしようと考え続けて自宅でも眠れなくなり、うつ病になる人と、
この仕事がうまく出来たら給与が増える、昇進する、認められる、という所に焦点を当てて楽しく仕事をする人との違いはどこでしょうか?

性格、考え方です。
昨日、最初のカウンセリングを受けに来られた公務員の男性は、性格は生まれついてのものだから変わらない、と言って聞きませんでした。
しかし、性格は生まれついてのものではありません。
性格は修正できます。
この事を皆さんと一緒に考えて行きましょう。


第一日目
性格は生まれついてのものなのか?

想像して下さい。
もしもの話です。
あなたが、生まれて直ぐの赤ちゃんの時、陽気なアメリカ人夫婦の養子になりました。
性格、考え方は今のあなたと同じだと思いますか?

違いますよね。
陽気なアメリカ人に育てられたら、素直に問題なく育ったら、陽気な性格になっていますよね。
少なくとも、アイデンティティは日本人ではなくアメリカ人ですよね。
姿形は、DNAで遺伝しますから、黄色人種の遺伝子を持って生まれたら誰に育てられても白人にはなりません。
しかし、心は、環境適応するのです。
この話は、小学校一年生でも分かる話ですよね。

しかし、人の話は分かるが、自分事にしては分からない、という方がいます。
昨日、来られた公務員の方もそうなのですが、
嫌な事は認めたくない、という心理が働いていると思われます。

例えば、仮病に逃げ込む、
そう思われたくないし、自分も逃げ込んだとは思いたくないのです。
不可抗力だと思いたいのです。
自分の性格、考え方が原因だと言われ、私は専門家ですから理路整然と説明をします。
しかし、それを受け入れたら、不可抗力ではなく自分に責任があると思えてきます。

本人は逃げているという意識はなく、怖いものから逃げたい、楽になりたい、という一心からなのですが、
確かに、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たちは、学校をやめたり会社をやめたり、目先のものから逃げ回ります。
本人も気付いている場合が多いのです。
しかし、この事も、小学生でも分かる話ですが、認めたくない、と言っても認めなければずっと怖いまま苦しいままなのだから、認めるべきなのです。
認めなければ明るい未来は来ないのです。


性格、考え方は後天的なものです。
もっと極端な話をすると、オオカミ少年、オオカミ少女です。
何十年か前、インドで狼に育てられたと思われる少年少女が何人か発見された話があります。
姿形は人間ですが、彼らは、人間を恐れ、狼のように鳴き、四足で歩き、生肉を口で直接食べていたそうです。
狼に育てられたら、人間ではなく狼になるのです。

これが環境適応です。
人間だけではなく、高等な動物は、生まれた環境に適応しようとする能力があります。
親と違う環境でも、子供は出来る限り環境適応して生きようとする能力です。
高等な動物の例は、動物園です。
野生の動物を捕まえて動物園に連れて来ると、ストレスから病気になったり体調を崩したりするケースが多くあるそうですが、子供はそこで環境適応しますから動物園に慣れるのです。


性格、考え方は生まれつきではなく、後天的に形成されたものがほとんどだという事が納得出来ましたでしょうか?
厳密に言うと、先天的なものも少しはありますが、ほとんどは後天的な環境適応なのです。


性格、考え方は生まれつきではないという事は分かりましたね。

明日は、どうしたら性格、考え方を変えられるか?
修正できるかという話です。


明日も見て下さいね。


お願いです。
私のブログを読まれて共感頂きましたら、ぜひ必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


今日、頭の固い人が来ました。

2007年06月29日 | 心理療法ハッピーライフ
今日、頭の固い人が来ました。


2007年6月28日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日、最初のカウンセリングを受けに来られた方は、性格(考え方)が簡単に変わるわけがない、と言われて、帰られました。

残念です。

説明責任は私にありますが、納得責任はクライアントさんにありますから、

良く分かりませんが、性格、考え方が簡単に変わるとは思えません。

と言われたら、納得する気がないのですから、治して欲しいと言われても困ります。


明日から、もう一度、基本的な話に戻ろうと思います。

言える事は、新入社員のA君B君のA君のように、B君を見習う、これが人生勉強です、すると、人生が変わるのです。

信じられる人から、何も考えないで性格(考え方)が簡単に変わるわけがないというのが常識だから、という頭の固い人は仕方がないですから、頭の柔らかい人から人生を自分の望んでいる人生に変えて行きましょう。

今日は、疲れましたので、この当たりで失礼しますね。

では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


私は神様ではありませんから、本人の強い望みでなければ叶えさせられません。

2007年06月28日 | 心理療法ハッピーライフ
私は神様ではありませんから、本人の強い望みでなければ叶えさせられません。


2007年6月28日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


心理療法は何でも願いを叶えさせられる魔法ではありません。

この症状は治りますか?
と聞かれる事が結構あります。
例えば、今日のテーマにします、予備校の不登校、人が近くに来るのが嫌、という問題は本人が受け入れれば、治ります。
受け入れただけ効果は出ます。
修正は出来ます。
しかし、あくまでも、本人が受け入れればなのです。

また、私は神様ではありませんから無理なものは無理なのです。

最も困る相談(依頼)の一つは、本人以外の願いです。

過去にあった極端な本人以外からの依頼例です。

小学校3~4年生のお父さんからの依頼で、娘をオリンピック選手にしたいのに、本人が言う事を聞いてくれない。先生の力で、本人に私の言う事を聞かせて下さい。
とか
妻が言う事を聞かないので、妻が寝ている間に来て、先生の力で良い妻に変えて下さい。
など、数え上げると山ほど有ります。

心理療法を知らないからなのでしょうが、知って頂かないとこちらも困りますし、無理だとお断りしましたら恨まれるのも困りますから(笑)。

私は神様では有りませんから、何でも出来るのではなく、本人が強く熱望している事を叶えるお手伝いをしているだけで、力を出し惜しんで願いを受け付けていないのではないのです(笑)。


さて、今日は、最近立て続けに来ました、困る電話の問い合わせをテーマにします。
また、問い合わせられた方がこのブログをご覧になりましたら回答になる事を念頭に置きまして、今日のテーマにさせて頂きました。


一件目
東京の予備校にいる孫が予備校に行っていないので、予備校に行かせるようにして欲しいと、愛媛県在住の祖母から電話がありました。
本人はどう言っているのかと聞くと、
「予備校に行かなくちゃいけないとは思っている。催眠術か何かを掛けてもらって勝手に予備校に行けるようにしてくれないかなあ。ばあちゃん、そういう所を探しといて。」
と言われたとの事でした。

二件目
奥さんからの電話で、夫は人が近づくのをとても嫌がる、子供が近づいても同じで何とかしないといけないと思い、病院やカウンセラーに連れて行ったが良くならない、と言われ、
私が病院やカウンセラーに行ったのは夫の意思ですか?
と聞くと、奥さんが無理やり連れて行ったようなものだと言われました。

二件とも、実際の電話は色々な状況や過去の話、本人の気持ちなども言われていますから実際はもっと長いです。

皆さんはもうお分かりになられていると思いますが、この二件とも、本人の強い熱意の願望ではないのです。

お二人共に、本人の願いだ、と言うのですが、確かに本人の願いではありますが、本当に手に入れたい願いではなく、楽に簡単に手に入るなら欲しい、というレベルだと思います。

願望には、大、中、小の願望があります。
もちろん本人は真剣に自分の望みだと言いますが、手に入れようとする本気度に違いがあるのです。

私を例にすると、大の望みは、アメリカの大リーガーになりたいですね。
なって、野茂投手のように、ノーヒットノーランをやってみたいですよね。
しかし、出来るのでしたら本気で大リーガーになりたいですが、努力をする気は全くありません。
めちゃくちゃ努力をしても叶う可能性はまずないと思います。
いわゆる、夢、ですよね。
ドラえもんが出て来てくれて、何でも叶えてあげるよ、と言われたら叶えて欲しいという願いです。

中の願望は、めちゃくちゃ努力を何年も掛ければ叶うという夢です。
例えば、私は司法試験を受ける気はありませんが、弁護士になりたい、と本気で思ったら、めちゃくちゃ努力を何年も掛ければいけないでしょうが、受かると思います。

小の願望は、今すぐ叶えたい、努力を惜しまないからすぐに手に入れたいという類です。
私の所に来られる人のほとんどは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病を、今すぐ治したい、努力を惜しまないからすぐにでも治したいとなっています。


では、上記の二例はどうでしょうか?
手に入れたい願いかどうかと聞けば、手に入れたい願いだと言うでしょうが、努力をする気はほとんどない、という願いでしょう。


本人が熱望をして努力や労力を惜しまないというものでなければ無理です。


一件目の祖母への私の回答は、
この人は私の資料を全く読まれないで、電話帳を見て問い合わせをされて来ました。
説明を少ししたのですが、治してくれるかどうか、から離れませんから、
私は魔法のように、勝手に予備校に行かせる事は出来ませんとお答えをしました。

二件目の方には、
家族で話し合って、本当に人を嫌がる事を治さなければいけない、という風に思って頂かなければいけません。
と話したのですが、全く請合って頂けず、切羽詰っているのは想像できますが、私の言う事を理解しようとせず、離婚の危機にいるのになど言われて食って掛かられました。
望んでいる返事と違うと理解しようとしなくなり不愉快な気分をあらわに出されて、説明をしている途中、相槌もされなくなりましたので、あなたの意に沿う事は出来ません、と言って電話を切らせて頂きました。
なお、私の資料はある程度読まれているとおっしゃっていました。


本人が熱望をして努力や労力を惜しまないというものでなければ無理です。

本人が熱望しているのでしたら、お手伝いが出来ます。

そして、基本的に、本人が熱望しているのでしたら、本人から電話を掛けて来られます。




お願いです。
私のブログを読まれて共感頂きましたら、ぜひ必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


人生勉強 怖いものを見に行ってはっきりさせなければいけません。優先順位

2007年06月27日 | 心理療法ハッピーライフ
人生勉強 怖いものを見に行ってはっきりさせなければいけません。優先順位 


2007年6月27日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、人生勉強、自分で治す対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の続きです。


以前から、怖い、で終わらせないで、本当に怖いのかを勇気を出して見に行きましょう。
見に行くと、案ずるよりも生むが易し、幽霊見たり枯れ尾花に必ずなります。
という内容を書いて来ました。


私の例をお話します。
想像して下さい。
私が、小学校4年生の三学期の終了間近の日、いたずらをして担任の先生に怒られました。
しばらく後、担任の先生が隣の組の先生と廊下で真剣に長話をしているのを私は見ました。
直感で、私は、いたずらをしたから僕を新学期から特殊学級に入れる話をしている、と思ったのです。
私は、音楽は大嫌いでしたから通信簿は2でしたが、5を取っている教科もあり、全体からすると、悪くても中の上から上の下くらいの成績だったと思います。
あきらかに特殊学級に入れられるわけがないと私自身が分かっているのですが、この事が春休み中ずっと気になっていました。
特殊学級に入れられるわけがないと分かりきっているのに、はっきりと整理しないで、そんな事はない、と言い聞かせをしていたから、春休み中、気が付いたら特殊学級に入れられたら嫌だなと考えていました。
私は楽しくない春休みにしてしまいました。

怖いものを見に行って本当に怖くない事に気づいても、まだ、気になるようでしたら、はっきりと整理しなければいけません。

整理するに当たって色々な方法がありますが、私は紙に書いて綺麗に整理する事をお勧め致します。

また、整理するに当たって、優先順位もはっきりとさせる事です。


私の特殊学級に入れられるかも‥という不安を例にすると、
特殊学級に入れられる理由
特殊学級に入れられない理由
特殊学級に入れる事を望んでいる人
特殊学級に入れる事を望んでいない人
特殊学級に入れたい人の優先順位(どんな事を犠牲にしてまで全うするかなど)
をしっかりと整理して、はっきりさせないから春休み中、今思えば馬鹿げた妄想に付きまとわれていたと思います。

お分かりだと思いますが、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病もこれと同じような、冷静に客観的に見たら、馬鹿げた妄想、に付きまとわれているだけなのです。

例えば、人の目が怖い。
人に見られたらギリシャ神話の中のお話のように、石にされるのでしょうか?
人に噂されたら怖い。
有名な歌手や俳優は本人の知らない所で噂されているでしょう。
有名な歌手や俳優は怖くて怖くて震え続けているのでしょうか?

客観的に怖いものを見に行き、はっきりとさせて、妄想にお別れをしましょう。

これが、一つの人生勉強です。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。


人生を謳歌しましょうね(笑)。


お願いです。
私のブログを読まれて共感頂きましたら、ぜひ必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


うつ病 NHKスペシャル「働き盛りの〝うつ〟30代に何が起こっているのか」を見て

2007年06月26日 | 心理療法ハッピーライフ
うつ病 NHKスペシャル「働き盛りの〝うつ〟30代に何が起こっているのか」を見て 


2007年6月26日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、NHKで昨日(6月25日)に放送されました、NHKスペシャル「働き盛りの〝うつ〟30代に何が起こっているのか」を見ましたので、テーマにさせて頂きます。

なお、この番組を見ていなくて気になる方はNHKに問い合わせて下さい。
おそらく、再放送があるはずですから。

この番組の内容は、簡単に言うと、最近の企業で30代の社員にうつ病が多く発生していて、問題化しているという内容です。

全て、見させて頂きました。

原因として、昇進によるプレッシャー、企業が効率を求め過ぎて来た事、仕事環境が変わり半年後の納期が3ヶ月後に早まっている例、職場の人員構成で20代が少ない為に30代へしわ寄せが来ている、などの例を挙げ、
改善として、職場環境を見直そうとしている例や人事制や就業規則を見直したりしている例が紹介され、
最後は、仕事に打込んだ末にうつになった人たち、NHKには今も数多くのメールが寄せられています、という言葉で終わっています。

私の感想は、
半分はその通りだと思いますが、残り半分には全く焦点が当てられていない、NHKは気付いていないのでは、というのが率直な意見です。

私も十数年前になりますが、サラリーマンをしていましたから分かりますが、会社は何処までも頑張る事を求めて来ます。
では、頑張っただけ報酬を与えてくれるかというと、外資系は知りませんが、日本企業は、決してそうではありません。
私は長く営業職を続けて来ましたが、何とか必死に予算をクリアすると来年は必ず予算を上げられます。
要求だけは更に続けて来ます。

この番組を見て、会社の要求が、特に製造業では、乾いた雑巾を更に絞るのが日本企業などと言われていたのを思い出しました、とても過酷なものです。
また、人が足りないから、従来は部下に振るような仕事も自分でこなさなければならない、会社は黙っていたら決して人の補充をしてくれない事も思い出しました。

一つは、環境が悪過ぎると、誰でもうつ病になります。
私は、大学受験で二浪をしました。
その当時は、東京で一人暮らしをして、変なプライドから予備校も行かなくなり、誰にも会いたくなくなり、その代わり、プレッシャーは二浪ですからとても強く感じていました。
ある日、心臓が止まるのではないかと思ったら、凄い動悸を感じ、何ヶ月も夜眠れなくなり、循環器科に行きましたが異常なしと言われ、他にも色々な症状が出ました。
今、思えば、完全な神経症ですが、この二浪の時以外はここまでのものを私は経験をした事がありません。

環境が、悪過ぎると、誰でも神経症やうつ病になります。
この点は、番組内でのヘルスメンタルの専門家も指摘しており、ヘルスメンタルの専門家はこの点を企業内から改善をしていました。

もう一つは、この番組では全く取り上げられていなかったのですが、
個人個人の資質、私の言い方で言うと、人生勉強が十分出来ているかどうかの問題です。

このブログでは、しばしば登場させていますが、新入社員のA君B君のB君のように人生勉強がよく出来ていれば、環境が相当悪くてもうつ病や神経症にはなりにくいという個人個人の資質の問題と、A君がB君を見習えば資質が伸びるという、個人個人の資質を伸ばす話は全くありませんでした。

登場していたうつ病になった社員は、とても優秀な社員だと言っていました。
この優秀と言うのは、会社から見た優秀だけです。
会社から見ると優秀な社員は1種類ですが、
私から見ると2種類います。

優秀という事は良くやっているという事です。
良くやるにはエネルギーが要ります。
エネルギーには2種類あります。
プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーです。

プラスのエネルギーで良くやっている人は楽しんでいます。
夢を持っています。
好きでやっている部分が多いですから、疲れも余り感じないはずです。
切り替えも簡単に出来ますから、自宅では良く眠れます。
こういう人はうつ病にはなりません。

うつ病になる人は、マイナスのエネルギーで良くやっている人です。
というか、怖いから良くやらされている人です。
怒られる、嫌われる、評価が下がる、首になるなどの恐怖心から良くやる人です。
会社から見たら、どちらのエネルギーでも良くやっていれば優秀ですから区別はつきませんが、ストレスを強く感じるのは後者だけです。

番組の中で、うつ病に掛り、休養後、復帰させる話も出て来ましたが、仕事を軽減させたり、一時期パートに待遇を変えたりするのも、一時的には効果が有るように思えるでしょうが、
悪過ぎる環境は是正しなければなりませんが、
外側も重要ですが、
内側を直さなければ根本解決には、会社も社員もなりません。

番組内に、昇進して、年上の部下と上司の間で板ばさみに合い‥という人も出て来ましたが、必要なのは休養だけでしょうか?

私も年上の部下を持った経験があります。
少し面倒でした。
しかし、使いこなさなければ、自分の上司としての評価が下がるのです。

この板ばさみに合って‥いう人には、対人関係の人生勉強や不安に関する人生勉強が必要だと思います。
例えば、全ての人に良く思われたいという気持ちだとか、会社の人間は自分の人生の中でどれ位の価値が有るのかとか、不安に十分備えたらそれで良しとしなければいけないなどの人生勉強が必要だと思います。

私の所に、番組に出ていたような人も結構来ています。
個人個人必要な人生勉強をして頂き、仕事をする為に生きていたような自分から、生きる為にお金が必要だから仕事をしている自分に変わって頂き、人生に夢を持って頂ければ、もう大丈夫です。
自分の人生の評価者を自分にしなければいけないのです。

うつ病は、ウィルスや細菌が原因ではないのに増えて来ているという事は、環境の問題も有ると思いますが、それ以上に、
人生勉強の足りない人たちが増えて来ていると私は思います。

以前、私は医師というよりも予備校の講師に近い、とここで書きましたが、
本当に、私は、人生勉強という科目を教えている講師だと思われて結構です。

そして、人生勉強をして頂き、A君B君のB君のような、案ずるよりも生むが易し、仕事をする為に生きているのではなく、生きる為にお金が要るから仕事をしている、というような人になれば、人生楽になります(笑)。
結構、人生楽しい事が多くありますよ(笑)。

番組の最後で、うつ病を隠して再就職をし、初出勤を見送る奥さんが、
「ドキドキしたら深呼吸をしたら大丈夫だからね。」
「不安になったらあと何時間で帰れると思えば大丈夫。」
と言って見送りましたが、これは気をそらす方法です。
悪いと言っているのでは決してありませんが、私は、心から、全ての人と対等になって頂き、不安は十分備えたらそれ以上備えてはいけないなどの人生勉強を積んで頂き、気をそらす必要のない人になる事をお勧めします。
また、この人に医師が残業をしてはいけない、と言っているのは、残業が体に悪いのではなく、残業をする事で、うつに焦点を当てそうだからしてはいけないと言っているのです。
多くの病院に行く必要のない人達と同じくらいのうつを感じる人になれば良いと私は思いますし、私はそういう人生勉強の講師をしているのです。

この番組を見て、企業側にも社員側にも多くの助言を差し上げられますから、必要な方はぜひ問い合わせて下さい。

大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。

下記は昨日も同じ事を書きましたが、こういう目的で私はこの仕事をしていますから、気楽に問い合わせて下さい(笑)。

「矢野先生は何故この仕事をしているのですか?」
と聞かれる事があります。
この仕事を始めた理由も色々ありますが、最も大きな理由は、面白いから、です。
私は、何の宗教も特別な倫理観なども持っていません。
言える事は、何年も何十年も困っていた人が、数え切れない程の病院を回った方が、
私の言う事を受け入れてくれて、新入社員のA君B君のB君のようになってくれれば、
何年も何十年も困っていた人が、数え切れない程の病院を回った方が、
数ヶ月で治ってしまうのですから、

面白いじゃないですか。
嬉しいじゃないですか。
楽しいじゃないですか。
わくわくするじゃないですか。

これが私の本心です。

これが私がこの仕事をしている最大の理由です。


さあ、まだ、自分は病気だと思っている人たち、
これが、自分の、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病が病気だという理由だというものを私にぶつけて下さい。

私と論争をしましょう。

楽しみです。

対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病で困っている人に、最初に必要なのは、自分で考える事ですから。

ぜひ、自分が病気だと言う理由を教えて下さい。

お願いします。


色々なご意見も下さいね(笑)。

また、お願いですが、私のブログを読まれて共感頂きましたら、必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。

私の願いは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人たちが勘違いに気付き、楽になり、出きれば、ポジティブに生きて頂きたいのです。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


病気だと思う理由 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病

2007年06月25日 | 心理療法ハッピーライフ
病気だと思う理由 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病


2007年6月25日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


私は、気が付けば、この仕事だけで10年以上生計を立てています。
もちろん、サラリーマンをしながら雇われているセラピストとしての期間を入れると、15年くらいになります。

私は、最初から、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病は病気ではなく、性格や考え方の問題から現実の把握がうまく出来なくて妄想のようなものが出ているのが原因、とは思っていませんでした。

私は多くの色々な所で習いました。
しかし、ほとんどの所は、原因を見に行くのではなく、開き直ったり、気をそらしたりする対症療法、症状さえなくなれば良い、という内容でした。
わたしも、それで良いと思っていたのですが、一つの症状を押さえても、もぐら叩きゲーム、のように次から次とクライアントさんの悩みが続くのです。

例えば、赤面症のクライアントさんの赤面症を開き直りを受け入れて頂き、赤面しなくなっても、
人を気にし過ぎる性格や不安がり過ぎる性格は同じですから、
個人差がありますが、あれほど困っていた赤面症が出なくなってもそんなに嬉しそうではありません。
そして、多くのクライアントさんは他の症状や次の問題の解決を依頼して来るのです。
中には、赤面症を押さえる事に成功しているのに、これ以上無理だと言うと、私に非難の言葉を浴びせた人もいます。
赤面症が治っているのに無駄なお金を使ったと言った人もいます。

最初は症状さえ無くなれば素晴らしい人生になると多くのクライアントさんは勘違いをしているのです。

赤面症を押さえても、多くの赤面をしない人と同じになっただけで特別な人になったわけではありません。

また、赤面症を押さえる事に成功しても、人を気にし過ぎる性格や不安がり過ぎる性格は同じですから、素晴らしい人生にはならないのです。


前記しましたが、私は本当に色々な所で習いました。
中には、クライアントに化けてセラピーを受けた事もあります。
いくらでもこの方面にはお金を使って良いと考えていましたから、一千万円は使っていないと思いますが、何百万円使ったか分かりません。

しかし、一番詳しく教えてくれたのは、クライアントさんです。
一人一人数えてはいませんが、東京時代も含めると、おそらく2000人以上の人とかかわったのではないかと思います。
クライアントさんが楽になれば正解。
更に深く楽になればもっと正解。
早く楽になれば更に正解。
という事で私に教えて頂いたようなものです。


そして、辿り着いたのが、認知行動療法と同じような、似た考え方です。


何度も、私のブログに書いていますが、新入社員のA君B君の話の通り、本人の考え方が大きく作用しているのが、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病です。

クライアントさんが、病気だと言う理由は、
「人が病気だと言うから。」
「常識は病気だから。」
「医師が病名を付けているから。」
「薬でコントロール出来るから。」
「薬が多少は効くから。」
「今までそう思っていたから。」
こんな所です。

「矢野先生は何故この仕事をしているのですか?」
と聞かれる事があります。
この仕事を始めた理由も色々ありますが、最も大きな理由は、面白いから、です。
私は、何の宗教も特別な倫理観なども持っていません。
言える事は、何年も何十年も困っていた人が、数え切れない程の病院を回った人が、
私の言う事を受け入れてくれて、新入社員のA君B君のB君のようになってくれれば、
何年も何十年も困っていた人が、数え切れない程の病院を回った人が、
数ヶ月で治ってしまうのですから、

面白いじゃないですか。
嬉しいじゃないですか。
楽しいじゃないですか。
わくわくするじゃないですか。

これが私の本心です。

これが私がこの仕事をしている最大の理由です。


さあ、まだ、自分は病気だと思っている人たち、
これが、自分の、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病が病気だという理由だというものを私にぶつけて下さい。

私と論争をしましょう。

楽しみです。

対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病で困っている人に、最初に必要なのは、自分で考える事ですから。

ぜひ、自分が病気だと言う理由を教えて下さい。

お願いします。


色々なご意見も下さいね(笑)。

また、お願いですが、私のブログを読まれて共感頂きましたら、必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。

私の願いは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人たちが勘違いに気付き、楽になり、出きれば、ポジティブに生きて頂きたいのです。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


ポジティブ 付いていない環境はあなたが作っている 

2007年06月24日 | 心理療法ハッピーライフ
ポジティブ 付いていない環境はあなたが作っている 


2007年6月24日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、今日は、ポジティブ(前向き)に関しての人生勉強 です。


さて、想像して下さい。
40才過ぎの、ネガティブな人(性格が暗い人)が、あなたに、会社を辞めたいのだけれども辞めた方が良いか、辞めない方が良いかを相談したとしましょう。
この人は、以前から人間関係や仕事が辛いと言って何社も会社を辞めた経験があります。
本心で、あなたはどう思いますか?

あなたの本心は、会社を辞めても辞めなくても同じようなもの、と思いそうでしょう。

自分は付いていないとか、人が集まらないとか、金運が悪いなど、嘆く人は嘆き続けます。
そして、人をうらやましがったりねたんだりします。

人生のやり直しは出来ませんが、この40才過ぎのネガティブな人は、会社を辞めても辞めなくても、同じように嘆くと思いませんか?

嘆く人やうらやましがる人は、自分に原因が有る、などと考えた事は一度もないかも知れません。
だから、いつまでも同じ事を繰り返していると思いませんか?
人の振り見て我が身を直せ、です。

あなたはそんな人になりたいですか?
また、そんな人の傍にあなたは行きたいですか?

よく考えたら、自分の人生の環境の多くは自分が作っている事が分かると思います。

そして、自分が変わらないから、同じような人生が続くだけなのです。

親子問題も恋愛問題も友人問題も会社の問題も、自分が変わらなければ、環境も人も中々変わらない事にまずは気づきましょう。

気付く事が最初の一歩ですから。


対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病で悩んでいる人たちも、同じですよ。

学校や会社や人から逃げても同じ事が続く事を受け入れましょう。

自分を治してくれる人を何年も何十年も探し続けてもめぐり合わないのは、自分を治してもらうのではなく、自分が変わらなければいけないと考え始めてはいかがでしょうか?


また、彼が出来ないという女性に、若しかしたら白馬の王子様が来るかも知れません。
しかし、この女性に魅力がなければ、白馬の王子様はボランティアではないのですから、来ただけで去って行きそうに思えませんか?

ラッキーというものは、木の実のようなものなのです。
たまに、落ちている事もありますが、ほとんどはあなたが木に登って取りに行かないと手に入らないのです。

ポジティブになれば、どんな未来が来るのかは分かりませんが、必ず心地良い環境をあなたが知らず知らずに作って行きます。

これから、ポジティブに関しても書いて行こうと思います。

ポジティブになるという事も、私の専門分野です(笑)。

ぜひ、色々なご意見を下さいね(笑)。

お願いですが、私のブログを読まれて共感頂きましたら、必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。

私の願いは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人たちが勘違いに気付き、楽になり、出きれば、ポジティブに生きて頂きたいのです。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。

あきらめが肝心 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病からポジティブに

2007年06月23日 | 心理療法ハッピーライフ
あきらめが肝心 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病からポジティブに 


2007年6月23日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、今日も、人生勉強 です。


さて、想像して下さい。
とても後悔をする人があなたの近くにいるとしましょう。
一緒にいて、楽しそうですか?

おそらく楽しくないと思います。
何故ならば、後悔をする人は、今が幸せでないからです。
今がとても幸せならば後悔などしません。
分かりますよね(笑)。

よく言われる言葉ですが、
「過去は終わったのです。私達に有るのは、今とこれから来る未来だけなのです。」

過去の失敗を今や未来に繰り返さないとする事は後悔ではありません。

後悔とは、何々だったら、何々していれば、という事ですよね。


では、私達は何のために生きているのでしょうか?

例えば、対人緊張症の人は対人緊張しない為に生きていると本人は言わないでしょうが、対人緊張をしないように、一生懸命、必死に生きているのを見ていれば、対人緊張しない為に生きているように見えます。
神経症も、性格由来のうつ病も症状は違いますが、症状が出ない為に生きているように見えます。

もちろん、好んでそういう風に生きようとしているわけではありません。

怖いからこのような生き方をしているのです。

以前から、書いている通り、何が怖いのかを自分の意思で見に行きましょう。
見に行くと、案ずるよりも生むが易し、幽霊見たり枯れ尾花、ですから。

今が上手く行かないから過去のせいにして、後悔をするのです。
後悔は自分の過去だけではなく、お金持ちに生まれていれば、美男美女に生まれていたらなど、後悔の種は尽きません。
しかし、後悔は上手く行かない今の自分への言い訳だと気付いて欲しいのです。

私の友人にSという愉快な人間がいます。
S曰く、
「仕事が忙しいから彼女が出来ないといつも言っている奴が、仕事が暇になっても、彼女が出来ているのを見た事がない。」
なるほどな、と私は思いました。


まずは、本当に怖い事なのか勇気を出して見に行きましょう。
そして、素晴らしい今と素晴らしい未来の為に、前向きにあきらめなければいけない事はあきらめましょう。
どうしても、あきらめきれない事は、マイナスのエネルギーの仕業の可能性がありますので、要チェックです。

あきらめなければならない事の一例は、老化です。
私自身、髪は薄くなり白髪だらけになりましたし、老眼が始まりました。
本心は嫌ですよ。
若いままでいたいですが、白髪を染めるくらいはしますが、より良い今とより良い未来の為に、自分自身が本当に生まれて来て良かったと思える人生にするために、適当な所であきらめなければ、何をしている人生か分からなくなりますよね(笑)。

対人緊張症の人は怖くなくなれば、対人緊張をする事は嫌ですが、生きている限り対人緊張をする事は全ての人にあるのですから、あきらめて下さい。
神経症や性格由来のうつ病の人も、生きていれば嫌な事は必ずあります。
しかし、本当にこわいものはありませんから、嫌な事はあるという事をあきらめて下さい。
そして、素晴らしい今と素晴らしい未来の為に生きましょう。


ぜひ、色々なご意見を下さいね(笑)。

お願いなのですが、私のブログを読まれて共感頂きましたら、必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。

私の願いは、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の人たちが勘違いに気付き、楽になり、出きれば、ポジティブに生きて頂きたいのです。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


怖いから一生懸命生きているけれども 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たち 

2007年06月22日 | 心理療法ハッピーライフ
怖いから一生懸命生きているけれども 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たち 


2007年6月22日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、一昨日、昨日からの、人生勉強の続き です。


想像して下さい。
小学校一年生の子供が、朝、かばんの色が皆と違うから学校に行きたくない、と言っています。
例えば、男の子でしたら、皆、黒色で青色のかばんを持っているのは自分だけだ、とか、
女の子でしたら、皆、花の模様なのに、私のかばんだけ模様がない、とかです。
そして、あなたは、その子のお父さんやお母さんです。
その子に何と言いますか?

という質問を、一昨日も昨日もしました。


今日は、視点を変えて考えて行きましょう。

この子は、人一倍、一生懸命生きている、のが分かりますか?

これから、一生懸命という事を考えて行きましょう。

この子は、人に「お前だけ色が違う」とか「お前だけ変」だとか言われるのではないかと、怖がり、言われないように、先回り先回りしながら、一生懸命に生きているのは分かりますよね。

しかし、疲れそうに思いませんか?

昨日も書きましたが、人を動かすのには二種類のエネルギーしかありません。
一つは、プラスのエネルギーです。
楽しいから、面白いから、心地良いから、やっているような事ですから、ほとんど疲れを感じません。
困るという事は少ないです。

もう一つのエネルギーはマイナスのエネルギーです。
怖いから、心地悪いから、やっている、やらされているような事ですから、疲れます。
楽しくありません。
苦しいです。

一昨日のブログに、

人生勉強の一つは、怖いと感じても勇気を出して本当に怖いのかどうか、どんなに怖いのかどうかを見に行く、という事です。
案ずるよりも生むが易し。

という事を書きましたが、この人生勉強の項目に一生懸命という項目を追加します。

私自身も、一生懸命頑張る事は良い事だと小学校の先生が教えてくれたような気がします。
そして、特に、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たちの中に、そう思っている人が結構います。

一生懸命でも、マイナスのエネルギー、怖いというエネルギーで一生懸命に動かされているのは良くないのです。
また、結果が出ない一生懸命は方向を間違えている可能性があります。

上記の小学校一年生の子供は、かばんの色、以外もその後何才になっても、本当に怖いのかどうかを見に行くという人生勉強を身に付けるまで、怖いから一生懸命疲れ果てるまで頑張って生きる、姿が想像出来るでしょう。

小説家の井上ひさしさんの原作のドラマだと思いますが、大学受験の浪人生が一生懸命血のにじむように勉強をするのです。
とても厚い英語の辞典を一ページ覚えたら破って食べるのです。
とても一生懸命に勉強をしているのです。
しかし、受験日になっても、N、の所までしか終わっていないのです。
でも、とてもとても一生懸命に勉強をしていたのですよ。

また、私の中学校の先生にM先生というちょっと変わった先生がいて、毎日自宅で何時間勉強をしたかを棒グラフに付けるのです。
Pというあだ名の男子は毎日何時間も勉強しているので、M先生は「偉い」と誉めるのですが、学力はぜんぜん上がっていませんでした。
Pはウソをつくような人間ではありませんから、本当に何時間も勉強をしていたのでしょうが、学力が付かない勉強を何時間も頑張るのは良い事だと思いますか?


対人緊張症や神経症の人たちの中には、頑張っている事は良い事、だと鵜呑みにしている人たちが結構います。
もちろん、頑張る事はすべて悪い事だとは言いませんが、マイナスのエネルギーで頑張らさせられている、事は良くありません。
本当に怖いかどうか見に行きましょう。
また、頑張っても結果が出ない、頑張りは方法を間違えている可能性があります。


対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たちに必要なのは、医師からすれば薬でしょうが、私からすれば、人生勉強です。

何故ならば、新入社員のA君B君が一緒に部長に怒られても、困るのはA君だけでB君は困らないのですから(笑)。
注、私のブログに載せている話です。


大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

目指せ、B君です(笑)。
B君のように人生勉強をすれば、この世の中、結構面白い事もありますよ(笑)。
そして、何よりも、一生懸命頑張らなくても良いですから、楽ですよ(笑)。

大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。

対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病 の原因は子供の考え方のままだから

2007年06月21日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病 の原因は子供の考え方のままだから
(昨日の続き)


2007年6月21日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、昨日の続きです。

想像して下さい。
小学校一年生の子供が、朝、かばんの色が皆と違うから学校に行きたくない、と言っています。
例えば、男の子でしたら、皆、黒色で青色のかばんを持っているのは自分だけだ、とか、
女の子でしたら、皆、花の模様なのに、私のかばんだけ模様がない、とかです。
そして、あなたは、その子のお父さんやお母さんです。
その子に何と言いますか?

という質問をしましたよね。


まず、この子が、人に「お前だけ色が違う」とか「お前だけ変」だとか言われるのを怖がっているという事に気づかなかったという方がいましたが、学校に行きたくないと言う位ですから、怖がっているのです。

私の所に来られても、「怖がってはいない」と言い続ける方もいますが、怖くなければ、私の所に来なければならないほど、困りはしないのです。
もちろん、殺されるとか体を傷つけられるというような怖さではありませんが、これらの怖さと同じくらい自分の人生を振り回されている事を素直に受け入れて頂かないと前に進めません。
この子は怖がっている、同じく自分も怖がっているという事を嫌がらないで見なければいけません。

次に、他の子と同じかばんを買ってあげれば良い、と言われた方もいますが、それも答えです。
しかし、何か言われるかも知れない、何か変だと感じられるかも知れない、嫌われるかも知れない、と予期する度に、備えて備えて行くのは疲れそうにありませんか。
そして、以前、いじめの2回目、で書きましたが、丁度人に備えるのは良い事ですが、備え過ぎると逆効果になる事があります。
人に丁度良く気を使ってもらうのは良いですが、気を使われ過ぎたら心地悪くなりますよね。
何事も度を越したら、自分は辛いし、人に心地良くないプレゼントをし始めているかも知れません。

人を動かすのには、プラスのエネルギーとマイナスのエネルギーの二種類があるという話も以前書きましたが、マイナスのエネルギーに動かされている時は要注意です。

必要以上に備えてはいけないという事と見に行くと全ては、案ずるよりも生むが易し、幽霊見たり枯れ尾花、という事を学習しないととても疲れる人生になりますよね。


最後に、人の話は良く分かるのですが、それを自分の事に出来ない、という方がいます。

私は、説明責任がありますから、質問されたり説明を求められたらどこまでもクライアントさんに説明をしますが、

クライアントさんに納得責任と自分事にして受け入れる責任があります。
クライアントさんを納得させられるのはクライアントさん以外誰もいないのです。

恐竜博物館に入るのを怖がっている幼稚園のツッ君に小学校のお兄ちゃんやお父さん、お母さんが、恐竜博物館の恐竜は生きていないから怖くない、などと十分に説明をして、ツッ君はもう何も聞く事がなくなっても、ツッ君自身が怖くないという事を納得しに行って、勇気を出して恐竜博物館に入ろうとしない限り、「お父さんやお母さんやお兄ちゃんの言う事は良く分かったし、その通りだろうと思うけれども、怖いものは怖いから嫌だ」と言い続けられたら進展はないのです。

対人緊張症や神経症、うつ病の人たちは、怖いと感じたら恐竜博物館に入らないで逃げ続けて来たような人たちですから、まるで、バンジージャンプ、を飛ぶように自分事にする事を怖がります。

しかし、恐竜博物館なら逃げたのでも良かったでしょうが、私の所や病院に行かなければやっていけない事になったら、勇気を出して自分事にして納得しなければ何の人生か分からなくなります。

もう逃げる事はあきらめなければなりません。

しかし、大丈夫です。
バンジージャンプは怖いですが、皆、何事もありませんから。

私は、クライアントさんに説明責任がありますから、怖くないという事は何処までも説明をします。
人事では十分に分かるはずです。
次は、自分事にして、あなたの感覚は、バンジージャンプ、を飛ぶような感覚でしょうが、勇気を出して、自分事にして受け入れて下さい。

再度、書きますが、バンジージャンプは怖いけれども安全ですよね。

多くの病院に行く必要の無い人も安全ですよね。

という事は、納得して、自分事にしても大丈夫なのですよ。
あなたは安全ですよ。

保障します。
納得して、自分事として受け入れる事は、後から感じる気持ちは怖くも何もありません。
バンジージャンプより全然楽ですよ。
あなたはそう思うはずです。
この世の中、案ずるよりも生むが易し、ですからね(笑)。



大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。


ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


誤認知の原因は人生勉強が不十分だから 困っている所だけは子供の考え方のまま

2007年06月20日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病 の原因は誤認知 誤認知の原因は人生勉強が不十分だから 困っている所だけは子供の考え方のまま


2007年6月20日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、再び困っている人に焦点を当てます。

対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病に対する考え方を変えませんか?
病気だと聞かされて、そうだと思い、病院やカウンセラーなどを回ってみても良くならないのでしたら、最初の病気、という考え方から考え直してみる価値があると思いませんか?

今日の私のブログの趣旨は、

対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病は原因からみたら、病気ではありません。
原因は誤認知なのです。
この誤認知は、人生勉強が不十分な為、困っている所に子供意識が残っている事で発生しています。
子供意識のままですから、環境適応がうまく出来ないので、あなたを苦しめているのです。
今から、困っている所の人生勉強をして、大人になれば、環境適応がうまく出来るようになりますから、多くの病院に行く必要のない人と同じになれます。
という事です。


さあ、始めますよ(笑)。


最初に、念の為に書きますが、
今日の話は、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人は子供みたいでダメな人だという事を言っているのでは決してありません。
気付いて頂きたい為に敢えて書いています。

想像して下さい。
小学校一年生の子供が、朝、かばんの色が皆と違うから学校に行きたくない、と言っています。
例えば、男の子でしたら、皆、黒色で青色のかばんを持っているのは自分だけだ、とか、
女の子でしたら、皆、花の模様なのに、私のかばんだけ模様がない、とかです。
そして、あなたは、その子のお父さんやお母さんです。
その子に何と言いますか?

答えを出してから次を読んで下さい。

答えは出ましたか?

実は、この子はあなた自身なのです。

この子は、自分のかばんの色や模様が皆と違うから学校に行きたくないと言っているのは、対人に関する予期不安を感じているからだと分かりましたか?
一人だけ、色や模様が違うから、他の子から変に思われたり何か言われたら怖いと言っているのです。

この子に、怖くないよ、と言った人は、対人緊張症や神経症などで悩む事は余りない人だと思います。
一例ですが、かばんの色や模様が違っていて、どんな事が起こるのか? どんな言葉を言われるのか? を一緒に考えてあげて、例えば、お前だけ違う、と言われて何が怖いのかなどを一緒に見に行く事で、怖い事は何もない、という事が分かります。

これが人生勉強です。

子供の思想は、以前書いた恐竜博物館のツッ君と同じく、怖いと感じたら怖がるだけで見に行かないのです。
幽霊見たり枯れ尾花、なのですが、枯れ尾花だと見に行かなければ何日も何十日も若しかしたら一生怖がり続けるのです。

人生勉強の一つは、怖いと感じても勇気を出して本当に怖いのかどうか、どんなに怖いのかどうかを見に行く、という事です。
案ずるよりも生むが易し。
ということわざを多くの病院に行く必要のない人達は程度の差はありますが、身に付けているのです。

次に、この子に、大丈夫だよ、とか、似合っているよ、とか、カッコ良いよ、などと言った方は、対人緊張症や神経症で困っている人の可能性があります。

気をそらしても何とかなるものは何とかなりますが、限界があります。

怖いものから目をそらしていても、いつかは目をそらせられなくなります。

人に変に思われたり嫌な言葉を言われても、恥ずかしかったり、嫌だったりするけれども、怖い事はない。
不安に十分は備えた方が良いけれども、十分備えたら、案ずるよりも生むが易し、何とかなる、としなければ夜も眠れなくなる。

というような事柄を人生勉強している人はこの世はそんなに辛くありません。
そして、楽しい事もたくさんあります。


大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。


ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


家族と一緒に治す、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病

2007年06月19日 | 心理療法ハッピーライフ
家族と一緒に治す、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病 

2007年6月19日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


今日は、困っている人から困っている人の家族に焦点を変えてみます。
ですから、困っている人の家族にぜひ読んで頂きたいと思いますが、困っている本人も違う視点から自分の事を見られると思いますから、困っている本人にも役に立つと思いますので、本人もぜひ、読んで下さい。


最初に、これから記載する事柄は基本ケースですので、個々に応用する場合は臨機応変に対応する必要があります。
また、今後、家族の方の理解を深めるコースを設置しようと考えておりますが、私と本人、家族が一緒に治す事は、従来のコースで家族と一緒にケアを行っております。


1.医師に掛る事
医療と心のケア(心理療法)を両輪の車のように行わなければいけません。
例えば、頭が痛い時、話など聞ける状態ではありませんよね。
それと、同じで、対人緊張症であろうが神経症であろうがうつ病であろうが、恐怖心やうつで話を聞ける状態ではありません。
頭が痛い時、まずは頭痛薬を飲んで頭痛を抑えて、原因のケアをしにいかなければいけません。

2.本人を理解しに行く
本人になったつもりになって、何故、人の事をこんなに気にするのか? 怖がるのか? 不安がるのか? などを 本人になったつもりで、本人になるつもりで、感じに行く。
感じに行くのに当たって本や心理療法家の意見なども聞いて、本人と同じ立場に立って理解をしに行く。

3.本人との信頼関係を作る
家族だから信頼関係は既にあると思うのはいけません。
信頼関係作りは、2.本人を理解しに行く から始まっていますが、ある程度本人の恐怖心などが理解できたら、意識的に信頼関係を作る事を念頭に置きましょう。
困った件で、信頼関係が出来なければ、この困った件に関して聞く耳を持ってもらえませんから。
ですから、本人の話を良く聞かなければいけません。
良く聞いて、本人になった気持ちで話を続けましょう。

4.子供に諭すような気持ちで根気強く付き合う
私のブログを良く読んでいらっしゃると思いますので、お分かりだと思いますが、対人緊張症も神経症も性格由来のうつ病も、例外的な特殊な環境を除けば、新入社員のA君B君の話の通り、人生勉強が足らない為に、環境適応が十分に出来ない事が原因です。
人生勉強が足らないから、誤認知をしたり誤認知による妄想のような状態になりますから、姿は大人ですが、この困っている所だけは子供だと深く理解して本人が受け入れるまで気長に付き合う。
恐竜博物館を怖がる幼稚園のツッ君を怖くないと思うまで寄り添うのと同じような感じです。

5.誤認知(勘違い)に気付いて頂く
本当に怖がっていた事が勘違いだと受け入れて頂く。
例えば、電車の中でパニックになる人でしたら、一緒に何が怖いのかを同じスタンスで見に行くなどです。

6.勇気を出して受け入れて頂く
本当に勘違いだと分かると、次は自分の事にも対応して受け入れて頂き適応して頂かなければなりません。
人の話や架空の話、想像の話までは結構早く受け入れて頂けますが、それを自分の事に対応する事を嫌がる人が多いです。
この事を受け入れれば楽になれる事を忘れないようにしながら、勇気を出して受け入れる事を無理せず勧めます。
例えば、電車の中でパニックになる人が電車の中は安全だと想像の中で受け入れてくれたら、自分が本当に電車に乗っても大丈夫だという事を無理せず本当に大丈夫だと勇気を出して頂けるまで伝え続ける。


いかがでしょうか?

個々のケースはお問い合わせ下さい。


ここで頂きましたご質問にお答えします。

対人緊張症や神経症やうつ病のゴールは、対人緊張が無くなる、不安が無くなる、うつが無くなる、ではありません。
対人緊張は少なくなりますが無くなりません。
対人緊張したら心地悪いですが、怖くなくなるのがゴールです。
不安が無くなるのが不安神経症などのゴールではありません。
不安は少なくなりますが無くなりません。
不安に振り回されなくなる事がゴールです。
うつ病が治ったらうつが無くなるのではありません。
うつは少なくなりますが無くなる事はありません。
うつに振り回されなくなる事がゴールです。

分かりますよね(笑)。


ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


お休みの

2007年06月18日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。

今日は、疲れの為、ブログを休ませて下さい。

明日は、家族と一緒に治す 対人緊張症、神経症、うつ病 という文章を書きかけていますので、アップできると思います。

特に家族の方に読んで頂きたい内容にしようと思いますし、本人からは違う角度から見えて役に立つと思います。

では、おやすみなさい。

対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目

2007年06月17日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目 

2007年6月17日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


さて、今日は、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の治し方 第五回目 です。

私のブログは訪問者数の2~3倍の閲覧数が出ます。
ですから、同じ人間が毎日何度も私のブログを読んで頂いている、真剣、という事がよく分かります。
とても嬉しいですね。


ここから、本題ですが、今まで、私のブログを読まれて、自分の対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病の原因が分かった、という人は結構いらっしゃると思います。

しかし、分かっているだけでは治りません。

次に必要なのは、深い納得なのです。

「分かっているのだけれども、出来ない。」
という事はあっても、
「納得しているのに、出来ない。」
という事はありませんよね。

禁煙や禁酒、勉強、仕事、家事、など、色々な事に当てはめると分かりますよね(笑)。

分かった事を深く納得しなければ症状は無くなりません。


次の言葉は、私の所で実際に使用している セラピーの教科書の一節です。

納得するのは 理屈(論理性) で 感情は納得させられない。
緊張症、神経症は、間違った指令(誤作動)だから 理屈(論理性)が間違いだと納得すれば感情はなくなる。
お化け屋敷の話。さざえさんの話。蛇の話。


納得するのは、あくまでも理屈(論理的に)なのです。
感情は、水道に例えると、結果ですから、蛇口をひねって一杯流れている水、と同じようなものですから、感情は納得させられません。
あくまでも、納得して、蛇口の口を閉めるという事が必要なのです。

お化け屋敷の話、さざえさんの話、蛇の話、はもう既にブログに書いていますので、覚えて下さっていると思いますが、お化け屋敷にお化けがいる と思う気持ちが蛇口を開くような感じですよね。
そして、お化け屋敷にお化けがいる と思う気持ちが蛇口を開けば、水が一杯流れ続けるのと同じく、怖いという感情が一杯流れ出て、あなたを分けが分からない状態にしたのです。

人は自分の事を自分が今まで思っていたほど見ていないだろう。
とか、
完全主義はダメ。
だとか、
対等、
など、分かったのでしたら、深い納得をして蛇口を閉めなければいけません。

ここで、うまく閉められる人と閉められない人がいますが、言える事は、分かったら自然に納得はしません。
意識的に、わざと納得しに行かなければならないのです。

深く納得する為には、理屈で全くそのとおりだ、という状態になるまで分かる事。
そして、理屈で全くそのとおりだ、となったのだから、自分に当てはめ、深い納得をして、自分のものにして行かなければなりません。

うまく行かない人の例ですが、人事では分かるのに自分に置き換えるのが出来ない、という方がいますが、この方は、楽をして自然に納得するのを待っているだけなのです。
意識的に勇気を出して自分のものにしに行かなければ、ずっと分かったままです。

あなたの人生経験の中で、納得した事が何個か何回かは必ずあるはずです。
その時と同じように、自分で納得を、意識的に、しにいくのです。
論理的に絶対正しいのだから、勇気を出して自分に当てはめるのです。

例を書くと、
電車の中でパニックになる人が、治るためには、電車の中は本当に安全だという事を分かり、理屈で絶対正しいのだからと自分に勇気を出して置き換えると症状は出なくなります。

くどいですが、ここでのコツは、少しの勇気と自然に納得してくれないだろうかなどの楽をしようとする気持ちの徹底的な排除です。

自然に納得してくれないだろうかなどの楽をしようとする気持ちの一例ですが、私の所に自分の人生の問題で来ていると言うのに、
「電話をして来て下さい。」
と私が言うと、
「え~っ、電話をしなければいけないのですか? 」
などと甘えている内は深い納得はできません。

分かりましたでしょうか?

真剣に、楽をしないで、勇気を持って立ち向かえば必ず楽になれます。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。
うまく行かない人は、この期に及んでも、勇気を出そうとしない、楽をしたがる人だけですから(笑)。
大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。


ぜひ、色々なご意見を下さい(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。


会社って何? 心が楽になる話(笑)

2007年06月16日 | 心理療法ハッピーライフ
会社って何? 心が楽になる話(笑)


2007年6月16日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。


体調は、もう大丈夫です(笑)。

痛みは全くありません(笑)。
痒み(かゆみ)が少しあるだけです(笑)。
困った事と言えば、温泉に行きたいのですが、小さな水泡が胸に5個程あるので行きにくいという事で行っていない事です(笑)。
本当に、有難うございます(笑)。


さて、今日は、会社 を考えて行きましょう。

私の所に来られている方で最も困っている場所のNO.1は会社です。

では、あなたにとって会社とは何でしょうか?

よ~く、考えてみて下さい。

色々な意見があると思いますが、私の意見に近い人はあまり会社で困っていないと思いますし、私の意見と遠い人は会社で困っている可能性が高いと思います。

私が、会社で困っている人によく言う言葉です。

「あなたは、生きる為にお金が必要だから会社で仕事をしているので、会社で仕事をする為に生まれて来た分けではありませんよね。」

細かい事は省き、本質だけを見て行きましょう。

例えば、
あなたの仕事が人の命を救うような、崇高な仕事だとしても、仕事の本質は、生きる為にお金が要るからお金儲けの為に仕事をしている、という事です。
仕事をしてもお金がもらえないのでしたら、それはボランティアです。


では、会社の上司はあなたより偉いのでしょうか? 
怒ったり命令したりするから、本当に怖い人なのでしょうか?

想像して下さい。
あなたがあなたを入れて9人で野球チームを作ったとしましょう。
もちろん、アマチュアで仲間内で作ったチームですから、道具代も場所を借りる料金も大会参加費も全て自腹です。
しかし、野球に熱が入れば入るほど(勝ちたいという気持ちが出来れば出来るほど)、
「馬鹿野郎、今の球は捕れたろう、何やっているんだ!」
とか
「内角低目のストレートを狙え!」
というような、叱る言葉や命令の言葉が出て来ますが、この野球チームの誰が偉いのでしょうか?

皆でお金を出し合っているのですから、誰が偉いわけではなく、対等ですよね(笑)。
『勝ちたい!』
という目的の為に、叱る言葉や命令の言葉が出て来ているだけです。
そして、勝ちたい、という気持ちが、あなたも同じでしたら、何のわだかまりもなく、叱る言葉や命令の言葉が自分に向けられても、
「分かった!」
と素直に受け入れられているように思いませんか?


では、会社の上司が、あなたに、叱る言葉や命令の言葉を向けるのは何故でしょうか?
当然、上司があなたより偉いわけがありません。
野球は『勝ちたい』という目的からでしたが、
会社は、『お金儲け』という目的からです。

生きる為にお金が要るから、会社に入ったのですが、中々最初から社長にはしてくれません(当たり前です)(笑)。
ですから、野球のポジションと同じように、お金儲けの為にどこかのポジションに組み込まれて、たまたま出会ったのがあなたの上司というだけです。
そして、以前書きましたが、この上司はあなたが会社を辞めれば、ただのおじさん、でしかないのです。

怖がらないで下さい。
会社が怖いとか辛いという方は、まず、自分を見失っています。

上司は部下を使いこなすのが仕事ですから、怒ったりすかしたりして部下を使いこなそうとします。
部下に、
「辞めろ、辞めろ!」
といつも言っている上司がいたとしても、その上司は部下を辞めさせるのが仕事ではなく、部下を使いこなして、更に仕事をさせるのが目的なのですから。
場合によっては一人二人くらいはこの上司について来れなくて辞める部下もいるかも知れませんが、部下を全員辞めさせたら、この上司が首になるでしょう。

大人の目で見て行きましょう。

親が子供に、
「出て行け!」
と言ってはいますが、本気ではないというのと、
会社の上司が「辞めろ!」
言っているのは、特殊なケースを除けば、同じです。

脅して言う事を聞かせようとしているだけです。

相手の言葉の本心を見透かして見るように努めましょう。
会社が楽になりますよ(笑)。


一つ、事例を書きます。
20代の事務の仕事をしている女性です。
彼女の上司は、常日頃から、彼女達女性に、
「電話の声は会社の顔と同じだ。君たちの電話の対応一つで会社が潰れるかも知れないのだ。」
というような事を日ごろから聞かされている内に、電話に出るのが怖くなった、いう事で私の所に来られました。
私が、彼女に、
「話はよく分かりました。ところで、お給料は少なくとも毎月100万円以上はもらっていますよね。でなければ、あなたの電話の受け答え一つで会社が潰れてしまうほどの重大な仕事を受け持っているのですから割が合いませんよね。」
と言うとすぐに気付かれました。
受付の女の子の対応一つで会社がつぶれるわけがありません。
真に受けてはいけません。


私も10数年前は、東京でサラリーマンをしていました。
大きな転職を3回しています。
その頃、つくづく思った事なのですが、
「どの会社も仕事だけしていて、人間関係のわずらわしさがなければ、給与と労力の支出は得した気分になるよなあ!」
と思いました。

精神的な疲れがなくなれば、どの会社も結構楽ですよ。
はやく、人の事を必要以上に気にする所や不安がり過ぎる所を減らして行きましょう。
まずは、客観的に自分や相手を見る事です。
今回は、上司の立場に立って見れば今まで見れなかった物が色々見えてきて、受け入れれば、楽になりますよ(笑)。


大丈夫です(笑)。大丈夫です(笑)。

ぜひ、忌憚(きたん)ないご意見をお願いします(笑)。


また、このブログを読ませてあげたいという方にぜひ知らせて下さいね(笑)。


では、お休みなさい(笑)。

また、明日(笑)。