洞察力4.過去、現在、未来 時間軸を使って洞察する
2008年2月28日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
NO.12
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
引越しの片付けはまだまだですが、一段落をしました(笑)。
しかし、次は確定申告をしなければいけません(汗)。
今日は、洞察力4. 過去、現在、未来 時間軸を使って洞察する、というお話です。
以前このブログで5才の時に犬に噛まれた30歳の男性のトラウマの話を書きました。
覚えていらっしゃいますでしょうか?
簡単に内容の趣旨を書くと、
5才の時に犬に噛まれた事は本当に怖かった過去の出来事です。
しかし、終わってしまった過去の出来事です。
終わってしまった過去に力が有るわけがありません。
この30才の男性は今の30才の目で見なければいけないのに、犬を見る時は5才の目で見ているから、あたかも5才の時の体験がトラウマとなって今の自分を振り回していると勘違いしているだけなのです。
ですから、結果と原因の結果に焦点を当てる心理療法から見たらトラウマやPTSDは存在するように見えます。
しかし、原因に焦点を当てる心理療法から見ると、トラウマやPTSDは存在しません。
今の目で見なければいけないのに、過去の自分の目で洞察をしているから間違った未来予測が発生して自分自身が自分自身を怖がらせているのです。
症状は過去の出来事が起こしているのではなく洞察を間違えているから自分自身が自作自演で症状を出しているのです。
という趣旨です。
お分かりになりますでしょうか?
過去のいじめの問題も同じようなものです。
過去にいじめられた経験がトラウマになっているという人がそれなりにいらっしゃいますが、過去のいじめられた経験は嫌な記憶ですが終わってしまった事です。
終わってしまった事に力はありません。
過去、現在、未来の洞察間違いをしているから間違った未来予測が発生して次もいじめられるのではないかと気にしている人がいるだけなのです。
また、実際に今もいじめられているのでしたら過去のトラウマがいじめさせているのではなく、今のあなたに問題が有っていじめられているという事でしかありません。
対人緊張症の人は全ての人と言って良いのですが対人緊張をする場面では今の自分の目で見ないで過去の5~6才の自分の目で見ています。
もちろん本人は気づいていませんが、過去の5~6才の目で見ていますから対人緊張をすると怖いという気持ちになるのです。
この過去、現在、未来の洞察の仕方は主に二つの方法が有ります。
一つ目は上記しました通り、洞察している自分は今の自分の目で見ているかどうかのチェックです。
また、敢えて未来の自分から今の自分を見たり過去の自分から今の自分を見たりする事が良い場合もあります。
繰り返しますが、洞察している自分は過去、現在、未来のどの時点で洞察をしているのかのチェックをしなければいけません。
二つ目は過去の経験や知識を活用する洞察です。
例えば、赤面症の人が赤面をするととても怖いと一番目の、自分から見る、の洞察をしているとしましょう。
この人に過去に赤面をしてとても怖い思いをした事はありますか?と聞くと嫌な思いや恥ずかしい思いは有りますが突き詰めると赤面をして本当に怖い思いをした事はないのです。
また、赤面をして怖い思いをしたという人を見た等の経験はありますか?と聞くとこれも突き詰めるとないという結論になります。
という事は今までの人生の中で赤面をして本当に怖い思いをした事がないのですから、これから先も赤面をする事で怖い思いはしないだろうという洞察結果になりませんかという事になります。
今日の話、分かりましたでしょうか?
結果と原因、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は結果から見ると病気のように見えますが、原因から見ると病気の原因ではなく勘違いが原因なのです。
正しい洞察力を身に付ける事で楽になり病院に通う必要もなくなります。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。
2008年2月28日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
NO.12
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
引越しの片付けはまだまだですが、一段落をしました(笑)。
しかし、次は確定申告をしなければいけません(汗)。
今日は、洞察力4. 過去、現在、未来 時間軸を使って洞察する、というお話です。
以前このブログで5才の時に犬に噛まれた30歳の男性のトラウマの話を書きました。
覚えていらっしゃいますでしょうか?
簡単に内容の趣旨を書くと、
5才の時に犬に噛まれた事は本当に怖かった過去の出来事です。
しかし、終わってしまった過去の出来事です。
終わってしまった過去に力が有るわけがありません。
この30才の男性は今の30才の目で見なければいけないのに、犬を見る時は5才の目で見ているから、あたかも5才の時の体験がトラウマとなって今の自分を振り回していると勘違いしているだけなのです。
ですから、結果と原因の結果に焦点を当てる心理療法から見たらトラウマやPTSDは存在するように見えます。
しかし、原因に焦点を当てる心理療法から見ると、トラウマやPTSDは存在しません。
今の目で見なければいけないのに、過去の自分の目で洞察をしているから間違った未来予測が発生して自分自身が自分自身を怖がらせているのです。
症状は過去の出来事が起こしているのではなく洞察を間違えているから自分自身が自作自演で症状を出しているのです。
という趣旨です。
お分かりになりますでしょうか?
過去のいじめの問題も同じようなものです。
過去にいじめられた経験がトラウマになっているという人がそれなりにいらっしゃいますが、過去のいじめられた経験は嫌な記憶ですが終わってしまった事です。
終わってしまった事に力はありません。
過去、現在、未来の洞察間違いをしているから間違った未来予測が発生して次もいじめられるのではないかと気にしている人がいるだけなのです。
また、実際に今もいじめられているのでしたら過去のトラウマがいじめさせているのではなく、今のあなたに問題が有っていじめられているという事でしかありません。
対人緊張症の人は全ての人と言って良いのですが対人緊張をする場面では今の自分の目で見ないで過去の5~6才の自分の目で見ています。
もちろん本人は気づいていませんが、過去の5~6才の目で見ていますから対人緊張をすると怖いという気持ちになるのです。
この過去、現在、未来の洞察の仕方は主に二つの方法が有ります。
一つ目は上記しました通り、洞察している自分は今の自分の目で見ているかどうかのチェックです。
また、敢えて未来の自分から今の自分を見たり過去の自分から今の自分を見たりする事が良い場合もあります。
繰り返しますが、洞察している自分は過去、現在、未来のどの時点で洞察をしているのかのチェックをしなければいけません。
二つ目は過去の経験や知識を活用する洞察です。
例えば、赤面症の人が赤面をするととても怖いと一番目の、自分から見る、の洞察をしているとしましょう。
この人に過去に赤面をしてとても怖い思いをした事はありますか?と聞くと嫌な思いや恥ずかしい思いは有りますが突き詰めると赤面をして本当に怖い思いをした事はないのです。
また、赤面をして怖い思いをしたという人を見た等の経験はありますか?と聞くとこれも突き詰めるとないという結論になります。
という事は今までの人生の中で赤面をして本当に怖い思いをした事がないのですから、これから先も赤面をする事で怖い思いはしないだろうという洞察結果になりませんかという事になります。
今日の話、分かりましたでしょうか?
結果と原因、対人緊張症や神経症、性格由来のうつ病は結果から見ると病気のように見えますが、原因から見ると病気の原因ではなく勘違いが原因なのです。
正しい洞察力を身に付ける事で楽になり病院に通う必要もなくなります。
大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。