はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

仙台公演 心の片隅で

2019年06月03日 | フィギュアスケート
2019/06/03


羽生さんの演技の感想となると逡巡してしまって、書きあぐねて。

もちろんよかったし、この目で見られて幸せだったけれど、それだけではない、一抹の悲しみも受け取る。
公演全体はほんとうに楽しみましたけれど、いつの頃からか、羽生さんの中に「演じることを心から楽しむ」時期はとうに過ぎてしまって、無理をしていると感じられるのです。

足が万全でないのか、注目度の高さと、高い演技を求められる重圧、一瞬も気が抜けないほど一挙手一投足を見られる不自由さなのか。笑顔の裏に疲れているようにも感じられます。

私だけの勘違いでしょうか。どうして私はそう見えるんだろう。
他のファンの人たちはそのことを感じないのだろうかと、最近はいつも思ってます。

そんなことはわかっていても、口に出すのはスマートでない、誠心誠意楽しませてくれるなら、「よかったよ」、「楽しかったよ」と言うのが礼儀だ、ということなのかしら。


マスカレイドの感想を書いておきましょう。
私の席は昨日書いたようにステージのそばで、演じられるのがショートサイドに近いところなので、どちらかといえば背中の演技を見ることになりました。

オペラ座の続編という意味合いで、決別がテーマなんでしょうか。大人になった、かっこいいお兄さんでした。
でもね、この前も書いたけれど、力が入り過ぎているような感じを受けました。

私は軽やかだったり、きれいなものや爽やかなもののほうが見ていて好きなんです。
私だけでなく、みんな喜びを得たいと思ってショーを見に来ているので、そんなものを見たいなあと思います。


昨年冬頃から、考えることがどうもネガティブ感が抜けない。私自身は感度のアンテナは悪くないと思っているのだけど。

こういうことを書くのもなあと思って、いつも下書きにしておいたり、思いを打ち消していましたが、なにか書こうとするたびに沸き起こる気持ち。

まあ、心配性のお母さん目線ということで。
逡巡しつつ、ともあれ、自分の気持ちとして記しておきます。


コメント
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