2024/04/03
28年間使っていた
YAMAHAのクラビノーバを処分しました。
古い型なのでフロッピーで
録音できるのが便利で
よく録音して練習に使っていました。
フロッピ―だけ持って行って
会場で再生することもありました。
静岡時代はグランドピアノだったのですが
こちらのマンションに引っ越す際に
マンションが楽器禁止だと知って
グランドピアノを処分して
消音、録音機能のついたアップライトに
買い替えたのでした。
アップライトピアノにも録音機能があるので
そちらを弾くことのほうが多くて
フロッピーがすたれてからは
クラビノーバを弾く頻度は
少なくなっていました。
でもときどき使っていました。
先日、電源を入れて弾いてみると
音が出る鍵盤と、出ない鍵盤があったり
急に音色が別のものに変わったりすることに
気がつきました。
ちょっとしたショックでした。
考えてみれば1996年から28年間も使い
引っ越しで運んだりもしています。
故障というより、もう寿命でしょうね。
アコースティック楽器の寿命は長いですが
電子ピアノは電化製品ですから
寿命が来るのも仕方のないこと。
すぐに処分を決めました。
区の粗大ゴミセンターに訊いてみると
電子ピアノは大きさ、重さによっては
引き取れないものがあるとのこと。
その場合はピアノ引き取り業者に
依頼してほしいとのことでした。
マンションのゴミ置き場まで
自分では運んで降ろせないというと
取りあえず引き取れるかどうか
見に来てくれることになりました。
そして昨日、清掃事務所の方が
2人で来てくれました。
部屋のドアから曲がって
狭い廊下に出せるかどうか…
あまり若くない作業員さん方は
75㎏のクラビノーバを一生懸命
持ち上げて運んでくれました。
腰を痛めないか
こちらが心配になってしまいます。
しかし、無事に玄関から出して
エレベーターに乗せて
エントランス前に止めた小型トラックに
積み込むことができました。
ホッとして、作業員さんには感謝でした。
引き取り料は2,300円でした。
たくさん弾いた思いが詰まっているので
別れはちょっとセンチメンタルな気分になりました。
今まで、いろいろな音楽を
ともに楽しんでくれたクラビノーバ。
28年間お疲れ様でした♪