よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

サタデーウォーク「とこてく糸島(一貴山~加布里)散策(福岡県糸島市)

2024-12-24 15:06:09 | ふくおかウォーキング協会

12/14(土)ふくおかウォーキング協会サタデーウォークは、「とこてく糸島(一貴山~加布里)散策」でした。

「とこてく糸島」とは、糸島の特色のある地域を”歩いて“めぐるウォーキングコースです。

私、私用のためこのウォーキングには参加していませんが、T村氏、Y田さんの写真や資料を基に又、前回(22.1.19)行った時の写真を使ってブログ作成します。

実は、このコース2022年1月19日に行っており、そのコースを少しアレンジしてコースを作りました。

集合場所は、JR一貴山駅。参加者28名。

一貴山駅は、現在NHK朝ドラ「おむすび」糸島編で何回も出てきています。主人公の橋本環奈さんがこの駅から通学されています。無人駅です。

地下鉄天神駅からだと筑前前原駅で乗り換えて、約40分で着きます。

 

このウォーキングの為にY氏が資料を作ってくれました。

 

銚子塚古墳

JR一貴山駅の北100メートル、二丈田中字大塚に位置する一貴山銚子塚古墳(いきさんちょうしづかこふん)は、墳丘(ふんきゅう)の全長が103メートルで、糸島地方最大の前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。4世紀後半に築かれたものと推定されており、国の史跡にも指定されています。発掘調査が、昭和25年(1950年)に福岡県教育委員会と日本考古学協会を中心に行われ、糸島高校の生徒も多数調査に参加しました。
後円部墳頂(こうえんぶふんちょう)のほぼ中央からは、全長3.4メートル、幅1.4メートル、深さ0.8メートルの竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)が発見されました。石室(せきしつ)の中央には木棺(もっかん)が納められており、多くの副葬品(ふくそうひん)が埋葬当時の配列を保ったまま、ほぼ完全な状態で出土しました。

その中でも特に注目を浴びたのは、10枚の青銅製(せいどうせい)の鏡でした。鏡は、棺(ひつぎ)のふちに鏡面を内に向けて立てかけられており、方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)と内行花文鏡(ないこうかもんきょう)が1面(中国製)ずつ頭部付近に置かれ、8枚の三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)(日本製)が左右の側縁(そくえん)に各4枚ずつ置かれていました。方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)には鍍金(ときん)(金メッキ)が施されており、国内でも数面にしか見られない珍しいものです。

現在、銅鏡など出土品の大半は、京都大学総合博物館に収められていますが、木棺材片、棺内から出土した水銀朱(すいぎんしゅ)の一部など資料の一部が糸島高校附属郷土博物館にも収蔵されています。

椛島(かばしま)家住宅は、国の有形文化財に登録されています。

元々は二丈田中の大地主であった「満生(みついき)家」の住宅でした。また、糸島地方最大の前方後円墳「国史跡・一貴山銚子塚古墳とは敷地を接しており、

満生家の方々はこの古墳を先祖の墓という意識をもち、庭の一部として管理してきました。

登録された建造物は、明治30年頃に建てられた主屋や、蔵、門、塀などです。南門に入ると正面に主屋と庭門及び塀、左手に古墳、右手に庫院(旧納屋)があり、納屋の東壁に連続して東門・

北門及び塀があります。区画された中で主屋、庭門及び塀、庫院を見ることができ、南門及び塀とともに上質な景観を創り出しています。主屋は2階建で間口が広く、玄関がなく農家のニワと

共通する前庭など、江戸時代の民家の特徴を残しています。主屋の随所には、当時の建具職人、左官職人、絵師の技術の高さが伺える細工が施されるなど、当時の地主層の民家における前近代と

近代の上質な特徴を併せもち、糸島地方における民家建築の流れを汲んだ近代的な和風建築の好例として、高く評価されています。

近くには、「満生」の姓の家が何軒もあります。

 

 

椛島家から神在(かみあり)神社へ。

もともと牧の天神山の山頂に鎮座していましたが、元禄16年(1700)に現在の地に遷座されました。瓊瓊杵尊(ににぎにのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、

伊弉冉命(いざなみのみこと)、天常立命(あめのとこたちのみこと)、国常立命(くにのとこたちのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、菅原神が祀られています。

神在の地名は、神功皇后がこの地を訪れた際、紫の雲がたなびく様子を見て、「ここには神あるべし」と語ったと記載されています。

 

足形石

足形石から林の中を歩きます。すると、林の中に大きな石「神石(しんせき)」があります。

  

 

ミカン畑にするため掘り返したら丸い巨石が出てきたそうです。

 

光も指しているし神々しいですね。今年1月神在の宝くじ売り場で「ロト7」キャリアオーバー10億円が当たったそうです。これも神石の力でしょうか?

神石から折り返します。

納富家住宅 (Y氏説明文より)

   

納富家住宅から次に向かいます。福岡で有名な「牧のうどん」の工場です。このあたりの地名が「牧」ですので「牧のうどん」となったそうです。

 

 

千早新田(Y氏説明文より)

 

 

 

千早新田からゴール地のJR加布里駅に向かいます。