はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

国立新美術館『ファッション・イン・ジャパン 1945-2020 流行と社会』

2021年07月27日 | 美術館・博物館

2021/07/27

 

六本木の国立新美術館で開催中の『ファッション・イン・ジャパン 1945-2020 流行と社会』を見てきました。

https://www.nact.jp/exhibition_special/2020/fij2020/

 

洋服を基本とした日本ファッションの黎明期から最先端の動向を、社会的背景とともに紐解く展覧会。

戦後の日本におけるユニークな装いの軌跡を、デザイナーサイドと、消費者サイドの双方向からとらえ、新聞、雑誌、広告など時代ごとに主流となったメディアも参照し概観しています。

戦後から現代、そして未来のさまざまな服が展示されていて、まず見ていてきれいで、個性的な珍しい服もあって見ごたえ充分でした。

昔のシンプルでオーソドックスな服は、少しも古さを感じず、今でも着られそうな形です。

東京オリンピックの日本選手団のユニフォームも展示されていましたよ。

1970年代は、日本人デザイナーがパリコレに進出した時代。

森英恵さんの服はどことなく雰囲気が懐かしい。若くて貧乏なとき、思い切ってコートやアンサンブルを買ったのも懐かしく思い出しました。

森英恵さん 着物風ドレス

 

日本のデザイナーがパリコレに出るようになってからのファッションは、アイディアが斬新で楽しい。

コシノジュンコ、高田賢三、ヨージ・ヤマモト、川久保玲、三宅一生、山本寛斎…いろいろな有名デザイナーが輩出した時代だったと思います。

一番目をひいたのは、山本寛斎のジャンプスーツ。1973年当時、デビット・ボウイが着てます。

(お写真お借りしています)

 

 

最近のファッションは、性別やTPOによる区別がなくなってきているようです。形も素材もこだわりがなっているように感じました。

サスティナブル(持続可能)な社会が目指されるようになって、シンプルなスタイルや、ユニクロのような安価なファストファッションが主流になっているそうです。

 

会場は撮影禁止で、一部OKだったのですが、私はどこがOKだったのか見落としてしまったので、会場内の写真はありません。

こちらは公式サイト動画からのスクショです。

パッチワークのかわいいスカート。今も着れそう。

 

新美術館は外側の曲線のフォルムがかっこよくて好きです。黒川紀章氏設計。

 

内部もガラスを使って、開放的で明るい。

窓辺で一休み

暑くてバテ気味。

最近は、展覧会はどこも前もってスマホで時間を決めて予約、事前購入。時間が決まっているので、頑張って行きました。

会場は若い人が多かったです。ファッション関係の人たちなのかな。

6月9日~9月6日まで開催中です。

 

 

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