山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)する・・・単独登山多し、山をテーマに限定した時々気まぐれ日記です!

道内ふるさと100名山 第5話 義経伝説のある乙部岳 

2014年08月19日 | 道内ふるさと100名山

第4話に掲載した「江差町」の隣町にある乙部町。この町に乙部岳(1017m)通称「九郎岳」がある。江差町の元山や高台などからもよく見える、子供の頃から見慣れた山である。道南の山にしては雪解けが遅く6月上旬まで雪が残る。渡島半島の分水嶺の山である。山名は牛若丸の九郎判官源義経に由来している。道内には義経が生き延びて蝦夷地に渡ったとのいくつかの伝説があるが、江差町や上ノ国町など道内各地に義経伝説は多い。本別町の義経山(294m)も有名だ。学生の頃に一度、車道を経て姫待峠から乙部岳に登った記憶があるが、昨年、乙部岳町民山開きに参加し二日酔いの中、同僚らと正規のルートで登った。さすがに前日の深夜までの深酒は急登にこたえたが、途中、霧が晴れ、最高の天気となった。乙部町登山愛好会の萬木英光会長が「行者穴ルート」と「祠ルート」の車道歩きを車で送ってくれて、時間短縮できた。たったそれだけでも気分的に嬉しかった。登り3時間半、下り2時間の、のろまなカメ歩き登山となってしまったが。九郎岳神社奥宮本殿を訪れるなど歴史巡りも楽しめた。いつか残雪期には、隣接の九郎岳(969.7m)まで歩いてみたい。さて、この山を機に同僚のA氏は登山にはまり、毎週末どこかに出かけている山男となってしまった。

乙部岳 地図山開き拝礼行者洞頂上遠くに遊楽部山塊九郎嶽社


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