ひとみさんのおうちごはん 「よろしゅうおあがり」

自然の恵みをいただいて、こころとからだが心地いい暮らし

「おばんざいランチ」はちょっとよそゆき♪

2011年10月15日 | おばんざいつれづれ

昨日、悩ましい「おばんざい」について書きましたが、結論は・・・

 

「おばんざいランチ」は「よそゆきごはん」

 

こんな感じです(^^)。

 

 

いわゆる「おばんざい」は、普段着のごはん、京都のおうちごはん・・・っていう意味なんだと思います。

日本の食文化は多様化してきて、普通にいろんな国のお料理とか日本全国の郷土料理が食べられるようになりました。

家庭でも和洋折衷の料理が食卓に並ぶようになりましたが、昔は家庭で毎日普通に食べられていた「おかず」が当たり前のものでなくなってるんだなあ・・・って最近思います。

でも、やっぱり日本人だものね。おしょうゆとみりんの甘辛味とか、おだしのきいたおつゆとか、DNAに組み込まれてるんじゃないかな。

 

 

京都でも他の地域でも、普段着のごはん、おかずが毎日の食の基本であることには変わらなかったはず。

でも、少しちがうのは、京都にはそこに暮らしの文化の裏付けがあることじゃないかな。

旬のものをその時期にありがたくいただく、素材を生かして調理をする、無駄をつくらず調理をする、作りおきのおかずを常備する、月末にはお金をかけないで始末しボリュームのあるおからを炊く・・・。

そうしておいて、おいしいものを食べに行くときはその味を楽しみ、時間を楽しむ。

季節や行事に合わせたごはん、おかず、お菓子・・・などを節目でいただくことで、季節の移り変わりを多様な面から感じ、またこの季節を迎えられたこと、無事にまた次の季節に移っていけることに感謝する、そういう心とか精神がいわゆる「京のおばんざい」にはあるんだと思います。

それを淡々と作り続け、食卓に並べることは、めちゃくちゃ難しいことじゃないと私は思うけれど、これだけ便利になってる世の中だから、意識しないと便利な方へ流れてしまうのでしょう。

私はもう横浜にいる人間だからえらそうには言えないけれど、京都にいても意識しないと普通のおかずはつくらないようになっていくんだと思います。

 

 

だから、京都に観光で行かれた方たちが、京都を味わいたくて「京のおばんざい」を食べたくなる気持ちが、今は少しわかるような気がするの。

だって、食事って料理そのものの味とかだけでなく、雰囲気とか空気感とか含めて五感で味わうものだものね。

 

横浜にきてからずっと「おばんざい教えて」とか「いいよね、おばんざい」って言っていただくたびに、心に芽生えるモヤモヤと戦ってきたんですけど(^^;)、何だかそれがバックグラウンドにあるのは幸せなことじゃないかなって思います。

京都を離れてからの時間が長くなり、さらに両親が亡くなり帰る場所がなくなり、京都はせつないものになりました。

でも、実際にそこで生まれ育ったことは財産、そんな気がします。

 

 

11月の「つづき・ひとの『わ』ランチ」のメニューを決めるとき、すごく悩みました。

決めてスタートしている今も、メンバーで「どんなランチにしようか」と話し合っています。

一番の願いは「来た人に楽しんでもらうこと」です。来た人に食べて笑顔で元気に帰ってほしい、そんなランチにしたいと思っています。

そしたら、私らの提供できるサービスは、今は「おばんざいランチ」です。

とりあえず今は、ね。好評だったらこのままいくかな・・・って感じです。

家で食べているのは普段着。でも、それを盛りつけやテーブル、サーブの仕方、雰囲気に工夫を凝らすことで、「ちょっとよそゆき」「きれいなおべべ」にします。

横浜にいながらにして、京都を感じてもらえるランチにします。

 

 

盛りつけや雰囲気の演出はお花畑さんと蜂蜜さんがお得意。だから、ほとんどお任せです。

私は・・・おだしの取り方に始まり、そのおだしを決める昆布からこだわり、お揚げなど使う食材も京都のものを手配、できるだけ京都を感じてもらえるものにしようと思っています。

それをここ都筑の地場野菜や岩手の食材を使って、横浜で、私たちが作るからこその「おばんざいランチ」を提供したいと思ってます。

 

 

長々と書いてしまいましたが、(まだ模索中なの ^^;)、ようは、おしゃれな京都っぽいランチを演出しますので、それも味わいに来てもらえたらうれしいな。

 

横浜から京都まで、新幹線で往復3万円。それで京都を楽しむのもいいけれど、センター南までの電車代で味わえる「京都」。

それはなかなかええんちゃう!?

たくさんのお越しをお待ちしています。

楽しいイベントにきっとなると信じています(^^)v

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お別れしました。

2011年10月15日 | 日々のこと

今日は朝からすごい雨風で、横浜は先日の台風を思わせる強い風が吹いていました。

今は雨も上がって、気温も高めで、時折吹く風が心地よいですけれど、秋の風情を感じるようになってきましたね。

嵐のような雨、風を見ながら、「そうだ、彼はどうしているんだろうか」・・・と思いました。

たぶんもう二度と会えない彼のことを考えていました。

 

 

今年の夏の一番の思い出は彼とのこと。

夏の間、何度か会いました。そのたびにドキドキして思い出ができました。

なんどもそうして姿を見せてくれていたのに、急にすっといなくなったから、もう終わりだと思っていました。

でも、そう、あの日。ふとまた現れたんです。

 

 

 はい。予想通り、「彼」です(^^)。

カマキリくん。緑だからわからないかな。まんなかに・・・。

 

 

お風呂を洗おうと思って、窓を開けたら、そこにぬうっと現れました。

そしてね、また、じーっと私を見つめてるんです。

いつもよりすごく長かった。同じポーズでずっと私のことを見てました。

体の中ほど、足を大きく開いてがんばってるのわかりますか?

「ほら、オレってかっこいいだろう」って言ってるかのようでした。

 

 

しばらくこうしていたのですが、その後、急にするすると上に登っていってしまい、それっきりになりました。

 

 

その前に見たときは彼は素敵なみどりいろをしていました。でも、この日は少し枯れた葉っぱの色をしていました。

それは、季節の変わるしるし。お別れが近いしるし。

 

その前にきっと彼は「さようなら」のあいさつをしに来てくれたんだと思います。

夏のふたりの思い出にピリオドを打ちに。

 

それでもふと、風に揺れる草かげを見ると、もしかしたらまた会えるんじゃないかと彼を探してしまう私です。

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「おばんざい」は悩ましい。

2011年10月14日 | おばんざいつれづれ

チームKの「つづき・ひとの『わ』ランチ」は、「秋野菜で楽しむ京のおばんざい」。

来週ママスハウスで開催する「ひとみさんのおうちごはん」の特番?は、「ひとみさんのおばんざいランチ」

「おばんざい」づくしで、以前から私のことをよくご存知の方なら、ちょっと???マークが頭に浮かぶのではないかしら。

 

 

ブログを始めてすぐの頃、「おばんざい」について書きました。

(5月23日 → こちら )

その時の戸惑う気持ちは今も変わっていません。

なのに、自らタイトルに「おばんざい」を使うなんて、「なんかそれってずるくない?」「所詮、人が集まったらそれでいいんやろ」「悪魔にタマシイ売ったような感覚」(^^;)・・・とか何を言われてもしゃあないんちゃうやろか・・・って、実は居心地が悪いのです。

・・・いや、誰も面と向かっては言われへんけどね。そこがまたこわい・・・(^^;)。

 

 

夏に、結婚して京都を離れてかれこれ数十年・・・という方とお話をした時のこと。

私の仕事の話になって「おばんざいランチっていうのをやったんです」と言うと、「・・・? おばんざいって何ですのん??」と、真剣に聞かれました。

つまり、私よりちょい上の年齢の方が京都で生活していた頃はメジャーではない言葉だったんじゃないかなって思いました。

その方が生まれ育ったのは、京都の洛中にほど近いところ。私のように西の果てではありません。

だから、本当なら、昔から家のおかずをおばんざいと言うならばその方は当然使っている言葉だったはずです。

一応私の持っている知識で説明し、「おばんざいで人気のお店が今増えているんですよ」なんて話しましたが、「腑に落ちひん、だって知らん言葉やし」「なんでおからとか菜っ葉の炊いたんをわざわざお店で出さはるのん?」って感じでした。

 

 

また別の日、横浜市在住の男性に「おばんざいって僕たちが普段食べてるものとどう違うんですか」と聞かれました。

これにも私は「うーん・・・」でした。

「いや、そんなにちがわないです」と思わず言ってしまいました。

だって、私の作っているおかずはまぎれもなく「おばんざい」って呼べるものでしょう。でも、私自身はそんなに特別なものだと思っていないからです。

ブログの自己紹介にも書いているとおり、「普段着のごはん」です。

ただ、それをあたりまえに作る人は減っているかもしれませんね。

 

 

こうして、なんとなく「おばんざいのうえのさん」みたいなイメージが一部で先行する中(なんかゲイノウジンみたいやね ^^;)、自分の中ではちがうねん、なんかちがうねん・・・という思いが積み重なりながら日々過ごしています。

そのくせ自ら「おばんざいランチ」と命名し、準備を進めて、わくわくしながらも矛盾した気持ちを抱えている毎日です。

 

でも、こうしてずっとずっと考えているうちに、わかってきたことがあります。それをまた書きます。よかったら読んでください。

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ポトフ

2011年10月14日 | ごはん

夜になってもまだおなかの調子がイマイチで、何にも食べたくない、作りたくない。

・・・こういう日もあります(**)

どうしよう・・・。

そうだ、ポトフにしよう。

 

 

残り野菜のハンパものは冷蔵庫にいろいろあるし。

片付けができてちょうどいい。

 

 

味噌汁を作ろうと鍋に水と日高昆布を浸けておいたけれど、これをそのまま大きいお鍋に移して。

 

ルクルーゼ。

私だって持っているのさ(^^)v

 

ちょっと考えて、ここに利尻昆布を大きめに(いつもの私より)キッチンバサミで切ってお鍋に追加しました。

今日はシンプルに作りたいから、おだしがモノを言う。

京昆布舗田なかさんの利尻くんは長く煮ても、えぐみも出ないし、お汁も澄んだままだから、きっとこのポトフに合うはず。

 

 

キャベツ、たまねぎはくし切り。人参、大根、じゃがいもを大きめに切って水から煮ていく。皮をむくのはじゃがいもだけ。むかなくてもいいけど、今日はあっさりと仕上げたいから。

鳥もも肉はこれまた大きめに切り、塩こしょうをしておき、鍋に加える。

そうだ、先週豆のサラダを作った時戻したひよこ豆が少し残ってる。これも入れよう。

あとはコトコト煮るだけ。

アクはていねいに取る。手間をかけるとしたらこれくらい。

 

大体やわらかくなったら、かぶ、しめじを加えて少しだけ煮る。

ここに「庄右衛門インゲン」を加えて、火を止めます。

これはまた、大地を守る会の「とくたろうさん」で届いていたもの。 

「福島県会津地方で昔から作られていた在来種のインゲン」なんだって。

実はこれ結構前に届いてた。4本だけ冷蔵庫の片隅にいたから入れました(^^;)。

 

味つけは塩こしょうだけ。

シンプルなのが絶対いい。

 

 

いただきます♪

思ったとおりの味。

野菜からそれぞれのうまみが出て、合わさってやさしいお味になりました。

物足りなければ、ケチャップ、カレー粉、柚子こしょう、黒七味・・・などなど、それぞれ好みのものを足せばいい。

庭からイタリアンパセリを取ってきてちらしてもおいしいだろうけど、今日は私はやめとこう。

 

からだもあったまって、おいしかった。

特にキャベツがやばいほどおいしかった。満足♪

 

 

忙しい朝はあたためるだけですぐ食べられるし、余ったらお昼にごはんをいれてとろけるチーズを入れてリゾットに。

こういうのは赤ちゃんのごはんにもすぐ使えるし、本当に便利ですよ。

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「2011都筑mottoいきいき元気プロジェクト」支援事業に選ばれました。

2011年10月14日 | ひとの『わ』ランチ

私の住む横浜市都筑区の「まちそだて活動」に対して、(株)横浜都市みらいが支援を行うという、「2011都筑mottoいきいき元気プロジェクト」という事業があります。

先日、選考会があり、私たちチームKの「つづき・ひとの『わ』ランチ」が支援事業に選ばれました!!

 

 

チームK事務局の池田さんと二人、プレゼンテーション会場に向かいました。

 

 

プレゼン!!

人の前で発表するのなんて、久しぶりです。

小学校のPTA会長をしていた頃はそういうのばかりで、他でもミニコミ紙の関係でパネラーをさせていただいたり、会議で意見を述べたりする機会もたくさんあったのですが、最近はもうすっかり家にひっこんでいるので内心ドキドキ。でも、無事に終えることができました。

何しろ、池田さんはいつも冷静沈着。声の出し方からしてちがいます。

私は・・・そうね、味で勝負!!かな(^^;)

 

審査員の方々は都筑区長、東京都市大学の先生、その他地域有識者の方々。

本当に緊張しましたが、これからの活動のヒントもたくさんいただき、頑張ってよいものにしていこうと思えた時間でした。

 

頑張ります!!

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梅しょう番茶

2011年10月14日 | 梅しごと 

おなかが痛い。昨日からチクチクがひどくてなかなか治らない。

最近ちょっと忙しくて、時間的に忙しいのはいいんだけれど、頭と心がいっぱいになってるからかなあと思います。

でも、今のいっぱいいっぱいはキツいんじゃなくて、前のめりにどんどん行く感じだから、とても充実してる。

 

だけど、体は正直です。

ちょっとオーバーワーク気味だよって言ってて、弱いところに出てきます。

そう、私、小さい頃から胃腸が弱いんです。

 

風邪かもしれないけれど、こういう体の調子を崩しているっていう状態は、「ここで立ち止まりなさい」っていうサインだと思っています。

といっても、乗ってるときってなかなかブレーキ踏めないんですよね。

 

せめて食生活だけは気をつけて・・・と思っているのに、午前中打ち合わせで出てテンション上がって、ついつい調子に乗ってコーヒーとケーキを食べてしまった。ひえー。

 

 

こういう時はまず粗食にする。そして、「梅しょう番茶」。

 

梅干し1個を湯呑茶碗に入れ、お箸で種を取って、実をよく突いて練る。

純正醤油を小さじ1杯加えてさらに練り、生姜おろし汁を2,3滴加えて、その上に熱い三年番茶を注ぐ。

 

  私のバイブル。読みやすいの。

もう10年以上使っています。大体こういう手順がこの本には書いてある。

 

 

でも、ここまで厳密にはしません。

梅干しの大きさによって1個入れるか半分か、もっと少ないか違うし、生姜だって、おろし汁だけじゃもったいないし。

 

だから、私は、梅干し半分か種(周りにちょっと実がついてるくらいの)をマグカップにいれ、醤油を加えて練り、おろししょうがと汁をがっと入れて、三年番茶を注いで味見。

おいしいと思う味にして飲みます。

体調によって、醤油を多めにしたほうがよかったり、のどが痛いときは生姜を多くしたり。

種だとちょっと浸けておくと、しばらくしたらまたエキスが出てきて、そういう状態だとごくごく飲めちゃうから、それもいいと思う。

 

これを一日何回か飲んでいると、体調が回復してきます。

この過程全部踏めないほどしんどいときは、醤油番茶にして飲むだけでもかなり効く。

ただし、脱脂大豆とかでできた醤油じゃだめ。というか試したことがないけど効かないと思う。

純正醤油と本には書いてある。つまり、大豆、米、塩で昔からの製法で作られた醤油です。

 

今日はまだ経過途中。早くお腹痛が治りますように。

 

写真は去年作った梅干し。

あちこちにあげたり、お土産にしたりしていて、今年はかなり減ってしまった。もうあと2個しかない。

なくなったら今年の龜をあけようかどうしようか、ちょっと悩んでいます。しばらく悩みます。

大きい梅干し。こうしてお皿に乗せたら、上生菓子みたい?

見えないか(^^;)

 

 

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「つづき・ひとの『わ』ランチ」 予約が入り始めました。

2011年10月13日 | ひとの『わ』ランチ

「つづき・ひとの『わ』ランチ」

先日「予約したよ」のコメントいただいた方がいらっしゃいましたが、この週末から予約がぽつぽつ入り始めました。

昨日の時点でフタケタになり、うれしい限りです。

まだ1ヶ月も先ですが、楽しみにしてくださっている方がいらっしゃると思うと、いいものにしよう!!とあらためて思います。

頑張りますので、楽しみにしていてくださいね。

 

 

今はチラシを発注して、届くのを待つばかりです。

といっても、写真と同じく、お花畑さんやはちみつさんがデザインして作ってくれました。

私が考えると泥臭くなるんだけど(^^;)、とてもモダンでおしゃれなものができあがってきそうです。

手元に来たらあちこち置いていただいたり、お渡ししたり、無理やり押し付けたり(^^;)すると思いますが、本当にきれいなチラシなのでこちらもお楽しみに♪

ていうか、モダンって書いてしまうところが泥臭いというか昭和な感じというか、わたし的かなあ・・・(汗)。

 

 

そうそう。

「つづき・ひとの『わ』ランチ」のHPのニュースに池田さん(蜂蜜屋さんだからはちみつさん)が、昨日ブログで書いた「宮台さん訪問」のことを書いてくれています。読んでみてね。

同じ時間を共有したことでも書く人がちがうとまたちがうんだなあ・・・と思って、面白く感じています。

こういうのがひとりで何かをやるのとちがう面白さだと思います。

 

 

それにしても、チラシができあがる前に予約が入ってるって、すごいことだなあ。ありがたいなあ。ありがとうございます(涙)。

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生落花生の塩茹で

2011年10月13日 | ごはん

宮台さん訪問での一番の収穫は、生の落花生。

直売所には旬の野菜しかありません。

同じ地域でも農家さんごとに作っている野菜が微妙に違ったり、逆に同じ時期には同じ野菜ばかりが重なってしまったり。

一年間あまり変わらずほとんどの野菜が手に入る便利なスーパーと違うのがこういうところです。

それを不便と思う人もいるでしょうけれど、足を運んでみて「今日は何と出会えるかな」というワクワク感が味わえるの。

これがとても楽しい。

それに一番美味しい食べ方とか調理の仕方を教えてもらえたりするから、とってもおトクなのよ(^^)v

 

 このまん中の袋に入ったのが、生落花生。

 

ほらね。親切に茹で方を書いてくださってます。

 

よし。家に帰って茹でてみよう。

・・・とその前に。

 

畑に行きたくなったのは、この落花生の話をおばちゃんにしたことから。

落花生ってどうやってできてるんですか、イメージはじゃがいもみたいな感じなんです・・・って話したら、「お父さん、ちょっと連れてあげて」・・・とお願いしてくださいました。すみません・・・。

 

広い畑の奥の方にあった落花生畑。

そうかあ、お豆だもんね。葉っぱが豆の葉っぱだ。

抜いて見せてくださったのに、このヘタな写真(**)。

わかりますか?抜いたら落花生がゴロゴロついてるんです。

やったー。イメージどおりでした。

これをひとつひとつ手で摘み取って袋に詰めて、これでやっと写真の袋入りになるのですって。

やっぱり農家さんの仕事ってすごく大変です。

書いてあったとおり、鍋に水と塩小さじ2杯と落花生を入れて、煮立ってから約15分くらい茹でて、茹で終わったらお湯が冷めるまで置いておく・・・。

この冷めるまでそのまま・・・が大切だと教えてもらいました。

 

 さて、いただきましょう。

息子に持ってもらってパチリ(^^)

 

中は白くて柔らかくて、炒ってある落花生とは別物です。

甘みがあっておいしいの。

でも、ちょっとやわらかくなりすぎちゃった。それでもおいしいのだけれど、ちょっとくやしい。

 

生落花生は初めてではなかったけれど、とりたてのおいしさ、作った方の顔が浮かぶという+αで何倍もおいしかったです。

この落花生の品種は「まゆだま」って言うんだって。うーん、たしかにわかる。そういう形してる。

 

おまけ。

鷹の爪も売られていたので、2房買いました。

こうして台所の窓際にぶら下げて、目で楽しんで、乾燥させたり、そのまま料理に使ったり。

かなり楽しめそう。

 

生の落花生。今だけの楽しみです。もし見かけたら買って茹でてみてね。

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都筑の農家「宮台利雄さん」の直売所に行きました

2011年10月12日 | ひとの『わ』ランチ

先週末の土曜日、私の住む都筑区の農家「宮台利雄さん」の直売所に行ってきました。

 

「つづき・ひとの『わ』ランチ」は、都筑野菜を使おう、それも顔の見える野菜を使いたい・・・ということで、農家さんから直接野菜を買って使うことを決めています。

毎回2軒くらいの農家さんから購入していく予定です。

そのうちの1軒が、つてをたどってご紹介いただいた、宮台さんです。

 

宮台利雄さんの直売所情報は → こちら

 

日曜日は中川駅の朝市、火・木はセンター北駅構内で販売されていますが、

 土曜日は自宅です。

16:00~19:00 以前は20:00まででしたが、震災後は一時間繰り上げたとのこと。

 

16:00~ってえらく遅い時間なんだなあ・・・って思いながら訪問。

そこがミソでした。

朝から作業してその日に収穫した野菜を提供したい・・・だから、自宅の直売は16:00~なのだそう。

 

なるほど。そうしたらこの野菜たちは全部朝まで枝なんかにぶら下がっていたのね。

 

 宮台さんの息子さん。

いろいろ野菜のこと、教えていただきました。

 

お話しているうちに私、我慢できなくなってしまって・・・。

畑を見せてくださいってお願いしてしまいました(^^;)。

  

すごい。広いです。

 

 人参。芽が出たとこです。

 小松菜。こんなにまだちっちゃいの。

この小松菜をランチで使わせていただく予定です。

 

 

あー、もうわくわくしちゃって。

作っている人の話を聞くのはすごくおもしろい。楽しい。

楽しすぎてとまらない。

横で、一緒に行った池田さんがすぐ脱線する私を何とか戻そうとしているのがわかるんだけど、ついつい・・・(^^;)。

 

  これだけ買って1400円くらいでした。ほとんど100円なの。

 

新鮮な野菜はそれだけでごちそうです。

あー、もうしあわせ♪

 

ごあいさつと使わせていただく野菜を決めに行ったのに、すっかり楽しんでしまいました。

でもね、こうして誰が作ってくださったのかを知ってて料理するのって、本当に楽しいし、大切に大切に使おうと自然に思うものです。野菜がいつもにまして愛おしくなるというもんです。

 

地産地消・・・っていうけれど、かしこまるんじゃなくて、理屈抜きに楽しいこんなことを、たくさんの人に知ってほしいな・・・って思います。

これからがとても楽しみです♪

 

宮台さんご一家の皆様、いろいろお話いただき、ありがとうございました。11月お世話になります。よろしくお願いいたします。

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今年で30歳

2011年10月12日 | アフタヌーンティー

前にも書いたのですが、アフタヌーンティーが大好きです♪

それはそれは遠い昔、学生の頃に京都の四条木屋町、高瀬川のほとりに京都1号店ができて、そこからずっとずっと好きです。

 

で、今年は30周年なんですって。

それでいろいろ催しや記念グッズ販売やプレゼント、復刻ものの発売など、ワクワクすることがいっぱいです。

 

最近忙しくてショップに足を運んでいなかったのですが(っていっても、つい1週間も経たないくらいにティールームで紅茶を買ったりはしたんだけど ^^;)、今日用事のついでにふらりと寄ってみました。

 

たまプラーザテラスの2階にあるお店は、リビングとティールームとが併設されていて、ついついゆっくり見回ってしまうお気に入り。

さて、今日はどうしても買いたいものがあったのですが、売り切れていて取り寄せしてもらうことに。

その代わりといっちゃあなんですけど、上の写真の「Afternoon Tea LIVING GIFT CARD」を手に入れました(^^)v

 

 

普通のチャージして使うカードです。ほら、パスモとかスタバのとか。・・・って、私はこの2枚しか持ってないのですが。

写真のは期間限定。この「限定」の響きに弱いワタシ(^^;)。

でも、ほら、とってもかわいいでしょ。

 

定番もあるのですが・・・

 右下の写真の2枚。

これもかわいいんだけど、ここはやっぱ「限定」で。

 

 

 こちらは「LIVING POINT CARD」

最近はたいていのお店でポイントカードってあるものですが、アフタヌーンティーは期間限定とか店舗限定とかはあったけれど、定番のものがずっとなくて。今年になってできて、ヘビーユーザーの私としてはうれしい限りです。

 

 

さて、ギフトカードにレジで1000円だけ入れてもらって手に入れたのですが。

誰にあげるのかって?

 

・・・いえいえ、そりゃあ、自分で持っておきます(^^)v

 

めっちゃちいさなしあわせだけど、めっちゃハッピー♪

ハッピーついでに・・・

 

 

キハチのロール「和栗」を買いました。ひとつだけ。こちらも季節限定。

秋っぽいぬくもりのある手描きのカップで紅茶といっしょに。これもアフタヌーンティー。カップも紅茶もね。

 

 

いただきまーす♪

と、ありゃりゃ。今、めずらしく子どもが早く帰ってきちゃった。

仕方ないや。しあわせのおすそわけ。きっとまたいいことあるよね。

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