一時休止してたオーディオの再開から、もはや6年が過ぎようとしている、
最近は圧倒的に1960年台の録音した物を聴くことが多いようです。
以前使用したのものはTANNOY IIILZ in Cabinet(Chevening) しか残ってなく
アンプ、等の機材は中古品を安価に仕入れ聴き出しているが、未だ迷いに迷って聴いている、
以前GOODMANS AXIOM80の箱を頂き、現在は IIILZ in Cabinetを移植して使用している。
IIILZでは出なかった中低域の音が響き、心地よく手放せないこの頃です。
以前TANNOYはエンクロージャーとのバランスが大切で特にオリジナルは加工しないのが良いとのコメントを重視し、箱の移植はしなかった。
でもAXIOM80の箱に移植し音質は大化けしたようだ。
トランジスターのアンプも色々聴いてみたが、拙宅のエンクロージャーには相性が悪く
音楽之友社のおまけの本のハーモナイザー、プリメインアンプで視聴し
ヴィンテージスピーカーには真空管アンプとの相性が良い事を改めて知る、
念願の300Bの真空管を使うSV-501SEを入手しある程度満足する音が聴くことができた。
思うに以前の音楽之友社から発売されたLUXMAN製のアンプと現在仕様のアンプ
の差も驚いた、聞けばトーキー映画から始まった歴史は未だ真空管を超える手立ては
無いように思う、SV-501SEに変えた瞬間から実に生々しく聴こえた。
筆者が昔夢見たTANNOY IIILZでJAZZを聴きたいと思い試行錯誤したが、300Bでよう
やく結論は出たようである。特に1940~60年代のJAZZは思わず聞き惚れる
勿論好きなクラシック(交響曲等)も申し分なく聴こえるようになった。
AXIOM80の箱と300Bの球で得られる重低音でワグナーが聴ける様になったが一番ありがたい恩恵である。
最近PSVANEの300Bも梱包箱が大理石風にリニューアルされた改良ロット品で
エージングも進むにつれ音質も安定し300Bらしい音になってきたようである。
ここで問題も出た来て今後どのようにするかが難問である、
それは現在使用しているSV-501SEのアンプに問題があるようです、以前にも思っていたが、
高域が伸びて煌めきが美しく、低域にも厚みが出てかなり納得の行く音色を得られるようになってきた。
クラシックなどの曲種では抜けの良い音場のSV-501SEに軍配が上がりそうだが、
ロックやジャズにはパワフル不足が感じるときがある。
特にドラムの重量感、ベースの音色。
高域ももう少し伸びが欲しく、ジャズ独特のピアノの響がより明瞭な感じも欲しくる。
でもスイングジャズ等は大変良くスイングして良いアンプなのだが?
やはり狙い目はSV-91Bかな?でも意外と長く聴くと疲れるかもしれない?
でも筆者のエンクロージャーには相性は良いかもしれない。
そして今回真空管チューナーが発表された、
本日真空管シリーズのFMチューナーがStereo誌真空管シリーズの予約したおまけ付きの本が到着した。
誰でも完成できる半完成キット~
前回のハーモナイザー、プリメインアンプにも3Mのダイノックを表面に貼り加工したので
今回の真空管FMチューナーにmp同様のダイノックを貼り仕上げはドライヤーで熱処理を施すと仕上がりは良い。
製作ガイド部は
・真空管FMチューナー・キットを組み立てる
・真空管FMチューナーを改造
①真空管を交換して音の違いを楽しむ
②アンテナを強化して、しっかり電波をキャッチ
③ヴィンテージラジオ風にデコレーション
④カップリングコンデンサを交換して聴き易い音に
・FM放送/チューナーを知る
・アンプは真空管式、トランジスタ式どちらにすべきか
で構成されていて組立マニュアルを超えた発展性のある内容になっています。
早速製作ガイドを見ながら製作に入る訳ですが必要工具は
前回同様、プラスドライバーとラジオペンチのみということで誰でも30分かからずに組立が出来る内容です。
これはチューニング用のボリュームの軸をフロントパネルに固定しているところ。
製作ガイドではラジオペンチの使用が指示されていますが、
真空管アンプキットを作ったことがある方ならボックスドライバーをお持ちの筈。
その場合は迷わずボックスドライバーでしっかり固定します。
現在使用しているAurexのチューナーST-T15と比べて見る、今回のFMチューナー
(LXV-OT8)はAurex.ST-T15の音と比べ全くソリットステートな音はなく自然に聴くことができた。
この付録についているプリ管も良いが、写真の様なプリ管も音質の変化は楽しめる。
筆者はMullard 真空管 リイシュー Reissuは持っているが、
刻印付きの、Telefunken、SEMENSが優れている、
Mullard製も入手したいが偽物が多く選ぶことが困難である。
但し今回15,000円のムックの付録に14,000円以上ののTelefunken刻印付き、SEMENS(12AU7)の使用は問題ですが、
その効果を体感できる品質のチューナーであることも確認できました。
上記の写真の他にも国産品は5〜6種類のプリ管が揃っている。
しかし球転がしもを種類が多く、相当の種類を購入したが、きめ細やかな国産品は程度が良い。
プリ管だけ考えても大変な散財をしている、総額10万は有に超えている(笑)
国産品のプリ管も各メーカー別で2本所有し、
東芝、松下、日立、マツダ、NEC製のプリ管(12AU7)も良い結果が得られました。
国産品は意外と繊細な音がします、中でも東芝製は相性が優れていた。
以前電気メーカーで球を超えるトランジスター回路が現れ、
真空管にとって変えられると言われそれなりに研究しているそうだが、
未だ、というより最新の技術により、安価な球のアンプが発売されて、
球のアンプは意外とキットを組み立てる方式も多く、
安価支那製の球も発売され大変有り難い時代になってきたようである。
例えば300Bのアンプもかなりの低価格の物も出回っているが昔からマニアの方が300Bに求めるのは、
「中低域の厚さ、ヴォーカルの艶、しなやか、繊細、力強さ、音のエッジクリアー、
とろみ、濃い音、透明感、すっきり、分解能、きめ細かさ、透き通るような高音」と思いますが、
そこ迄の要求はパワーアンプのトランスを始め詳細な部品を揃え製作しなければならないようである。
最近購入のPSVANEの300Bはエージングが進むにつれ
以前購入のPSVANE(白袴)より緻密で生々しい音が聴こえる様になった、
同じPSVANEでも今回は当り球のようです。
支那製の球のアンプも随分貢献しているようですが最近は支那製アンプは話題にはならないよです。
昔から300Bのアンプは高級品であったが、300Bの球も手軽に入手出来、
アンプのキット価格も値ごろ感もあり良い時代になった、今後球のアンプの成り行きが楽しみでもある。
またメインで使用のアンプはSV-501SEを使用した結果である。ブラボー!
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