はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

角野隼斗さんコンサートツアー KEYS 所沢公演

2024年02月12日 | コンサート
2024/02/12


角野隼斗さんのコンサートツアー
「HAYATO SUMINO CONSERT TOUR 2024 KEYS」
は1月31日の仙台を皮切りに
全国で22公演。

2月11日の所沢公演で7公演目です。

首都圏では初の公演となるので
SNSに上がってくる評判を見るにつれ
早く行きたいなと楽しみにしていました。

所沢のミューズアークホールは
初めて入りましたが
素晴らしいホールでした。




ツアーの「KEYS」ですが
「キー」とは鍵盤のこと。
音の高さもキーといいますね。

鍵盤楽器の可能性を広げるという
テーマのコンサートだそうです。


プログラム 

J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
モーツァルト:ピアノソナタ 第11番 イ⻑調 K. 331「トルコ⾏進曲付き」
⾓野隼⽃:24の調によるトルコ⾏進曲変奏曲

休憩

⾓野隼⽃:⼤猫のワルツ
ガーシュウィン(⾓野隼⽃編曲):パリのアメリカ⼈
ラヴェル(⾓野隼⽃編曲):ボレロ


まだ15公演ほどありますから
あまり感想を細かく書くのも
ネタバレになるかと思いますので控えます。

いつもながら
工夫がいっぱいで
自由な発想がとてもおもしろい
コンサートでした。

前半はバッハ、モーツァルトという
クラシック曲。

でも、その中でも即興かと思わせる
装飾音などが散りばめられていて
楽譜どおりのクラシック曲
というわけではないのが
意表をつかれました。


これらの曲が作曲された時代は
即興を交えながら
弾くこともあったそうですよ。


私ごとですが、静岡時代に
モーツァルトのピアノソナタ 第11番を
ずっと練習していたことがあって
それからずいぶん長い間
弾いていなかった曲ですが
「ああこう弾くのか」とか
「こう弾けばよかったんだ」
と、とても懐かしく感じました。

モーツァルトってこんなに無垢で
無邪気な曲を書くのだから
性格もきっとこのとおりなんだろうなと
あらためて演奏を聴いて感じたことでした。


24の調によるトルコ⾏進曲変奏曲は
メジャーとマイナーの24の調による変奏曲。

まあ、何と多才でしょうね!
目まぐるしく変わる調で弾きこなすって。





後半はいろいろな鍵盤楽器が
舞台に登場してきました。


グランドピアノ
トイピアノ
鍵盤ハーモニカ
アップライトピアノ
チェレスタ

これらの楽器をフルに使って
音色の変化をも楽しみながらの演奏。

いつもながら
創意工夫が素晴らしいです。

チェレスタから
パッと180度振り返って
間髪を入れずにグランドピアノを
弾くという素早い動作はすごいです。

もう曲芸なみ(笑)

でも
そんな曲芸並みのことをしていても
それがとても高度なことであるのが
わかっているので
品のよさを感じたんですよ。

アンコールは自作曲と
撮影OKなキラキラ星変奏曲。

アンコールの自作曲は
お楽しみになると思うので
詳しくは書きませんが
坂本龍一氏へのオマージュを
感じてしまったのでした。
(あくまで個人の感想デス)


「スマホ撮影OKです。SNSにたくさん載せてください」


角野さんのコンサートには
いつもながらの自由な創意工夫と同時に
集中力の高さと熱意を感じたのでした。

満席のホールは歓声やら口笛(指笛かな)
に包まれていましたね。



16時開演で18時10~15分頃に終演でした。

この時間に家路に向かえるのは
女性にとってはありがたいことでした。



 

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