はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

キリキリは「キリギリス」?「こおろぎ」?

2023年10月01日 | 
2023/10/01


今日から10月。

やっと秋らしさを感じるようになりました。

さて、10月に入って
皆さんのお住まいの所では
虫の音は聴こえていますか?

我が家のほうでは
だいぶ少なくなってきたようです。

9月中には童謡「虫の声」を
リトミックでよく歌いました。


この歌の2番の歌詞は

 ♪ きりきり きーりきり きりぎりす
がちゃがちゃがちゃがちゃ くつわむし
後から うまおい おいついて
ちょんちょんちょんちょん スィッチョン
秋の夜長を なきとおす
ああ おもしろい虫の声 ♪



きりきり きーりきり きりぎりす
の部分ですが、楽譜によって
きりぎりす」になっているものと
こおろぎ」になっているものが
あることに気づきました。


私は会場で歌うときには
大きな紙に歌詞を書いたものを出して
使っています。


最初、「こおろぎ」と書いていましたが
あるときに、なにかで見た歌詞では
きりぎりす」となっていました。


あれ?間違えてしまった(汗)
と訂正しました。


ところが、また
You Tubeで聴いた歌では
こおろぎ」と歌っていて
どちらが正しいんだろうかと思ったのですよ。


実際の虫の声を
聞いてみたらわかるんじゃないかしら
と思って動画を調べました。


この童謡に出てくる虫の声を
録音している動画がありました。

(こおろぎは1:00頃から)

童謡(唱歌)「むしのこえ」に登場する鳴く虫5種類
(動画ありがたくお借りしています)

この動画を聴いたらすぐわかりました。

きりきりきりきり、と鳴くのは
こおろぎでした😃 




虫の声を文字で表わすのは難しいですが
きりぎりすの声は
ジーン ジーンという感じでしたね。





マツムシ、クツワムシ、ウマオイの声も
聴いて、納得でした。

虫の姿も確認できるし
なかなか興味深い動画でした。


この童謡は1912年(明治45年)の
尋常小学唱歌に掲載された文部省唱歌です。


初めはきりぎりすで出ていましたが
その後、こおろぎに替えられたようです。

取り違えというよりは
きりぎりすをこおろぎと呼ぶ時代や
地域による違いがあったようですね。


動画の虫の声を聴いていたら
生活の中に虫の音があった
子どもの頃のことを思い出しました。

子どもの頃は草むらで虫を捕まえたりして
いたんですよ。


そして静岡時代
知り合いの方から「スズムシ」をもらって
夏の間、家の中に虫かごを置いて飼っていました。

スズムシのいい声が響いていたことも
思い出しました。






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