明日のために。
ん?
あしたは、どぉっちだぁ by 矢吹ジョー
■今回、新たに (あらためて) わかったこと
バナナを食べなくても、足は攣らない。
今まで、「足が攣る」 = 「カリウム不足」 というのが頭にあり
カリウム摂るには、「ぜーったいにバナナ!」 と思い込んでいた。
今回も、バナナ、全く食べなかったわけじゃない。
普通の人より食べてたかもしれない。(スタート前に2本食べてるからね~)
しかし、去年の15本と比べたら、3分の1にも満たない量しか食べてない。
それでも、攣らなかった。
やっぱり気力がものをいう
ウルトラマラソンは体力もさることながら、最重要点は、気力。
今年は、痛み・不具合箇所が全くなかったけど、走れなくなった。
■反省点
長すぎたエイドでの休憩時間
去年のタイムと今年のタイムを比較すると、レストステーション(66.5km)
までは、ほとんど変わらない。同じような時間の使い方(歩の進め方)を
してきたんだと思う。
一番反省すべきは、レストステーションでの休み過ぎ。時間のかけ過ぎ。
着替えをしてリフレッシュしたわけでもない。
シューズを脱いでマッサージしたり、腰掛けて脚を休めたわけでもない。
結局、おしゃべりしてただけ…かな。
「15分弱の滞在だった」 と既出の記事に書いているが
前後の65kmや70km地点のタイムから推測するに、
レストステーションの滞在時間は、20分強だったようだ。
いったい、何やってそんなに時間使うんだよ~?!
って、だからー
おしゃべりしてただけ。そんだけのこと。
でも、どっちを取るか、なんだよね。
休息たっぷり取ってると、関門時間に追われる。
関門を気にして早々にエイドをあとにすれば、疲労が累積され
もたないかもしれない。気持ちもリフレッシュされないし。
こればっかりは、やってみなきゃわからん。
ま、「エイドでの休息は、適度な時間にする。」
これが、今回得た教訓。
諦めない気持ちの不足
去年、 73.3km の関門は、制限時間に12,3分の余裕をもっての
到着だった。そして、出発したのが、2,3分後の13時半。
次の86.3kmの関門は、15時ぴったり。13km を1時間半で。
去年の完走記に、「これは、きびしい。」 と書いている。
今年は、73.3kmの関門が、ぎりぎり、13時40分着。
でも、次の関門が10分繰り下げとなったので、やっぱり13km を
1時間半で走るってことだった。
73.3km地点を出発してすぐ、そのこと (去年と同じ条件だということ)
が頭をよぎったけど、なにせ、関門でダッシュして余力がなかったのと、
暑かったのもあって、気力がゼロ。
「諦めちゃった」 のだ。これ以上、ムリって。
その気持ちが、足を止めちゃったんだろうな。
去年の完走記の 「関門のこと」 の項に、
諦めちゃいけない、最後まで
と書いたのは、そう、この私。
今思えば、あのとき、なぜ、この自分の言葉を思い出せなかったのか
と不思議なのだが、今悔いても仕方がないことだ。
でも、諦めないでムリしたら、具合が悪くなったり、怪我をしたり
大きなトラブルに見舞われたかもしれない。
多くの人に迷惑をかけることになっていたかもしれない。
結局は、「私のしたこと」 は、正しいのだ。
そう思うことにしよう。そう思える私はエライ!
つくづく、自分に甘いなあ。
なんか、長生きしそうだわ、わたし。