はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

『ロシュフォールの恋人たち』の色

2018年04月08日 | 映画
2018/04/08

古い映画の話です。
先日、NHKBSシネマで「ロシュフォールの恋人たち」を見ました。

この映画は見たことがなかったけれど、フィギュアスケートでこの曲名を聴いたことがあったので、どんな映画なのか知りたかったのです。この曲は町田樹君が2014~2015年頃に使っていた。

1967年のフランス映画で、ミッシェル・ルグランが音楽を担当しており、カトリーヌ・ドヌーブと実姉のフランソワーズ・ドルレアックが双子の姉妹という設定で主役を演じていた。

もっとも目を瞠ったのは、映画の中の色づかい!
なんと素敵な色の使い方なんだろう

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旅芸人のエチエンヌとビルの服の色も
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テレビの画面撮りなので色がよく出ていないけれど、ラベンダー色ときれいなピンク
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出演者の服の色はもちろん、建物の窓枠、店のインテリア、車の色、街を歩く人にも気を使っている。

建物の窓枠のピンク 
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これらの色づかいがフランスらしくて、おしゃれなこと。

話は変わるけれど、2012年にパリに行った時、ラデュレの店のウィンドーがラベンダー色で、素敵だと思いましたよ。
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最近はこの色が日本でも流行りだけど
それまではあまり使われない色。


この頃のカトリーヌ・ドヌーブって、ものすごくきれいです。
中年になったら、貫禄のある女性になっちゃったけれど。
お姉さんのフランソワーズ・ドルレアックは、このあと25歳で交通事故死してしまったのね。なんという若い死。
そんな目で見ると、フランソワーズにはどこか影があるような気がして。


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