私たちは科学の時代に生きています。対人緊張症、神経症、うつ病も科学的に考えましょう。キーワードは再現性です。
「科学と言われてもピンと来ない」
という人の方が多いかも知れませんが、今の私たちの考え方、感じ方の多くが科学的な考え方です。
もちろん例外もありますが、非科学的な考え方の『何故だか理由は分らないけれども不思議なものを信じる』、という時代ではありません。
一つの具体例を出すと、足し算引き算も、当然、科学です。
誰でも知っている 1+1=2 も科学です。
ですから、誰が計算しても、答えは3になります。
これが再現性です。
全ての科学に再現性があるかというと例外はありますが、ほとんどの科学に再現性(だれが同じ事をしても結果は同じになる)があります。
題名に書きました通り、『私たちは科学の時代に生きています。対人緊張症、神経症、うつ病も科学的に考えましょう。キーワードは再現性です。』
対人緊張症、神経症、うつ病をもっと科学的に考えて欲しいのです。
医師が病気だというから病気だろう、というのは、昔の分からない事を信じる、非科学的な時代の考え方です。
中には、医師は科学者の一員なのだから、医師の方で科学的に検証してくれているはずだから、医師の病気だという言葉を信じる事も科学的な考え方だ、とおっしゃる人も居るでしょうが、あなた自身の問題なのですから、あなた自身で科学的に検証しませんか?
このブログで何度も書いていますが、医師は対人緊張症や神経症、うつ病を病気だと言いますが、私たちの考えてい病気の原因とは全然違います。
私たちの考えている病気の原因は、ウイルス、病原菌、老化、生活習慣、DNA、薬物中毒などですが、対人緊張症や神経症、うつ病の原因にはどれも当て嵌まりそうにありません。
では、対人緊張症、神経症、うつ病を病気と言う医師に答えを教えてもらいましょう。
上記しました通り、『医師は科学者の一員なのだから、医師の方で科学的に検証してくれているはずだから』という事でしたら、
医師がしっかりと科学的に検証してくれているのでしたら病気だと断定して副作用のある薬を飲むようにすすめているのですから、当然、医師は科学的な検証をしているのでしょうから科学的な答えを持っているはずです。
しかし、実際に医師に聞かれてみると分りますが、病気だと断定しているのに、原因は何だとはっきり答えません。
また、解明されていない、という医師もいるでしょう。
変ですよね。
また、解明されていないのに病気だと何で断定できるのでしょうか?
おかしいですよね。
しかし、医学も科学ですが、心理療法も科学です。
対人緊張症や神経症、うつ病の原因を認知療法や認知行動療法は科学的に解明しています。
原因は認知の歪み(にんちのゆがみ)だと。
認知の歪みは、多くの対人緊張症、神経症、うつ病の人たちと認知が違っている、言い換えれば、感じ方や考え方が違っている、という事です。
これで、科学的にも再現できます。
対人緊張症、神経症、うつ病の人たちの認知の歪みを修正して正しい認知になってもらえば、皆さん、治っています。
(注、正しい認知に十分修正できたという事が条件です。)
現実に医師の投薬治療なしで認知の歪みを修正する事で治っています。
最後に、認知療法や認知行動療法は日本ではメジャーではありませんが、世界では最も広まっている心理療法です。
そして、うつ病治療に認知療法や認知行動療法は認知の歪みを正しい認知にする事で、うつ病治療に効果があると世界的に認められているのです。
(注、心理療法の種類はとても多いですが、認知の歪みを修正する心理療法は認知療法と認知行動療法だけでカウンセラー(来談者中心療法)や森田療法、催眠療法などは認知の歪みを修正する事は出来ません。論理療法という認知療法や認知行動療法に似た心理療法は存在します。)
さあ、皆さん、認知の歪みを修正して、対人緊張症や神経症、うつ病を早くすっきり爽やかに治しましょう。
大丈夫です。