2021/09/27
サントリーホールで行われた「とっておきアフタヌーン」にいってきました。
テーマは「心の旅路 ― 胸に迫る浪漫とノスタルジア」
プログラム
・ラフマニノフ: パガニーニの主題による狂詩曲 作品43
ピアノ:福間洸太朗
・グリーク: 組曲「ペール・ギュント」第1番 作品46/第2番 作品55
ナレーション:森田順平
演奏:日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:田中祐子
パガニーニの主題による狂詩曲はピアノが福間洸太朗さんです。
ステージに福間さんが登場したときには、「福間さん 久しぶり」。
この前、福間さんを見たのはいつだったか。調べたら、2020年1月に東京芸術劇場で東京ニューシティ管弦楽団との協演を見てました。
福間さんはずっとベルリンにいらしたようで、コンサートのために戻ってきたようです。
迫力ある素晴らしいピアノでしたよ。
出だしを聴いたときに、ぱっと羽生君が思い浮かびました。私がこの曲を意識して聴いたのはフィギュアスケートからなんです。
15歳の羽生君が世界ジュニア選手権で優勝した時の曲ですね。あの水色の衣装(お母さんのお手製かな)を着た羽生君のポーズまで思い浮かびました。
アンコールは、チャイコフスキーの「金平糖の踊り」。ファンタジックなキラキラした可愛い曲です。
福間さんの出番はここまで。
後半の「ペールギュント」は俳優の森田順平さんがナレーション。森田さんの語りは巧みで、物語によく入り込めました。
指揮者の田中祐子さんはとても素敵な方で、このコンサートはおしゃべりも交えながらの進行で、お話も楽しかったです。
今回の席はステージの左上の2階席。チケットを買ったのがかなり前だったので、またステージ上の席を買ってしまったんですね。
今回はオーケストラの全体と指揮者の田中さんのお顔が上からよく見える席でした。福間さんは背中だけ。
この席からだと、最後列の打楽器がよく見えて、興味深かったです。「ペールギュント」では、打楽器の出番が多かったので、ずっと見てました。タイミングが難しいだろうな~とか、強弱つけるのも難しいだろうな~などと思いながら(素人なので)。
こんなふうに見える席でした
お話をまじえながらのコンサートは肩の凝らない感じ。
私には、午後2時くらいの開催がうれしい。
コンサートといえば午後7時の開演が多いですが、そうするとコンサートホールに出向くのは、夕方のラッシュ時。終演後は9時をまわるので、家に帰りつく頃には、人通りも減った暗い夜道を歩くので少し怖いのです。
アフタヌーン・コンサートだから、暗くならないうちに帰れるのがうれしいです。