よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第26回いぶすき菜の花マーチ(2018)1日目27km(鹿児島県指宿市)

2018-02-06 10:11:23 | オールジャパンウオーキングカップ

今年もいぶすき菜の花マーチに参加しました。今年で9年連続9回目の参加です。

朝3時に福岡の自宅を出発し、1日目会場の山川町フラワーパーク鹿児島に着いたのが8時。すぐ受付をして8:30のスタートを待ちます。

今年のNHK大河ドラマは「西郷どん」。鹿児島が舞台の大河ドラマは2008年の「篤姫」以来です。今年のコースは、西郷どん縁の地も組み入れられています。

8:30スタート。先ずはフラワーパーク内を歩きます。今年は戌年、干支の花壇では、西郷ドンと犬が描かれていました。

      

   

フラワーパーク内には、いろいろな花も咲いています。

  

フラワーパークの絶景ポイント。

フラワーパークを下りてくると、菜の花と開聞岳のコラボが。

  

最初のお接待は、クレーンに黄色の旗を立てた所。生姜湯と完熟金柑がお接待です。

  

山川薬園跡では、「げたんは」という鹿児島のお菓子。下駄の形に似てるからその名がついたそうです。

  

山川港を通りウナギ温泉へ向かいます。山川港の所には、「さつまいも上陸地」の碑が建っています。

山川町は開聞岳の裾野にある農漁村で、ここで船乗りをしていた前田利右衛門は、1705(宝永2)年に琉球から持ち帰ったカライモ(=サツマイモの鹿児島での呼称)の栽培に成功し、

この栽培は瞬く間に鹿児島全域に広がりました。これが日本本土におけるサツマイモ普及の初めであったと伝えられます。利右衛門は“甘藷翁”と呼ばれ、山川町の徳光神社(通称からいも神社)に

祀られています。

 

鰻温泉への道は、「うなっ・せごどんのみっ」と呼ばれています。ここからの坂道が急勾配で、正月以来あまり長距離を歩いていない私にとって地獄そのものです。

ここには、毎年この時期「つくし」が顔を出しているのですが・・・・・・・・ありました  多分日本で一番早い「つくし」ではないでしょうか?

  

鰻温泉が最初のチェックポイント。

   

鰻温泉での楽しみは、「スメ」を使った茶ぶし、茹で卵、ふかしイモ。

  

  

明治初期、征韓論で敗れ下野した西郷隆盛は、13頭の犬を連れてここ鰻温泉に約1か月滞在しています。

滞在中は、開聞岳周辺に狩りに出かけ、兎を獲ったり、近所の子どもたちと遊んだり、雨の日は読書・瞑想・漢詩などを作って過ごしたと伝えられています。

そして、この地に佐賀の名士「江藤新平」が西郷さんを訪ね、会談をした場所としても知られています。約1か月の滞在を終え、滞在宅の福村家に御礼に犬を1匹差し上げよう、

と西郷さんが申し出たところ、犬は怖いから、という理由で辞退され、代わりに西郷さんが着ていたフランネルのシャツを残しており、これが現存しております。

昨年まではなかったのですが、今年は鰻温泉に西郷ドンの連れてきた犬の像も建っていました。また、今年の大会では、13頭の犬を探せのスタンプラリーも行われました。

 

鰻温泉からの帰りは、急な下りです。私の持病の膝が痛くなりました。久しぶりの長距離で膝が悲鳴をあげています。

2回目のチェックポイントは、JR西大山駅。

  

 

14:35やっとゴールしました。昨年より2kmぐらい増えたのか、昨年の記録よりも約1時間遅れてのゴールでした。

1日目の参加者は、3035人でした。このあと16:00からの歓迎レセプションに参加の為、しばし会場内で歩友さんたちと歓談しました。