性格は変えられる その1 対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病、明るくなりたい人に
2007年6月30日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病は人を気にし過ぎる性格(考え方)や不安がり過ぎる性格(考え方)が原因です。
医学は、性格を考える学問ではないので、症状をなくす事を念頭に体(脳)へのアプローチをしています。
しかし、現在の日本は、先進国の中で最も医学偏重の国になっているのではないかと私は思います。
医師が言うから病気なんだ。
これが常識になっていますが、対人緊張症の赤面症や吃音(どもり)などは、全ての人が過去に体験した事が有るはずです。
当たり前ですが、神経症やうつ病は、ウィルスや細菌などが原因で発症するのではありません。
例えば、同じ、環境で同じように働いているのに、ある人は神経症やうつ病になり、他の人はならない、という事はどういう事でしょうか?
職場環境の問題も有るでしょうが、本人の資質、性格、考え方の問題が大きく作用しているのは明らかでしょう。
同じ仕事をさせても、失敗したらどうしようと考え続けて自宅でも眠れなくなり、うつ病になる人と、
この仕事がうまく出来たら給与が増える、昇進する、認められる、という所に焦点を当てて楽しく仕事をする人との違いはどこでしょうか?
性格、考え方です。
昨日、最初のカウンセリングを受けに来られた公務員の男性は、性格は生まれついてのものだから変わらない、と言って聞きませんでした。
しかし、性格は生まれついてのものではありません。
性格は修正できます。
この事を皆さんと一緒に考えて行きましょう。
第一日目
性格は生まれついてのものなのか?
想像して下さい。
もしもの話です。
あなたが、生まれて直ぐの赤ちゃんの時、陽気なアメリカ人夫婦の養子になりました。
性格、考え方は今のあなたと同じだと思いますか?
違いますよね。
陽気なアメリカ人に育てられたら、素直に問題なく育ったら、陽気な性格になっていますよね。
少なくとも、アイデンティティは日本人ではなくアメリカ人ですよね。
姿形は、DNAで遺伝しますから、黄色人種の遺伝子を持って生まれたら誰に育てられても白人にはなりません。
しかし、心は、環境適応するのです。
この話は、小学校一年生でも分かる話ですよね。
しかし、人の話は分かるが、自分事にしては分からない、という方がいます。
昨日、来られた公務員の方もそうなのですが、
嫌な事は認めたくない、という心理が働いていると思われます。
例えば、仮病に逃げ込む、
そう思われたくないし、自分も逃げ込んだとは思いたくないのです。
不可抗力だと思いたいのです。
自分の性格、考え方が原因だと言われ、私は専門家ですから理路整然と説明をします。
しかし、それを受け入れたら、不可抗力ではなく自分に責任があると思えてきます。
本人は逃げているという意識はなく、怖いものから逃げたい、楽になりたい、という一心からなのですが、
確かに、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たちは、学校をやめたり会社をやめたり、目先のものから逃げ回ります。
本人も気付いている場合が多いのです。
しかし、この事も、小学生でも分かる話ですが、認めたくない、と言っても認めなければずっと怖いまま苦しいままなのだから、認めるべきなのです。
認めなければ明るい未来は来ないのです。
性格、考え方は後天的なものです。
もっと極端な話をすると、オオカミ少年、オオカミ少女です。
何十年か前、インドで狼に育てられたと思われる少年少女が何人か発見された話があります。
姿形は人間ですが、彼らは、人間を恐れ、狼のように鳴き、四足で歩き、生肉を口で直接食べていたそうです。
狼に育てられたら、人間ではなく狼になるのです。
これが環境適応です。
人間だけではなく、高等な動物は、生まれた環境に適応しようとする能力があります。
親と違う環境でも、子供は出来る限り環境適応して生きようとする能力です。
高等な動物の例は、動物園です。
野生の動物を捕まえて動物園に連れて来ると、ストレスから病気になったり体調を崩したりするケースが多くあるそうですが、子供はそこで環境適応しますから動物園に慣れるのです。
性格、考え方は生まれつきではなく、後天的に形成されたものがほとんどだという事が納得出来ましたでしょうか?
厳密に言うと、先天的なものも少しはありますが、ほとんどは後天的な環境適応なのです。
性格、考え方は生まれつきではないという事は分かりましたね。
明日は、どうしたら性格、考え方を変えられるか?
修正できるかという話です。
明日も見て下さいね。
お願いです。
私のブログを読まれて共感頂きましたら、ぜひ必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。
では、お休みなさい(笑)。
また、明日(笑)。
2007年6月30日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病は人を気にし過ぎる性格(考え方)や不安がり過ぎる性格(考え方)が原因です。
医学は、性格を考える学問ではないので、症状をなくす事を念頭に体(脳)へのアプローチをしています。
しかし、現在の日本は、先進国の中で最も医学偏重の国になっているのではないかと私は思います。
医師が言うから病気なんだ。
これが常識になっていますが、対人緊張症の赤面症や吃音(どもり)などは、全ての人が過去に体験した事が有るはずです。
当たり前ですが、神経症やうつ病は、ウィルスや細菌などが原因で発症するのではありません。
例えば、同じ、環境で同じように働いているのに、ある人は神経症やうつ病になり、他の人はならない、という事はどういう事でしょうか?
職場環境の問題も有るでしょうが、本人の資質、性格、考え方の問題が大きく作用しているのは明らかでしょう。
同じ仕事をさせても、失敗したらどうしようと考え続けて自宅でも眠れなくなり、うつ病になる人と、
この仕事がうまく出来たら給与が増える、昇進する、認められる、という所に焦点を当てて楽しく仕事をする人との違いはどこでしょうか?
性格、考え方です。
昨日、最初のカウンセリングを受けに来られた公務員の男性は、性格は生まれついてのものだから変わらない、と言って聞きませんでした。
しかし、性格は生まれついてのものではありません。
性格は修正できます。
この事を皆さんと一緒に考えて行きましょう。
第一日目
性格は生まれついてのものなのか?
想像して下さい。
もしもの話です。
あなたが、生まれて直ぐの赤ちゃんの時、陽気なアメリカ人夫婦の養子になりました。
性格、考え方は今のあなたと同じだと思いますか?
違いますよね。
陽気なアメリカ人に育てられたら、素直に問題なく育ったら、陽気な性格になっていますよね。
少なくとも、アイデンティティは日本人ではなくアメリカ人ですよね。
姿形は、DNAで遺伝しますから、黄色人種の遺伝子を持って生まれたら誰に育てられても白人にはなりません。
しかし、心は、環境適応するのです。
この話は、小学校一年生でも分かる話ですよね。
しかし、人の話は分かるが、自分事にしては分からない、という方がいます。
昨日、来られた公務員の方もそうなのですが、
嫌な事は認めたくない、という心理が働いていると思われます。
例えば、仮病に逃げ込む、
そう思われたくないし、自分も逃げ込んだとは思いたくないのです。
不可抗力だと思いたいのです。
自分の性格、考え方が原因だと言われ、私は専門家ですから理路整然と説明をします。
しかし、それを受け入れたら、不可抗力ではなく自分に責任があると思えてきます。
本人は逃げているという意識はなく、怖いものから逃げたい、楽になりたい、という一心からなのですが、
確かに、対人緊張症、神経症、性格由来のうつ病の人たちは、学校をやめたり会社をやめたり、目先のものから逃げ回ります。
本人も気付いている場合が多いのです。
しかし、この事も、小学生でも分かる話ですが、認めたくない、と言っても認めなければずっと怖いまま苦しいままなのだから、認めるべきなのです。
認めなければ明るい未来は来ないのです。
性格、考え方は後天的なものです。
もっと極端な話をすると、オオカミ少年、オオカミ少女です。
何十年か前、インドで狼に育てられたと思われる少年少女が何人か発見された話があります。
姿形は人間ですが、彼らは、人間を恐れ、狼のように鳴き、四足で歩き、生肉を口で直接食べていたそうです。
狼に育てられたら、人間ではなく狼になるのです。
これが環境適応です。
人間だけではなく、高等な動物は、生まれた環境に適応しようとする能力があります。
親と違う環境でも、子供は出来る限り環境適応して生きようとする能力です。
高等な動物の例は、動物園です。
野生の動物を捕まえて動物園に連れて来ると、ストレスから病気になったり体調を崩したりするケースが多くあるそうですが、子供はそこで環境適応しますから動物園に慣れるのです。
性格、考え方は生まれつきではなく、後天的に形成されたものがほとんどだという事が納得出来ましたでしょうか?
厳密に言うと、先天的なものも少しはありますが、ほとんどは後天的な環境適応なのです。
性格、考え方は生まれつきではないという事は分かりましたね。
明日は、どうしたら性格、考え方を変えられるか?
修正できるかという話です。
明日も見て下さいね。
お願いです。
私のブログを読まれて共感頂きましたら、ぜひ必要な人にこのブログの事を教えて下さいね(笑)。
では、お休みなさい(笑)。
また、明日(笑)。