2022/11/01
ラジオを聴いての感想。
TBSラジオの荻上チキさんの番組に登場した
海猫沢メロンさんというライターさんのお話です。
私はこの方のお名前を初めて知ったのですが。
メロンさんは
Netflixのアメリカの番組「100人の回答」
という番組を紹介していました。
どの世代が一番幸せで、能力が高いのか。
20代から60代までのグループで
共同作業をしてもらい調べたのです。
このお話がおもしろかったので
ここに書いておきます。
私は登録していないので見ていませんが
リンクを貼った番組のようですね。
この番組、とても面白そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/46/cc7d2503dc38111c3fb8f9771b54970f.jpg)
さて、共同作業というのは
イケアの家具を組み立てること。
一番能力が高かったのは20代。
生物学的にもピークの年代ですよね。
次に高かったのは意外にも60代。
体力は衰えてきているけれど
協力できたりコミュニケーション力があるため。
40代は一番低かったそうです。
40代というのは体力が衰えてきていて
仕事や家庭でもストレスの多い年代です。
話を聴いていて
私は流動性知能と結晶性知能
という言葉を思い出しました。
流動性知能とは、新しい情報を獲得し
それを素早く処理・加工・操作する知能です。
暗記力・計算力・直観力など。
25歳ごろにピークとなります。
結晶性知能は
経験や学習などから獲得していく知能です。
洞察力、理解力、批判や創造の能力といったもの。
経験や学習によって20歳以降も上昇します。
20代と60代の能力が高かったのは
まさしく2つの知能
流動性知能と結晶性知能の働きを示していますね。
体力の衰えを経験知が補うことはあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/de/ffa3cc69ce9e5d89daeb39cf2888c145.jpg)
幸福度は人とうまくやれるかどうかが
大きいという研究結果があるそうです。
人とうまくやれるか、というのも
結晶性知能=経験がものをいうところも
あるように思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/30/2797d6b9e22e193bf39dd4f06b056b29.jpg)
40代くらいの人は体力が下降気味で
環境的にもストレスの多い年代だ
ということを自覚し
そして年を経ていけば
幸せ感が増すということを知っておくと
歳を取ることに希望が持てる
かもしれませんね。