はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

国立西洋美術館『自然と人のダイアローグ』展

2022年06月22日 | 美術館・博物館
2022/06/21


上野の国立西洋美術館の
リニューアルオープン記念の展覧会
『自然と人のダイアローグ』を見てきました。

国立西洋美術館は改修工事のため
1年半休館していましたが
4月9日リニューアルオープンしました。




1959年創建当時の姿に近づけるように
したそうです。




「ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館
の協力を得て、自然と人の対話から生まれた
近代美術の展開をたどる展覧会」とのことです。

日独の美術館のコラボレーション企画です。




フォルクヴァング美術館は
カール・エルンスト・オストハウスという人の
個人コレクションから設立されており
国立西洋美術館は松方幸次郎のコレクション
をもとに設立されています。

国立西洋美術館が松方幸次郎のコレクション
だったと聞くと、文化芸術に対する見識とともに
これだけの作品を買った、その財力にも驚きますね。



(モネの「睡蓮」)

モネの睡蓮は、どのくらいあるんでしょう。


印象派、ポスト印象派から
20世紀絵画までのコレクションです。

この展覧会は多くの作品が撮影OKでした。
以前だったら、撮影禁止がほとんど。

私は前から来場者が作品をスマホで撮って
SNSでアップすれば
何よりの宣伝効果になると思っていましたが
日本でもだんだんOKになってきましたね。


ここに載せている作品は私のスマホ撮影です。


(ルノアールの「風景の中の三人」)



(モロー 聖なるぺリ(象)」



でも撮ることに夢中になると
この目で絵をしっかり見ることを
忘れがちになります。
撮るのもほどほどにしなくては。



(モネ ウォータールー橋)

この展覧会の音声ガイドナビゲーターは
声優の駒田航さんと
ピアニストの福間洸太朗さんなんです。

ガイド音声の背後に流れるピアノの音は
福間洸太朗さんの選曲・演奏。

バッハの「羊は安らかに草を食み」など。
静かでとても心が落ち着きます。



(セザンヌ 「ベルヴュの館と鳩小屋)


展覧会に行って絵の前に立つと
(懐かしい~)という気持ちが
沸き起こることがあります。

ヨーロッパの16世紀の風景でも
行ったことも見たこともないのに
なぜか懐かしく感じます。


絵の世界に入っていく感じがして
画家はこの風景が好きだったんだろうなあ。
だから、ここを描いたのだと思ったりします。



(ゴッホ 「刈り入れ」)





(ポール・ランソン 「ジキタリス」)



おみやげにミュージアムショップで
カメオのペンダント買ってしまいました。










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