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対人緊張や神経症、うつ病は『一人で治せるか?』

2009年02月28日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張や神経症、うつ病は『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』


2009年2月28日(土)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。
肩痛は多少楽になりました。
大丈夫です(笑)。


さて、今日は、3日前の続きです。
対人緊張や神経症、うつ病は『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』
という内容です。



ズバリ、私の音楽の例を使って考えて行きましょう。
前回の内容をもう一度書きます。
『』内が前回の内容です。

『私事に例えさせて頂くと、私は社会科が大好きで授業を聞いているだけで自然に知識が頭の中に入ってきました。
実際に勉強などほとんどしないのに小学校の4年か5年の時、社会科のテストは全て100点でした。
しかし、音楽は音痴でしたから大嫌いでした。
大嫌いですから勉強も笛や歌の練習もして行きませんから毎回の通信簿は2でした。
音楽の授業は社会科とは正反対で頭の中に壁が出来ているような感じで何も入って来ないのです。
しかし、ここからが重要なのですが、私が
「音楽も通信簿で3は取らなければいけない」
と思ってがんばったらどうでしょうか?
嫌でしょうが、辛いでしょうが、真剣にがんばったら、3は取れるはずです。
私の経験に基づく結論です、
対人緊張症も神経症もうつ病も私の音楽のように『素質』の問題は十分に有ると思います。
しかし、私の所に来られて私の言う事を素直に受け入れられた(認知行動療法になりますから来談者中心療法などと違いセラピストが問題点や答えを教師のように指示します)人は皆さん病院に通う必要がなくなっています。』


さて、私の私自身に関しての想像ですが、音楽で3を取る事は、嫌な音楽の勉強を無理にがんばって勉強する事が条件ですが(実際は通信簿は2で良いと開き直っていましたから音楽の勉強はしませんでした)、自分ひとりで音楽の通信簿を3にする事は出来たと思います。

しかし、音痴の私は自分ひとりで音痴を克服して歌のテストで人並みの成績が取れたかというと自分ひとりでは取れないと思います。
現実にこの年齢になっても音痴のままです。


これを対人緊張症や神経症、うつ病に当てはめて行くと、歌は音痴のままでも、嫌な音楽の勉強を無理にがんばって勉強すれば通信簿は3になるというのは、
対人緊張症や神経症、うつ病、若しくは、人を気にし過ぎる性格や不安がり過ぎる性格、うつが出やすい性格はそのままでも、人生は辛いままですが無理してがんばって、人と係わりの少ない仕事や生活、浮き沈みの少ない仕事や生活、自分の器はこの程度だと夢を持つ事をあきらめて環境変化の少ない仕事や生活を手に入れるようなものだと思います。
具体的にいうと、対人緊張症があるから人と余り接しないで済む経理の仕事を消去法で選んで経理の資格を取る勉強をがんばるようなものです。

上記のような人生への対応をされている人は多いと思います。
ただ、症状の弱い人は対応できると思いますが、症状の強い人は対応しきれないと思います。
軽い対人緊張や軽い対人緊張症の人でしたら、営業や販売のように人と接するのが主な仕事でない職種を選ぶ事で辛い所も有るでしょうが何とかやって行けると思います。
しかし、症状の強い対人緊張症や神経症、うつ病の人たちは病院でもらった薬を飲みながらでも辛くて続けられない可能性が強いと思います。


今日のテーマは『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』ですから、上記は症状を持ったままでも症状の弱い人は私の音楽で3を取るのと同じように人生の対応は出来るでしょうという内容です。


では、『一人で治せるか?』という事を私の音楽に例えると、『音痴 = 症状』ですから、
私は今でも音痴のままですし、どうがんばっても学校時代の私は音痴を一人では治せなかったと思います。
音痴でない人には分からないと思いますが、真剣に歌って自分では音程もしっかり合っていると思っているのに合っていないらしいのです。
どこが違っているのかも分かりませんから本当に対処のしようがありません。
しかし、音痴を治す事の出来る専門の先生に掛かれば音痴は治せると見聞きした事がありますし、良い先生に掛かれば治るのではと思っています。
でも一人では音痴は治せないと思います。


これが私の回答です。
対人緊張症や神経症、うつ病で、特に病院に掛からなければやって行けないような人は、一人ではまず治せないと思います。


『一人で治せた』という人も確かにいます。
その多くは『開き直り』や『気をそらす』などで治ったとおっしゃっていますが、私の音痴に例えると、音痴のままだけれども開き直って困らなくなった、と同じだと思います。
念の為に書きますが、私の概念では、治るとは症状が出たり症状が出そうになったら『開き直り』や『気をそらす』などの対応をするという事は入っておりません。
多くの困っていない人たちのように自然体のままで困らない人に仲間入りをした時に初めて治ったと言えると考えています。

まれに、『悟り』のような気付きがあって治ったという人もいます。
対人緊張症を例にすると、
「人と自分は同じ人間で対等だと分かった」
「人に変に思われたら恥ずかしい事かも知れないが怖い事ではないと納得した」
「人は以前の自分が思っていたほど自分の事を見ていないし、そもそも見えないと納得した」
などです。
こういう人たちは治ったと言って良いでしょうが、気付くまで長い時間が掛かっています。
長い時間が掛かっても『悟り』のような気付きがあって治れば良いのですが、一生、『悟り』のような気付きがない人がほとんどです。
また、余計な事かもしれませんが、『悟り』のような気付きがあって治った人も私の目からすると困らなくなっていますが弱い部分がまず残っています。


本日の結論です。
対人緊張や神経症、うつ病は『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』
私の答えは、人生の対処方は一人でも出きる可能性がありますが、治す事(私の音痴を治すのと同じで症状自体が多くの困っていない人たちと同じように出ない人になる)は『悟り』のような気付きがないとまず無理だと思います。

心理療法を考えている人に、
心理療法は根本的な間違った考え方から治すものと『開き直り』や『気をそらす』方法(対処法)を教えるものと二つに分かれます。
私がお勧めする療法は、根本からでしたら認知行動療法、論理療法です。
『開き直り』が入っても良いのでしたら森田療法をお勧め致します。
以前、書きましたが、日本で最も多いカウンセラーの療法、来談者中心療法は病者が対象ではありませんからお勧めできません。(実は、うつ病専門の来談者中心療法をしている所が有ると聞きました。ご注意下さい。健常者に対しては良い療法です。)
また、対人緊張症や神経症、うつ病の人たちは治してもらいたいという気持ちが強いですが、私の音痴を私が治す以外誰も治せないのと同じであなたを治すという所はお勧めできません。
特に催眠療法はよい所もありますが酷い所が多過ぎます。



ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。




明日は新しい内容で書く予定です。




「無料資料」の請求方法
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
心理療法という言葉が気になるという人が或る程度いらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)でお送り致します。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですからお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから12年目になります。

『本日のブログ』お休みのお知らせ

2009年02月27日 | 心理療法ハッピーライフ
『本日のブログ』お休みのお知らせ


2009年2月27日(金)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です。

昨日も書きましたが40肩だと思うのですがキーホードを打つ時に肩にとても重い鈍痛が走ります。

先ほどまで書き掛けていましたが今日はギブアップです。

今日は昨日よりも肩痛が強いので『本日のブログ』はお休みさせて下さい。

明日はなるべく早い時間に必ず書こうと思いますので宜しくお願い致します。

キーホードを打つ時以外はほとんど大丈夫(ほとんど痛くありませんから)ですからご安心下さい。

楽しみにされている方、ご免なさいね。

禁煙に対しての医学と心理療法の認識の違い

2009年02月26日 | 心理療法ハッピーライフ
禁煙に対しての医学と心理療法の認識の違い


2009年2月26日(金)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、心理療法(認知行動療法)ハッピーライフの矢野裕洋です。
最初に、お断りなのですが、40肩だと思うのですが数日前からキーホードを打つと肩痛が出ていたのですが、特に今日は痛みが強いので、昨日予告しましたテーマ『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』は明日以降に変更させて下さい。
今日は、簡単に、問題提起をさせて頂き終わりにさせて頂きます。


2009年2月24日(火)に放送されました「たけしの本当は怖い家庭の医学」「禁煙スペシャル」で京都大学病院の禁煙外来の先生が、
「喫煙は立派な病気」
と確か(記憶ですが)言われましたが、これが医学の見解、何でも病気と捉える考え方の代表例だと思いました。
そして、脳などの禁煙できないシステムなどのお話をされていました。
私は約20年ほどの喫煙歴がありますが10年ほど前にピタリと止めました。
10年前に止めたのは、
「禁煙セラピー アレン・カー」
という本を熟読してタバコに価値は全く無いと心から納得できたら禁煙の苦しみは全くなく禁煙できました。
もちろん、この本に出会うまでは何度も禁煙にチャレンジをして禁断症状に苦しみ禁煙に失敗をしました。
しかし、本当にタバコに価値は無いと納得すると以前の禁断症状は全く無いのです。
タバコに価値は有ると思っているから禁断症状が出るのでタバコに価値は無いと納得できれば価値が無いのですから「吸いたい」という衝動は私自身の経験では本当に全くありませんでした。

「禁煙セラピー アレン・カー」
この本はズバリ認知行動療法や論理療法を禁煙に関して実践している本です。

医師は体の専門家ですが、精神に関わる分野の人たちは体だけで脳だけで捉えないでもっと心の体や脳への関与、禁煙に関してはニコチンを補充してやるなど以外にもっと心にアプローチをする事、に考えを持ってもらわなければ、今はまだ疑問に思う人は少ないですが、


医学では何か支障が有ると
『全て病気』
という一般常識から掛け離れた世界を作ってしまいます。
そして、病気と思い込ませると患者?の多くは『自助努力』を放棄します。


例えば、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)の何処が病気なのでしょうか?
同じ人間なのだからびくびくする必要はない、という多くの人が受け入れている考え方や認知が出来ていないだけです。

対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)は立派な病気だから、薬を飲みましょう。
薬を飲み続ける事が治る唯一の方法ですよ、と言って、多くの人が受け入れている「同じ人間なのだからびくびくする必要はない」という考え方や認知をする『自助努力』を放棄させている可能性があります。
見方によっては、医学は新しい病人を作り、間違った治らない方法を教え、一生苦しみ続けさせている、事をしているようにも見えるのですが。

ご意見、ご感想をお願いします。








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明日は肩痛が収まりましたら
『一人で治せるか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないか?』
という内容で書く予定です。




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『間違った人生哲学』を修正すれば対人緊張、神経症、うつ病はなくなる

2009年02月25日 | 心理療法ハッピーライフ
『間違った人生哲学』を修正すれば対人緊張、神経症、うつ病はなくなる


2009年2月25日(水)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日のブログに書きました通り、『間違った人生哲学』を『正しい人生哲学』に修正すれば、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)、神経症、うつ病は結果的に良くなります。

特に対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)はまず100%の人が治ります。
神経症やうつ病の人の中には脳の機能障害が含まれている可能性がありますが、私の経験では対人緊張症の原因は勘違い『間違った人生哲学』そのもの、それだけですから。


では、『間違った人生哲学』は簡単に『正しい人生哲学』に変えられますか?
というと簡単に変えられますが、『人生を賭けた努力』と『必要な時間』が掛かります。


簡単、という意味は、困っている人たちと困っていない人たちを比べると圧倒的に困っていない人たちの方が多いのです。
『クイズ100人に聞きました』というクイズ番組が昔ありましたが、
「あなたの小学校時代の同窓生100人の内、対人緊張症や神経症、うつ病で困っている人たちは何人くらいいるでしょうか?」
という質問があったら何人くらいと答えますか?
この質問をクライエントさんにたまにしますが、今までのデータでは多くても100人中10人くらいです。
精神科や心療内科に行く人が増えたと言っても100人に10人もいないでしょう。

要するに、簡単と言う理由は100人中90人以上の人が身に付けられた考え方や、認知、言い換えれば『正しい人生哲学』をあなたも身に付けられるか?
と考えれば、小学校時代の同窓生の90人以上が出来た事はあなたも頑張れば出来るのは当たり前だと思えるでしょう。
という理由で簡単なのです。

しかし、『人生を賭けた努力』をして頂かなければいけません。
私事に例えさせて頂くと、小学校の頃の私は社会科が大好きで授業を聞いているだけで自然に知識が頭の中に入ってきました。
実際に勉強などほとんどしないのに小学校の4年か5年の時、社会科のテストは全て100点でした。
しかし、音楽は音痴でしたから大嫌いでした。
大嫌いですから勉強も笛や歌の練習もして行きませんから毎回の通信簿は2でした。
社会科とは正反対で音楽の授業は頭の中に壁が出来ているような感じで何も入って来ないのです。

しかし、ここからが重要なのですが、私が
「音楽も通信簿で3は取らなければいけない」
と思ってがんばったらどうでしょうか?
嫌いな音楽を勉強するのは嫌でしょうが、辛いでしょうが、真剣にがんばったら、3は取れるはずです。

対人緊張症や神経症、うつ病の人たちは、間違った考え方、間違った認知の方法、『間違った人生哲学』を持っています。
それは、小学校中学年くらいからはじまる
『子供の心から大人の心に成長する為の人生勉強』
が私の音楽と同じように自然に出来るようになっていないのが原因です。

ですから凝り固まった『間違った人生哲学』を『正しい人生哲学』に修正する為には『人生を賭けた努力』と『必要な時間』が掛かります。
残念ながら他の多くの人たちのように自然に楽に身に付ける事は『素質』的に無理だったし、これからも自然に身に付ける事は無理なのです。
多くの困っていない人たちは特別な人生勉強をしていない、不公平だと言ってもあなたは自然に身に付けられなかったのですから私の音楽と同じで『素質』だとあきらめて勉強をして頂くしかありません。
他の良い『素質』も必ず有るはずですから良い点もあれば悪い点もあると受け入れるしかありません。
しかし、多くの人たち、90人以上の人たち、通信簿で3を取る事は、頑張れば出来るのが当たり前です。
大丈夫です(笑)。


最後に、心理療法(認知行動療法)ハッピーライフで良くならない人は、
『病気だと思っている』
『治して欲しいと思っている』
『間違った人生哲学を修正しようとしない』
『楽をしたがる』
『自己流をやめない』
等ですが、能力がないのでは決してありません。

結局は、
『間違った人生哲学』を『正しい人生哲学』に修正する為に『人生を賭けた努力』を『必要な時間』を掛けて行わない人たちです。

余談ですが、『子供の心から大人の心に成長する為の人生勉強』が出来ていない人たちですから、うまく行かない人たちは子供のような態度やいい訳をしたりします。
本人の心がけ次第なのです。
心理療法ハッピーライフに来られる人たちのほとんどの人たちは『間違った人生哲学』を『正しい人生哲学』に修正する為に『人生を賭けた努力』を『必要な時間』掛けて行い、楽になっていますが、上手く行かない一部の人たちは本当に子供のような甘えた事を言います。
例えば、私のしゃべり方が気にいらない等です。
しかし、本当に私のしゃべり方が気に入らないのではなく治してくれないから駄々をこねているケースがほとんどです。
もう自分の人生は甘えられないと背水の陣で来られた方は皆さん大丈夫です(笑)。




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明日は今日の続きで
『一人で治せるのか?』『心理療法ハッピーライフのような所に通わなければ治らないのか?』
という内容で書く予定です。




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『NHKスペシャル 常識が変わる うつ病治療最前線』を見て

2009年02月24日 | 心理療法ハッピーライフ
『NHKスペシャル 常識が変わる うつ病治療最前線』を見て
2009年2月22日(日曜日)放送


2009年2月24日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


リアルタイムで見る事が出来ませんでしたのでDVDに録っていた『NHKスペシャル 常識が変わる うつ病治療最前線』を先ほど見ました。
とても良い内容ですから、うつ病の本人や家族、関係者だけではなく、対人緊張症や神経症など精神疾患で困られている人やその家族、関係者にもご覧になる事をお勧め致します。
お近くのNHKに問い合わせて頂ければ再放送の日時を教えてくれるはずです。


さて、この番組を見て、医師によって薬が大きく違うという事は聞いていましたがここまで大きく違っているとは思っていませんでした。
医師が話を聞いてくれないとか私に薬に関しての相談をするクライエントさんはいますが、私は医師ではありませんから直接相談に乗る事は出来ませんから、セカンドオピニオンのようにしても良いしドクターショッピングをしても良いから他の医師に相談する事を勧めていました。
しかし、番組内であった精神科の臨床経験のない医師が精神科を名乗ってクリニックを経営している、確かに医師法では精神科の臨床経験がなくても名乗って良いとなっているのですが、基本的に精神科や心療内科は机と椅子があれば開業できるし患者が急増しているから、ビジネスとして捉えている医師がいる、という話は私としてもびっくりしました。

番組内で出された『医者選び、ここに注意』を番組を見ていない人用に書いておきます。
○ 薬の処方や副作用について説明しない
○ いきなり3種類以上の抗うつ薬を出す
○ 薬がどんどん増える
○ 薬について質問すると不機嫌になる
○ 薬以外の対応法を知らないようだ
上記の5個の要点に現在通っている医師が当てはまるようで今の医師に不満を持っているようでしたら他の医師に相談する事を私もお勧めします。



番組内で医師の投薬治療だけがうつ病の治療ではないという話が後半にありました。
番組に出演されている医師の
「薬はケアのひとつの手段にしか過ぎない」
という発言は心理療法をしている側からしたら当たり前の事なのですが、現在の日本の常識はうつ病や他の精神疾患は『病気』というのが常識になり過ぎています。
そして、『病気』だから『医師に治してもらう』という思考に凝り固まって自分の考え方や認知の仕方に問題があるなどと全く考えてもいない人たちがほとんどです。
しかし、生まじめな性格や責任感のとても強い性格の人などがうつ病にかかり易い等は一般の人もご存知だと思います。
もちろん、心理療法が医師の投薬治療に代わるものではありません。
私はうつ病や他の精神疾患は医師の投薬治療と心理療法を平行して行う事が最も良いと言い続けています。
しかし、クライエントさんが医師に心理療法を受けていますと言ったら「止めろ」と言われたという話も実際にあります。

番組内ではイギリスの心理療法センターの取り組みが紹介されていました。
イギリスではうつ病治療に国を挙げて認知行動療法を利用して良い結果が出ています。
日本もそうなって欲しいです。

イギリスの心理療法センターのセラピストは男性患者の悲観的な思考パターンに気づいてもらい考え方を修正してもらう事でうつ病治療をしている場面が出ていました。

そうなのです。
今でも『うつ病は病気』という考え方が強すぎて『脳の病気』という考え方が大勢を占めているのですが、
「悟れば治る」
と言う医師もいますし『悟れれば治る』と実際に思っていたり感じていたりする人は多いはずです。

イギリスの心理療法センター(認知行動療法)の取り組みを言い換えれば『悟るお手伝い』をしているのです。
番組内で出てきた男性が
「そんなに悲観的に考える必要はないのだ」
という『悟り』を得る事で楽になっているのです。

私の所(心理療法ハッピーライフ)では大げさなものではありませんが『悟り』を得て頂いて楽になってもらっているのです。
それは、
「人と自分は同じ人間という立場からすれば対等だ。」
「まじめ過ぎる事はいけない。何事も何々過ぎる考え方はいけない。」
「自分や自分の周りを客観的に見る方法を手に入れた。」
「不安とは大した事ではない。不安の処理の仕方を手に入れた。」
「何事も白黒はっきりさせる事が良いと思っていたけれども人生の中で白でも黒でもない、グレーの部分が重要なんだ。」
などです。
内容はうつ病や他の精神疾患で困っていない人たちからしたら当たり前の内容だったりします。
しかし、本人からしたら凄い『悟り』なのです。
『悟り』という言い方が嫌な人は『人生哲学の修正』と言い換えても良いです。
他の疾患、例えば、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言われます)は
「全ての人に良く思われなければいけない。変に思われたら怖い。」
という人生哲学をまずほとんどのクライエントさんは持っています。
それを、
「全ての人に良く思われる事は無理だ。変に思われたら嫌だけれども怖い事ではない。」
という風に修正して頂ければ簡単に治ります。
ただし、凝り固まっている人生哲学ですからこの人生哲学を修正するには必要な時間と必要な努力が要ります。

最後に、この番組で日本の心理療法のメインは『傾聴』をする心理療法で『認知行動療法』ではないと遠慮がちに言っていた所を補足します。
日本で最も広まっている『傾聴』を主とする心理療法はロジャーズが始めた『来談者中心療法』です。
悪い療法ではありませんが、この療法は『うつ病や他の精神疾患のような病者』を対象にしているのではなく『健常者』の人生相談的な事柄が対象です。
ですから、うつ病や他の精神疾患の人が来談者中心療法に行く事は場違いな所に行く事になります。

この番組をご覧になられて心理療法を受けてみたいと思われた人は、それぞれの心理療法の専門分野やセラピスト、カウンセラーの力量が違いますから、申し込む前に
自分をどのように治す手伝いをしてくれるのか? 
どれ位の期間で良くなるのか? 
そもそも治るという定義はどんな定義か?
セラピストやカウンセラーの経験、
等をしっかり聞いて疑念のない所を選ばれる事をお勧めします。
ちなみに、多くの所は初回無料にしていたり質問などを長時間聞いてくれます。
そうでない所は怪しいです。
心理療法の世界は混交玉石、精神科や心療内科も混交玉石なのですから心理療法の世界はそれ以上の混交玉石だと思って下さい。




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心のケアの方法は2種類

2009年02月23日 | 心理療法ハッピーライフ
心のケアの方法は2種類
(精神疾患をコンピューターの修理に例えると 続き)


2009年2月23日(月)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日からの続きです。


最初に、昨日のお話は反響がありました。
ですから、少し付け加えておきますと、
精神疾患はパソコンに例えるとハードとソフトの二種類の故障が考えられる。
ソフトの故障はソフトを直すべきでハードの故障はハードを直すべきだという内容を書きました。
そこで、ソフトの問題なのにハードをいじって調整しようとしているのが、例えばお酒です。
その人の考え方(ソフト)に問題があるのですが、往々にお酒に逃げる人たちがいます。
お酒を飲んでいる時は酔っていますから問題を忘れられているのですが決して問題解決をしているのではありません。
酔いから醒めると状況は今までと同じです。
私が言いたい事は、抗精神薬で気持ちを落ち着かせなければいけない時は抗精神薬で気持ちを落ち着かせなければいけません。
しかし、抗精神薬で気持ちが落ち着いたから良しとしたのでは何の解決にもなっていません。
抗精神薬で気持ちが落ち着いている間に、考え方(ソフト)に問題があるのでしたら考え方(ソフト)を修正しに行かなければ根本解決にはなりませんという事です。



さて、今日の本題ですが、『ソフトの直し方も2種類有る』というお話です。

精神疾患をパソコンのソフトの故障に例えて考えて行きましょう。
パソコンのソフト、精神疾患ですとその人の考え方や認知の仕方に当たります。
精神疾患はパソコンに例えた方が本当に分かりやすいと思います。

パソコンのソフトに問題がある場合、二つの修理の仕方があります。

1つ目は『追加ソフト』での対応です。
ソフトの不具合を調整する為に追加のソフトを組み入れて不具合をなくす方法です。
精神疾患に例えると、不安がり過ぎる考え方や不安がる認知の仕方を持っている為に人生に不具合が生じている人に『開き直りの方法』や『気をそらす方法』『あきらめる方法』などの追加ソフトを組み込んで心の調整をしようとする方法です。

2つ目は不具合を生じさせているソフトの部分を書き直す方法です。
精神疾患に例えると、不安がり過ぎる考え方や不安がる認知の仕方を丁度良い考え方や認知に直す方法です。


心理療法ハッピーライフで行っている方法は2つ目の不安がり過ぎる考え方や不安がる認知の仕方を丁度良い考え方や認知に直す方法です。
『開き直りの方法』や『気をそらす方法』『あきらめる方法』などを身に付ける事で上手くすると精神科や心療内科に行く必要はなくなります。
しかし、一生涯、開き直りや気をそらすなどを意識的にし続けなければいけません。
疲れると思います。
そして、最も違う所は『開き直りの方法』や『気をそらす方法』『あきらめる方法』などでの方法で精神科や心療内科に行く病気ではなくなったとしても精神疾患でなくなっただけで開き直りや気をそらす事を一生意識し続けなければいけません。
このような人生は幸せな人生と言えるでしょうか?


今日の私の結論(持論)ですが、
私はせっかく生まれて来たのですから『幸せな人生』『素晴らしい人生』であるべきだと考えています。
ソフトの問題(考え方や認知の問題)を無理してハード(脳)を調整しても症状の緩和にはなりますが解決にはなりません。
また、ソフトの問題(考え方や認知の問題)を追加ソフトのような対応では病院に行かなくても良い解決の状態になる可能性がありますが、その人の人生は『幸せな人生』『素晴らしい人生』にはならないと思います。
私のお勧めはソフトの問題(考え方や認知の問題)は不具合を生じさせているソフトの部分を書き直す方法(間違った考え方や間違った認知を修正して正しい考え方や正しい認知に書き直す方法)が一番良いと思います。
そして、この方法では根本的な問題解決が出来ますから『幸せな人生』『素晴らしい人生』になる事が可能です。








ご意見、ご感想を
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にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。



明日は昨日(2月22日日曜日)にNHKで放送されました『NHKスペシャル 常識が変わる うつ病治療最前線』を心理療法の目からコメントさせて頂こうと考えています。




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精神疾患をパソコンの故障に例えると

2009年02月22日 | 心理療法ハッピーライフ
精神疾患をパソコンの故障に例えると


2009年2月22日(日)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日は『ルビンの盃』をテーマに書きました。
『ルビンの盃』が分からない人は
 http://hw001.gate01.com/heart-art/sinrigaku-18-rubin.html
をご覧下さい。
『ルビンの盃』の絵が大きく出ています。
思い込みが強いと黒地の女性の顔しか見えない、若しくは白地の盃しか見えない、という事を例え話にして、自分が嫌われていると思い込んだらスーパーで買い物をしている名前も何も知らない人がくしゃみをしただけでも自分を嫌っているから向こうに行けという意味でくしゃみをしたのだと思い込む、客観的に見たら全くおかしな発想なのですが、対人緊張や神経症、うつ病の人たちはこのようなおかしな思い込みが強いという事を書きました。


精神疾患に関しての思い込みも『ルビンの盃』のように持たれている人が多いです。


今日は、精神疾患をパソコンの故障に例えてみます。

何故ならば、どんなにお話をしても『ルビンの盃』のように、
「自分は病気だ」
「自分は不幸な事に病気に掛かってしまった」
「病気になったのは全くの不可抗力で自分に全く非はない」
「病気は医師に治してもらうもので、自分で努力などする必要はない」
このような思い込みをしていて他の考え方が出来ない、他の考え方をして頂けない人たちが多く存在します。
私はそういう人たちに根気強く他の考え方も出来るようになる働きかけをするのも大きな仕事だと思っています。


さて、想像して下さい。
パソコンが故障しました。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違って大きく二つの故障に分かれます。
ハードの故障かソフトの故障か、です。
人間に例えると風邪やインフルエンザ、肝臓病などの通常の病気はテレビや冷蔵庫、洗濯機などの故障と同じで全てハードの故障です。
ですから体だけを見ていれば良いのです。

しかし、ソフトにコンピューターウイルスが感染してソフトが壊されている場合などのハードは何の問題もないのです。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違い、ソフトの故障が存在するのです。

この点を私は昔から対人緊張症や神経症、うつ病と他の通常の病気とは違うと言い続けている所です。
しかし、多くの人たちはこのハードの故障とソフトの故障の違いを分かって頂けません。

人間に例えるとこれらが精神疾患です。
もちろんハードの故障から来ている精神疾患も多いです。
例えば医学では『てんかん』は以前は代表的な精神疾患と考えられていましたが最近は脳の機能障害と考えられているそうです。
私もそう思います。
また、ドーパミンなどの脳内物質の分泌などが脳の異常(脳の故障、ハードの故障)とは言えないければも調子の良くない脳を持っている人もいるでしょう。
しかし、脳の機能障害でなければソフトの故障なのです。

あなたのパソコンの調子が悪いのでパソコンショップに持って行ったとしましょう。
パソコンが異常な動きをするからハードの異常かも知れないと思っていたら、ソフトに異常があるからハードの動きが異常になっていますと言われたらどう思いますか?
パソコンショップの店員がどう言おうと、自分の目にはパソコンが異常な動きをしているから、ハードの故障だと思いますか?
思いませんよね。
しかし、精神疾患に関しては脳を調べたら脳内物質が異常分泌されているから脳の機能障害だというのが現在の常識です。
ソフトがハードを動かしているからソフトがおかしくなればハードの動き方がおかしくなるのです。
脳も精神的な考え方や認知が動かしている所があるのです。
例えば、お化け屋敷にお客さんとして入るとこのお化け屋敷に本当のお化けはいないだろうと思っていても若しかしたらいるかもしれないという考え方や認知です。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどの体の機能に変化が現れます。
脳内物質にも変化は現れているはずです。
しかし、同じお化け屋敷に縁があって就職したとしましょう。
このお化け屋敷で働いているのですからこのお化け屋敷の中も外もすべてを見知っています。
すると考え方や認知はこのお化け屋敷にお化けは絶対にいないという考え方や認知に変わっています。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどお化け屋敷の中にいても全く出て来ないはずです。


今の精神疾患の考え方は『病気』だから『薬』を飲んで『医師』に『治してもらう』。
という考え方で『ルビンの盃』のように片方の図しか見えていない人たちがとても多いのです。

精神疾患の原因は体(ハード)と心(ソフト)の二種類の原因が存在するのです。




ご意見、ご感想を
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にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。



明日は今日の続きで、ソフトの直し方も2種類有る。
おかしなソフトに修正ソフトを追加して直す方法とおかしなソフト自体を正しいソフトに書き換える方法の2種類のお話を書く予定です。




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心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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あなたの目は正しいものを見ていないかも知れません

2009年02月21日 | 心理療法ハッピーライフ
あなたの目は正しいものを見ていないかも知れません
(ルビンの盃 図と地の反転 ゲシュタルト療法より)


2009年2月21日(土)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日の対人緊張の続きです。

対人緊張症以外の人にもいますが、自分にはそう見えたから絶対正しいと間違っている信念を曲げない人たちがいます。


例えば、極端な例を出すと、自分は人に嫌われていると思い込んでいる対人緊張症の人はスーパーで買い物をしていてすれ違った名前も何も知らない通行人がくしゃみをしたのは自分を嫌っているから向こうに行けという意思表示をした、と言うのです。

しかし、客観的に見て、あなたの名前も何も知らない人があなたを既に嫌っていると思いますか?

また、可能性はとても低いですがその通行人は本当に初対面のあなたを嫌っていて向こうに行けと思っているとしましょう。
そういう時くしゃみをしますか?
くしゃみ以外の事をしそうにありませんか?

そして、本当にあなたの事をあなたの言う通り、名前も何も知らないその通行人があなたを嫌っているとしましょう。
で、あなたは何が怖いのでしょうか?
何の関係もない人ですから無視をしていれば良いのではありませんか?


上記は間違った考え方や間違った認知を客観的に自分や自分の周りを見る事で正しい考え方や正しい認知に修正するセラピーの一節です。

対人緊張の原因は『間違った思い込み』です。
具体的には、
『人に変に思われたら怖い』
『人に嫌われたら恐ろしい』
という間違った考え方、認知を信じ込んでいるのが原因です。
酷い人は本当に石のように絶対正しいと信じ込んでいます。
そういう人たちと論理的な話をして
「あなたの考え方や認知はこういう風に客観的に見たらおかしいでしょう」
という所になると、
「そんな事を言われても自分にはそう見えた。自分が見た事が正しい。」
となる事がままあります。


そこで今日の本題です。
あなたの目は実は正しいものを見ていないかも知れません。
というお話です。

ゲシュタルトという心理療法の中に『ルビンの盃』というものがあります。
皆さんは一度や二度はどこかで見た事があると思います。
黒色で二人の女性が向かい合っているシルエットの図なのですが、黒色に焦点を当てれば二人の女性です。
しかし、白色に焦点を当てると盃なのです。
思い出せなかったり見た事のない人は
http://hw001.gate01.com/heart-art/sinrigaku-18-rubin.html
をご覧下さい。
『ルビンの盃』の絵が大きく出ています。
黒に焦点を当てると盃はなくなります。
しかし、白に焦点を当てると盃だけで女性はどこにもいなくなります。


実際にゲシュタルトという心理療法の創始者のパールズはどこに意識を持って行くかによって認知が変わるという事を言っています。


思い込んでいる目で見ている光景は間違った認知になっているかも知れないという事です。

対人緊張で困られていない人たちにも役立つと思います。

思い込んで何かを見ている時、間違いに気づかないあなたがいる可能性があります。
他愛のない例では、探し物です。
「ここにはないはずだ」と思い込んで探し物をしていると目には見えているはずなのに認知が出来ないのです。
はさみを探しているのにどこにもない。
この場所には絶対にないはずなのだけれどもどこにもないから念の為に見てもない。
何度も何度も探してもない。
しかし、他人が見たらあっけなく絶対にないと思っていた場所にあったという経験は一度や二度はあるでしょう。




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明日は新しいテーマで書く予定です。




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対人緊張って何?

2009年02月20日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張って何?


2009年2月20日(金)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


本日は心理療法(認知行動療法)ハッピーライフの専門分野に戻りますね(笑)。


「私は対人緊張なのでしょうか?」
という質問をされる方がいます。

対人緊張とは人と一緒にいると緊張してしまう事です。
その人とは異性であったり同性であったり役職や立場の差、人の数など人それぞれです。
中には、家族と一緒にいて緊張するという人や人と一緒にいる事を想像するだけで緊張してしまうという人もいます。

ここで『対人緊張』と『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』をしっかりと区別しなければいけません。

『対人緊張』は誰でもあります。
麻生総理大臣であろうが天皇陛下であろうがノーベル賞学者であろうが白人も黒人も、もちろん精神科医も対人緊張はあります。
例えば、初恋の人に逢えばほぼ全ての人は対人緊張するはずです。

次に『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』とは何かと言うと、『対人緊張』は誰でも全ての男性も女性も大人も子供もしますが、この『対人緊張』の度合いが強くて日常生活がうまく送れないというような状態の人を『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』と言うのです。

『対人緊張』と『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』の差は対人緊張の度合いが強いか弱いかだけの違いです。
余談ですが、他の精神疾患も度合いが強いか弱いかで医師は分けている場合がとても多いです。

ですから、対人緊張の度合いが強くて、日常生活がうまく送れないほど人の事が気になって辛いので、病院に抗精神薬をもらいに行った時に初めて『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』と呼ばれると思われて構いません。

医師によっては「社会不安障害(SAD)という病気ですよ」と言われるかも知れませんが、ご安心下さい。
原因は
『人に変に思われたら怖い』
『嫌われたら恐ろしい』
というような考え方、認知が原因で、体の病気のように、ウイルスや病原菌、老化現象、生活習慣、薬物中毒などではありません。
ですから、『人に変に思われたら怖い』『嫌われたら恐ろしい』というような間違った信念のような考え方、認知をなくせば簡単に治ります。

また、症状が酷くなっても『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』が病因で死にません。
症状が酷くなっても原因は間違った信念のような考え方、認知が強くなっただけですから治り方の早い遅いも違いません。


何故ならば、『対人緊張』と『対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも言う)』の差は対人緊張の度合いが強いか弱いかだけの違いですから。




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明日は今日のテーマ『対人緊張』の続きを書く予定です。




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麻生総理大臣は破たん前の経営者に似て洞察力不足

2009年02月19日 | 心理療法ハッピーライフ
麻生総理大臣は破たん前の経営者に似て洞察力不足
(欲に目がくらむと洞察力不足におちいる)


2009年2月19日(木)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日は中川前財務大臣をテーマに書きましたので、政治家シリーズで、本日は麻生総理大臣を認知行動療法のセラピストから見た話を書こうと思います。


最初に、『欲に目がくらむ』ということわざがあります。

例えば、つぶれかかった会社やお店の経営者が
「何とか持ち直したい」
「この会社やお店をやめたくない」
という欲に目がくらみ、自分や自分の周りを客観的に見る事が出来なくなり、資財が残っている間に撤退しておけば良かったのに高利なお金にまで手を出し無一文になったという話を聞いた事があると思います。
そういう状況を見た事がある人がいましたら
「その時の経営者は普通の判断能力がなくなっていた」
と思えたかも知れません。
しかし、順調な時のこの経営者はとても聡明で優れている人だったりするのです。

「何とか持ち直して欲しい」
「この会社やお店をやめたくない」
というすがるような強い欲求は、今までは自分や自分の周りがしっかりと見えていたのに、
『根拠の薄い、根拠の弱い、場合によっては根拠が全くない願望にすがりたい為に』
客観的な洞察結果を見たくない、見ない、信じたくない、という気持ちから正しい判断が出来なくなるのです。


あくまでも私心ですが、麻生総理大臣は総理大臣をするまでは洞察力や判断力、思考力などとても優れた人だったと思います。
そうだから、何十年も国会議員を続けて信用を勝ち得て総理大臣になれたはずです。
もう一度書きますが、麻生総理大臣は今まではとても優れた人だったはずです。

しかし、総理大臣になり思っていたようにうまく行かなくなり、つぶれかかった会社やお店の経営者のように昔は聡明だった麻生さんが欲に目がくらんで正しい洞察力や判断力、思考力が出来なくなっている状態だと思えます。

政治評論家の三宅久之さんが総裁選挙では麻生さんをとても買っていたのに現在は麻生さんを評価した自分は間違っていたと認められている理由は欲に目がくらんで麻生さんが別人のようになっているためだと思えます。

総理大臣になる前の麻生さんはとても優れた人だったのに今は欲に目がくらんで以前のような洞察力や判断力、思考力などが出来なくなっていると思われます。

ですから、以前の三宅久之さんが麻生さんを買ったのは正しかったのです。
三宅久之さんやその他の麻生さんを買った人たちの誤算は麻生さんは欲に目がくらむ人だという事を見抜けなかった事なのです。



私個人の結論ですが、
欲に目がくらんで正しい判断の出来ない総理大臣は迷惑以外の何者でもありません。
早く勇気ある撤退、余力のある内の撤退をして頂かなければ日本や私達の生活が成り立たなくなってしまいます。
つぶれかかった経営者が自分の財産を全て散在するのは勝手ですが、従業員を巻き添えにするのは止めて頂きたいです。
私は自民党も民主党も支持をしてはいませんが、早く
『欲に目がくらんでいない総理大臣』
に代わって頂きたいと強く思います。



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明日は新たなテーマで書く予定です。




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中川前財務大臣のガラスのハートとお酒

2009年02月18日 | 心理療法ハッピーライフ
中川前財務大臣のガラスのハートとお酒
(ハートを鍛えてお酒に頼らないで生きる方法)


2009年2月18日(水)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日、2009年2月17日に中川財務大臣が辞任しました。
本日も朝から中川前大臣とお酒の話がテレビで放送されています。
私は中川前大臣と面識はありませんしマスコミ以外からの中川前大臣に関しての情報を得られませんからあの記者会見での失敗は薬の飲み過ぎなのかお酒のせいなのかは分かりません。
しかし、どうも中川前大臣は見かけと違いガラスのハートでお酒の力を借りて生きている人のようです。
実際に中川前大臣と同様にお酒の力を借りて生きている人はそれなりにいます。

今日のテーマはガラスのハートの持ち主にぜひ読んで頂きたいと思います。

中川前大臣の関係者の方、ガラスのハートを鍛える事でお酒に頼らなくても生きられるようになれます。
本人が自分のハートを鍛えようと思われるのでしたらお力になれると思います。
ぜひ私にご連絡を下さい。
まずは無料資料の請求をして下さい。

皆さん、お分かりでしょうがお酒に頼って生きていると個人差はありますが肝臓の障害やアルコール中毒になる可能性が高くなります。
お酒を楽しまれる事は良いと思いますがお酒に頼ってはいけません。
お酒に頼らなくても生きて行ける強いハートに鍛えましょう。
ちなみに私は、お酒をほとんど飲みません。
飲もうと思えば飲めますがお酒に頼る必要がありませんから。


ガラスのハートを鍛える方法

1. お酒や薬に頼ってもダメだという事を納得する事
人は基本的に楽な選択をします。
言い換えれば合理的な選択という事になりますが、お酒や薬の力に頼ってその場その場を切り抜けても根本的な解決にはなっていません。
もちろんこの事は本人もよく分かっているはずです。
「分かっているけれども」
という気持ちがある内は心を鍛える事はお酒やお薬に頼るのと比べると苦しくなんぎで骨が折れます。
しかし、もう心を鍛えるしかないという背水の陣のような心構えになる必要があります。

2. 目的は難しくないという事を納得する事
このブログで何度も引用している「新入社員のA君B君の話 http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro_1959/d/20081011 」を思い出して欲しいのですが、
自分や自分の周りを鳥瞰(ちょうかん)して下さい。
あなたはガラスのハートをずっと持ち続けていますからガラスのハートを持っている自分があたり前、自分は変えられないと思っているでしょうが、あなたと同じような仕事や生活をしているのにお酒にも薬にも頼らないでやっている人の方がとても多いのが鳥瞰すると見えませんか?
そして、あなたとお酒にも薬にも頼らないでやっている多くの人はどう違うと思いますか?
同じ人間ですからほとんど違いません。
お酒にも薬にも頼らないでやっている人が多くいるという事を鳥瞰して自分は特別だというような意識を整理して頂き、客観的に見たら自分も多くの人と同じにお酒にも薬にも頼らないでやって行けるという事を論理的に分かって、多くの人が出来る事は自分にも出来る、目的は難しくないという事を納得して下さい。

3. 従来の考え方を捨てる事
ハートを鍛えるという事を言うと「座禅をするのですか?」などとよく言われますが従来のあなたの知っている方法ではハートを鍛えられなかったから、お酒や薬に頼ってしまっていたのです。
従来の自分の知っている方法はダメだと「従来の考え方」を捨てて下さい。

4. 多くの困っていない人たちの思考(認知)を必要な所を受け取れば良い。
多くのお酒や薬に頼らないでやって行ける人たちは前述しましたが座禅などをしてハートを鍛えてはいません。
必要なのは座禅ではなく多くの困っていない人たちをモデルにしてどういう風に考えて認知をしているのかを知り、必要な所を受け入れれば、原因の考え方や認知が変わります。
原因のあなたの考え方や認知が変われば結果は自動的に変わりお酒や薬の手伝いのいらない人になれます。
具体的には、多方面からの洞察力を身に付け強化すること、人と自分の正しい心の関係を構築する事、不安の処理の仕方を身に付ける事などです。
具体的な内容は今まで自分では身に付けられなかったのですから簡単に一人で身に付ける事はまず無理だと思われます。
心理療法ハッピーライフがお手伝いをします。


背水の陣の心構えで必死になれば簡単に多くの困っていない人たちの仲間入りが出来ます。
大丈夫です(笑)。




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PTSDは最近生まれた

2009年02月17日 | 心理療法ハッピーライフ
PTSDは最近生まれた


2009年2月17日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


私のブログを継続して読んで頂いている人の中には、
「矢野先生のブログを読んでいるとハッとする事が多い」
と言って頂く人たちがいます。
とても嬉しいです。
私は皆さんにハッとして頂きたいと思って書いている部分が結構あります。
いつのまにか社会常識になっているのですが大局的に見るとおかしいという事は色々あります。
私の専門分野は人の心ですから私の担当として心の「社会意識」の中で大局的に見るとおかしいというものを修正して行きたいと思っています。


今、読んでいる途中なのですが、中嶋聡さん(精神科医)の書かれた『「心の傷」は言ったもん勝ち、新潮新書』の前書きに
「やや大げさに聞こえるかもしれませんが、1987年頃から現在までの約20年間というのは、一つの激動の時代と言ってもいいような気がします。」
「20代くらいまでの人たちには信じられないことかもしれませんが、20年ほど前は、世の中にはこのような(セクハラやインフォームド・コンセント)概念さえなかったのです。」
「『パニック障害』や『適応障害』などの多くの新しい病名が生まれ、うつ病も軽症の人が増えて、『心の風邪』と呼ばれるほどポピュラーなものになりました。」
と書かれています。
本当にその通りだと思います。
20歳位までの人は当たり前と受け入れている事が、私も長く生きているという事なのでしょうが、過去から今までを大局的に見たらおかしな常識が一杯出来ています。
その代表的なものが「社会不安障害」、言い換えれば「対人緊張症」「対人恐怖症」です。
私が子供の時から対人緊張がある子供はいましたが、担任の先生も校長先生も保健の先生、PTA、当然クラスメートもその子が病気などという意識も発想もありませんでした。
しかし、今はだんだん「対人緊張症(症状として赤面症、吃音、多汗、手足の振るえ等)」は「社会不安障害」という立派な病気?という常識になりつつあります。


さて、今日の本題はPTSD(心的外傷後ストレス障害)です。

中嶋聡先生の言葉を借りますと、
「20代くらいまでの人たちには信じられないことかもしれませんが、昔はPTSDという概念も言葉さえなかったのです。」

私の知識では、PTSDはアメリカのベトナム戦争から帰還した兵士たちの異常行動を研究しているうちに出来た概念、病名という事です。

しかし、よく考えてみましょう。
戦争はベトナム戦争以前も第二次世界大戦、第一次世界大戦、アメリカでは南北戦争など人間の歴史は戦争の歴史と言って良いほどあります。

では、何故、ベトナム戦争後にPTSDという病気が発見?されて、アメリカだけではく日本を含めた世界中に広まったのでしょうか?

答えはPTSDという病気は発見されるような病気ではないという事です。

野口英世博士が黄熱病の病原菌を発見しようとしたのは有名な話ですが、PTSDは当たり前ですが、病原菌もウイルスも何もありません。
再度書きますが、PTSDの原因は病原菌やウイルスではありません。
原因は概念です。
ベトナム戦争以前にも酷い戦争はあったけれどもPTSDになる概念がなかったのでPTSDという病気が発生しなかったのです。

ずばり、PTSDは最近生まれた、のです。

そして、PTSDという概念が広まれば広まるほどPTSDの患者は増えるのです。

では、何故、この概念が生まれたかというと経済的に豊かになった事が一番の要因です。
ベトナム戦争以前の戦争の時代は今と比べるとまだまだ豊かになっていませんでしたから悩む暇が少なかったりなかったりしたのです。
2月12日に書いた『「ひきこもり」は昔はなかった』に書いているように、少し前までは欲しくて欲しくてたまらない物があったのですが、今は本当に欲しくて欲しくてたまらない物はなくなってしまいましたからいつのまにか心を満たしたいという欲求に変わって来たのです。

PTSDは物質的に豊かになり、心から大きな犠牲を払っても物が欲しい、という欲求がなくなり心を満たしたいという欲求に変わって来て自然に発生した病気なのです。


最後に、ここまで読まれたら、昔はPTSDがなかったという理由は分かったが、どうすればPTSDが治るのかが問題だと言われそうです。

PTSDを治すには原因はウイルスや病原菌ではなく概念だという事を納得する事が重要です。
日常生活が出来ないほどの精神的な症状が出ますから医師の投薬治療は必ず必要ですが、この概念を何らかの形で納得して頂く事が出来ればPTSDは治ります。
心理療法はオーダーメイドですから比べたら一人々々違いますが、基本形はPTSDを引き起こした事件は終わっている、過去の出来事で過去の出来事が今のあなたに影響を与えてはいないという事を理解、納得して頂き、自分を苦しめている自分の価値観をセラピーの中で自分を苦しめない価値観に修正して頂く事でPTSDは治って行きます。

PTSDはちゃんとした病気じゃないの?
という意識を変えて頂く事と昔はPTSDは存在しなかったという事を受け取って頂く事からケアのスタートになります。

大丈夫です(笑)。




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リストラされない為に、出世する為に、対人緊張を直そう

2009年02月16日 | 心理療法ハッピーライフ
リストラされない為に、出世する為に、対人緊張を直そう


2009年2月16日(月)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


皆さんは「ハロー効果」という言葉を知っていますか?

一般に人事考課などでおちいりやすい問題点という事で習われた方も多いと思います。

具体的に書くと、
ある人が難関大学卒であった場合、その人が学力においてだけでなく、人格的にも優れていると思い込んでしまうケースや有名人やタレントを通した、CMや広告がその商品やサービスを実際に使ったりみたりした事がないにも関わらず、良いイメージを与える。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

もうお分かりだと思いますが、人の差、は同じ人間が行う事ですからそんなに差はありません。
あなたより出世が早い人とあなたの仕事の差はほんの少しだったり、若しかすると、仕事の結果は大した差はないのに自分は中々出世出来ないと思われている人がいるかも知れません。

本当に人の差は大した差ではないのです。

あなたの同期の中での出世頭と最も出世が遅れている人はどれだけの差があるのでしょうか?

リストラ対象に選ばれた人間と選ばれなかった人間にどれだけの差があるのでしょうか?

入社試験で内定をもらった人間と内定をもらえなかった人間とどれだけの差があるのでしょうか?

以前、このブログで、プロ野球の首位打者と二位の人の成績の差はわずかでも報酬などの差はとても大きくなる事を書きました。

人は客観的に査定をしようと努めても無理なのです。


さて、今日の本題ですが、あなたが対人緊張を持っているとしましょう。

想像して下さい。

損の多い人生になりそうです。

仕事は頑張って人並み以上の成果を出してもマイナスのハロー効果で
「会議など人前でしっかり話が出来ない人間に仕事が出来るわけがない。」
と知らず知らずに思われていそうにありませんか?

また、人の評価の大きなものに「期待感」があります。
「この人間は何かをしてくれそうだ。」
という期待感です。
昇進の大きな判断基準だったりします。

対人緊張を持ってると、この「期待感」を持ってくれない可能性があります。

あなたが人事部長でリストラ対象の社員リストを作成しているとしましょう。
どうでしょうか?
この「期待感」というのは大きい判断材料にしそうに思えませんか?



人は人の中でしか生きて行けない動物です。
国家資格などを取るというキャリアアップも良いでしょうが、対人緊張を持っている人は先に対人緊張をなくす事の方が大きなキャリアアップになります。
そして、何でしたらポジティブな考え方をするあなたにまでなりましょう。
人生が大きく変わるはずです。
心理療法ハッピーライフでは対人緊張をなくすお手伝いや対人緊張をなくしてからですがポジティブになるお手伝いをしています。
人はネガティブな人からポジティブな人になる事が出来ます。




丁度、入学や入社の少し前です。
これから、新しい学校や新しい会社に入るに当たって、対人問題やマイナス思考などに不安のある人はこの時期に直しておきませんか?
対人問題やマイナス思考などの問題解決をすれば今後の人生に大きな差が付きます。
大学時代の友人は一生の友人になります。
会社ではこれから出世競争が始まります。
より良い人生の為にいかがでしょうか。
ただし、短くても一ヶ月は掛かると思って下さい。
性格は変えられます。
大丈夫です(笑)。




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無料資料の発送に関しての変更のお知らせ

2009年02月15日 | 心理療法ハッピーライフ
無料資料の発送に関しての変更のお知らせ


2009年2月15日(日)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


無料資料は今後、心理療法ハッピーライフではなく、個人名、矢野裕洋でお送りする事に致しました。

昨日のブログに個人名をご希望の人には個人名でお送りしますと書きましたが、その後、心理療法という言葉が付いているのはやはり気になるという声がありましたので、逆に心理療法ハッピーライフという名前で送って欲しいというご依頼の人以外は全てのメール便、郵便物等は個人名でお送りする事に変更致しました。

若しかしたら、封筒に心理療法と書いているのが気になって資料請求をしていないという人がいましたら今後は個人名でお送り致しますからご安心して無料資料をご請求下さい。


心理療法ハッピーライフは、
1. 無料資料を請求して頂く
2. 無料のセラピー(1時間)を受けて頂く
3. 無料資料を読まれて無料のセラピーを受けられて納得されましたら申し込みになります。ちなみに、料金の支払いは1回ごと1回4500円で時間は1時間です。


ご興味がありましたらまずは気楽に資料請求をして下さい。


「無料資料」
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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心理療法という言葉が気になるという人がいますので個人名で発送いたします。

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私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。



明日は新たなテーマで書く予定です。

「わがまま」と「被害妄想」

2009年02月14日 | 心理療法ハッピーライフ
「わがまま」と「被害妄想」


2009年2月14日(土)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今日のブログは、自分は「被害妄想」を持っているかも知れない、という人や、家族や友人、知人の「わがまま」に困っているという人にぜひ読んで頂きたいと思います。


私の所、心理療法ハッピーライフに来られる「被害妄想」のある人は、周りの人からすると往々に「わがまま」な人に思えます。


最初に断っておきますが、私の分け方では「わがまま」な人は2種類います。
一方は自分自身が「わがまま」を言っているのを知ってわざと「わがまま」を通そうとしている人です。
例えば、ディベートのように相手を論破しようとする人やごね得を狙っているような人でこういう人は嘘もつきます。
もう一方の「わがまま」を言っている人たちは自分自身が「わがまま」を言っているとは思っていない人たちで嘘などついていません。
私の所に来られる「わがまま」な人は後者の自分自身が「わがまま」を言っているとは思っていない人たちです。


では、この自分自身が「わがまま」を言っているとは思っていない人たちと、周りの「わがまま」を言われて困っていると思っている人たちの違いは何かと言うと、
例えば、遠くまで良く見える目の人と近視で遠くがぼやけて良く見えない人が道を横断しようとしているとしましょう。
遠くまで良く見える目の人は安全がよく確認できますから安心して道を渡れます。
しかし、近視で遠くがぼやけて良く見えない人は安全がよく確認できませんから怖がります。
遠くまで良く見える目の人が近視で遠くがぼやけてよく見えない人と一緒に道を横断しようとする時、遠くまで良く見える目の人が安全だから渡ろうと言っても近視で遠くがぼやけてよく見えない人は怖がって中々渡ろうとしないかもしれません。
遠くまで良く見える目の人は自分が遠くまで良く見えていますからこの人も自分と同じように見えていると思います。
まさか、遠くが見えていないとは思いませんからこの人は「わがまま」を言っている、困った人だと思いそうにありませんか?


驚かれる人もいると思いますが、自分自身が「わがまま」を言っているとは思っていない「わがまま」に見える人たちは、あなたと同じものが、本当の目ではなく心の目ですが、見えていないのです。
ですから、本人は「被害妄想」を持ち、周りの人の目には「わがまま」に映ります。


では、どうすれば良いかというと、
自分は「被害妄想」を持っているかも知れないと思っている人は他の人たちと同じように見える心の目になれば良いのです。
家族や友人、知人の「わがまま」に困っているという人は、結局はあなたと同じものが見えるように本人に心の目を磨いて頂かなければ根本的な解決はしません。


では、心の目の磨き方ですが、心の目の磨き方などした事はない、と思う人がほとんどだと思います。
心の目とは私の言い方ですから、一般的な言い方をすると、より良い人生を生きる為の勉強です。
皆さんはベストセラーになった「夢を叶える像」などの啓蒙書を一冊くらいは買った事があると思います。
考えてみたら、より良い人生を生きる為の勉強をしているでしょう。


「被害妄想」を持ったり、周りから「わがまま」と思われている人たちの必要な勉強は「夢を叶える像」のレベルではなく、失礼な言い方になりますが、もっと低いレベルの、まずは「人並み」の心の目になる為の人生勉強が必要です。


多くの「被害妄想」を持っていない人たちは自然に「人並み」以上の心の目を身に付けられたのですが、「被害妄想」を持っているあなたは自然に身に付けられなかったのですから、意図的にわざと身に付けに行かなければ「人並み」以上の心の目はいつまで経っても身に付きません。



丁度、入学や入社の少し前です。
これから、新しい学校や新しい会社に入るに当たって、対人問題やマイナス思考などに不安のある心の目の見え方の悪い人はこの時期に心の目を「人並み」か「人並み」以上にしておく事は今後の人生に大きな差が付きます。
大学時代の友人は一生の友人になります。
会社ではこれから出世競争が始まります。
より良い人生の為に、心の目が劣っていると思われる方は心の目を磨かれる事を考えられてはいかがでしょうか。
ただし、短くても一ヶ月は掛かると思って下さい。
しかし、心の目を「人並み」か「人並み」以上にする事は出来ます。
良く見えないから「被害妄想」が出ているのです。
大丈夫です(笑)。



☆お知らせとお願い
1. 無料資料の送り先に心理療法ハッピーライフとなっている事が気になるという方に個人名(矢野裕洋)でお送りする事を始めました。ご希望の人は、個人名希望と無料資料請求時に書いて下さい。矢野裕洋という名前と住所だけで心理療法ハッピーライフという名前は書きません。
2. このブログをご覧になられている方にお願いですが、役に立ったと思われましたらこのブログを色んな人に紹介して下さい。お願いします。



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