はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

ブーツがどこかに消えて、着物を処分

2024年01月13日 | 我が家
2024/01/13


風が吹けば桶屋が儲かる
みたいな感じの見出しですが
探し物のお話です。


先週、寒くなってきたし
そろそろブーツを出そうかしらと
しまってあったクローゼットを見ました。

いつも置いてあった奥のほうの場所を
見ましたが、ありません。

あれ? どこにしまったのだろうと
いろいろな引出しを開けてみたり
手前の物を取り除けてみたりしましたが
やっぱり見つからない。

それ以来、家じゅうの
思いつく限りの場所を探しましたが
やっぱり見つからない。

捨ててしまったとは思えないけれど…。

あのブーツはそんなに履く機会は
なかったけれど、大事にしていたから
捨ててしまうはずがない・・・


でも、広くもない家なのに
どこを探しても見つからないので
捨ててしまったのかもしれない
と思い始めました。

探し物が見つからないって
精神衛生によくないですね。

大事な書類とか
高価なものではないので
ブーツがなくなったくらいでは
そんなに困ることではないけれど。

夜中にパッと目を覚まして
高い位置から部屋の中を見渡すと
ブーツがみつかるかもしれないと
椅子の上に乗ったこともありました。
(寝ぼけてたのかも😆


そしてブーツ探しが
その後にどう影響したかというと
私の断捨離モードが始まったんです。
(周期的にときどき断捨離モードになります)

置き場所がわかっていないのは
モノが多いせいである
(記憶力のせいではない)
ということにして。

たまった書類、冊子、衣類はもちろん
クローゼットにあったカバン、袋物の類
下駄箱の中の履かない靴…。


そして着物類。

たいしたものは持っていないのですが
それでも訪問着、夏冬の喪服など数着と
帯、バッグ、草履などの小物類。

着物はこちらに来てから
1度も着たことがないのです。

というか、ひとりでは着られません。

亡き母がしつらえてくれたり
親戚の叔母たちがくれたものもあり
思い出もありましたが
私自身に着物の知識・興味がないので
今後も着ることはないだろうと思いました。

この際、処分することにしました。

ネットで見た着物買取に電話をして
段ボールを送ってもらいました。

段ボールに着物を詰めて
送り返すのはこれからなんですが。

古いものなので
高く買い取ってもらおうなどとは
思っていませんが
引き取ってもらうだけでも
ありがたいと思います。


ブーツが見つからなかったことから
断捨離が始まったのですが
前は必要だと思っていたものが
どんどんいらないものになっているのに
気づきます。


私はたくさんのモノに支配されて
片づけたり、整理したりということに
費やす時間やエネルギーが
もったいないと思うのです。

それは創造的ではないと思うのです。


マフラー、スカーフもいちおう整理




そして、今日の夕方
ふっと思いついて
今まで一度も開けなかった
クローゼットの中の引出しを開けたら
そこにブーツがありました!

ここはリトミックの教材
をしまってある引出しなので
まさかそこにブーツを入れるなんて
自分でも思っていなかったんです。

乳酸菌飲料の空き容器で作ったマラカスが
入っている引出しでしたけど。

マラカスとブーツが同じ引出しって
笑ってしまいますね。
(それぞれ布の袋に入れてます)

ときどき断捨離をして
モノの入れ替えをすると
どの場所に置いたか
忘れてしまうんですね。

昔の記憶はあるけれど
最近の記憶は定着していない。

何はともあれ見つかってよかった~




急に冷えてきて
こちらでもみぞれが降りましたから
これからブーツが活躍しそうです。


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2024年の始まり

2024年01月02日 | 我が家
2024/01/02


明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。





まず、地震のことを。

時間の経過とともに
北陸地方の地震の被害の大きさが
明らかになってきています。

胸が痛む映像が流れてきます。

この寒い時期に住む家、電気、水道
食料、暖房が失われたことは
どんなか怖く、不自由でしょうか。

1日も早い救援、復旧を願うばかりです。

亡くなられた方、怪我をされた方々には
あらためてお見舞い申し上げます。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、年越しの我が家の様子です。

大晦日から息子たちがやってきて
用事を済ませたりしました。

元旦は
おせちと雑煮をいただきました。

息子作の盛りつけです。


お雑煮



午前中は近くのお寺に初詣。




新春の和菓子を買ったので
ひとりづつにお茶を点てて
いただきました。



昨年の年賀状に
「年賀状終いをさせていただきます」
と、書いて出したのですが
何通か年賀状をいただきました。

それがなんとはなしにうれしくて
お返事を書きました。

「年賀状は今年限りにします」の
言葉は添えませんでした。




上の息子が天体望遠鏡を
持ってきていました。

星空を見せてくれるつもりのようです。

大晦日は日中は曇りでしたが
夜にはくっきりと星が見えました。


天体望遠鏡は
大きなレンズを覗くのではなく
タブレットでセットして
画像を見るのです。

ベランダに望遠鏡をセットしました。


こんなに月がくっきり見えるとは
すごいですね。






馬頭星雲までが見えました。



どういうシステムなのか
私の頭ではわかりませんが
今の技術はすごいと思うばかり。

いくら澄んでいるとはいえ東京の空。

家の中にいながらタブレットで
遠くの星空が見えるのですから。







いつも息子たちによって
新しい世界を教えてもらいます。

息子たちの夢も応援したいと思っています。




新年早々、心の痛むニュースが
ありましたが
この1年はどんな年になるのでしょう。

平穏無事であることが
とても素晴らしく貴重なことなのだと
思い知らされたお正月です。

笑顔で暮らせる年になってもらいたいと
祈る年頭の思いです。



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年末の大掃除は?

2023年12月19日 | 我が家
2023/12/19


なんとなく慌ただしい毎日です。
あと2週間で今年も終わるとは驚き。
気分が追いついていきません。


昨日、仕事場で職員さんが
「大掃除な~んにもしてないんですよ」
と言っていました。

私もな~んにもしてないと思ったので
台所の換気扇と風呂釜掃除をやりました。


換気扇の掃除はこのところ年に2~3回。
今年は夏にやったきりだったような。

終わった後の換気扇



一応、顔が映るくらいに
ピカピカになりました。

でも写真では見えていない隅や
フィルターには
取りきれない汚れがあります。

頑張れば落ちると思うけれど
そこまでは頑張らない。


最近、フライパンを使った炒めものや
ソテーを作るようになったので
昔より換気扇が汚れやすくなりました。

それこそ10年くらい前には
炒めものや揚げ物はめったにしませんでした。

カロリー摂取も少ないので
体重も増えませんでしたし
油がないと洗い物も楽でしたよ。

でもやっぱりフライとか
中華料理は好きなんですよね。

そのせいで最近お腹まわりがポッコリ😱 
運動で何とかしなくては。

換気扇掃除は腕をあげる動作も多くて
いい運動になりましたよ。


・・・・・・・





風呂釜の穴より5㎝上まで水を入れて
ジャバを投入。(昨夜の残り湯でもOK)

洗面器や風呂の椅子も浸けておきました。


5分追い炊きをしてから、10分放置。

湯を落としてから
新しい水でもう一度沸かします。

配管から汚れが出て来るかと思ったら
何にも出ずに水も透明なまま。

うちの風呂釜はきれいだったんでしょうか。
それとも、全然効き目がなかったのか。

風呂の椅子についていた石鹸カスは
取れていませんでした。
(いつものようにこすって落とした)

でも99%除菌とあるので
清潔な風呂釜になったのでしょうね。
細菌は目に見えませんから。

この2つの掃除をして
すっかり大掃除は終わった気になっています。


おまけ

きれいになった換気扇の下でさっそく揚げ物。
揚げおかき作り。
パックの切り餅を使いました。

塩と青のりをパラパラかけるとおいしい





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お歳暮のやり取り

2023年12月17日 | 我が家
2023/12/17


お歳暮シーズンです。

毎年の季節の挨拶ですから
お互いに贈ったり、いただいたりの
やり取りです。


京都からは「なり田」の千枚漬けとすぐき漬け



千枚漬けは東京でも見かけますが
すぐき漬けは京都ならではのお漬物です。

乳酸菌発酵で酸みのあるすぐきは
腸活にいい食べ物。




(お借りした画像)


こちらから贈ったものはクリスマスリース。
Creemaで頼みました。


何にしようか、いつも悩みますが
一人暮らしになった義姉(夫の兄嫁)は
食品セットでは
食べきれないかもしれないと考えて
こういうものにしました。

初めてリースを贈ったときには
とても喜んでくれて
玄関に飾った写真をプリントして
封書で送ってくれました。


夫の父が晩年ひとり暮らしをしていたときに
中元、歳暮には食品を送っていました。

亡くなった後に冷蔵庫を見ると
賞味期限の切れた食品が入っており
食品庫には私共がずっと前に贈った菓子が
封も開けずに積んであるのを
見つけました。

ひとり暮らしの人に
食品を贈るのも考えなくてはと
思ったものです。



土岐市の義姉(夫の姉)からは海苔のセットが
届きました。




義姉からはいつも海苔と決まっています。

海苔は好物ですし、必ず食べる食品。
日持ちがするのでいいですね。
誰かにおすそ分けするにも缶なら楽です。

足が悪くてあまり出歩けず
パソコンも見ないという義姉には
海苔と決めているのが楽だと思います。


こちらからは山陰の干物セットを
贈りました。



もともと夫の家族は魚の干物が大好き。

買い物もなかなか大変ですし
ご飯のおかず、酒の肴に重宝するのではと
思いました。
義姉も喜んでくれたようです。


浜松の叔母からは三ケ日みかん


叔母(母の弟のお嫁さん)の実家の山に
あるみかんを
長年送ってくれていました。

今はもう送るほどは作ってないので
買ったものを送ってくれます。

どこでもみかんは買えますが
故郷のみかんは特にうれしいものです。


こちらからはプリンとアイスのセットを
贈りました。



何がいいかと毎回悩むのですが
もう89歳になるので
おかずものよりもおやつになるものが
いいかなと思っています。

硬いものは食べにくいかもしれないので
プリンとアイスクリーム。

アイスクリームは食欲がないときも
食べられますからね。

贈り物選びには悩みつつも
届いたと電話で声を聴くのも
うれしいものです。

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義兄の形見の器

2023年11月29日 | 我が家
2023/11/29


今年の5月、夫の兄の一周忌で
京都の兄宅を夫婦で訪れました。

その時に義姉から夫へ
義兄が愛用していたぐい呑みを
もらってくれないかと言われました。

ただ、そのぐい呑みは欠けがあったので
金継ぎをしてから渡すということでした。


そのぐい呑みが半年たって届きました。



なんと味わいのあるうつわでしょう




どこかに修理を頼んだのかと思っていたら
なんと義姉が自分で半年かかって
修理をしたということでした。


前にも書いたことがありますが
義姉の実家は京都・清水坂の茶碗屋。

さて、器には手紙が添えられ
こんなことが書いてありました。

〈飲み口の釉薬はあまく剝がれやすいので
白漆で直し  ニュウの部分は
漆の上に金粉を撒いてお化粧しています。

11月11日に出来上がりましたが
金粉が落ち着くまで3か月ほど要しますので
春くらいからお使いください。

ぐい呑みの作者は「壺井義統」氏
京大の建築を出られて陶芸家になられた方です。

T(義兄)さんも好きな器で
寒くなると熱燗をよく飲んでいました。
〇さん(夫)に使っていただくことを
喜んでいると思います〉



私は器の知識はあまりありませんが
この手紙を読んで
器を大切にすることとか
それを使っていた人を思う気持ちとか
時間の流れ方とか
いろいろ感じるところがありました。


そしてありがたいことに
私にも小抹茶茶碗を同包してくれました。

「すずめ」がなんともかわいらしく
義姉が気に入ったというお茶碗です。




雀がかわいらしい。
雪の粒があちこちに浮き出ているんです。
こんな絵がらのお茶碗は見たことがありません。

真っ白ではなく
あたたかみのある白で
肌の感じもなめらかです。

後ろ側



これでお抹茶を点てて飲んでくださいと
宇治抹茶の缶も添えられていました。

素敵なうつわでとてもうれしい。
大切に使おうと思います。


昨年、義兄の葬儀のときにも
義姉から湯呑と白いぐい呑みを
いただきました。



大ぶりの立派な湯呑です。


こちらは青みがかった白焼


肌合いが優しいのです




京焼のうつわは趣きがありますね。

手で持ったとき、口に触れたときに
その質感がなんとも優しいうつわです。

うつわは使ってこそのもの。
大事にしまっておくのはもったいない。

日常的に使ってこそ、生きるものですね。


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