はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ③

2008-06-11 | 道楽・ランニング
■第1関門 49.6km まで

30km も過ぎると、歩いている人もチラホラ。
「暑くなりましたね~」 と声をかけて追い越す。

かがんでいる人もいる。
そんな人を追い越すときは、「大丈夫ですか? 脚ですか?」 と
声をかける。こんな暑い日、気持ち悪くてかがんでいる可能性もあるからね。
「あ、脚です。攣っちゃって。」 という人が多かった。


40km過ぎのエイドで一緒になった男性に
「あれ? ペアルックの人、一緒じゃないの?」 と聞かれる。
「ペアルック」 って死語ちゃうの?
ペアルックの人、もちろん、イノさんのこと。
私も、イノさん、15kmあたりで止めたいと言ってから、どうしたかなあ、
と気になってはいたのだ。
「うーん、ちょっと調子悪いみたいで、もしかしたらリタイアしたかもしれない。」
と答えながら、ほんとに止めちゃっただろうか… と。


この辺のエイドから、一緒になるメンバーが固定されてきて、
エイドのボランティアの人だけでなく、ランナーとも交流が始まる。
でも、たいていのランナーは、私より遅れてエイドに入ってきて
私より先に出発してしまう。
もう、すでに、「エイドで長居」 始まっていたわけだ。


去年、運動会で校庭が賑わっていた 前田小学校 (でいいのかな?) 。
今年は、シーンと静まり返っている。
校門近くに、真新しい尊徳像。ごく最近、新調したみたい。
1番下の台座が古いまま。
 

こういう場合、お払い箱になった金次郎さんの行く末は?
そんなことを考えながら走ってた。 (ヒマだったってこと)

このあたりから、孤独な道行きとなる。
しかも、だらだら上り坂。
身体がふわふわとして、眠気にも襲われる。
気のせいか、蛇行してるような気もする。
脳貧血? 酸素がうまく回ってないような…
うー、このあとの激坂を考えると、精神的にも眩暈がしそう。


豊沢ダム (豊沢湖)
     

     

去年は、このあたりを走行中、連れがあったんだよね。
年配の男性が話しかけてくれて、ずいぶん気が紛れたんだった。

このまま行けば、第1関門はクリアできそう。
歩いたり、走ったり。のんびり一人旅を決め込む。


第1関門到着、10時10分頃=スタート後 6時間10分くらい (だったと思う)。
50分程度の貯金あり。
この貯金を食いつぶすことになろうとは…



■レストステーション 66.5km まで

上り坂…
しかも暑い…
日差しも強い…

そして孤独…

 

前にも後にも、誰の姿も見えないと、「私、コースアウトしたのでは?」
と不安になってくる。いや、それらしき分かれ道はなかったはず。

ちょっと携帯カメラを構え、立ち止まる。
ああ、よかった。男性ランナーがやって来た。


去年は、寒くて、暗くて、長くて、泣きそうになったトンネル。
今年は、天国のようだった。
天然クーラー? 1785m 気持ちよく走れた。
トンネルに入ってすぐ、「あれれ?こんなに真っ暗だった?」 と
びっくりしたけど、なんのことはない、サングラスを外し忘れただけだった。

1785m 「もう終わっちゃうの?」 と物足りないくらい。

 Viva ! Tunnel !  てなもんである。


トンネルを出てすぐのエイドでくつろいでいると、収容バスの車窓から、
「はるまさん!」 との声。 「あー!イノさん。」 
どこまでがんばったんだろう。
聞くと、44km過ぎで第1関門の制限時間7時間を迎え、バスに乗ったらしい。
ふー、よかった。15kmで止めなかったんだね。
もう止めたいといってから、30kmもがんばったんだね。えらいぞ!!



トンネルが終わると、激しい上り坂もオシマイ。
下り坂が始まる。



しかし…
暑い、なんといっても暑い。

「かぶり水」 初体験。
これまで、マラソン大会では暑くてもスポンジで首筋を濡らす程度で
水をかぶる (浴びる) なんてしたことがなかった。

大きなポリバケツに水道水がはってある。
大きなひしゃくで、まず両腕に掛ける。脚にも掛けたいところだが
シューズが濡れるのはキライなので、やめておく。
今回は、長い髪が、襟足の日よけの役目を果たしてる。
その髪の毛にも水を掛ける。背中にも水を浴びせる。
おー、冷たくて気持ちいい。
走り始めると、風を受け、気化熱で涼しい 
でも、髪の毛もウェアもすぐ乾いちゃう。

再び、あぢ~

日焼け止めは、すっかり流れてる。あーあ、またシミが増える~


なぜか、この辺から、ぱったりと写真を撮ることをしなくなった。
なんでかなー?

好調とは程遠いけど、歩くことなく、レストステーションまで。
レストステーション到着、12時40分頃=スタート後8時間40分くらい
20分の貯金。

*第4回 いわて銀河100km チャレンジマラソン ②

2008-06-11 | 道楽・ランニング


■第4エイド 21.2km まで

イノさんとおしゃべりしながら走る。
最初のエイドの少し前に、大阪の男性も加わり、おしゃべりラン。
全国津々浦々のウルトラを走破してるらしい。
物好きだね~ と内心思ったけど、第三者から見れば、私も充分、「物好き」 
だろうと、(心の中で)苦笑。

最初のエイド。
なぜかトイレが混んでる。イノさんは並んだが、私は次のエイドで、
トイレに行くことにして、イノさんを置き去りに。

14.7km のエイド
うっ、遠くから見えるトイレは1つ。でも並んでる人はいない。
ここで行っとこう。
仮説トイレ、ガタガタ不安定で、怖かった。

おにぎりやらバナナを食べてると、ブルーのランドレのイノさん発見!
  

イノさんは、「待っててくれたの~?」 と言いながら、エイドに入ってくる。
  

「ううん。トイレで時間とったんだよ~。」 と大声で返すと
エイドのおじさんに、「そういう時は、『待ってたんだ』 って言っとくんだよ。」
と言われる。 「そっかー、待ってたんだよ~。」 と言い直したら
おじさん、「もう遅い(笑)」 だって。


ここで、イノさんのとんでもない発言が飛び出す。

 「私、もうやめたい…」 

えっ? まだ15km 手前だよー!?
どこか傷めたのかと思ったら、そうでもないみたい。
なんか、あんまり激励しても、負担になるかと思って、「うーん…」 と
唸っただけで、「先に行くね。」 と走り始めた。

あとからイノさん本人から聞いた話。
応援の知り合いの女性に励まされて、15kmでのリタイアは
思いとどまったんだって。 ヨカッタ。


次のエイドは、21.2 km なので、15~20km 間の 5km は休憩なし。
この5km、31分半で走ってた。今思えば、速すぎだったなと。
7分/km 程度で刻んでいくべきだった。


去年、ボランティアの おじちゃんと握手したり、冗談言ったりして
触れ合った21.2km のエイド。そのおじちゃんは、今年も元気だった。
そして、去年と全く同じ位置に立っていて、全く同じやり取りをした。
飴を2個差し出して、「これ持ってきな。」 との言葉まで一緒。

なんかおかしくなってきて、笑いながら、「いやん、去年も、おとーさんに
元気もらったよ。飴ももらったし。いいなあ。」 と言うと、
「岩手はいいとこだろ?」 っておじちゃん。
「うん、老後は移住すっかなー」 と私。
「老後なんて言ってねえで、今すぐ来い。」 とおじちゃん。
「とりあえず、また来年、走りにくるわ。」 と言うと、別のオジサンが
「来年、このおっちゃん、死んじゃってるかもしんねえよ。」 と冗談とばす。
一同、爆笑。



■第7エイド 35.4km まで

これは、どこの橋でしょう。たぶん30km あたりだったかな。
 
この天気は、どうみても観光日和。走るには適さない。
20km を過ぎたあたりから、気温はグングン上昇。
すでに、バテバテ。

1本を3分の1にカットしたバナナ、2個ずつ摂るようにしてたが
“得意” なはずのバナナが入らなくなる。
29.4km 以降 のエイドでは、無理やり1個を口にして
あとは、塩をつけたおにぎりを水で流し込む。
走ってるときに、チャプチャプしてたくらい水を飲んでしまった。
それもバテル要因だったかな。


なめとこラインを控えたエイド 35.4km 地点
 
ここでは、DVD用かな? 撮影クルーが。

おばちゃんたちとおしゃべりして、飲んだり食べたりのところも
撮ってたけど、どうだろう、使われるかな?

去年は、「怖いもの知らず」 だったけど、今年は知っている。
このあと、だらだらと続く上り坂。そのあとの激坂&長いトンネルも。




*ちょっとブレーク ②

2008-06-11 | 食道楽
第4回 いわて銀河 100km チャレンジマラソン 78km リタイア 顛末記
(長っ!)
途中だが (って、まだ①だけ~) ちょっとブレーク


火曜日。
午前中は、いつものエアロをいつも通りやって、さっさと帰宅。
ランチは、ごく近所にオープンした中国料理店へ。
(夫が休みでに居た)


折り込みチラシが入っていて、「中華街の味」 なんて謳い文句がある。
15日まで全品 30% オフだということで、試しに行ってみることにしたのだ。


うちから、2分くらいかな。
2階には、40~50人の宴会OKのお座敷があるようだ。
こんな場所で、商売成り立つのだろうか。
オープン初日の昼時でも、満席ということなかったし…
私が心配することでもないか。

真新しいふかふかのお座布団
 


海鮮そば・豚バラ肉飯・ 焼き餃子 をオーダー
 (ご飯の方は取り分けたあとだし、餃子は入ってないダメ写真
 

見た目より薄味で、おいしかった。
特に豚バラの煮込みは、とろっとろ。
八角(五香粉かな?)の香りが食欲をそそる。美味だった。

今日のお勘定は、全部で1520円。
こりゃあ安い。30% オフだからねー


で、いったん家に戻り、次の目的地は、港北 IKEA
夫の運転で出発
壁掛けの時計が調子悪く、たまに止まってしまう。
体のいい、しかも安価なものを探すには、IKEA が一番ということで。

平日は空いている。
土日は混んでいて入る気にならないカフェで、コーヒーブレーク。

スウェーデンのスウィーツ盛り合わせ
 

黄緑色の雪見大福のようなのは、プリンセスタルト。
頭が痛くなるほど甘い!
それなのに、ジャムが添えられている。
試しにジャムを口にしてみると、酸味がさわやかに感じる。
それほど、お菓子は甘い。

IKEA FAMILY のカードを持っているので、ドリンクバーは1人分無料。
スウィーツも割引があって、全部で620円也。
ゆったりソファを陣取ってくつろいだから、お安いのかな。
後ろの家族連れの子供が、ぎゃあぎゃあうるさかったけど
店のコンセプトは、(昔で言う) ニューファミリー対象だから
そのくらい我慢しないといけないか。

でもって、お目当ての時計。
なーんと、149円 で購入。ちゃっちいけど見やすい。
とりあえずって思っていても、ずっとこのままになるんだよな。
ま、いっかー。
149円と言わなけりゃあ、誰にもわからんし。
(ってここで書いてるけどね

せっかく、時計をコストダウンできたのに、他の、さして必要に
迫られていないものをこまごま買ったので、かえって散財したかも。

*ちょっとブレーク ①

2008-06-11 | フツーの日記


第4回 いわて銀河 100km チャレンジマラソン 78km リタイア 顛末記
(長っ!)
途中だが (って、まだ①だけ~)、ちょっとブレーク。


中一日、火曜日。

私、なんて元気なのだろう。
78km のダメージって、ほとんどない。
去年は、火曜日もマメが痛くてシューズが履けなかった。
右足第一指の爪も黒く死んでいたし。
その二つのトラブルに見舞われなかったこともオドロキだけど
軽い筋肉痛だけというのは拍子抜け。


結局、いつものエアロビクスをいつも通り、こなせた。
 跳んだ、跳んだ)
スタジオの中の誰もが、前々日に、私が78km 走ったなんて
気付かなかっただろう。
日焼けは、「南国帰り」 と思われたかも?


フルマラソンの翌日、筋肉痛等のダメージが全くないと
「こんなんじゃ、もっともっと頑張れたんじゃないか。」 と
後悔するが、今回は、それはなし。
73.3km の関門で、オールアウト。
あの関門で、その時に持っていた力を全部出し切ってしまった。


とにかく、自分でびっくりするほど元気 

どうしてもって言われたら、銀河のスタートラインに、今すぐにでも立てる。
100km 走れるような気がする。
(あくまでも涼しかったらの話だけど。暑いのはどうしてもイヤ。)