コロナ、ウクライナ、物価高などいろんな問題を抱えたまま新しい年が始まりました。
特にウクライナの戦いは今後の世界平和を根底から覆すことも考えられます。言論を統制した裸の王様的な独裁者は、他にも何人か見られます。是非とも早期に平和的な解決を期待したいと思います。
さて、年末の撮影ですが、明るい春を告げる花をご紹介いたします。
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偕楽園では早咲きの梅がぽつぽつと花を咲かせています。地球温暖化のせいか年ごとに早くなっているような気がします。
常磐線の車窓から見える偕楽園標柱脇の「八重冬至」は、早咲きの標準木みたいな一本です。
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図鑑では野梅系で正月用盆栽に適した結実品種と出ていました。
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紅梅の早咲き代表といえば、この「八重寒紅」です。
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野梅系、正月用早咲き品種の代表花、雌しべは退化して不結実とウメの品種図鑑からの引用です。写真でも確かに雌しべが見当たりません。
偕楽園では冬なのにひっそり咲いている桜もあります。
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表門にある「十月桜」は十月ころに開花し、その後4月まで咲き続けますが、さすがこの時期になるとさびしい咲き方です。
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見晴らし広場の「二季桜」は、春と秋の2回咲きますが、霜に耐えた花が少し残っていました。
昭和47年、水戸市がこの苗木を桜田門外の変の不幸を乗り越えて親善都市になった彦根市に贈ったものが、彦根城で毎年花を咲かせているそうです。
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町内の土手の水仙は、南向き斜面のせいか毎年この時期に花を咲かせます。
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冬空に暖かい毛のコートに包まれたような木の芽も大きくなりなりました。この冬芽を保護する硬い葉は鱗片葉(りんぺんよう)といい、モクレンやコブシに見られるそうです。
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顔を出した庭のフクジュソウ(福寿草)の蕾に、ウクライナの黄色が見えてきました。
早く平和が訪れるといいですねとつぶやいているようです。
また一つ馬齢を重ねてしまいました。
拙いブログで更新間隔が空いてしまうかもしれませんが、もう少し続けてみようかと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。