行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

センダンそしてコクサギの実

2017-12-14 20:00:26 | 花,植物
12月になっても木についている茶色の実、
そんな共通点だけですが、
センダンとコクサギの実(種)を一緒に紹介します。


センダン科センダン。
2~3回羽状複葉と呼ばれる葉が特徴の落葉樹ですが、
5~6月ごろ薄紫色の小さな花をたくさん咲かせます。
実も花すべてが実になったかのようにたくさん、
葉が落ちた後も枝に残ります。


秋の初めには黄緑色だった実、
熟すと茶色になり、しわしわになってきます。


冬の青空を背景にセンダンの実。
カメラの魚眼効果を使って遊んで見ました。
この実、あまりおいしくはないようで、
今はヒヨドリも見向きません。
しかし、冬も進み、他の木の実がなくなると、
ヒヨドリが来て、すぐに裸にしていきます。


ミカン科コクサギ。
葉は互生ですが、
2枚ずつ交互に付くという独特の形、
これをコクサギ型葉序と呼びます。


実は1cmほどのものが4個付き、
熟すと割れ、黒い種子が現れます。


まだ緑色が残り、
割れていない実も残っていました。
雌雄異株のコクサギ、
実の付いているのは当然雌株です。


コクサギ雄株、
雌株に比べて芽が膨らみ、
美しい冬芽ができていました。

コメント
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